議院運営委員会 第2号
- 発言数
- 68 件
- 登壇者
- 11 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1950/07/13
会議録
○委員長(左藤義詮君) これより運営委員会を開会いたします。先だちまして一言御挨拶を申上げたいと思います。今回私図らずも議院運営委員長の御指名を頂きまして、微力な者ではございまするが皆様の御援助によりまして公正、明朗な議院の運営のできまするように何とぞよろしくお願い申上げます。
○議長(佐藤尚武君) 私からも一言御挨拶を申上げたいと思います。この度図らずも議長といたしまして再選の光栄に浴すことになりまして、私自身非常に感激いたしております。再び選出されましたということは、第七国会を通じまして私が議長の職席を汚しておつたわけでありまするが、その議長のやり振り、たびたび失敗を演じまして、議院運営委員会で御迷惑をかけたことはあつたといたしましても、その根本の方針に対して、参議院全体として御異議がなかつた結果、私に再度の議長を勤めさせるという、そういう気持におなりになつたことと、我田引水のようではございまするけれども、自分といたしましては、そういうように解釈するのでございます。私が第七回国会を通じまして、自分の根本義として堅持しておりましたことは、一党一派に偏せず、中正な立場を保持して、そうしてこの参議院の運営をやつて行きたいということに盡きておりました。又参議院の事務局といたしましても、私が主宰している事務局といたしましても、これは一党一派の事務局では断じてなく、参議院の事務局であるという立場を堅持すべく事務総長以下にそれを極力頼んで参つたのでございます。そういうことが本会議において同僚諸君の容るるところとなり、今後も又その方針で以て佐藤に続けさせて行こうという、そういうお気持であつたればこそ、私が再選の光栄に浴したことと自分では解釈しているのでございまして、かるが故に、私が今次以後の参議院におきまして、ますますその方針を堅持いたしまして、今まで足りなかつたことは、自分自身一生懸命になりまして、これを補充し、そして皆さま方の御期待に副うべく努力をいたしたい、そういうふうに考えております。只今委員長から、この議院運営委員会におきましても明朗な議院運営委員会を作り、そうして議事を進めて行きたいという、そういう希望をお洩らしになりました。私自身もまさにそういうふうに考えておるのでございまして、微力ながらそういう意味合を以ちましてこの参議院全体の運営に当つて行きたい、そういう気持を持つております。つきましてはこれは後日又改めて打ちとけた席で以て忌憚のない御意見を伺い、そうしてこの参議院の運営に当りたいと思うことが一ことあるのでございまするが、それは外でもございません、弥次を飛ばすということが如何なものかということでございます。議長席から見ておりまするというと、いろいろな問題が起きましたときに、たびたび弥次が飛びます。そうしてその弥次の大半は議長席から見ましていらない弥次であります。全く議場を單に混乱させるという結果に陥る弥次であるか、さもなければ参議院自体の権威を失墜するような弥次であるか、そういう弥次が大半を占めていると思うのであります。これは実は私第一回参議院の運営委員会に出ておりましたが、その際に私が初めて発言をいたしましたことは……私は運営委員会の一員、緑風会の一員として出ておつたわけであります。最初の私の発言は参議院は参議院らしい態度を持たなければならん。そのためには衆議院のような、ああいうし振りは参議院に移してはならない、従つて参議院においては、弥次を飛ばすということは極力愼んで行かなければならない、各派にお帰りになつて、そうしてこのことを十分お打合せになつて、そうしてお互いに愼んで弥次を飛ばさないということに行きたいものであるということを発言したのでありまして、その当時の議院運営委員会は、満場一致これを採択せられ、そうして各会派に持ち帰りますというお約束を得たのでございます。併しながら余りときを隔てることなくして、すでにその私の希望が裏切られまして弥次が飛ぶようになりました。最近におきましては、だんだんそれが衆議院なみに移行して行くように見受けられるのでございます。これは昨日も私が申しました通りに、参議院は参議院らしい参議院として立つて行きたいという、そういう希望から申しまするならば、多分にこの点は考慮せられなければならん問題であるかのように思うのでございます。この席におきまして、この問題についてかれこれ御決議を願うとか、意見の交換を願うとかいうのではございません。他日の問題といたしまして、これは再度御考慮を願うこととなると思うのでございまするけれども、併し私が再任に当りまして、第八回国会以後の参議院をお引受けいたしまするにつきましては、この点深く留意される問題で、皆様方におかれましても、その点について十分のお考えを願いまして、又各会派にお帰りになりましても、その点できるだけの意見の交換をなされた上で、改めて他の機会にこの問題を御審議願うことにいたしたいと思います。初会の議院運営委員会に臨みまして私から御挨拶を申上げまするこの機会に、この点を併せて皆様方のお考えを汚すような次第であります。実は私自身勉強も足りませず、今までの数ヶ月の経験もまだ浅いのでございまして、今後いろいろな重要な問題に遭遇しまして、皆様方の御期待に副いかねるというようなことにならんとも限りません。その際には御遠慮なく、又忌憚のない御意見をどしどしお聞かせ下さいまして、そうして私に対して鞭撻をお加え下さるように、これはひとえにお願い申上げる次第でございます。皆様方の御協力を切にお願い申上げます。
○副議長(三木治朗君) 私は図らずも今度の副議長の選挙に皆様方の御支援によつて副議長に当選さして頂きました三木治朗でございます。名議長と言われる佐藤さんの驥尾に付しまして、皆様方の公僕としてできる限りの努力をいたして参りたいと存じております。至つて至らないものでございますが、何とぞ今後よろしくお願い申します。
○山下義信君 只今左藤新運営委員長の御挨拶、それから正副議長の誠に御丁寧な御挨拶、特に議長の御挨拶の中に、非常に我々に対して考えなければならんことを述べております。今後の参議院の在り方というものについて御注意もあり、又御要望もあつて、大変結構なことだと思います。我々といたしましては、要するところ国会法の定むるところ、根本を申しますれば憲法の規定するところ、国会法の意図するところ、参議院規則に基く合法的な運営が、最も正しい議院運営の骨子であると考えております。それ以外の一つの風格といいますか、いろいろな一つの傾向が出て来ますることにつきましては、又大いに研究、審議する点もあろうかと思いまするが、只今の御挨拶の中に、弥次について今後どういうふうにやつて行くか、各会派においても研究し、審議せられることを提案するという御言葉がありました。委員長においてこれは議運の問題として一応御決定置きを願つて……本日の日程にお入れ願いたいと思います。
○議長(佐藤尚武君) 只今私が申しましたのは、私の気付きの点を皆さん方の御参考と申しまするか、それまでにとめる意味で申上げたのでありまして、本日の議院運営委員会にこれを取上げて、どうのこうのということじやなかつたのであります。それは私は先程はつきり申したつもりでおりましたけれども、若しその点において誤解があるとしましたならば、それは議場の整理という上から申しまして他日の問題としてこれをお考えおきを願いたいと、こういう意味でございます。改めて私から議院運営委員会に持ち出すかどうか、それも自分としても決めておりません。のみならず先程も申しました通りにこれは懇談会か何かの席でお互いに腹蔵のない意見を交換し合つて、そこに何がしかのものを求めるということの方がいいじやないかと自分は考えておる次第でありまするから、本日の議院運営委員会の議題としてお取上げになるとか、或いは近い議院運営委員会の議題としてお取上げになるということは、私としても考えておりません。
○山下義信君 よく分りました。議院運営委員会でも御審議願うように提案するというようなお言葉でありましたが、御趣旨は了承しました。こういうことは只今議長のおつしやつたように別の機会に、懇談のときに打ちとけて話合つていろいろ考究すべき問題であろうと思つております。幸いそういう御意見でありますので、よく了承いたしました。
○委員長(左藤義詮君) それでは本日の議題に入りますが。
○中村正雄君 議事に入る前に、今度は新らしい議院運営委員会でありまして各会派の委員も殆んど変つておりますので、一通り自己紹介をやられた方がよいかと思います。
○委員長(左藤義詮君) それでは速記を止めて。 〔速記中止〕
○委員長(左藤義詮君) 速記を始めて。それでは施政方針演説について政府の申出がございましたので、日時等について御協議願いたいと思います。
○事務総長(近藤英明君) 本日内閣総理大臣から議長宛に「明十四日貴院会議のはじめにおいて、本大臣が施政の方針に関し演説をいたしたい。右国会法第七十條によつて通知する。」というので、施政演説の発言の通告が参つておりますことを御報告申上げます。
○兼岩傳一君 明十四日何ですつて……。
○事務総長(近藤英明君) 明十四日貴院——貴い院ですね、貴院会議のはじめにおいて本大臣が施政の方針に関し演説をいたしたい、かような申出でございます。
○委員長(左藤義詮君) 如何でございますか、日時等について。 〔「了解々々」と呼ぶ者あり〕
○委員長(左藤義詮君) 御意見は。 〔「意見も何もない」と呼ぶ者あり〕
○山下義信君 日程に組んだらいいでしよう、了承。
○委員長(左藤義詮君) 時間は。
○中村正雄君 政府の希望があるでしようから初めに決めたつて困る。
○委員長(左藤義詮君) それではお任せ頂きます。 —————————————
○委員長(左藤義詮君) 次に施政方針演説に対する質疑が当然あろうと思いますが、この日時、或いはその時間、総時間、各派の割当順位、このことについて皆さんに御相談いたしたいと思います。
○中村正雄君 十四日に施政方針演説があれば質問演説は定例によりまして、十五日の午前十時からの本会議にやつて頂きたいと思います。、そうして質問時間につきましては一応先例がありますので、今度は会派の人数も変つておりますから、一応事務局から先例の時間をお話し願いまして、それに基いて各会派協議して参りたいと思います。
○委員長(左藤義詮君) 議事部長から御説明申上げます。ちよつと速記を止めて。 〔速記中止〕
○委員長(左藤義詮君) 速記を始めて下さい。
○参事(河野義克君) 国務大臣の演説に対する質疑につきましては、第一国会、第二国会頃と、第六国会、第七国会頃と初めと終りで公式をやや異にいたしておりまして、当初は各会派に人数を割当てておつたわけでありますが、途中から各会派に時間を割当て、その時間の中で各会派のよろしきに従つて何人かがやるということになつておつたのでございます。それでまあ途中は省略いたしまして、初めの頃と終りの頃を申上げます。第一国会におきましては十二人やられましておのおの三十分ずつやられ、当時の比例に従いまして緑風会五人、民主党、社会党、自由党各二人、無所属懇談会一人やられたわけでございます。前国会におきましては、これが時間で計算するようになりまして、当時の第七国会の比例によりまして緑風会が百三十分、自由党が九十分、民主党が九十分、社会党が九十分、それから無所属懇談会が五十分、新政クラブが四十分、共産党が四十分、合計五百三十分——八時間五十分という恰好でやつておつたわけであります。
○委員長(左藤義詮君) 如何でございますか。
○中村正雄君 時間の割振りは懇談会にした方がいいと思いますが……。
○委員長(左藤義詮君) それでは懇談会にいたします。速記を止めて下さい。 〔速記中止〕
○委員長(左藤義詮君) 速記を始めて。只今議題となつております質疑の時間、各派の割当につきましては総時間を三百分といたしまして、自由党は御辞退なさるようでありますので、社会党八十分、緑風会八十分、民主党五十分、第一クラブ三十分、労農党三十分、共産党三十分、かような割当にいたしますこと、如何でございましようか。総計四日間で終りますように予定いたしておりますが、如何でございましようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(左藤義詮君) さように決定をいたします。 —————————————
○委員長(左藤義詮君) 次に議院運営小委員の選任の件についてお諮りいたします。
○小川久義君 各会派の割当の人数を……。
○参事(河野義克君) この議院運営小委員につきましては、昭和十三年十月十二日に本委員会において、国会法第五十五條の二の小委員に関する参議院運営委員会の決定というのがございますが、そこに決定事項として載つておりますのは、必ずしも的確な表現でないところもあると思いますが、主として慣習で今まで確立していると思いますので、数の点をいじればいいと思いますが、その数について按分比例的なもので申上げますと、運営小委員を従来通り十五名といたしました場合に、機械的にこれを各会派に按分比例いたしますと、自由党が五、社会党が四、緑風会が三、民主党が二、第一クラブが一、労農党、共産党が零となります。これを議院運営小委員の各派代表的な性格を重視して小会派にも一名ずつ認めるという計算で参りますと、予め十名から二名を控除して残余の十三名を第一クラブ以上の会派に按分比例いたしますと、自由党が四、社会党が三、緑風会が三、民主党が二、第一クラブが一、労農党が一、共産党が一となります。御参考までに申上げましたが、いずれの方式を採るか御審議を願います。
○小川久義君 今の議事部長の数字のあとの方に賛成いたします。
○委員長(左藤義詮君) 御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(左藤義詮君) それでは議院運営小委員の数を十五名といたしまして、自由党四、社会党三、緑風会三、民主党二、第一クラブ一、労働者農民党一、共産党一、こういうふうにすることに決定いたします。 —————————————
○参事(河野義克君) 尚これに関しましては先に申上げました決定に予備員の項がございまして、「予備員として各会派二名を選任し、小委員に故障ある場合これに代るものとする。予備員は議院運営委員中よりこれを選任する、但し委員より選び得ない場合は委員外よりこれを選任することを妨げない。」となつております。この通り行くといたしますと、現在議院運営委員に五名以上出されておる民主党以上の会派につきましては、議院運営委員の中から予備員二名ずつを予め選定して頂く、それから小会派については議院運営委員以外でも構わないわけで、そこから一人を選定して頂く、こういう恰好になるわけでありますが、この予備員のことも併せて御審議を願いたいと思います。
○中村正雄君 これは昭和二十三年十月十三日の決定通りでいいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(左藤義詮君) 中村君の御発言のように、人数及び予備員を決定いたします。その割当につきまして各派にも御準備ございますか、御準備ができておれば直ぐ決定いたしますが、各党どうですか。ちよつと速記を止めて。 〔速記中止〕
○委員長(左藤義詮君) 速記を始めて……。それでは小委員予備員の選定は後刻発表いたすことといたします。 —————————————
○委員長(左藤義詮君) 次に庶務関係小委員の選任の件についてお諮りいたします。
○小川久義君 庶務関係小委員は各会派一名ということにお願いしたいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(左藤義詮君) 只今小川委員の御発言がございましたが、庶務関係小委員は各会派一名ずつということに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(左藤義詮君) そのお名前につきましては、後刻発表いたすことにいたします。 —————————————
○委員長(左藤義詮君) 次に各委員会の理事の数及び割当に関する件についてお諮りをいたします。
○参事(宮坂完孝君) 常任委員会の理事の選任に関する議院運営委員会の決定(第三国会昭和二十三年十月十三日)一の「理事の数は、各委員会の委員数五名につき一名の割合によつて決定する。」委員五名について理事一名を割当することとなつております。この点につきましては経済安定委員会が只今十二名でございます。それから人事委員会が十三名でございまして、この経安の三名、人事委員会の三名を切り下げて五名にして一名を減すか、それともこの三名三名をおのおの削るか、両方あるわけであります。それについて御審議を願いたいと思います。そういたしまして切り上げることにいたしまして数を割当てて見まするというと、別紙の左側の表でございまするが、総計七十五名というふうに相成るわけであります。それは切上げた方で計算いたしました。それから二の件につきましては、各会派の割当は、理事総数を各会派の比率によつて按分決定いたします。この点につきましては別紙の右側の欄でございまして、その計算によりますと、自由二十三、社会十九、緑風十七、民主九、第一四、労農二、共産一となつております、計七十五名となつております。それから三につきましては、「委員長を出した会派は、原則としてその委員会については、理事を出さない。」これは原則といたしまして理事を出さないということに相成つておりまするのでありまするが、従来はその原則通りに実施いたしたのでありますが、前国会におきまして、予算委員会におきまして、自由党が委員長を出しておりまして、理事を全然出しておらなかつたのでありますが、委員長、理事の打合会等におきましても、非常に自由党が不便を感ぜられて理事一名を出す、運営委員会と予算委員会におきましては委員長を出しておつても理事を一名くらいは出して置きたい、こういう申出があつたわけでありますが、この点につきまして御考究をお願いしたいと思います。それからその四は「委員長は理事を兼ねない、又一名にて二以上の理事を兼ねないこと。これは全委員会を通じまして一人二役を兼ねないのでございます。以上の点について御審議をお願いいたしたいと思います。尚御審議頂きましてその基準を御決定頂ければ、それについて具体的な委員会につきましては各党代表の方のお集まりを願つて、二、三日来やつて参りました常任委員割当のようにいたしまして御懇談願いたいと思います。
○委員長(左藤義詮君) 只今委員部長から御報告申上げました基準の中で、人事と経済安定、これを切り上げることについては御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(左藤義詮君) 御異議ないと認めます。それはで理事総数を七十五名と決定いたしまして、その按分につきましても……、理事の比率につきましても御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(左藤義詮君) 尚委員長を出した会派は原則として理事を出なさい、これは原則でありますが、二の方を優先して三の方を若干考慮するということについても皆さんの一つ御意見を伺いたいと思います。
○中村正雄君 例になつておりまする第三回国会、昭和二十三年十月十三日の決定の中の一、二、四は異議ありません。三のうち委員長を出した会派は原則として委員会に理事を出さない、「原則として」とありますから例外もあるわけでありますけれども、一応予算と議運だけは例外を認めまして、それ以外は原則をそのまま堅持するという方針で行つて貰いたいと思います。
○委員長(左藤義詮君) 只今の中村君の発言について御意見ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(左藤義詮君) 御異議ないと認めます。 それでは只今委員部長の報告いたしました通りに予算と議運につきましては、委員長を出した会派も理事を出すことがあり得るということに決定をいたします。さよういたしますとこれを各会派に割当てることにつきましては、各会派の代表に一つ御折衝を願いたいものです。その上で各派に折衝して頂きますメンバーをお決め願いたいと思います。
○中村正雄君 それは庶務小委員会で指名いたしたいと思います。
○委員長(左藤義詮君) それではこれからできます庶務小委員会で御折衝を願うことにいたします。 —————————————
○委員長(左藤義詮君) 次に各種委員の割当調整についてお諮りいたします。議事部長の御説明を願います。
○参事(河野義克君) 今ここに各種委員と申しますのは、いろいろな根拠法規によりまして、参議院議員が各種の委員会の委員になつておるものがございますが、それは大体におきましては、当時の勢力に按分比例してできておつたものでありますから、半数改選の後にはこれは再考慮しようということが前国会において決まつておつたわけでありますが、それに基きまして、この委員の割当を再調整する場合、どういうことが考えられるかということについて御説明申上げます。 この各種委員の中、皇室会議議員とか、皇室経済会議議員とか、法律自身によつて特定の議員がこの委員になることが法定されておるものがございます。例えば皇室会議議員、皇室経済会議議員には、参議院の議長、副議長がなるということが法律上明定されております。従つてこれについては按分比例その他の問題はまあ生じないわけでありますから、それを除いたものについて如何に調整するかということを考えてみたいと思うわけでございます。 それで、ここに各種委員調として具体的な名前が書いてあるようなわけでございますが、それは現在の各種委員の方のお名前をそのまま書いたものでございます。それで備考として挙げてありまするものは、現在各種委員の本委員或いは予備員、それがどれだけの人数になつておるかという数でございまして、弾劾裁判所裁判員、両院法規委員を入れて、本委員が三十五人、予備員が十人、本委員と予備員を合したものは四十五人となるのであります。 それから次に各種委員割当基準という表をお配りしてあると思いますが、これは以上申しました四十五人を各会派に按分比例した場合には、どういう数になるかという表でございまして、 一番上欄は予備員を含めた場合であり、真中の欄は予備員を除いた場合であり、一番下の欄は予備員のみの場合であります。それで上欄について申上げますと、上欄のうち、上の方は四十五人を各会派に具体的に按分比例したものであり、下の方は常任委員長の出し方の例に見るごとく、この各種委員を出すについては、その各種委員が四十五人でありますから、四十五人で二百五十人を除して得た数以上の会派でなければならないというような考え方を持つて来た場合の数字の出し方でございます。大体この表については御覧を願えばお分りになるかと思いますので、あとの説明は省略いたします。 それでこの場合考えなければならん点といたしましては、両院法規委員或いは弾劾裁判所裁判員のごとく、その委員の根拠法が国会法自体でありますのと、他の根拠法によるものとを、何らか区別して考える必要があるかどうか、この各種委員の割当の調整を行う場合には何ら区別する必要がないと考えるか、何らか区別する必要があると考えるか。それから本委員と予備員との関係について、何らか価の違うものとして考えるかどうか、或いは、全然価を同じものとして一応考えるかどうかというような問題があるわけであります。それで、前の両院法規委員、彈劾裁判所裁判員というものを、何らか別個に考えた場合といたしましては、若しそういう考え方を採用するということになりますれば、その場合の数字の出し方の表も用意してございますから、お配りする用意もしてございます。大体そういうことで、現在の勢力に比例して、再調整をされては如何かと存じているわけであります。
○委員長(左藤義詮君) 先ずお諮りいたしますが、現在のこの勢力に基いて、再調整をすることの可否を皆さんにお諮りいたします。
○中村正雄君 再調整する必要があると思います。再調整の方法につきましては、前の議題の理事の割当と同じように、庶務小委員会に一任された方がよいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(左藤義詮君) 外に御異議がなければ中村君の御動議のごとくいたします。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(左藤義詮君) 大変沢山になりますが、もう一つ参議院規則改正案が昨日から問題になつておりますが、これの取扱を、委員会の審査を省略いたしますかどうか、この点について一つお諮りをします。
○参事(河野義克君) 只今の議題の参議院規則の改正案は、昨日竹下豐次君外六名の発議を以て提出されたわけで、それを本会議に上程しようかどうかということがここで論ぜられておつて、一日待とうということになつたので、あの論ぜられておつたこと自体が即ち委員会審査省略を認めたことであつたとは思いますけれども、あの点は発議者から委員会審査省略の要求をされておりますので、慣例により正式にもう一遍ここで委員会、審査省略を認めるかどうかということをお諮り願いたいと思います。
○小川久義君 議事部長があのことというのはどういうことか、今日出て来た委員は知らないから、具体的に御説明を願いたい。
○参事(河野義克君) 参議院規則の一部を改正する規則案というものが竹下豐次君外六名の発議によつて昨日提出され、配付になつておるわけであります。それでその規則改正案は、昨日までの議院運営委員会において数次論議され、その決定に基いて各会派を代表した七名の方から発議されておるわけで、それを本会議に上程するかどうかということが、昨日論議せられたことが、即ちそれは委員会審査を省略して直ちに本会議に上程するということを、昨日の議院運営委員会としては、すべて了解の上で論議されておつたことではありますけれども、委員会審査省略ということは、慣例によれば議院運営委員会で一々決めておつたことであるから、正式に委員会審査省略を認めるかどうかという議論としては、ここでおかけしたことはございませんから、本日改めてその規則改正案について、委員会審査省略を認めるかどうかということについてお諮りを願いたい、こう思うわけであります。
○委員長(左藤義詮君) 委員会審査省略を認めることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(左藤義詮君) 御異議ないものと認めます。 —————————————
○委員長(左藤義詮君) それでは先程お願いいたしました議院運営小委員、及び庶務小委員の氏名を報告いたさせます。
○参事(海保勇三君) 議院運営小委員の氏名を申上げます。 自由党、愛知揆一君、加藤武徳君、川村松助君、鈴木恭一君、予備員、仁田竹一君、堀末治君、社会党、江田三郎君、中村正雄君、山下義信君、予備員、大野幸一君、小笠原二三男君、緑風会、片柳眞吉君、鈴木直人君、高橋道男君、予備員、赤木正雄君、加賀操君、民主党、大隈信幸君、小川久義君、予備員、境野清雄君、岩木哲夫君、第一クラブ、佐々木良作君、予備員、石川清一君、矢嶋三義君、労農党鈴木清一君、予備員、水橋藤作君、堀眞琴君、共産党、兼岩傳一君、予備員、岩間正男君、須藤五郎君。 庶務小委員を申上げます。 自由党愛知揆一君、社会党中村正雄君、緑風会鈴木直人君、民主党大隈信幸君、第一クラブ佐々木良作君、労農党鈴木清一君、共産党兼岩傳一君。
○委員長(左藤義詮君) 庶務小委員会は散会後お集り願いまして庶務小委員長の互選を願いたいと思います。 今報告されました両小委員について御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(左藤義詮君) 御異議ないと認めます。 明日の議院運営委員会は午後一時より開会いたします。それではこれを以て本日は散会いたします。 午後三時二十八分散会 出席者は左の通り。 委員長 左藤 義詮君 委員 愛知 揆一君 加藤 武徳君 川村 松助君 鈴木 恭一君 仁田 竹一君 江田 三郎君 大野 幸一君 小笠原二三男君 中村 正雄君 山下 義信君 赤木 正雄君 加賀 操君 片柳 眞吉君 鈴木 直人君 高橋 道男君 大隈 信幸君 小川 久義君 境野 清雄君 佐々木良作君 鈴木 清一君 兼岩 傳一君 ————————————— 議長 佐藤 尚武君 副議長 三木 治朗君 ————————————— 事務局側 事 務 総 長 近藤 英明君 参 事 (事務次長) 芥川 治君 参 事 (記録部長) 小野寺五一君 参 事 (議事部長) 河野 義克君 参 事 (警務部長) 丹羽 寒月君 参 事 (委員部長) 宮坂 完孝君 参 事 (議事課長) 海保 勇三君 法制局側 法 制 局 長 奧野 健一君