文部委員会 第7号
- 発言数
- 19 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1950/07/31
会議録
○長野委員長 これより会議を開きます。 昨日、閉会中審査の件について御決定を願つたのでありますが、本日は閉会中の審査事件のため、委員を派遣して国政に関する御調査を願わなければなりませんので、委員派遣の件について御協議の上御決定を賜わりたいと存じます。ただいま委員派遣申請書を朗読いたします。 委員派遣承認申請書 一、派遣の目的 1、六、三制教育実施の実態とその教育費に関する調査 2、宗教団体活動の実態調査 3、国宝の管理状況に関する調査 4、その他教育一般に関する諸調査 二、派遣地 第一班 九州地方 第二班 東海北陸地方 第三班 山陰山陽地方 第四班 近畿四国地方 第五班 東北北海道地方 三、派遣期日 八月二十日より十日間 ただいま朗読いたしました承認申請書を、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○若林委員 議会運営の申合せといたしまして、緊急やむを得ざるものに限るということになつておるようでありますが、その申請書を出しまして、議長においてこれを承認する見込みはおつきになつておるのですか。
○長野委員長 若林君も御承知の通り、先ほど委員長会議でこの問題について、相当従来とかわつた傾向のあることは、私も認めております。つきましては、一応これは出しますけれども、どの程度認められるやいなやという点については、今後の推移にまつ必要があると思います。御了承願いたいと思います。とにかく御異議ございませんか。
○圓谷委員 これは二十五名の委員全部派遣するようなことになつておりますか。
○長野委員長 それはまだ確定になつておりませんが、あとで申し上げることになつております。
○圓谷委員 五班にわけますと、全員なら一つの班が五名になる。しかし従来の例から見ますと、委員の諸君には故障があつて、五名という委員をきめても、実際行く者が少くなる。わずかに一人あるいはその班で行かないというような場合も従来起つておる。その点考慮しないと困るのでないかと思います。
○長野委員長 大体半分ぐらい認めておりますが、圓谷君のおつしやる通りだと思います。
○圓谷委員 その場合は班を五班より少くしなければならぬと思いますから、適当にひとつ御処置願います。
○長野委員長 なお、これは、若林君が言われたのに、私がお答えしたような状況になつておりますから、はたして予定の通りでき得るやいなやは疑問でございますから、ここは御了承願つておきたいと思います。 御異議なければ、さよう決定いたします。なおこの際派遣委員の氏名、数、人選等に関しては、まず各位から御希望を承つた上、委員長に御一任を願いたいと存じます。御希望の通り人数が承認されない場合がありますので、この点御了解を賜わりたいと存じます。速記をやめて。 〔速記中止〕
○長野委員長 速記を始めて。 次に特に文部行政一般に関して御質疑の御希望がありますれば、これを許します。なお本日は各常任委員会とも委員会を開きますので、委員室の関係上午後一時までにお願いいたします。 質疑があればこれを許します。
○若林委員 宗教法人法が、各宗教団体などの意向を聴取せられまして、文部当局で立案中と承つておるのでありますが、この次の臨時国会ぐらいに御提案になるくらいまで運んでおりますか、あるいは今問題になつておりますところの事柄は、どういう点でありましようか、ひとつ伺いたいと思うのであります。
○森田政府委員 宗教法人法につきましては、ただいま若林委員から申されましたように、すでに昨年来研究を続けまして、一応の草案はでき上つておるのであります。従いまして、現在におきましては、関係方面と協議を進めておりまして、なお最後的な妥結にまでは至つておらないのでありますが、これができ上り次第、最近の国会に提出したいと思つております。
○若林委員 この宗教法人法のことにつきましては、一応了承いたしましたが、次に国有土地の各宗教団体への払下げの状況が、いつから始められまして、今日どのくらい、申請せられましたものについて処理が確定したか。まだ将来に残つておりますものなどについてお知らせを願います。
○森田政府委員 国有財産に関します社寺の境内地その他の問題につきましては、御承知の通り大蔵省の国有財産部において委員会を設けまして累次やつておるのでありますが、その詳細な今日までの成果につきましては、至急資料を調整いたしまして、お手元へ差上げたいと思つております。
○若林委員 これについての発言権は、あるいは大蔵委員会にあるかもしれませんですけれども、今日の新聞で見ますと、富士山頂の浅間神社への譲り渡しなどが問題になつておるのであります。これは特殊なところだろうと思いますけれども、事きわめて文部委員会にも関係あることだと思います。今問題になつておる箇所、あるいは将来これをもし審議する場合、問題になるだろうという事柄は、当委員会におきましても関心を持つて審議し、申合せ事項でもして、大蔵委員会へこれを提出するような措置もあつてしかるべきではないかと思うのであります。おそらく将来問題になりますのは、伊勢神宮問題であるとか、熱田神宮、霧島、あるいは靖国神社のごときは、大きな重要性を持つものだろうと思いますので、委員長におかせられましても、この点お含みおきの上、これに御関心を寄せられんことを希望する次第であります。
○長野委員長 若林君の御発言につきましては、まことに御同感であります。比較的世間の人々の知らないと思われるような場所にも、ことにそういうことが多いことを、現に私も存じておりまして、心配をしておることもあるのであります。十分御趣旨を尊重いたしまして、善処いたしたいと思います。
○若林委員 終ります。
○長野委員長 ほかに御質疑はありませんか。 それではこの際先般今野委員から講習会の事柄につきまして、とかくの問題が流布されておるということを指摘せられまして、当委員会としましてもすみやかに実際の調査をいたすことをお約束しておきましたが、ここに一、二件大体全貌がわかつたものがありますので御報告を申し上げたいと存じます。速記を中止して。 〔速記中止〕
○長野委員長 この際私より一言御挨拶を申し上げます。 第八国会は短期ではありましたが、まことに暑い中に開かれ、従いまして、暑い中にもかかわりませず、各位の御協力、御鞭撻を賜わりましたことは、衷心より感謝にたえず、厚く御礼を申し上げます。幸いに大過なく委員会の運営を見たことは、ひとえに各位の御協力によるものと感激をいたす次第であります。今後とも当委員会は、御承知のごとく現下の諸情勢より考えますとき、課せられた使命は幾多困難かつ重大なるもののあることと存じまするが、委員各位の御協力と御鞭撻によりまして遺憾なきを期したいと存じます。 以上第八国会の委員会の終りにあたりまして、私の御挨拶を申し上げます。 なお先ほどの委員派遣希望の方は派遣地方及び期日をお申出を願います。 これにて散会いたします。 午後零時二分散会