文部委員会 第1号
- 発言数
- 18 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1950/07/18
会議録
○長野委員長 これより会議を開きます。 ただいま御着席の座席は、委員長においてかりに定めたものであります。 ただいま御着席の通りで御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○長野委員長 御異議なしと認めます。さよう決しました。 この際一言ごあいさつ申し上げます。衆議院規則の改正に伴い、当委員会の委員数は二十五名になり、私が再び委員長に指名せられました。もとより浅学非才でありまして、この重責を遂行して行きますためには、委員各位の絶大なる御鞭撻と御協力にまたねばなりません。 御承知のごとく最近の情勢を考えまするとき、当委員会の使命はまことに大なるものがあることは、論をまつまでもございません。平和国家再建をになう者といたしまして、青少年の教育問題は、実に重要なる関心事であります。 翻つて文部行政、なかんずく教育行政をしさいに検討いたしますときに、幾多の困難なる諸要素を包含いたすとはいえ、その改正を要する点、不十分なる点を痛感いたすものであります。国権の最高機関たる国会の当文部委員会の使命は、まことに重きを痛感いたすものであります。幸いにいたしまして、委員各位の限りない御援助によりまして、その運営によろしきを得、課せられたる使命を遂行いたしたいと念願いたすものであります。何とぞよろしくお願いいたします。 —————————————
○長野委員長 次にこれより理事の互選を行います。
○今野委員 ただいま委員長からお話がありました通り、教育の問題が非常に重要であることは申すまでもありませんが、従来どうもこの委員会の出席が悪いのでございます。本日も今、松本さんが見えまして、ちようど六名ということで、定員数からすれば四分の一に達しない数で始めておるわけであります。こういうようなことは、本日は大したことはないからということかもしれませんが、しかし初めからこういうことであつては、なかなか委員会としての責任を尽せないではないかということをおそれるわけでございます。それでやはり定足数が満たされるように、委員長においても今後努力していただきたいし、それから運営方面においても、そのことが十分なされるようにしないと、権威を失うようにわれわれとしては考えるわけであります。暑いところ、たいへんでございますけれども、その点をくれぐれもお願いいたします。
○長野委員長 ただいま今野君の御注意に対しましては、衷心賛意を表すものであります。この文教の重大時期におきまして、何とぞ委員各位におかれましては、従来より面目を一新して、なるべく全部御出席をいただくように願いたいと思います。なおこれらにつきましては、委員長としましても、できる限りの方法をめぐらしまして、各位の御勉励を願うことにいたします。
○井出委員 理事はその数を五名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○長野委員長 井出君の動議に賛成の諸君の起立を願います。 〔賛成者起立〕
○長野委員長 起立多数。よつて井出君の動議は可決せられました。
○今野委員 ただいますぐに採決なさいましたけれども、ちよつと解せないのです。それはなぜ五名にするか。たしかこの前は途中でふやすということさえも行つたのであります。七名であつたものを途中でふやして、たしか八名にしたと思います。それであのときの委員会の委員数は二十名であります。今度二十五名になりまして、しかも五名に減らすという選任が、はたしてどこにあるか、その点をちよつとお伺いしたいと思います。
○長野委員長 ただいまの御質問でございますが、今野君からも前もつてお話もありましたし、少し手を入れて詮議をいたしておりました。しかるところ、これは運営委員会の方でそれぞれの手続を経た上で決したものであるのでありまして、とにかく一通りそういう順序を経てできたものでありますから御了承願いたいと思います。なお今野君の申されることは、今野君自身の御意見として私も了承する点がありますけれども、とにかくさような順序によつてでき上つたのでありますから、その点はひとつ御了承願います。
○今野委員 運営委員会できまつたということは、私も聞いたのであります。しかし衆議院規則第三十八条によりますと、理事は各委員会でもつて互選するという明文がありまして、自主的に各委員会できめることになつております。従つて運営委員会に拘束されるというのは、十分な理由があればさしつかえないと思いますけれども、あのときの議事について聞いてみますと、すべての委員会を二十五名にした、従来は三十何名というものがあり、従つて理事の数も多かつたが、二十五名にしたから、そういうふうに減らしたというような理由であつたように聞いております。しかるに先ほど申しました通り、ここでは、二十名であつたものが、二十五名になつたわけです。その理由はこの委員会においては成り立たないと思います。それから特に今言つたように、衆議院規則の第三十八条で、自主的にきめる建前になつているのですから、その点がやはりこの委員会として、はつきりした理由づけが必要かと存ずるのであります。この点をお話願いたい、こう考える次第であります。
○岡(延)委員 実は私はその数を決定する時分の委員会に出ておつたのでありますが、御案内の通り、理事というようなものは、大体昔は三名くらいが常識であつた。そして第六国会くらいまではたしか五名くらいだつたと記憶しておりますが、それを第七国会で初めて七名、あるいはルーズであつたところは十名にもなつてしまつた。二十名の委員会が十名の理事になつたというような、まことに妙なかつこうになつてしまつた。そこでこれはおかしいから、まず三名くらいにすべきであるが、一足飛びにそうするのもいかがかというので、実は第一段階として五名にしようじやないかということで五名に決定された、二十五名の委員会は全部一律に五名に決定されたような次第であります。なお自主的に云々という今野君の御意見は、それは選出方法を自主的にするという趣旨だと思いまして、国会の運営の上において、こういう問題は個々別々にいろいろな数をきめるよりも、一つのわくをつくつてしかるべきだということになつて、共産党を除くほとんど満場一致でもつて、この定数というものが決定されたような次第であります。 ちよつとその間の事情を一言申し上げておきます。
○長野委員長 今野君にちよつと申し上げますが、この常任委員会は専門の常任委員会とは申しながら、つまりこの常任委員会は本会議の予備審査機関的な性格を持つておるものでありまして、最終の決定は本会議であります。さようなわけから運営委員会にも相当密接な関係があり、ある意味において拘束されなければならぬということは御承知の通りであります。さような意味で、今回は全常任委員会もおそらくこれを承認されてやることと思いますし、正当な順序を経たものとして、われわれはこれに即応して行きたい、かように思うわけであります。
○今野委員 ただいま御両人の説明で、大分わかつた点もあるのでありますが、ただ委員長が今言われました、常任委員会というものは予備審査的なものである、最終決定は本会議だ、こういうことは当然のことでございます。しかしながらこの新しい国会の建前が常任委員会中心で行く、従つて常任委員会というものは広く自主性を持つて活動しなければならないということが、強く主張されておることでございます。ところが、従来とも調査とかいろいろな面において、やはりこれは予算の関係もあるから、しかたがありませんけれども、しかしながらどうしても、運営委員会で、あまり事情のよくわからないところでそれがすべて決定され、押えられて来る、こういう感がなきにしもあらずであつたわけであります。そういう意味で、自主制というものは、われわれとしてはできるだけ大幅に獲得するようにしなければならないのであります。これが第一であります。 それから第二に、先ほど岡委員から言われましたが、委員会の委員の数も、そのときどきの情勢によつてかわつて来る、その中における理事の数も政治的な分野とか、いろいろなことによつて、ふやしたり、あるいは減らしたり、必ずしもどの数が望ましいかということが、初めから形式論理的にきまつて来るわけでなく、そのときどきの政治的な兼合いからきまつて来るということは、従来あつた通りであります。だからこそいろいろ数が動いて来たのです。今度の数が減らされたことに対しては、これは明らかに共産党を締め出そう、そういうふうに世間でも見ておるし、また事実そうなつておるわけであります。そういうような点がやはり私どもといたしましては、非常に割り切れない点である。そうではなくして、たとえばこの文部委員会なども、そういう問題に対して大きな影響を及ぼす部面でもないわけでありますから、その点で、われわれがやはり自主的にこの委員会で決定すれば、その数を従来通り、あるいは適当な考慮によつてその数を定めるということは、不可能ではないわけでございます。そういう意味で私どもとしては、この委員会の円滑な運営をはかるという意味から、この理事の数を六名ないし七名にふやすということを提案したいのであります。
○長野委員長 ちよつと速記をとめてください。 〔速記中止〕
○長野委員長 それでは御承認を得ましたから、私より指名いたします。 岡延右エ門君 小西英雄君 圓谷 光衞君 小林信一君 松本 七郎君 の五名を理事に指名いたします。 暫時休憩いたします。 午前十時四十一分休憩 ————◇————— 午前十時四十九分開議 〔以下筆記〕
○長野委員長 休憩前に引続き会議を開きます。 本日はこの程度で散会いたしたいと思いますが御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○長野委員長 御異議なければ、本日はこれにて散会いたします。 午前十時五十分散会