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8回国会衆議院1950/07/26

通商産業委員会 第9号

発言数
49
登壇者
9
会派数
5
開催日
1950/07/26

会議録

小金義照自由党

○小金委員長 これより通商産業委員会を開会いたします。  当委員会が予備審査中の商品取引所法案は、本日参議院において修正議決せられ、参議院送付案として本付託となりました。ただいまより本案を議題として審査を進めます。まず参議院修正部分について説明を求めます。石原政府委員。     —————————————

石原武夫通商産業事務官(通商企業局長)

○石原(武)政府委員 ただいま委員長からお話がございましたが、参議院の修正部分を御説明いたします。  参議院におきまして修正になりましたのは本法の「附則第一項中「昭和二十五年八月一日」を「公布の日から起算して十五日を経過した日」に改める」という案でございまして、その第一項は「この法律は、昭和二十五年八月一日から施行する。」、かように書いてありますところを、「この法律は公布の日から起算して十五日を経過した日から施行する。」、かように修正に相なつたわけでございます。修正になりました理由は、本法案を実施いたしますために、重要事項につきまして、その議決を経べき審議会の発足が前提となつているわけでございます。重要事項は政令その他すべて審議会にかけまして、その上で政令を定め施行するということになつておりますので、その間施行期日までに審議会が発足いたしましてから、一定の期間を要する建前になつておりまするところ、現在の状態におきましては、八月一日という施行期日はその間の準備期間が不足するというところからいたしまして、本法案の執行の万全を期するために、最小限度十五日間くらいの猶予期間を与えることが妥当だという趣旨から修正になつたわけであります。

小金義照自由党

○小金委員長 以上で参議院修正部分に関する説明を終ります。この際本案について補足的な質疑をお許しいたします。風早八十二君。

風早八十二日本共産党

○風早委員 その前に、今聞きますと、民主党の諸君はこの問題の賛否をめぐつてまだ討議中であるということを聞いておりますが、やはりいよいよこれで質疑が終つて討論採決ということになりますと、そのことを知りながらここに列席を待たないでやるということは、お互いに運営の上からはなはだおもしろくないのじやないかと思う。

小金義照自由党

○小金委員長 風早君にちよつと申し上げますが、私は今案の討論採決をしようとは申しておりません。あなたに補充質問をお許ししたのです。だからその補充質問を続けてください。あとから御相談いたします。

風早八十二日本共産党

○風早委員 急いで今……。

小金義照自由党

○小金委員長 風早君に申し上げます。あなたは補充質問があると言われておるから、今通商産業大臣をお呼びして開会したのであります。討論、採決についてはあとで御相談いたしますと申し上げております。

風早八十二日本共産党

○風早委員 それにしても、これはやはり討議と不可分な重大な問題でありますから、できれば私は民主党の諸君も一人も来ていないのですから、これを呼んでいただいて、その上でやつたらどうかと考えて今発言した次第です。しかし委員長がせつかくあとでその問題をみんなに諮るというようなお話ですから、一応始めるだけは始めたいと思います。  前会、この法案の問題につきまして、大臣の御出席を待つたのでありますが、大臣の御出席がなかつたため、やむを得ず次官に質疑をいたしました。しかしその際まつたくふに落ちない、納得の行かない御答弁がずつとありましたためにどうしても私はもう一度大臣から直接伺つておきたい。この問題はただ単にこの法案の問題だけではなく、この法案を出されます現内閣の根本的なやはり経済政策の問題に触れておりますので、この法案に即しながら、その点をなお御質問して所見をただしたいと思う次第であります。この前この提案の理由を見ますると、大体今日物価も安定して来て、そうして物資に対する統制も順次解消され、今や自由な需給関係から価格が形成せられる、そういう状況になつた。そこでこれを調整するために、取引所を設ける。こういつたような御趣旨であつたと思うのであります。ところがこれらの前提条件というものが、私の判断するところでは非常に違つてやしないか、また違つているということを裏づける事実がたくさんあるのであります。これらについてこの前お尋ねしたわけであります。しかし依然として次官は現在の産業経済というものは、自由な関係にあるというような御答弁であつたのであります。これははなはだ驚くべきことです。この点を追求いたしますと、結局金融の面、あるいは財政の面は統制されているかもしれないけれども、産業経済の面は自由だ、こういう御説です。そういう認識を持つとしたら、これはたいへんなことになりはしないか。私は今日明らかに産業経済というものは、非常な統制のもとにある。直接産業経済は統制せられておらない場合におきましても、財政や金融というものが一応統制されているということを認められる。これはあとで次官も譲歩されまして、それは産業経済は自由だと言われるのでありますが。財政金融というものが統制されているということになりますと、これはいやでもおうでも産業経済が最も有効に統制されていると言わざるを得ない。なぜこういうことを言うかといいますと、今自由経済々々々々ということを吉田内閣は盛んに言われるのでありますが、実は自由経済ではない。しかし今までの統制でもないわけです。この点はもう少しはつきりさしていただきたい。この前もこの委員会におきまして自由党の田中彰治君が、炭鉱の金詰まり問題に関連して質問されておりましたが、実際政府が金融機関に対して力が及ばぬならば、これは何か金融機関を統制するような一つのそういう立法措置を講ずべきではないか。そういうところまで行つてもらいたい。今日の実際の要求からいいましても、そういつた統制という問題が非常に切実なる問題として起きて参ります。これはしかし私の立場は、田中彰治君が望まれた意味とはまつたく違つておりますが、現実には今日いろいろな形で統制が行われている。これは何よりもかによりも事実をもつて御説明した方がよいわけでありまして、今度上場商品に非常に関連の深い梳毛糸、こういうものに対して勧告価格というものが設定された、これは御承知の通りであります。ところがこの勧告価格なるものは、これは明らかに統制です。そういうものが統制で、ただ今までの政府が直接その主導権を握つたかどうかは別問題でありますが、とにかくこれは統制です。需給関係による自由は価格形成ではないわけです。しかもこの勧告価格によりまして、実際に梳毛糸の値下りを期待し得ないというので、さらに今度は生産統制にまで乗り出す、こういうようなことまで新聞に出ている次第です。そうなりますと、これは一体どういうことになるか。この梳毛糸の生産統制問題というものを、政府はどう考えておられるかということをお聞きしたいわけです。この問題は今日の朝鮮の民族統一闘争に密切に関連している。これに対する干渉政策に関連している。このことを一言だけ申し上げておきたい。そのために多量の軍服がいるということは、これは言うまでもないのであります。この緊急必要に応じて、新しく梳毛糸なら梳毛糸の需要が問題になるということも、これは当然で、別に問題はないのであります。しかし問題は、その際に特に実際の実情以上にその値段を下げるという要求が一体どこから来ておるか。そのために生産業者は非常に困るわけでありますが、困るというのをむりに生産統制をやつてまで、どうしても需給関係を調整し、かつその値段までも一定の低い値段で押えて行くということを、実際にやろうとしておる。それによつて生じる業者の損害に対しましては、これは政府がまた補償する。当然これは財政負担を負うわけであります。従つてまた税金負担というものもこれで新しくふえるわけであります。そういうことを考えてみましても、これらの新しい統制というものは、一体どこから出発して来ておるのか。またこれに対する措置としては、政府はどういうふうにお考えになつておられるか。これらの点について通産大臣の御所見を承りたいと思います。

横尾龍自由党通商産業大臣

○横尾国務大臣 今いろいろとお説を拝聴いたしましたが、私はたびたび政府委員からも説明いたしましたと同様に、自由経済に持つて行きたいという考えであります。今の梳毛糸の価格の問題につきましては、現在の輸出価格と国内価格が非常な差があるのであります。ダンピングというようなおそれもありますので、ああいう措置をとつたのであります。さよう御了承願います。

風早八十二日本共産党

○風早委員 自由経済に持つて行きたいと言われることと、今梳毛糸に対して生産統制までやつて、この勧告価格をしいて押しつけるということと、今政府がとらんとしているこういう政策はどういう関係になるのですか。非常に矛盾するのではないかと思いますが、その点はいかがですか。

横尾龍自由党通商産業大臣

○横尾国務大臣 生産命令はやつていないはずです。さよう御了承願います。

風早八十二日本共産党

○風早委員 梳毛糸について今すでにやつているという、そういう事実を言つているのではない。これは勧告価格が出ていることは事実です。しかしこれが実際の値下りに対して補償し得ないことも、これも事実です。なぜならば実際の生産費はいるのですが、それよりも安いものをむりに押しつけても、これはいくら勧告されてもできないわけです。そこで今度は生産の面まで統制しようということは必然にそこから出て来る。今日も日本経済新聞あたりにもそのことが政府の意向としてはつきり報道されております。今まであつたとは言わない。これからまさにされようとしておるこの政策に対して、政府は自由経済に持つて行きたいのだと言われることと、どういう関係になるか。結局やはり持つて行きたかつたのであるができないのだというならば、その事情を明らかにしてもらえばよろしいのであります。

横尾龍自由党通商産業大臣

○横尾国務大臣 今後持つて行く意思はございません。

風早八十二日本共産党

○風早委員 ちよつとはつきりわからないのですが、どちらの方へですか。統制の方へですか。

横尾龍自由党通商産業大臣

○横尾国務大臣 統制の方に持つて行く気持はございません。

風早八十二日本共産党

○風早委員 持つて行くつもりがなくても、事実勧告価格がある。それでもやらないというのですか。また将来この梳毛糸のみでなく、品目はこれからもつと拡大されることは必定だと私どもは見ておりますけれども、そういうふうな場合にも生産統制なりあるいは価格統制なり、そういうことをやるつもりはないというようなふうに承つていいわけですか。

横尾龍自由党通商産業大臣

○横尾国務大臣 統制する意思はないというように御了承願います。

風早八十二日本共産党

○風早委員 これは重大なお答えでありまして、もしそうなれば、生産統制にすぐあすの日にでもなるということになりますと、これはどういうことになりますか。それはそのときのことだというようなことには相ならないと思うのですが……。大体見通しはよく御承知だと思いますが、一たび大臣としてそういうふうに持つて行きたくない。持つて行かないつもりだと言われながら、すぐそこへ持つて行かれるということになりますと、これはやはり一つの政治的な責任を生ずるのではないかと思うのですが、そういうことはお考えにならないわけですか。

横尾龍自由党通商産業大臣

○横尾国務大臣 今まで考えておりませんので、それに対して、もしもあつたときに責任をとるかとらぬかというお話のようでありますが、ただいまそういうような考えは毛頭持つておりません。

加藤鐐造日本社会党

○加藤(鐐)委員 大臣のただいまの答弁でぜひお聞きしたい点が一点あります。ただいま風早君からお聞きになつた点は重大なことだと思います。新聞紙上によりますと、綿糸布あるいはゴム等の再統制もしなければならないではないかというような事務当局の意見が伝えられておるのであります。特に朝鮮問題の発展のいかんによつては、統制の必要が生じて来るのではないか。私どもは、現在これらの物資に対して統制をはずしたことに対して反対をいたしておるのでありますが、しかし朝鮮問題あるいは世界情勢の変化のいかんによつては、国外から輸入する物資に対しては、相当強力な統制をしなければならない事態が起るのではないかというふうに思うわけであります。それに対して大臣はただいまそういう意思は毛頭ありませんという御答弁でございました。しかし私はそれは大臣、はたしてほんとうにそういう確信を持つてお答えになつたかどうか、疑問に思うのであります。従来も大臣の意思とは無関係で、事務当局が重大な措置をしたこともありますが、そういう場合に大臣は責任をお負いになるかどうか。今風早君の御質問に対しては御答弁がなかつた。そういう意思は毛頭ないとおつしやつた。しかしそういう事態が生じて、そういう処置がとられた場合に、大臣はどういう態度をとられるか、一言承りたい。

横尾龍自由党通商産業大臣

○横尾国務大臣 事務官が私の意思に反したことを言うたならば。そのときそのとき起りましたときに勘案いたしまして、責任をとるべきものであればとります。責任をとらぬでもいいものならとらぬつもりであります。

加藤鐐造日本社会党

○加藤(鐐)委員 それではもう一点お伺いいたしますが、現在の朝鮮問題の発展いかんによつては再統制の必要があるとお考えになるか、あくまでそれはないという確信を持つておいでになるか、お伺いいたします。

横尾龍自由党通商産業大臣

○横尾国務大臣 朝鮮問題に関しましては、現在の段階では国内に統制をしなければならぬことが到来するとは考えないのであります。

加藤鐐造日本社会党

○加藤(鐐)委員 現在の段階ではということは、これは少し無責任ではないかと思います。朝鮮問題のような重大な問題につきましては、その将来の発展に対する見通しということは為政者として十分考えなければならぬことだと思うのであります。それに対して現在のところではというようなことでは、将来のことはわからないということに言葉の裏を返せばなるわけです。私はその点についての大臣の見通しを承りたい。現在のところではというようなことは、これは単に現在の遁辞にしかすぎないというふうにわれわれには思われる。これは重大な問題ですからもう一応承りたい。

横尾龍自由党通商産業大臣

○横尾国務大臣 朝鮮問題とお話がありまするのは朝鮮の軍事的の今日の状況のことかと思いまするが、私はまだこれがそう日本に影響を及ぼすような結果を生ずるとは考えないのであります。

加藤鐐造日本社会党

○加藤(鐐)委員 私は朝鮮問題の見通しについてあまり論じたくないが、しかし今大臣のお言葉をお聞きしておると、非常に軽視しておられる。しかし私は、これは重大な問題だと思う。ゴムあるいはその他の輸入物資につきましては相当大きな影響があると思われる。その見通しについて私はお尋ねしたわけですが、大臣は朝鮮問題そのものを非常に軽視されて、そうした重大な事態にはならないというふうな御答弁のようですが、はたして現内閣自体がそういうふうに軽視しておられるといたしまするならば、われわれ国民といたしましても、こうした態度にしましては非常な危惧の念を持つものであります。私はほんとうに腹を割つて大臣にこの問題の将来についての見通しをお聞きしたいと思いましたが、どうしてもそれ以上のことを答弁できないとおつしやるならば、これ以上質問いたしません。ただ私はこの商品取引所法のような。統制経済から自由経済に移行する重大な法律案が、あるいは朝令暮改になりはしないかということを非常に憂うるのであります。御答弁がなければやむを得ませんが、そうした朝令暮改は現内閣としてはかまわぬというお考えかどうか。

横尾龍自由党通商産業大臣

○横尾国務大臣 私は法令を出しました以上は、朝令暮改にはならぬという考えのもとにやつておりますから、さよう御了承願います。

小平忠農民協同党

○小平(忠)委員 私は今横尾通産大臣の御答弁を拝聴いたしておりまして、まことに不満にたえません。それはとかく政府当局が、共産党が質問されると何だかつむじを曲げたように、非常に不親切な答弁をされるように私は公正な立場から見て感ずるわけです。少くとも国会に議席を持ち、発言を許されておるはずの立場において、だれが発言しようと、責任あるところの誠意ある御答弁を願いたい。ただいまの問題のごときは非常に重大な問題であります。ただいま上程になつておりますこの商品取引所法案に関しましても、私はあえて重複して質疑をいたす必要はないと考えましたから、ただいま委員長にも、討論の中で申し上げようと思つておつたのでありますが、たまたま関連して申し上げますが、これは非常に重大問題だ、特にこの取引所の設置に関しましても、戦前における日本の自由経済当時におけるような考え方によつて、もしこれを始めるというようなことになりましては、非常に重大な問題を惹起するのではないかというふうに考えます。特にただいま共産党の風早氏からも指摘されたように、現に自由党政府である現内閣があくまでも統制はしないという考えのもとに行かれる気持はよいでしよう。しかし現に勧告案がある、これに対しては歴然たるものがある、日本においては繊維製品の中でも綿花、綿糸、綿布等のいわゆる綿製品については、絶対的な資源は持つておらない。そういう見地から特に終戦後羊毛の増産については非常に政府当局も奨励されておる、特に北海道においては戦争直後においては六万頭しかなかつた緬羊が現在では三十万頭を突破しておる。これは昨年までは厳重な統制が加えられ、さらに加工においても委託加工というような制約を加えて参つた。本年はこれを全面的にはずして自由である、価格も自由である、こういう点で、非常に極端な値下りから、羊毛の飼育者は非常に大混乱を来しております。ところがこれに関連して、今回また価格の統制をされることによつて非常に迷惑しておる。ですから少くとも日本でできるような羊毛資源はどんどん増産するような政策を政府が積極的に考えるべきではないかと思います。こういう観点から、少くとも政府は現段階において将来の見通しを立て、ここに確たる方針を示していただきたい、朝鮮問題も現実問題として私は重大なものであると思う。そういう観点から私の非常に感じたことは、もつと誠意のある、責任のある御答弁を願いたい。これにつきまして私は付言いたしますが、どうか関連事項でありますから、納得の行く御答弁をこの機会にお願いしたいと思います。

横尾龍自由党通商産業大臣

○横尾国務大臣 初めの方のお話の共産党員の方であるから云々ということはありません。私はまだ皆さんのお顔もすつかり知りませんので、どのあたりが自由党であり、どのあたりが民主党であるか、またどのあたりが共産党であるかということは知りません。もつとも風早さんのお名前は承つておりましたから、これは共産党であると思いました。私は在来から共産党なるがゆえにという区別を、会社におりましたときもしたことはないのであります。でありますから、さような考えはないということを御了承を願います。

小平忠農民協同党

○小平(忠)委員 後段の問題については非常に重要な問題です。大臣はただいまのような御答弁をされるなら委員会をやる必要はないと思います。大臣が御答弁願えないのであるならば、政務次官も、関係局長もおいでになつておるのだから、これは政府委員として立場はかわらないと思います。少くとも現段階の事情に照し合せて、それらの将来の見通しを立てて、国会が開かれて国民が非常に注視の眼をもつて見ておるのでありますから、国民の納得の行く御答弁をお願いいたします。

首藤新八自由党通商産業政務次官

○首藤政府委員 ただいま大臣から御答弁申し上げたのでありますが、なお私から補足いたしたいと思います。朝鮮事変からあらゆる商品界が相当緊張して参つたので、少くとも今後の見通しという点から考えれば、統制しなければいかぬのではないかという御質問だと考えるのであります。しかしながら、これは見解の相違でありまして、われわれの見るところでは、この問題を契機として今後相当需要がふえましても、これに即応するだけの資材を吸収する。原毛の輸入なりあるいはその他の対策を立てまして、需要がふえても万遺憾なきを期する。要するに統制をしなくても需要にさしつかえない態勢を整えて行くという方針のもとに統制はしないということを申し上げたのであります。なお将来の見通し、仮定を前提とした行政は不可能であります。また仮定を前提とした議論は私は差控えた方がいいと思います。

福田一自由党

○福田(一)委員 ただいま政府から御説明があつたのでありますが、それについて一言聞かしていただきたい。政府はなるべく自由経済の建前で物価をきめて行くのがよいからこの法案をつくるのである。そうして事故が起きた場合にこれをどうするかという問題は、そのときにきめる。その原因がなくなつてしまえばまた自由経済に持つて行くのが本筋である、こういうお考えで御答弁になつておるのかどうか伺いたいと思います。

横尾龍自由党通商産業大臣

○横尾国務大臣 ただいまの御説の通りであります。(笑声)

小金義照自由党

○小金委員長 これにて補足質問は終りました。引続き本案を議題として討論に付します。福田一君。

福田一自由党

○福田(一)委員 ただいま議題となりました商品取引所法案につきまして、私は自由党を代表いたしまして賛成の意見を申し述べます。  周知のごとく、本法案はさきの第七国会におきまして、時間の関係上審議未了と相なつたいきさつもございまして、当時におきましても、わが党の根本的態度といたしましては、絶大な賛意を表していたものであります。われわれとしては、本法案の通過はおそきに失したと考えておるのであります。爾来二箇月を経ました今日、朝鮮事変の勃発を見るに至りましたが、この間あえて特に異なつた見解をとらなければならないという意見の変更は見ておりません。大勢といたしまして、昨年来の経済九原則及びドツジ・システムの採用実施以後、インフレもようやく終息し、物価も大体において安定して参りまして、物資に対する統制も順次解除せられて参つておるのであります。もちろん今次事変の勃発によりまして、一部戦争関係物資の微騰もあり、株式証券界の高騰も否定しませんが、直接軍需物資、間接軍需物資、たとえば鉄鋼、セメント、綿糸布、麻等においては若干の高騰をいたしましたが、その裏打といたしまして、強力な生産背景を後楯といたしておるのであります。すなわちこの意味で、見合い生産が存する限りは、両三年前の物価の高騰とはおのずから異なるところがあるものと断じなければなりません。見合い生産の伴う限り、私どもは不当な値上りはいつの日か適当に解決するものと確信するのであります。この意味におきまして、生糸、乾繭のごとく地域的に建値の相違のあるものこそ取引所に集中上場せしめ、真にあるべき価格にあらしめなければならないのであります。ことに輸入原材料につきましては、為替割当て撤廃せられんとするのもあるのでありますが、われわれはあくまでも自由主義による適正なる経済の運営を行うことを目標としておるのであります。上場品目の関係業界において、本案の公布実施を待望する人々が非常に多いことを考えまするならば、一日も早く統制という陰欝な雰囲気を払拭いたしまして、明朗自由な取引の天地にかれらを活躍せしめることが経済の原則であろうと存ずるのであります。ただ上場銘柄につきましては従来取引所が業務を行つておりました場合に、種々の忌まわしい問題が起つたことを記憶いたしておりますので、この点については審議会の委員の人選、運営その他監督上に十分の注意を払われんことを政府に対して特に切望するものであります。よつて私は参議院の施行期日に関する修正案に同意し、あわせて修正案を除く原案に賛成の意を表するものであります。

小金義照自由党

○小金委員長 次は高橋清治郎君。

高橋清治郎国民民主党

○高橋(清)委員 ただいま議題となつております商品取引所法につきまして、国民民主党を代表して、左のごとき条件を付しまして賛成の意を述べるものであります。  すなわち条件を簡単に申し上げます。  第一には、上場物件中わが国において生産されるものと、外国依存、すなわち貿易において獲得される物件の二種類に分類されると思います。生糸、繭等は国内産に属し、その大部分が輸出関係に向けられている現況でありますが、近時生糸の輸出関係はあまりかんばしからず、要需の大部分を占めておりました米国においては、化学繊維に圧迫されている状態にかんがみ、今後ますます販路がとざされて行くように見受けられるのであります。政府当局においても、この点十分御研究の上、わが国産業の重要部分を占めております繊維事業に支障なきよう、何らかの具体策を施されんことを切望する次第であります。  次に、綿花、ゴム関係ですが、この物件は百パーセント外国依存でありまして、このことは、貿易振興と重大な関係を持つものでありまして、輸出の不振は即刻ゴム産業、綿業界に影響するところ多大であります。御承知のごとく、今日の輸入物資の重要品目は、外貨予算によつて拘束されておりますので、取引所開設によつて国内におけるゴム、綿関係の価格の高騰を見るに至り、今後の経済界に支障を来たすおそれなしとしないのであります。  特に、最近の繊維関係において一応の横ばいの価格を示しておるときにおいて、この取引所設置によつて、一時的にもせよ変動を見ることは、今日の情勢にかんがみまして、まことに憂うべき現象であるから、当局においては十分運営の点を検討するとともに、監督を厳にせられたいと思います。  第二に、上場物件中、国内産に属する生糸、繭の生産または製造は、わが国の中小企業者と関連を持つ関係がありますので、取引所開設によつて安定のスタンダード・プライスを示すと言われますが、これがある一部の資本家によつて、故意または作為的に策動され、資本家利食の具と相なり、中小企業の立場を危機に追い込み、崩壊に向わしむるがごときことと相なりますれば、事重大と考えますので十分熟慮の上政府当局は施行せられんことを望みます。  第三に、運営に関して会員及び運営機関において、ある特定の人と結託して取引が施行せられるがごときことあるやにおもんばかりますので、この点は十分の取締りをされたいのであります。終戦後今日まで経済界民主化は着々行われて来たのでありますが、この際において、一部資本家の活動に左右されてしまうがごときことあるは、われわれまことに寒心にたえないところでありますから、運営上何分の考慮を払われんことを希望する次第であります。なお政令によつていろいろな上場商品をきめるという点につきまして十分この点を政府当局は考慮していただきたいと思うのであります。  以上四点を指摘しまして、政府当局の十分な御考慮をわずらはしまして、以上の条件を付しまして賛成の討論とする次第であります。

小金義照自由党

○小金委員長 次は加藤鐐造君。

加藤鐐造日本社会党

○加藤(鐐)委員 私は日本社会党を代表して、本商品取引所法案に反対の意思を表明するものであります。  現内閣並びに与党である自由党は、日本の経済をできるだけ自由主義経済に移行しようという意図を持つて非常にあせつておられるのであります。本法の制定のごときは、それを如実に物語つておるものでありまして、現在の日本の生産状態、特に生活必需物資であり、また他面原材料を国外から輸入し、さらに加工して国外に輸出するところの物資を多分に含んでおりまする、本法に規定された商品のごときを、現在自由市場にまかせるということは、はなはだ国民生活の上から申しましても、あるいはまた輸出入貿易の発展の上から申しましても、非常な危惧の念を持つものであります。由来政府は、これらの繊維製品その他のこうした生活必需物資の生産がはなはだしく向上して、過剰状態になつておるということを言つておられるのでありまするけれども、私どもの見るところでは、これらの物資が現在生産過剰状態に見えるのは、これは決して実際に安定経済のもとにおけるところの過剰現象ではないと思うのであります。極端なるデフレ政策のもとにおけるところのいわゆる購買力の減退から来るところの、現象でありまして、私は従つてこれらの商品をことごとく自由市場にほうり出すということは、絶対にとるべき手段ではないと思うのであります。ことに原材料を輸入に仰がなければならないところの綿糸布であるとか、あるいは毛糸であるとか、あるいはゴムであるというような商品を、ことごとく自由市場にまかせるということは、はなはだ日本の経済を不安定にし、ひいては輸出増進の上に非常な障害になると思うのであります。本法の施行によつて適正なる価格が実現するというようなことが言われておりまするけれども、およそ結果は逆であつて、物資が偏在するために、はなはだ価格が適正ならざるものになりはしないか、すなわち現在の、ことに世界の情勢におきましては、思惑買いというものが相当行われる。そのために物資がしばしば物によつて偏在し、そうして価格がはなはだしくへんぱなものになるということは当然予想されるのであります。ことに先ほど来の質問で申し上げました通り、朝鮮問題の発展、そこから起つて参りまする世界経済情勢の変化というものは、必ずやこれらの輸入原材料の上に大きな影響を及ぼすと思うのであります。従つて必ずやこの朝鮮問題が発展いたしますならば、これらの物資は再び統制しなければならないということは火を見るよりも明らかであるのであります。政府並びに与党の諸君がいかに自由主義経済を唱えられようと、その下に手や足となつて働いておりますところの事努当局は、現在すでにこれらの物資の再統制を強く主張せられておるのであります。こういうような現状にかんがみますときに、これを今内閣並びに自由党の諸君が急いで実施せられますならば、必ずや近き将来において朝令暮改のそしりを免れ得ないと思うのであります。朝令暮改はかつてだとおつしやるならば、私はあえて問いませんけれども、私どもは国民生活の安定という点から、あるいは日本の経済全体の安定化の建前から、本案の施行に対しましては絶対に反対の立場をとらざるを得ないのであります。  以上はなはだ簡単でありまするが、反対の理由を説明いたした次第であります。

小金義照自由党

○小金委員長 次は風早八十二君。

風早八十二日本共産党

○風早委員 私は日本共産党を代表して、この商品取引所法案に対して絶対反対の意思を表明するものであります。吉田内閣が組閣しましてから今日まで、一貫してとつて来た政策というのは、外国の独占資本に対する依存、そうして隷属政策であります。これが今度の朝鮮の民族独立闘争に関連して、アメリカが積極的な政策をとつた。この政策に対して、現政府は唯々諾々としてこれに対する協力を表明し、かつ実行に移しておる。そのことからどういうことが一体来ておるか。これは言うまでもなく、政府がかねて誇称しております自由主義経済とはまつたく違つて、新しい外国からの統制経済、こういうようになつて来ておる。このことはここで私は全体にわたりまして、一々論証する必要はなかろうと思います。ただ私が先ほど質問でも出しました一例をとりましても、これは明らかであります。今日いよいよこの問題が、対岸において発展して来る。これに対して国際独占資本の計画そのものがはなはだ齟齬いたしまして、非常に緊急な需要というものが必要になつて来た。軍服のごときもその一つでありまして、われわれが聞いておりますところによつても、百五十万着からの軍服というものが鐘紡あたりに発註があつたということであります。そのためにはどうしてもできるだけこれを安上りでやらなければならない。これはあたりまえの話でありますが、安上りでやるその負担というものは、どこへ背負わせるかということになりますと、非常な問題がある。現に梳毛糸のごときは、これに対してその生産費を割る勧告価格が今日要求せられておる。しかもこの勧告価格によりましても、実際にその値段を下げるということはむりでありますから下らない。そこで今度生産統制までやろうという線がはつきり出て来ておる。これは先のことはわからないとか、仮定とかいう問題ではなくして、当然出て来なければならない事実でありまして、そういつた事実を見ましても、これは日本の業者に対して非常な負担を加重させて、それによつてこの戦争を遂行して行こうという意図がありありと出て来ておる。それに対して政府がはつきりと協力を表明される。こういう問題が出て来ておる。この場合におきまして、当然またこれに不可分に出て来る問題は、財政負担の激増であります。梳毛糸一つを例にとりましても、そうでございますが、さらにほかの繊維製品、羊毛でありますとか、その他一切の繊維製品に対しまして、どんどんとこういう統制が実際に出て来ている。さらに七—九月の外貨割当にいたしましても、政府は民間輸入ということを盛んに誇称しておりましたけれども、そうでなくして、民間輸入よりも政府輸入の色彩がはつきりと出て来ておる、このようにして、今度のこの朝鮮の問題をきつかけにして、急速にむしろ統制というものが、今度はただ単に吉田内閣自身からの官僚統制というよりも、もつと始末の悪い統制の線が出て来ておる。それに対してただ吉田内閣は便乗するというような事実が出て来るわけなのであります。この梳毛糸の問題を一つとりましても、それがひいては業者に非常な赤字をこしらえさせることになります。その負担はあげてこれをまた財政に背負わせるということが、もうはつきり出ておるのでありまして、やがてこれが追加予算の一つの項目にならないとは決して言えない。これはむしろはつきりしておると言つてさしつかえないと思う。今そういう状態であるということは、これは厳然たる事実として私どもはまず認めなければならぬ。しかるに今度ここで提案せられました商品取引所法案、これはもしも前提が、自由党の言われることが正しければ。つまり先般来、大臣なりあるいは特に首藤次官がここであからさまに言われましたが、日本の産業経済は自由だ、どこからも統制を受けないのだ、こういつたことが事実であるとすれば、これはその場合においては、価格形成もまた自由である、そうしてその取引所の機能というものもおのずからそこで発揮せられるということになるわけであります。確かにそうなるわけであります。しかしその前提がまるつきり間違つておる、まさか大臣や次官が、通産省の当局としてこれを御存じないとは、失礼でありますから私は考えない。これはごまかしておられるとしか考えない。今度御承知のように商品取引所法案を出される。商品取引所をつくられて、そこで上場九品目があげられておりますが、これはいずれも国際的な経済につながり、また多く輸入物資にまたなければならない物であります。羊毛にしましても、綿花にしましても同様であります。こういつた場合におきまして、当然国際経済へのさや寄せ、また国際価格へのさや寄せ——さや寄せというよりも国際価格に従属して向うの価格の値下げをむしろ防ぐためにやられておる。こちらの価格操作という面が今までも出ておりますが、これからますますこの面がはつきりして来るということは、これまた火を見るよりも明らかであります。そういう状態で、特に今日商品取引所を設けられるということになりますと、第一に自由主義経済を表看板にせられるという、その表看板にせられるにははなはだ都合のいい政策であります。これで日本はもう自由経済になつた。また価格の形成も自由な需給関係からおのずから形成せられる。そういう表看板を出すには都合のいい一つの組織であります。しかし現実はそうではない現実は先般ほどから申しましたように、国際独占資本の利害に完全に従属して、それの言いなりに多くの品目の価格が統制せられつつある。そうすると。一体この九品目のどれがほんとうに自由な需給関係でもつてその価格形成がなされるか。これははなはだ疑問とせざるを得ない。そういうものはおそらくないと言つても決して過言ではなかろうと思う。でありますから、このことは国際独占資本への隷属化、この価格形成そのものを完全に向うさんの手に握らせるというその組織であるといわざるを得ない。にもかかわらず、なおかつ自由党、吉田内閣はこれを自由経済の表看板だとせられるならば、それはこの看板でこういうほんとうの正体を隠蔽される役割を演ずるものであると考えざるを得ないのであります。そういう意味におきまして、私どもはこの法案にはむろん頭からその欺瞞性、また隷属強化という点におきまして反対せざるを得ない。なおこの隷属強化という点を具体的に一々あげるまでもなく、この法案を見ましても、審議会の構成組織なり、あるいはまた仲買人との関係なり、その審議会の背後にあるものからずつと一貫して、むしろ今度は直接向うの統制が及ばない、こぼれた商品に対して組織的にこういう統制をやる一つの機構にならないとは限らない。そういう点から考えましても非常にこれは問題である。そうなると一方では自由経済、自由経済と言つておる。また実際資本主義でありますから、根本は自然なる需給関係に従つて価格は形成されようというこういう自由統済というものを表看板にされるということから、どういうことが生ずるかといいますと、これは実際には統制が非常に強化されるということと、これが食い違いまして、その間にはまたあの鉱工品、貿易公団その他の公団で現在展開されておるあの大不正、腐敗事件というものがきびすを次いで出て来るという危険を十分にはらんでおる。政府委員はなぜ笑つておるか。この厳然たる今の公団の腐敗がどこから来ておると一体諸君は考えられておるのか。じようだんじやない。もう少し慎重に聞いてもらいたい。われわれは決してこれをだてに反対せんがために反対しておるのではありませんよ。  (「討論をやつてもらいたいな」と呼ぶ者あり)政府委員はぎやあぎやあ笑つておる。(「政府委員だつて人間だからおかしければ笑うよ」と呼ぶ者あり)いずれにいたしましてもこの公団の不正問題につきましては、われわれは全野党とともに徹底的に突きとめて行きたいと思つておりますが、こういう公団の不正事件というものは、またこの商品取引所という、実際とは反したインチキな看板でもつて出されるだけに、よけいに統制との間に食い違いが起りまして、そうして、これらの不正が非常に蔓延する。ますますこれから火がついて来るというような危険をはらんでおると思うのであります。これらの点を私は全面的に勘案いたしまして、この法案に対しまして日本共産党を代表して絶対に反対の意見を表明するものであります。

小金義照自由党

○小金委員長 次は小平忠君。

小平忠農民協同党

○小平(忠)委員 私はただいま議題となつておりまする商品取引所法案に対しまして、農民協同党を代表して反対いたします。その理由を簡単に申し述べたいと思います。  そもそもこの法案の内容を検討いたしますのに、立法の趣旨、考え方については基本的には私は賛成をするものであります。しかるに考え方はいいのでありますが、日本の経済事情をわれわれが十分に把握して真剣にこの法の施行なりあるいは実施については考えなければならぬ。と申しますのは、御承知のように戦前、戦後を通じまして長い間統制経済下に置かれて参りましたが、一昨年以来逐次統制を廃止し、特に繊維製品については配給、価格面についてもその統制を全廃して参りましたので、その結果いかなる事態が惹起したかということをわれわれは十分に反省してみなければならぬのであります。特に日本の現状としては、今日上場商品として取上げておりますところのこの九品目、これらの面について、乾繭、生糸、人絹糸等を除く綿糸その他羊毛あるいはゴム、これらに対しまして私は絶対量の不足ということを申し上げなければならない。特に繊維製品につきましては、炭鉱並びに農村におけるところの衣料の実情というものは、非常に一大混乱を呈しております。特に農村衣料につきまして、報奨物資として昨年の政府のとられた施策が御承知のように数十億のこれに対する補填をしなければならぬ。すなわち報奨物資に対する補填に関する法律案が、ただいま農林委員会に上程されまして審議されております。こういつたような問題も、現にこの統制経済から自由経済へ移行する行き方について政府が万般の処置をとらないというと、とんでもないことになる。特に最近の朝鮮事変に関連しまして、国際事情の急変によるところの貿易事情というものは、決して楽観を許されません。そういうような観点から、少くとも戦前における日本の自由経済のような考え方のもとにこの取引所を設置する場合において、いかなる事態が惹起するか。これは火を見るよりも明らかである。結論を私は簡単に申し上げます。現段階においてこの法案の内容そのものについては、賛成であるが、これを実施する段階ではない。すなわち本法の施行の時期が時期尚早であるということを申し上げまして、私はこの法案に反対するものであります。

小金義照自由党

○小金委員長 これにて討論は終局いたしました。引続き採決をいたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕

小金義照自由党

○小金委員長 起立多数。よつて本案は可決いたしました。  この際本案の委員会報告書作製の件についてお諮りいたします。これは先例によりまして委員長に御一任を願いたいと存じますが、これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小金義照自由党

○小金委員長 御異議なしと認めます。よつて委員長に御一任をいただいたものと決します。     —————————————

小金義照自由党

○小金委員長 次に請願及び陳情書の取扱いについてお諮りいたします、今会期に当委員会に付託または送付されておりまする請願及び陳情書は、請願二十七件、陳情書十二件でありまして、なお今明日中に数件付託せられる予定であります。会期も切迫しておりまする現在、これらの請願及び陳情書の審査を促進いたしまするために、請願及び陳情書審査小委員会を設置してはいかがかと存じますが、このようにとりはからうに御異議はございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小金義照自由党

○小金委員長 御異議ないようでありまするから、請願及び陳情書審査小委員会を設置することに決します。  次にこの小委員会の小委員の数及び小委員並びに小委員長の選任の方法についてお諮りいたします。小委員の数は十名といたしまして、選任の基準は各派の所属委員数の比率によつて、これを各派に割当てることとし、なお小会派よりも一名は出ていただくようにいたしまして、小委員及び小委員長の選任は、選挙の手続を省略して、委員長において指名をいたしたいと存じますが、以上小委員の数及び選任の方法について御異議はありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小金義照自由党

○小金委員長 御異議ないようでありますから、そのように決定いたします。それでは小委員を指名いたします。    今泉 貞雄君  小川 平二君    高木吉之助君  多武良哲三君    中村 純一君  南  好雄君    高橋清治郎君  今澄  勇君    田代 文久君  小平  忠君  以上十名の方を小委員に指名いたします。なお小委員長には多武良哲三君を指名いたします。小委員会におきましては、能う限りすみやかに、かつ慎重に御審議の上、本委員会にその結果を御報告くださるよう希望いたします。  次会の開会日時は公報をもつて御通知申し上げます。  本日はこれにて散会いたします。     午後三時十二分散会

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