考査特別委員会 第1号
- 発言数
- 15 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1950/07/19
会議録
○大森委員 ただいまより会議を開きます。 私が年長者なので、衆議院規則第百一条により、委員長の選任されるまで委員長の職を行います。
○岡田(春)委員 きようは委員長の選任の問題について委員会があるわけでありますが、これはあらためて言うまでもなく、衆議院規則の第百一条をごらんになるとおわかりの通り、特別委員会の委員長の互選は、委員の選任の当日、または翌日これを行うということになつております。ところが委員の選任はすでに皆さん御承知の通り、議長によりまして十三日に指名をされております。しかるにその委員長を本日これからきめなければならないということは、衆議院規則に違反しておることは明らかであります。しかも十三日に委員の指名が行われましてから、その当日以降ほとんど連日にわたりまして委員会が開会されておるにもかかわらず、委員会が実は構成されておりません。特に昨日におきましては大森委員長が招集いたしまして、委員の出席を要求したのであります。そのときにも委員会が遂に構成できなかつたのであります。しかもその委員会の構成ができなかつた事情について昨日懇談のうちに種々論議をいたしたのでありますが、これは自由党の委員が出席しないために遂に委員会が構成できなかつた。このことは昨日の懇談会において委員長の口から正式に確認をされ、自由党自身もこの点を確認されまして帰られたようなわけであります。しかも新聞紙上その他によつて仄聞するところによりますと、考査委員会の次期委員長の選任に対して、自由党内においては相当紛糾いたしまして、この委員長の選任がなかなか決せられなかつたのだということであります。 一昨日の新聞によりますと、自由党の幹部会ですか、役員会ですかにおいて、考査委員長がようやく決定されたということが報道されております。また本日は自由党の代表者として吉武君から、正式に各党に対して、委員長がきまつたから御了承願いたいというお話を私たち承つたのでありますけれども、本日に至りましてこのようなことが自由党から申入れられるということは、これは自由党内の混乱、統制の不統一が暴露して、統制がとれないために、衆議院規則百一条を蹂躪し、破つておるということは明らかであります。この点において私はこの機会に、委員長の立場から衆議院規則を忠実に守つて行かなければならない、また委員会としても、自由党が本日まで考査委員長を決定しなかつた、しかも百一条を破つたのは自由党であるということを、はつきり御確認を願いたいと思う次第であります。
○大森委員 年長者からその経過を簡單に申します。十三日の日にも私参りましたが、やはり出席者がなかつた。これは自由党とかどこの党とは申しません。全員の過半数に達しなかつた。また次の日も一昨日も昨日もやはり同様でありまして、委員会を開くことができなかつたのでありますが、この点は年長者である私の不徳のいたすところと思つております。
○佐々木(秀)委員 ただいま岡田君から衆議院規則第百一条に違反しておるというお話でありましたが、そのあとで委員長が、ただちに委員会を招集しましたが、不幸にして定足数に満たなかつたことを再三繰返したと話されたことによつて、衆議院規則の違反ではありません。本日ただいまになつて定足数に達したのでありますから、仮委員長としての職務は遂行しているはずであります。そういう意味合いからいたしましても、衆議院規則第百一条には違反しないということであつて、本日定員に達したのであるから、この委員会は正式な委員会であると思いますので、ただちに審議を進められんことを望みます。
○大森委員 これは超党派的な委員会でありますから、両君の御意見についてあまり討論に入らないようにお願いいたします。ちよつと速記をとめて。 〔速記中止〕
○大森委員 では速記を始めて……。 ただいまより委員長の互選を行います。その方法についてお諮りをいたします。
○吉武委員 委員長の互選は、投票を用いずに篠田弘作君を推薦いたしたいと思います。
○大森委員 ただいまの吉武君の御発議に対して、異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大森委員 それでは満場一致をもつて篠田弘作君が当選いたされました。これにて私は委員長席を退きます。(拍手) 〔篠田弘作君委員長席に着く〕
○篠田委員長 ただいま私旅行先からもどつて参りまして、はからずも皆様方によりまして考査委員長という重大なる責任を持つ委員長に推挙いたされましたことは、まことに身に余る光栄であります。非常に微力ではありますけれども、委員会の性格に照し、誠意をもつて民主的なる運営をやつて行きたいと心がけております。どうぞ皆様方の御協力をお願いいたします。(拍手)
○猪俣委員 名委員長の出現によりまして、この会が本日から活動を開殆せられることになりましたことは、はなはだけつこうだと思うのであります。そこでお互い今までの考査委員会の経過を見まして、多少そこに遺憾な点があつたやにも感ぜられるのであります。それはいわゆる超党派的存在ということが、この委員会成立の当初からの院議に相なつておるのでありますが、多少さようなことに対して欠くるところがあつたのではないかという非難があるのであります。そこで新たなる委員長のもとにおきましては、どうか超党派的に運営するという大方針をかたく維持せられることを希望するとともに、その意味におきまして、衆議院内の小会派であります公正倶楽部あるいは社会革新党という政党からも、委員を一名ずつ出すように御尽力願いたいということと、なおまた考査委員会の事務局の人事あるいは経理の点につきましては、なるべく理事会に相談をしてその了解を得るように、民主的に運営していただいて、今までの委員長の独断專行という非難を受けないようにやつていただきたい。端的に申しますと、そういうことがだんだん中傷せられまして、超党派的でないというような非難が出て来るのでありますから、さようなことを—さつきいろいろ懇談をいたしたのでありまするが、新委員長におきまして、このわれわれの要望を実現できるよう御尽力願いたいということを提案いたします。
○篠田委員長 ただいま猪俣君からの御発言に対しまして、超党派的に運営するという問題は、それは本委員会の性格上、従来もそういうふうに行われたと思うのでありますが、もしただいまおつしやつたような疑問があれば、一層われわれは注意をいたしまして、御期待に沿うつもりであります。第二の委員の問題と人事の問題につきましては、これは理事会その他に諮りまして御希望に沿うように努力いたすつもりでありますから、御了承願います。 引続き理事の互選を行いたいと思います。その方法はどういうふうにしたらいいでしようか。
○吉武委員 理事の互選はその数を七名とし、投票を用いず、委員長において指名されんことを望みます。
○篠田委員長 ただいまの吉武君の動議に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○篠田委員長 御異議がなければ、理事はその数を七名といたしまして、委員長に指名権をいただきましたから、私より御指名を申し上げます。 内藤 隆君 吉武 惠市君 島田 末信君 塚原 俊郎君 小松 勇次君 久保田鶴松君 横田甚太郎君 以上を理事に指名いたします。(拍手) 本日はこれにて散会いたします。 なお次会は公報をもつてお知らせいたします。 〔午後三時五分散会〕