議院運営委員会 第9号
- 発言数
- 217 件
- 登壇者
- 16 名
- 会派数
- 7
- 開催日
- 1950/07/29
会議録
○小澤委員長 それではこれから会議を開きたいと思いますが、その前にちよつとごあいさつを申し上げます。 先般の本会議におきまして、皆様方の御推薦によりまして、運営委員長に選任されたのであります。非常に感謝をいたします。御承知の通り私も二年前までは皆様方と御一緒にこの部屋でいろいろ審議を続けて参つたので、ちようどわが家に帰つたような感じと親しみを持つております。しかし二年前の運営と今日とでは大分違つておりまして、二年前の跡形はほとんどないくらいに進歩しておりますから、新しい気持で皆様方の御援助と御指導を得たいと思います。何分よろしくお願いいたします。(拍手)
○大村清一君 ちよつとこの機会に、時間をいただいてごあいさつを申し上げたいと思います。 私一身上の都合で、運営委員長の辞任を申し出ておいたのでありますが、一昨日の本会議で御承認をいただいたのであります。顧みますと、一年半の長きにわたりまして委員長の重職を汚したのであります。その間各位の絶大なる御同情と御支援とによりまして、この重責を果し得たことはまことに感謝感激にたえません。厚く御礼申し上げる次第であります。 委員長は都合でやめましたが、毎日委員会には出て来ておる次第でありますので、どうぞ相かわらず御指導御鞭撻を賜わらんことを切にお願い申し上げます。一年半の長きにわたる御同情を重ねて厚く御礼申し上げます。(拍手) —————————————
○小澤委員長 それではこれから会議に入ります。 第一に、全国選挙管理委員会委員の補欠指名に関する件につき、お諮りいたします。
○椎熊委員 これは先般事務総長から御説明がありましたが、わが党から推薦させていただくことになつております。すでに事務総長の手元まで候補者を届け出ておりますので、御賛成を願いたいと思います。
○大池事務総長 その点御報告を申し上げます。全国選挙管理委員会の委員の野村秀雄さんがおやめになりましたので、民主党の方に後任の御推薦を願つておりましたが、後任者として、白石古京さんの御推薦がありました。
○林(百)委員 これはどういう人ですか。
○岡田春夫君 経歴をちよつと話してください。
○椎熊委員 京都日々の社長で、京都市における選挙管理委員会の委員長を長くやつております。今度共同通信の理事になられて東京に来られるのですが、選挙問題についての熱心な研究者であります。仕事の関係から申しましても、最適任者と思います。
○林(百)委員 私の方は今初めて聞いたのですが、これをきようの本会議でやるのですか。
○大池事務総長 御異議がなければ、さようにお願いいたしたいと思います。
○林(百)委員 それでは本会議までに意見をまとめて申し上げます。きようの本会議におかけになることだけはいいです。
○小澤委員長 お諮りいたします。ただいま民主党御推薦の白石古京君を、全国選挙管理委員会委員に指名し、本日の本会議に上程する。但し共産党は本会議までに意見をまとめる。これに御異議ありませんか。
○小澤委員長 それではさようにいたします。 —————————————
○小澤委員長 次に北海道開発審議会委員の補欠指名の件を議題にいたします。
○石田(博)委員 今まで篠田弘作君が就任しておつたのでありますが、今回辞任せられましたので、その後任を私の方から御推薦申し上げることになつております。そこで苫米地英俊君を御推薦申し上げますから、御賛同を願いたいと思います。
○小澤委員長 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林(百)委員 これも本会議までに私の方は連絡したいと思います。
○小澤委員長 それでは共産党を除いたほかの方は御異議がなく、共産党は本会議で連絡して賛否を決する。さように決します。 —————————————
○小澤委員長 次に文化財保護委員会委員任命につき同意を求めるの件を議題にいたします。
○大池事務総長 この件は前会御報告を申し上げておきまして、決定は次会までということで願つておいたのであります。文化財保護委員会委員として、高橋誠一郎君、細川護立君、矢代幸雄君、一萬田尚登君、有光次郎君、この五君を任命したいから同意を求めたいという申出であります。五君の履歴書は御配付いたした通りであります。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田(博)委員 政府で推薦しておるので、與党が異議のないのは当然ですが、こういう問題は今後もあることと思いますので、一言だけ申し上げておきます。ほかの委員会の方は大した問題はないが、この委員会は相当の手当を出して、しかも相当大きな仕事を担当し、常勤を要する委員であると承知しております。その場合に、現在日本銀行総裁の重職にある一萬田尚登氏を推薦されるということは、反対するわけではないが、私ども若干の疑点を有しておるということだけを申し上げておきます。
○中村(寅)委員 今のに関連して、一万田氏を推薦しておるというのは、日銀総裁の立場で推薦しておるのか、個人として推薦しておるのか。
○大池事務総長 その点は政府側が推薦しておるので、政府委員でも呼んでお聞き願わないと、どういう点から推薦されたか存じません。文部委員会か何かで……。
○椎熊委員 文部委員会では有光さんに難色があつて……。
○小澤委員長 この問題は、私の方の党の総務会でも問題になりまして、天野君に来てもらつていろいろ事情を聞いた。ところがいろいろ御意見があつたので、選考委員が投票までしてきめたのですが、一万田さんはやはり金融関係ということに相当の根拠を持つておるらしい。いろいろりくつもありまよとうが、この文化財の委員に、そういう金融方面との連絡を持つということもいいではないか。今の石田君と同じ議論もあるのでありますが、一応事情やむを得ないものとして推薦した。これだけ非公式にお答えしておきます。
○岡田春夫君 議論もいろいろあるでしようが、われわれの方では、適任でないという意味で賛成できません。
○石田(博)委員 上程することには賛成でしよう。
○岡田春夫君 上程することはいいけれども……。
○石田(一)委員 この際はつきりしておかなければいけないと思うのですが、政府が文化財保護委員として、この五名の承認を求めて来た。五名でなければならないものを、三名あるいは四名だけ承認を求めるのでいいかどうか。中の一人を承認しないで、あと四人を承認するという仕方が許されるかどうか、五人なら五人まとめて承認するのでしよう。そうすると今の岡田君の、一名は資格がないから承認しない、あとは承認するという形が許されるかどうかという問題ですが……。
○岡田春夫君 そうじやない。文化財の委員を選ぶということできよう上程するというから、文化財委員を選ぶことはいいが、委員の選任において適任でないからいけないというのだよ。
○佐々木(秀)委員 選ぶのじやないのです。承認ですよ。
○石田(一)委員 政府が選んでその承認を求めるので、五人そのままを承認してもらいたいというのでしよう。
○大池事務総長 政府としてはこの五人をまだ任命していないわけでありまして、任命したいから同意してくれという話であります。向うとしては五人の委員だから五人を出したので、衆議院で四人でいいとか、三人でいいとか、あるいはその中の一名はいかぬという御意向であれば、議長の方で同意を求める際にそのはからいはできると思います。承認のないものは向うも任命できないのですから、御異議のない方だけをまず同意を求めて、一部のものをあらためてやることはさしつかえないと思います。
○松井(政)委員 これはきようどうしてもやらなければならないのですか。
○小澤委員長 今の公職の問題について事務総長から……。
○大池事務総長 この前細川さんの問題が出まして、私の方でもその間いろいろ事情を聞いたのですが、すでに公職にパスしておるそうでございます。しかしそれが履歴書に載つておらなかつた、盛りそこなつておつたということで補充された。その日付がわかつておりますからあとで……。 〔「了解」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 上程するには御異議がないと思いますが……。
○大池事務総長 上程することに御異議がなければ上程して、そのあと御異議のあるものは起立採決で……。
○小澤委員長 上程することに御賛成願つて、上程した後の採決は、起立採決でお願いすることでよろしゆうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それではそういうことに決定いたしました。 —————————————
○小澤委員長 次に更生保護事業審議会委員及び中央災害救助対策協議会委員の任命について、国会法第三十九條但書により議決を求めるの件を議題にいたします。
○大池事務総長 更生保護事業審議会委員についてこの前お打合せを願つたのでありますが、更生保護事業審議会委員として、本院から庄司一郎君、参議院から宮城タマヨ君を任命いたしたい。なお中央災害救助対策協議会委員に、参議院の高橋龍太郎君、山縣勝見君を任命したいから、国会法三十九條但書により議決を求めるというのであります。
○小澤委員長 何か御意見ありませんか。
○林(百)委員 これも前と同様上程して、起立採決にしてもらいたい。
○小澤委員長 それでは上程をして、起立採決ということでよろしゆうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それではさようにいたします。 —————————————
○小澤委員長 次に旧軍港市国有財産処理審議会委員の任命につき同意を求めるの件を議題にいたします。
○大池事務総長 私から御説明申し上げます。旧軍港市国有財産処理審議会委員に、ただいまお手元に配付させました荒井誠一郎君、長崎英造君、野村秀雄君、堀越禎三君、山田義見君、この五君を政府側において任命したいから同意を求めるというのであります。これは新規の問題でありますので、本日むりならば次会までという先例もありますが、一応御相談願います。
○石田(博)委員 先例通り次会にしましよう。
○小澤委員長 それではこの問題は初めてですから、次会まで研究した上で、次会で扱つてよろしゆうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それではさように決定いたします。 —————————————
○小澤委員長 次に漁港審議会委員の任命につき同意を求める件を議題にいたします。
○大池事務総長 これも新規の問題でありますから、場合によつては次会でもよろしゆうございますが、漁港審議会委員に井出正孝君、川村善八郎君、橘英三郎君、鮫島茂君、田村延一君、宮原庄助君、川口満義君、横田象三郎君の八君を任命したいから同意を求める。なお川村善八郎君は衆議院議員でありますから、その上に国会法第三十九條但書の議決を求めて来ておるわけであります。
○椎熊委員 この委員は全部與党で占めてしまつておる。こういうやり方はよろしくない。われわれの方から反省を求める意味で適当な人を推薦したのであるが、選考に入れられなかつたので、これは党へ持ち帰つて相談しなければお返事できませんから、次会にしていただきたいと思います。
○小澤委員長 この問題は、椎熊君の申出もありますから、本日の上程は見合せまして、次会で審議することにしたいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それではさようにいたします。 —————————————
○小澤委員長 次に国会法等の一部を改正する法律案について御協議願います。提案者の代表として、参議院の中村君から趣旨の弁明を願います。 —————————————
○中村参議院議員 私参議院の運営委員会の庶務小委員長の中村でございますが、ただいま議題となりました国会法等の一部を改正する法律案につきまして、発議者を代表して御説明申し上げます。 まず国会法等の一部を改正する法律案の要点は、第一に、法制局長は事務総長と並んで議長に直属する立法補佐の最高責任者として、きわめて重要な任務を持つておることにかんがみまして、同局長を各議院の役員とすることが適当と考えられますので、その趣旨の規定を加えようとするものであります。この選任方法につきましては、事務総長と同様に、国会議員以外の方からこれを選任することといたしたい。 第二に、以上のように法制局長を役員といたしますことに伴い、同局長に公舎を貸與しようとするものでありまして、そのために国家公務員のための国設宿舎に関する法律に所定の改正を加えようとするものであります。 以上がこの改正法律案の内容でありますが、この改正につきにしては、参議院におきましては各派共同提案とし、委員会の審査を省略して、昨日本会議において全会一致をもつて可決し、貴院に送付したものでありますので、ぜひとも早急に審議されんことを特にお願い申し上げる次第であります。
○小澤委員長 まずこの問題に対する質問をお願いしたいと思います。
○椎熊委員 両院の国会法に関する改正を、事前にどうして他院に相談しなかつたのですか。議決してしまつてから持つて来られると、意見があつてもなかなか円滑に行かない場合があり、むり押しをするような形がある。それは不用意なことであるから、そういう相談をやつたかどうかを伺いたい。
○中村参議院議員 参議院におきまして、各会派がそれぞれ衆議院の方と実質的な連絡をとりましたのと、もう一つ、参議院の庶務小委員会の立案でありました関係上、貴院の庶務小委員長の今村君に連絡を申し上げまして、一応よかろうという話で提案し、向うとの交渉もやつた次第でありますので、御了承願いたいと思います。
○椎熊委員 新国会になつてから、事務総長を国会の役員にする場合も非常に論議があつた。その際の論議のいきさつは、あなたの方で御存じの上でこういうことをやつたのですか。
○中村参議院議員 その点も承知いたしております。
○林(百)委員 事務総長に伺いたいのですが、この法律案については、議案の配付を受けてわれわれに見ておいてもらいたいということがあつたように記憶するのです。椎熊君の方には全然連絡がなかつたというようなことですが、どつちでしようか。
○大池事務総長 私から一応御答弁申し上げますが、私の方から皆様の方に、事前に案を御配付したという事実はございません。これをちようだいしてから配付したことはあるのですが……。
○石田(一)委員 要するに法制局長の地位、職責上の身分について、こうした法律の改正によつて事務総長と同格にするという意味が含んでおりますか。
○中村参議院議員 提案理由で抽象的に申し上げたわけでありますが、最初の国会の場合は、法制局は法制部として事務局の管轄に属しておつたわけであります。それを立法府としての趣旨にかんがみ、これを外局といたしましたときに所定の改正を加える考えでおつたのですが、その機会がなかつたので、立法府として事務局の最高責任者が事務総長であり、法制関係の最高責任者が法制局長であるという立場から、所定の改正を加えんとするものであります。
○小澤委員長 ほかに質問ありませんか。——質問がなければ、本案に対する御意見を承ります。
○椎熊委員 先ほど申し上げましたように、事務総長を国会の役員にするときも非常に問題があつて、憲法上の解釈の問題までも論議されたはずだと思います。私は法制局の現在のあり方は非常に重要ではあるが、それは国会構成の一部分であり、国会を構成し、運営して行く上に必要なものである。いわば事務的存在であり、事務総長を国会役員としたのとは非常に意味が違う。ことに公務員の宿舎の問題等もあるので、事務統制の上からも紛淆を来すのではないか。法制局は独立していなければならぬということもない。事務総長のもとに属しておつても不便はない。ことに役員にしなければならぬという必要は毛頭ないものだと思う。その点了解に苦しむのであります。従つて、私は法制局の存在は尊重いたしますが、国会の構成分子として見て、役員にすることには反対でございます。
○林(百)委員 私の方は前に国会法をつくるときから、政府に立法させることは変則的な形で、将来は議員みずからが立法する措置をとらなければならない。その場合、法制局を拡充することはどうしても必要だということを言つて参つたのであります。漸次そういう方向をたどつて来ておりますが、この際われわれは名実ともに国会の法制局を拡充し、権威あるものにせしめるために、事務総長と同じ立場に法制局長を置くことが時宜に適した処置だと思いますので、私の方は賛成であります。
○小澤委員長 御意見がわかれておるようですから、本件はしばらくあとまわしにいたします。 —————————————
○小澤委員長 次に衆議院規則中改正の件を議題に供します。
○大池事務総長 衆議院規則中改正の件は、ただいまの法制局長を役員にした場合に必要な改正をしなければならぬわけでありますが、これは前の案件と付帶しておりますので。同じようにあとまわしに願います。
○小澤委員長 それではこの二件は一括して、後ほど御意見を承ることにいたします。 —————————————
○小澤委員長 次は緊急質問の取扱いについて御協議願います
○大池事務総長 緊急質問は、ただいまお手元に配付させましたように四件出ておりますので御協議願いたいと思います。この前、憲法擁護に関する鈴木義男さんの緊急質問を本日お許しするということに決定をいたしておつたのでありますが、その後義勇軍に関する緊急質問が小川半次君から提出されました。さらに最近における政府の産業並びに貿易政策に関する緊急質問が、共産党の深澤義守君から提出されました。同じく憲法の運営に関する緊急質問が、佐瀬昌三君から出て参つております。このあとの三件の問題をいかに取扱われますか、御協議願いたいと思います。
○椎熊委員 この前の憲法擁護に関する緊急質問はきまつたのですか。
○大池事務総長 これは本日上程することにきまつております。
○林(百)委員 われわれの方の決議案はどうですか。
○大池事務総長 今緊急質問のことを申し上げておるわけですが……。
○椎熊委員 この前欠席してこういうことを申し上げるのははなはだ申訳ないが、事重大ですからお許し願いたいと思います。鈴木義男君によつてなされる憲法擁護の緊急質問の中に、今度できようとする国家警察予備隊の問題について、予算的措置が質問第一にあげられておる。この問題については各党代表者がたびたび関係方面に招致せられ、了解の上で、国会でこの内容に対しては論議しないのが大局的に国家のために利益だという見地に立つて、われわれもたくさん聞きたい点があるが、大局的見地からがまんしておる。それを突如として憲法擁護に名をかりてこの問題を取上げられることは、今まである種の了解をして、みんなががまんして来た精神とは違う。聞くところによると、自由党の人たちも一人くらい許してやつてもいいというような、簡單なことで許したというのですが、これは軽率です。国家警察予備隊の問題は国会で論議すべからずという見解に立つておるので、この緊急質問には反対いたします。
○小澤委員長 ちよつと速記をとめて懇談にいたします。 〔速記中止〕
○小澤委員長 それでは速記を始めてください。 それではこの問題はあとまわしにいたします。
○佐竹晴記君 ちよつとこの時間を拜借して、委員の交代の件についてお願いしたいと思います。私の方の大石ヨシエ氏が厚生委員をやつており、農協の松本六太郎君が地方行政委員会の委員をやつておりますが、これを両方が了解し合つて交代したいというのであります。議運の方で御承認いただければ、そういうことにお願い申し上げたいと思います。
○福永委員 話合いがついておるのならば、私の方では別に異議はありません。
○小澤委員長 それでは佐竹君の発言通り、了承することにしてよろしゆうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それではさように決します。 —————————————
○小澤委員長 次に議事日程について……。
○大池事務総長 本日の議事日程のことについて一応御説明申し上げます。議事日程の第一に入ります前に、何を入れるかはあとまわしにいたしまして、議事日程の第一、第二は建設委員会のもので、理事の内海安吉さんが御報告になります。これは共産党が反対でございます。
○林(百)委員 討論は保留しておきます。
○大池事務総長 日程第三は、農林委員会の理事野原正勝君が報告になりまして、これも共産党は反対でございます。日程第四は、厚生委員長の寺島隆太郎君が御報告になりまして、これは全会一致の案でございます。日程第五の税関の支署並びに出張所の問題は、大蔵委員会の委員長夏堀源三郎君が御報告になります。これも全会一致でございます。本日の日程に上つておる件はそれだけでございます。 なお本日緊急上程をお願いたしたいと思つておるのがございますから、それを御報告申上げます。外務委員会の阿波丸事件の見舞金に関する法律案、これは全会一致で上つて来る予定になつております。委員会はすでに終了しておると聞いております。 それから大蔵委員会にあります国有財産法第十五條の規定に基き、国会の議決を求めるの件、これは葉山にあります御用邸の一部不用になつた土地を、国有財産法で解除するというものですが、これも今上つたそうでありますから、緊急上程の取扱いをお願いいたします。 もう一つ、厚生委員会から狂犬病予防法案も上つて来ることになつております。これは全会一致でございます。阿波丸事件と国有財産と狂犬病予防法、この三つだけ上つて参りますから、お願いいたしたい。
○林(百)委員 私の方で出した決議案の問題ですが、向うの関係をここで説明してもらえばいいと思いますが……。
○大池事務総長 国家警察予備隊の問題ですか。
○林(百)委員 原爆の決議案です。
○大池事務総長 今共産党の方から特にお申出がありましたので、別に私から説明する必要もないと思つておりましたが、一応申し上げます。原子兵器禁止に関する決議案というのが出ております。内容は、すべての原子兵器の禁止を世界に切望するというので、今後これを世界のどこにでも使うものは、人類の破壊者と認めるという趣旨であります。 決議案は、従来は普通議案と同じようにオーケーをとつておつたのでありますが、その点本国会から非常にゆるみまして、決議案が出た場合には一々クリヤーをせぬでもいいから、どういう決議案か出たか御報告してもらいたいということで、今日まで取扱つて参つた次第であります。ただいま申し上げたような決議案が出ました関係から、私の方ではその筋に報告をいたしたのでありますが、先方から、この決議案は一時とめおくようにということでございましたので、その点御報告申し上げます、それに関連して、けさほどGHQの方から、決議案は従来通り取扱うが、予算及び人事に関係のある決議案は、今後GHQのオーケーを必要とするという申出が参つた次第でございます。予算並びに人事に関係のあるという言葉で参つておりますので、私どもの方としても解釈に苦しむ次第であります。一応この点を確かめてみたいと考えますが、ここに出ておるものはその前に刷つたものでありますから、そのまま出ております。特に第二の酒税引下げに関する決議案は、予算に関係があるという点から、どういうぐあいに取扱つていいか、今交渉してもらうことになつております。その次の鉄道建設並びに電化促進に関する決議案も、どの程度に予算に関係があるか。予算に関係のない決議案というものはちよつと信ぜられませんから、その点もう少し確かめてみたいと考えております。今までのところでは、あとに載つております国家警察予備隊の設置に関する決議案と、酒税引下げに関する決議案、鉄道建設並びに電化促進に関する決議案の三件は、一応内容を見たいから、本日はいかぬという話でございます。クリヤーをしていただくように今手続中であります。
○岡田春夫君 事務総長の方で特に調べてもらいたいのですが、予算及び人事という、きわめて抽象的な向うからの話はどういうことであるか、具体的にその範囲をあとで調べていただきたいと思います。
○大池事務総長 結局決議案全部がオーケーがいることになつてしまいますが、そこでただいま上つておる第二の酒税引下げは、すぐ予算がそれだけ減つて来るのは当然なので、鉄道建設並びに電化促進も予算的措置をとらなければならぬこともあるだろうし、一応この三件はクリヤーをするから待てということで、現在待つておるわけであります。今後の問題として、予算並びに人事に関係があるというのは、いかなる意味であるかということも調査して参りたいと思います。 —————————————
○小澤委員長 それではただいまあとまわしにしておりました緊急質問についてお諮りいたします。
○石田(博)委員 今私ども三者で話合いをいたしました結果だけを御報告申し上げます。その結果を御承認いただくかどうかは別問題であります。三者で話し合いました結果、椎熊君からの発言は、きわめてもつともなことであるということが一点、しかしながらすでに本委員会において上程を決定したことでもありますので、社会党あるいは私の方から出ております緊急質問の提案者の趣旨説明の場合には、椎熊君の御発言の趣旨を十分体して行うということに話合いをきめた次第であります。
○小澤委員長 今の鈴木君の緊急質問は、前国会で決定しておりますので、一応前会決定通り上程いたしまして、ただいま石田君からの発言もありましたから、質問者は椎熊君発言の趣旨を体してしかるべくお願いをする。
○松井(政)委員 了承いたしました。
○石田(博)委員 そこで鈴木義男君の緊急質問と関連がありますので、私の方から出しております佐瀬昌三君の、憲法の運営に関する緊急質問もお許しいただきたいと存じます。
○岡田春夫君 憲法の運営に関する緊急質問というのは、題だけでは、先ほど佐々木君が言われた通りきわめて抽象的であり、緊急であるかどうかわからないので、内容について御説明願いたいと思います。
○石田(博)委員 御説明申し上げます。その内容は、連合国からの指示に基いて設置の準備を進めております国家警察予備隊の問題について、その基準法並びに予算の取扱いに関する問題であります。
○岡田春夫君 そうしますと、先ほど椎熊君のお話の通り、国警予備隊の問題については、できるだけ本会議では取扱わないようにという申合せはどうなりますか。何らかまたお話合いが必要になつて来るかもわかりませんが、もう少し具体的に言つていただきたい。
○石田(博)委員 その点については椎熊君の御発言の趣旨を体して、発言者に十分注意いたさせます。
○林(百)委員 この問題を国会で取上げること自体が好ましくないという先ほどの椎熊君の意見で、自由党はこれに賛成をしていたわけだ。それを今たなごころを返すように、方針をかえるということはどういうことですか。
○石田(博)委員 私どもの方は、全部やめるという建前ならば、椎熊君の発言趣旨に賛成である。反対はしない。しかし取上げることになつた場合においては、わが党の立場からもこの問題について発言をいたしておかなければならないということであります。すなわち先ほどの椎熊君の御発言に賛成をいたしましたのは、鈴木義男君が提出された緊急質問の取扱いか、何らか変動をされるという前提で賛成をいたしたのであつて、それが取上げられると決定したならば、状況が変化しておりますので、状況の変化に伴い、われわれの方でもいたしたいというのであります。
○岡田春夫君 石田君に特にはつきり伺つておきたいのですが、あとにもこういう関連をした問題があるだけにはつきりしておきたい。あなたの方は、国警予備隊の問題を本会議で取上げることはかまわない。先ほど椎熊君からそういう話があつたということは全然問題にならない。あくまで取上げてもかまわないという立場に立つてのお話ですか。
○椎熊委員 さつきの趣旨は尊重してやるというので、それが前提なんだよ。
○岡田春夫君 取上げるということをはつきりしてもらいたい。
○林(百)委員 椎熊君のは、取上げること自体が好ましくない、関係方面の意向だからやめようというのですが、その方針はかわつたわけかね。
○椎熊委員 われわれの主張を尊重してやるということでいいじやないか。
○林(百)委員 取上げるということ自体が好ましくないので、取上げないことが一番椎熊君の趣旨に沿つておるのではないか。
○佐々木(秀)委員 君らが取上げるということで、それが通つたんだからいいじやないか。
○岡田春夫君 もう少し説明をしてもらいたい。
○石田(博)委員 この問題について、岡田君の質問に対する私の答えは、先ほどと同様であります。繰返す必要はないと思います。
○小澤委員長 それでは佐瀬昌三君の緊急質問は、本会議に上程することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それでは上程することにして、その順位について御協議願いたいと思います。
○石田(博)委員 順位は所属議員数によつてやつていただきたい。
○石田(一)委員 それはいかぬ。鈴木君のが先にきまつておるのだから、鈴木君のを先にやるのがあたりまえだ。
○松井(政)委員 緊急質問の取扱い方は、従来は運営委員会で提出順という形のルールがございますので、そのルール通り、本日も上程していただきたいと思います。
○倉石委員 そんなことはない、順位は話合いできめるのだ。
○石田(博)委員 順位の問題は、そのときの話合いできめておるのであつて、必ずしも提出順ということにはなつていないのであります。
○石田(一)委員 提出順になつていないからといつて、先にこの委員会が取上げて決定したものをまず認めるべきである。この前の運営委員会で、第一の問題として今日取上げることを決定上していたものであるから、これが先であつて、この問題以後に出された緊急質問は、今日の運営委員会で決定されたものであるから、その次の順位になるのが常識的に考えて当然だと思う。
○福永委員 きようやるということはこの間きめておりますが、きよう一番初めにやるということまではきめていない。
○佐竹晴記君 きよう鈴木君の質問が一番問題になつてごたごたやつたわけですが、鈴木君のがすでに許されて、情勢の変化があつたから佐瀬君のも許せというので佐瀬君のを許したら、おれが先にやるというのではあまりどうかと思う。事情の変化によつて許すことになつたのだから、まず鈴木君を先にやらそうじやありませんか。
○石田(博)委員 佐瀬君の緊急質問は、事情の変化によつて許されたのではない。鈴木義男君のができるならば、私の方の佐瀬君もできるというだけです。
○石田(一)委員 佐瀬君の緊急質問を先にやらすと、要するに鈴木義男君がやる前に全然反対のことを聞いておいて、鈴木君の答弁の場合には、佐瀬君に答えたと同じであります、というようなことをやられては何にもならぬ。
○倉石委員 そんなことは何もきまつていやしないじやないか。
○佐竹晴記君 質問は、野党側に先にやらせるのが本筋ですよ。
○福永委員 與党はめつたにやらないのだから、たまにやる場合は先にやらしてもらつて……。
○林(百)委員 事実上において、鈴木君のを抹殺する作戰なんだよ。
○中村(寅)委員 常識からいつても、社会党の方が先だ。
○松井(政)委員 これは従来通りの慣例でまつていただきたい。さらに常識から考えても、従来相談してきめておるということからいつても、石田君はいつも提出順で行きましようと言つておる。
○石田(博)委員 そんなことを言つておるつもりはない。速記録を調べてもらいたい。
○松井(政)委員 調べていただきたい。そういうりくつはない。一昨日の運営委員会で上程にきまつた鈴木さんのを先にやつて、そのあとできようきまつた佐瀬さんのを取扱うのがほんとうですね。
○林(百)委員 やらせることに一旦きめてあつたものを、あとから自分の方で緊急質問の順序もふまずに急に持ち出して、それが通れば、おれの方が先だというのはあまり虫がよすぎる。もう少しルールにのつとつてやつてもらいたい。われわれ運営委員会に来ておるのは、あなた方に愚弄されるために来ておるのではない。もう少し真摯にやつてください。大政党ともあろうものは、もう少し襟度を示してもらいたい。これは鈴木君の緊急質問を抹殺する作戰だよ。
○石田(博)委員 鈴木義男君の御質問の取扱いにつきましては、私どもはそれを抹殺するとか何とか、政略的な考え方で今まで協議をいたしたのではありません。お互い腹を割つて今まで御相談を申し上げて来たので、そういう一党の党略的な立場で、鈴木義男の緊急質問を封ずる意味で私は先ほど発言したのではないのであります。ただ順位につきましては、私の言うのをわがままのようにとる方もあると思いますが、私としては、この際社会党の方の御了解を願いまして、佐瀬昌三君を先にお許し願いたいというのであります。
○倉石委員 そうお願いいたしましよう。
○松井(政)委員 私先ほどから運営委員会のやり方について言つておりますが、ここが国会運営の中心になつておるのでやかましく言うのです。鈴木さんの緊急質問は、一昨日の運営委員会で本日上程することに決定しておるのでありまして、佐瀬さんのはただいま決定したのであります。この緊急質問を取扱うについては、当然鈴木さんの方を先にしなければならぬ。これは従来もそのときに相談するということになつておりますけれども、常識的に考えて、大体提出順ということで取扱つて来ておることは現実なんです。そこで自由党の方々にお願い申し上げますが、一昨日決定した鈴木さんの緊急質問を先にお願いしたいと思います。
○林(百)委員 議事進行について……。とにかく緊急質問が四つありますから、このうちどれとどれをやるか、それをきめたあとで順序についてやつてくれませんか。
○小澤委員長 林君のお話の通りにいたしましよう。
○石田(一)委員 ちよつと待つてください。確認していただきたいことがあります。それは順位の問題ですが、緊急質問が前に出ておつて、それが決定しておつても、それよりも一人でも二人でも数の多い政党がそれと同じような緊急質問を出した場合には、その方が順位が先になつて、本会議に上程されるのだということをここで確認するということはどうですか、そうすればそれがりつぱな慣習になるのですが……。
○石田(博)委員 私どもは、そういう全体的なことについて、規則としてきめて行こうという考え方で申し上げておるのではありません。
○倉石委員 話合いできめて行こうというわけです。
○石田(博)委員 私どもが申しておるのは、必ずしも数という論拠ばかりではない。われわれが発言する機会は大体少い。それは與党のかつてだという御議論もあるでしようが、今日までやらないでおるわけです。そういう点も御了承願いたい。
○林(百)委員 これを全部取上げるということにしてから、順位をきめたらどうです。
○椎熊委員 私どもの小川半次君から提出しておる緊急質問は、いろいろ誤解を受けるといけませんから申し上げますが、新聞等で義勇軍の問題が論議されております。最高裁判所長官等も、これに対して法律の解釈みたいなことを個人的な意見として出しておる。政府側はそれに対して別個な見解をとつておる。これは現下の時局に非常に重要性を持つ問題でありますから、政府のこれに対する見解を明確にしておきたい。すでに新聞等にも出ておりますけれども、国会を通じて明確にしておくということなんです。
○佐々木(秀)委員 この中でこれが一番緊急性がある。
○椎熊委員 それで、緊急性があるので、一番最初にやらしていただきたい。
○小澤委員長 それでは第二の小川半次君の義勇軍に関する緊急質問は、本日上程するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それでは上程することにしまして、順位はまたあとで御相談します。 第三の最近における政府の産業並びに貿易政策に関する緊急質問はいかがですか。
○石田(博)委員 これは通産委員会の方におまわし願います。
○林(百)委員 これは通産ばかりではない。最近手持ち外貨が非常にふえたこと、さらにインフレを押えるために外国から品物を買わなければならぬというようなこと、特需物資に関する安本の統制あるいは価格に対する規正など、いろいろの統制規正をしなければならぬ問題もあるし、それから外為予算の五百億のわくを、補正予算で広げなければならぬということもあつて、大蔵、安本、通産等いろいろに関係しておる。最近の経済情勢の変化に基いて、政府がここで、拔本的な政策を立てなければならない時期に来たと思う。各業界もまた政府の方針について大きな関心を持つておる。そこですみやにこれを本会議でやらせてもらつて、日本の産業界の望んでおるところや政府から明らかにしてもらう必要があると思いますから、ぜひひとつ許してもらいたいと思います。
○倉石委員 これはきわめて重要な問題でありますので、委員会において愼重に審査をやつてもらいたい。
○林(百)委員 総合的な方針を立てなければならないし、政策も示さなければならないから……。
○倉石委員 五分や十分では盡きないから、委員会でやつてもらつた方がいい。
○小澤委員長 林君、私が話すのはどうかと思いますが、こういうのは委員会でつつ込んで聞いたらどうですか。
○林(百)委員 それは全部聞いておりますが、安本や通産各委員会の材料を総合して、政府でもここで大きな方針を示す必要がある。業界もまたそれを望んでおるところなんです。統制だといろいろな問題も入つて来ますから、安本の動き方について大きな関心を持つておるので、ひとつぜひやらしていただきたい。池田大蔵大臣も補正予算を組まなければならぬと言つておるのだから……。
○小澤委員長 林君、委員会でどうですか。
○林(百)委員 委員会ではやつたんです。
○倉石委員 委員会でやつたらいいじやないですか。
○林(百)委員 総合的に、政府の施策を聞かなければならぬから……。
○倉石委員 反対。
○小澤委員長 林君、どうでしよう。みんなの御議論もあるので、採決なんかしないで……。
○石田(博)委員 第三の問題につきましては、意見がまとまらないようでありますので、これ以上時間を費しておつてもむだでありますから、各党の意見を一応お聞き願つた上で、適宜の処置を委員長においてとられんことを望みます。
○小澤委員長 民主党はどうですか。
○椎熊委員 私の方は反対。
○小澤委員長 社会党はどうですか。この問題について……。
○松井(政)委員 共産党を含めて四党から出ておるわけですが、三党だけやらして共産党の問題だけ、緊急性が欠如しておるという佐々木さんの意見もありますが、重要性を認めたならばやつていただいて見解の相違を明らかにしてもらう。共産党の緊急質問ということになると、全部押えるというような逆な考え方を持たれてもなんだから、やらしたらどうです。
○倉石委員 そんな考えはない。
○石田(博)委員 社会党の御意見はそれとして、順々にお聞き願います。
○小澤委員長 それでは中村君いかがですか。
○中村(寅)委員 私の方はやらせることに賛成します。
○小澤委員長 佐竹君の方は……。
○佐竹晴記君 わずかな時間ですから、やらせたらどうでしようか。
○林(百)委員 民主党の反対の理由は……。
○椎熊委員 そんなこと言う必要はない。
○小澤委員長 それでは残念ですが採決いたします。本問題を委員会にまわすのと、ただちに本日緊急質問として本会議に上程するのと、二つの意見があります。委員会にまわすことに賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○小澤委員長 挙手多数。それでは委員会にまわすことにいたします。 そうしますと一、二、四を本日上程することになりましたが、この順位について御協議願います。
○椎熊委員 先ほど賛成の方もあつたようですが、重ねてお願いいたします。ごく簡單でありますし、中にはさまれても困るので、わが党提出の緊急質問を劈頭にお願いいたします。
○石田(博)委員 それを先にし、二番目に佐瀬昌三君の緊急質問、三番目に鈴木義男君というお話合いになるのでしたら、反対いたしません。
○中村(寅)委員 これは前からの関係もありますし、この順番でやつたらどうです。
○松井(政)委員 緊急質問は、今まで石田君の今言つたような取扱いをやつたことはありません。
○小澤委員長 先ほど椎熊君から、ごく簡單であるし、中にはさまれても困るから、最初にやらしてくれという話がありましたが、いかがでしようか。
○椎熊委員 私の方でそれを必ずしも固執するわけではありませんが、簡單だし、中にはさまれると困る。それに一と四は関連するから……。 (石田(博)委員 私の方では、民主党の小川半次さんの質問内容は、時間も比較的少くていいそうでありますから、これを最初にお願いし、その次に私の方をお願いし、社会党の質問はかなり時間を必要とせられるようでありますから、必要な時間をさくという意味で、第三番目にお願いしたい。その時間は民主党は十分程度、私の方は十五分程度、社会党は二十五分程度、こういうことでひとつお願いをしたいと思います。)
○椎熊委員 それなら私の方は三番目でよろしゆうございます。
○石田(博)委員 それできまつた。第一が自由党、第二が社会党、第三が民主党ということにお願いいたします。
○小澤委員長 それでは第四を第一に上程して十五分程度、二番目が社会党のもので二十五分程度、三番目が第二の民主党のもので十分程度、以上のように決定して御異議ありませんか。 〔「異議なし」「反対」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 反対の声もあるようでありますから、採決いたします。ただいまの提案に賛成の方は挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○小澤委員長 挙手多数。石田君の動議の通り決定いたします。
○大池事務総長 それでは、ただいま御決定になりました緊急質問を、どこへ入れるかということについて御相談願います。 〔「劈頭上程」と呼ぶ者あり〕
○大池事務総長 それでは先ほど御決定になりました全国選挙管理委員会委員などの件を一番最初に入れて、その次にですね。
○椎熊委員 事務的のものは先にやつて、その次でいいでしよう。
○大池事務総長 それから国会法等の一部改正の件は、いつこの委員会で御審議になりますか、本会散会後にいたしますか……。
○椎熊委員 散会後でいいでしよう。
○小澤委員長 それから明日の本会議を開くかどうかについてですが……。
○石田(博)委員 一応やるということを建前としておかなければ困るね。
○林(百)委員 参議院で休むと言つたら……。
○小澤委員長 それでは明日本会議を開くかどうかということは、休憩後本委員会開会の上で相談いたします。本会議は二時から開くということでよろしゆうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それではそのようにいたしまして、本委員会は暫時休憩いたします。 午後一時二十三分休憩 ————◇————— 午後四時三十分開議
○小澤委員長 これより会議を開きます。 先ほどあとまわしになつておつた明日本会議を開くかどうかということについて御相談願いたいと思います。ちよつと速記をとめて……。 〔速記中止〕
○小澤委員長 速記を始めてください。 それではただいま懇談いたしましたように、明日は自由討議として午後二時から本会議を開くことにし、議院運営委員会は午後一時から開会することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 さように決定いたします。 —————————————
○小澤委員長 次に、先ほどやはりあとまわしになつておりました国会法等の一部改正の件を議題にいたします。
○岩本副議長 この件は私どももきよう初めて伺つたもので、もう少し内容も検討したいから、延期してもらいたいと思います。
○佐々木(秀)委員 これは自由党としても研究したい問題ですから、研究のためにしばらく延期してもらいたいと思います。
○小澤委員長 それでは本件はしばらく延期することにして、各党で研究することにしてはどうでしようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それではさように決します。 —————————————
○大池事務総長 それから湯川博士が八月八、九日ころに帰朝されるということでございます。衆議院としても何か方法を考えたらどうかというお話があるのですが、いかがいたしましようか。
○佐々木(秀)委員 ただいま事務総長からお話がありましたが、湯川博士は考査特別委員会においても表彰しておるわけであります。そうした立場におられる方ですから、この機会に何らかの形式において勧迎の意を表したいということをわが党から出したのでありますが、これは必ずしもきようここで御審議、御決定願いたいということではありません。各党においていろいろ成案がありましたら、出していただきたいと思います。
○小澤委員長 それでは各党から持ち寄つて成案を得るようにしたいと思いますが、いかがですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小澤委員長 それではさようにいたします。
○佐々木(秀)委員 参考意見として申し上げますが、はなやかな勧迎会でなく、できたら、着かれるのがお晝だそうでありますから、晝食会でもやつたら便宜ではないかと思つております。そうして各党を代表してそれに出席される程度のことを考えておるわけであります。
○林(百)委員 各党でも懇談会をやるというようなことも考えるでしようから、最小限度その程度のことはやらなければならぬと思います。
○小澤委員長 それでは、これは正式の問題としては、明後日御協議いたします。 これで散会いたします。 午後四時四十五分散会