通商産業委員会 第10号
- 発言数
- 5 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1950/02/28
会議録
○委員長(高橋啓君) 只今から委員会を開会いたします。特別鉱害臨時措置法案を議題といたします。ちよつと速記を止めて……。 〔速記中止〕
○委員長(高橋啓君) 速記を始めて下さい。地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、日用品検査所の支所設置に関し承認を求める件を議題といたします。まず宮幡政務次官より提案理由の説明をお伺いいたしたいと存じます。
○政府委員(宮幡靖君) それでは提案理由の説明を申上げます。 日用県検査所は、輸出品取締法に基く輸出日用品雑貨の検査の実施機関でありまして、輸出品の品質を改善することによつて日本製雑貨の海外における声価の向上を図り、質的輸出振興に寄與することを使命とするものであります。この度遠隔地出張検査の不便を避け、輸出検査品目の増加に対処するため、東京日面品検査所の支所を名古屋市に、大阪日用品検査所の支所を福岡市に設置しようとするのでありますが、左にその理由を詳細に御説明申上げます。 日用品検査所の業務の発足は昭和二十四年三月でありまして、それ以来の検査の実績は月平均三百五十件前後、本年一月までの総検査件数は三千六百五十件に及んでおり、そのうち無條件に合格せしめたものが約半数、一部の品質不良品の取換を指示するか、又は再検査を命ずる等適宜な処置指導を行なつて合格としたものがその半ばに達しております。即ち全検査件数の半ばは大なり小なりの事故があるものと見ることができます。検査を行う指定品目は、ゴム製品以下二十四種でありますが、これは雑貨総輸出額の約六〇%を占めており、更に昭和二十五年度当初から追加指定を予定している機械玩具、竹製品等を加えれば八〇%を超ゆるものと推定されます。 近時東京、大阪両地区以外の各地方の輸出産業が漸く盛んとなり、特に中京地区及び九州地方においてはとみに活溌となり、これらの地域の雑貨関係輸出品生産工場は、中京地区において百九十二工場、九州地方においては百七工場を算します。この両地方の輸出につき、所要の検査回数は今後月平均中京地区二百件、九州地方六十—七十件と推定されます。従来この両地方に対しては、東京、大阪両日用品検査所から出指検査を行なつて来たのでありますが、人員、旅費の関係から極く稀にしか検査を実施することができず、殊に昨年十二月一日から施行された新らしい輸出手続による輸出については、その情報入手が困難になつたため、ますますこれら地方に対する輸出検査は困難になつて来ました。よつて昭和二十五年度から日用品検査所の全定員、(現在七十六名)を百名に増加すると共に、東京日用品検査所の支所を名古屋市に、大阪日用品検査所の支所を福岡市に設置して、輸出日用品雑貨の検査を一層充実し、以て輸出振興に寄與せんとするものであります。 以上御説明申上げます。
○委員長(高橋啓君) 本日は提案理由の説明をお伺いするだけにして、質疑は次回に譲りたいと存じます。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(高橋啓君) 御異議ないと認めます。それでは本日の委員会はこれにて散会いたします。 午後二時三十二分散会 出席者は左の通り。 委員長 高橋 啓君 理事 島 清君 廣瀬與兵衞君 委員 下條 恭兵君 境野 清雄君 深川榮左エ門君 阿竹齋次郎君 鎌田 逸郎君 結城 安次君 駒井 藤平君 政府委員 通商産業政務次 官 宮幡 靖君 通商産業事務官 (通商企業局 長) 石原 武夫君 通商産業事務官 (通商雑貨局 長) 田中 茂君 通商産業事務官 (資源庁鉱山局 長) 徳永 久次君