地方行政委員会 第2号
- 発言数
- 16 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1949/12/13
会議録
○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。ちよつと速記を止めて下さい。 午後一時三十一分速記中止 —————・————— 午後一瞬五十六分速記開始
○委員長(岡本愛祐君) 速記を始めて下さい。それでは地方行政の改革に関する調査承認要求書の件につきましては、只今お諮りいたしましたように、予算的措置は尚将来に亘りまして皆様とよく御協議の上、機会を見て再び要求することにいたしましてその間は事務局の方に要求して、只今の事務局で持つておる費用でこの調査を進めて行く、こういうふうにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岡本愛祐君) ではそういうことに御決定を願います。 —————————————
○委員長(岡本愛祐君) 次に御手許に廻しました議員派遣要求書の案につきましてお諮りをいたしたいと思います。これは只今御報告いたしましたその調査にも関連いたしておりますが、シャウプ報告書の趣旨に連関して地方行政並びに財政の改革について、各府県に直接つきまして調査をいたしたい、そのために議員を派遭いたしたい、こいうう案でございます。で第一は、市町村都道府県及び国の間における事務の配分に関する諸問題、第二は、地方自治体の区域に関する諸問題、第三は、地方税制改革案に関する諸問題、第四は、平衡交付金制度に関連する事項、その他関連する事項について実地に調査し法律の立案改正に資する。現に今日新潟県の長岡市及び十日町の方からも人が参りまして市会議長、それから市長が参りまして、積雪のひどい地方でありますから、是非その積雪のひどいときに地方行政委員会から御視察を願いたい。そうして如何にそのためにその地方が苦しんでいるか、一般平衡交付金の問題と関連して調査を願つて来ております。 それで派遣時期は、先程吉川さんから御意見がありましたが、一応ここには十八日から来年の一月二十日までの間十日間となつております。これは御意見によつて延ばして差支えないと思います。派遣地は、一応四班にいたしましてここに書かれてございますが、これも御希望によつて、又御意見によつて訂正をいたしたいと思います。以上について御意見の御開陳を願いたいと思います。
○鈴木直人君 派遣議員ですが、今までの議院運営委員会でも、実は三名程度に、一つ一班をするようにという申合せになつておつたようでございますが、実は今日あたりの考え方によると、一名にしたらどうかという意見もあるようですから、それも二名くらいにするかというようなふうにした方がいいのじやないかと思うのですが、そうすれば人が非常に少くなりますので……。自分は出張して行きたいという方々が、今までの段階においては相当ございますか。
○委員長(岡本愛祐君) まだ実はこの件はお諮りしていないのです。だから是非行きたいという御要求はまだ承つておりません。併しこれはやはり実地について調査することが必要ですから、おいでを願いたいと思います。ただ三名とこうしたのは、実はできれば会派の方が混つて、社会党の方、民主党の方、緑風会或いは社会党、民営党それから無所属と、こういうふうに混ぜて行くことがいいと思うのです。それから三者ということが実はいいと思うけれども、今日議院運営委員会で門屋氏の御意見もありましたけれども、あれは一遂に費用がかかり過ぎるからというので、それ程費用の問題のために必要ある実地についての調査を制限することは私は不適当であると思うのです。或いは御意見によつて二名にしてもよろしいのでございます。
○鈴木順一君 むしろ、二各、一名というような説もありましたが、私考えるには、三者が妥当であつて、そして三府県はおのおの事情の違いましようが、日数を少くする、予算を少くする意味から二府県くらいにして三名くらいで行かないと、やはり長い期間ですと一人くらい欠けたりなんかする。二人というと一人になつたりする関係もあるから、三府県くらいあるようですから、二府県にして三名ぐらいでいいのじやないかと、こう考えるのですが……
○委員長(岡本愛祐君) 吉川さん如何でございましようか。
○吉川末次郎君 そうですね。議院運営委員会がそういう考えを持つておれば、鈴木さんの考え方がいいのじやないかと思われますが、尚第三班の中に、福岡県が括弧してありますが、さつきどなたかの発言があつたのですが、福岡県は、福岡を中心としての隣接都市を合併しようというような問題も起つておるそうですから、むしろ鹿児島なんかよりも福岡がやはりその問題を重税して行かなくちやならん所じやないかと思われます。 それからもう一つは、この派遣要求書と別でありますが、目的とせられております調査事項に関連しては、これは派遣される、遠くへ行くわけではありませんが、地元の東京都について今起つている特別区の問題等を、都の理事者及び、都の議員等方からいろいろ意見を聴取したり、調査資料を我々の方に提出させるようなことを一つこの要求書とは別個の問題でありますが、問題に関連して一つ考える必要があると思うのです。
○委員長(岡本愛祐君) 只今の吉川さんの後の方の御意見、それについてこういうふうに考えておりますが……。過般川崎、武蔵野、川口の各市を御視察調査を願いまして、それともう一つ千葉県の松戸又は市川を調査願つたらと思つております。それと今度は東京都の中の二十三区の中の、そういう都市に隣接しております例えば大田区とか、杉並区とか、荒川区とか、又葛飾区とか、そういう所を一、二選りまして、その事務の視察をしてみたらどうか、こういうふうに考えておるのです。尚調査書も出さしたらどうかということを考えております。
○吉川末次郎君 私そういうことをお決めになつたときに欠席しておつたのですから、発言の資格がないのかも知れませんが、松戸においでになり、或いは武蔵野は私は非常にいいと思うのですが松戸においでになることことも決して惡いことではないと思いますけれども、あの特別区の問題に関連しては、区の意見というものは、この間区長が大分陳情もしたし、殊に大田区の区長が主になつて雄弁を振つて意見を述べたんですから、あれよりもやはり都の意見を聽くということ、我々は知つておりますけれども、全般の委員の方はお聽きになつていないのですから、それが第一に必要なんで、この際区へ行くということは、もう少し時期を待つことの方が、いろいろの事情からいいのでないかと思うのですがね、先ず第一に都の意見を聴いてやることが必要でないかと思います。
○鈴木直人君 これは都の関係、区の関係は随分検討を要することと思うのです。それでこの問題は後に廻して貰いたいと思います。何故かと申しますと、我々二人は議院運営委員でございまして、今重要問題がかかつておるわけなんです。そこでこれだけでも何か決定するまでおりたいと実は考えておりましてそれでなければあとお任せしても宜しいと思いますけれども……
○委員長(岡本愛祐君) それでは都の問題につきましては、又別の機会にお諮りいたすことにいたします。
○鈴木直人君 例えばその地方においては非常に裕福な県、例えばさつきの九洲でいえば、福岡県と宮崎県というように、宮崎県のごときは又非常に平衡交付金というようなことは重要な県である。又福岡県というものは相当な收入を持つておる県である。そうして県を少くして、私は県内の、今度は県庁だけでなく、仕事が、僻阪の町村とかという所に私は行くようにした方がいい。今までは県庁に行きまして又外の県庁に行くというような形では、この平衡交付金は市町村の関係がありますから、できれば一つの県でもいいかも知れん。そういうふうにして末端までずつと入つて行くというやり方をするためには、三つの県はやはり多過ぎると思う。二県くらいにしまして、二県が三人で私は議院運営が通れば非常にいいと思うのですけれどもね。ただ委員会の信頼というやつがあるのです。要するに、或る委員会においては、すでに委員会から出したものでもつて認めん。これはもう一度やり直しだというように認めん、相手にされんという傾向があるので、それでももう一度やり直せば、今度事務局と相談した結果、それじやこれがよかろうというふうにはなりますけれども、そういうふうに委員会が決定したものがそのまま通るか、或いは一応この要求はこれだが、それじやもう一度考え直してやれというやり方をやるかということになるのですが、ここの案がそのまま通るというならば、私は三名は非常に困難だという見通しを持つている一人なんです。
○委員長(岡本愛祐君) ちよつと速記を止めて下さい。 〔速記中止〕
○委員長(岡本愛祐君) 速記を始めて下さい。それでは派遣地は第一班、山形、新潟、第二班、大阪、岡山。第三班、福岡、宮崎。第四班、徳島、高知。派遣議員は、尚御希望を聽きまして決定いたしたいと存じます。ではこういうことで議長の方に承認要求を出すことにいたします。 では今日はこれで散会いたします。 午後二時十八分散会 出席者は左の通り。 委員長 岡本 愛祐君 理事 吉川末次郎君 鈴木 順一君 委員 三木 治朗君 柏木 庫治君 西郷吉之助君 島村 軍次君 鈴木 直人君