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7回国会参議院1949/12/15

選挙法改正に関する特別委員会 第2号

発言数
16
登壇者
8
会派数
6
開催日
1949/12/15

会議録

小串清一民主自由党

○仮委員長(小串清一君) これより昨日に引続きまして、委員会を開会いたします。先ず委員長の選挙を行うのでありますが、如何いたしますか。御意見を伺います。

柏木庫治緑風会

○柏木庫治君 委員長選挙に入ることを緑風会から提案いたします。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

柏木庫治緑風会

○柏木庫治君 緑風会は小串君を委員長に推薦いたします。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

佐々木鹿藏民主党

○佐々木鹿藏君 私の方は今の提案、小串先生を委員長に推薦することに同調いたします。

小川友三各派に属しない議員

○小川友三君 本議員は、特に国会に衆議院議員の経歴を持つており、又参議院で而も年長者であるところの小串先生をこの際委員長といたしまして、選挙法改正を促進いたしたい、かように思いますので小串先生を推薦いたします。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

大畠農夫雄日本社会党

○大畠農夫雄君 私は委員長の更迭を必要としない、こういうふうな観点に立つものであります。  それは今までの委員長が曾て何らかの失敗をしたとか或いは欠点があるということになりますると、一応そういうことも考えられるのでありますけれども、特に選挙法のようなものは、少くとも嚴正を尊ばなければならぬ。対外的に党の色彩が濃厚であるというようなことは、我々は相当に外部から疑惑を受ける、又そういう方が委員長になるということは、我々としてもこの際愼まなければならぬ、こういう考えを持つておるのであります。小川君としましても、新政クラブという一つの政党、派閥を持つておるようなことでありますけれども、併し我々が見たところ、如何にも中正のような立場におるというふうに考えますので、比較的党の色彩といたしましては薄いような感じを持つております。従つてこういう場合特に委員長として不適格者だということは考えられないのでありまして、この点から委員長の更迭は私は必要でない、こういうふうに考えるのであります。

兼岩傳一日本共産党

○兼岩傳一君 僕は違つた論拠で、結論は社会党と同じになるのであります。緑風会その他から推挙しておられる候補者の人格識見、そういうことに異存はあるわけではないのでありますが、ただ小会派というものが非常に冷遇されておりまして、新政クラブ、共産党、純も入れますと十六人にもなるのでありますが、これに対して一人の委員長の割当もないのであります。例えば緑風会の如きは七十二名ということですが、実に委員長その他の役、いわゆるそういつた役員は十名を越えるというような状態であつて、その量というものを余りに重要視し、小会派が非常に冷遇されておる。それで先回の国会の時にその点を十分各派の大部分の方々が、殆んど多分全部が御賛成で、小川君を小会派の代表という意味で初めてそういう道を開かれて、我々は非常に結構なことだと感じたのであります。ところがわんの短かい間、型ばかりそういう道を開いて、すぐそれをやめてしまうというやり方には私は賛成できんのでありまして、そういう意味で私は少数派の代表として出られました小川君が継続されることを望みます。

城義臣民主自由党

○城義臣君 緑風会の前の選挙委員長をしておられました柏木先生から今度の委員長は小串さんにというお話がありまして、これに対しまして民主党からも佐々木先生の御賛成があり、又小川委員の御賛成もあつたのであります。いろいろ反対の理由も述べられまして、社会党、共産党方面からの御意見も御尤もと一応思いますが、一つ進行するために、討論を打切つて選挙に入るということの動議を私は出して、進めて頂いてはいかがと思いますので、皆さんにお諮り頂きたいと思います。    〔「賛成」、「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小串清一民主自由党

○仮委員長(小串清一君) 参議院規則の第八十條によりますと、「特別委員会は、無名投票で委員長を互選する。但し、互選は推薦の方法によることを妨げない。」こういう第一項の規定がありますので、無名投票で互選するのが原則だが推薦の方法もやつてもよろしいと、こういうのですけれども、御意見の中に二つの説がある以上は、やはり無名投票でやるのが正当かと存じます。今、城君の意見に御賛成があつたようでありますから、これより投票にいたしてよろしゆうございましようか。

中川幸平民主自由党

○中川幸平君 ちよつと……。投票することは要らんでしよう。採決したらいいでしよう。動議は成立しておるのだから。

小串清一民主自由党

○仮委員長(小串清一君) ですから今御一人も御異議がないようですから投票にするのです。採決は要らないのであります。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小串清一民主自由党

○仮委員長(小串清一君) それではこれより投票をすることにいたします。これより投票用紙を配付いたさせます。    〔事務局員投票用紙を配付〕

小串清一民主自由党

○仮委員長(小串清一君) 念のために申上げますが、委員長の互選は無名投票をもつて行うのでありまして、而もその得票の最多数を得た者をもつて当選人といたすのであります。それではこれより投票を開始いたします。    〔投票執行〕

小串清一民主自由党

○仮委員長(小串清一君) 投票洩れはございませんか。投票洩れはないと認めます。事務をとる者をしてこれより開票をいたさせます。    〔事務局員投票を計算〕

小串清一民主自由党

○仮委員長(小串清一君) 開票の結果を御報告いたします。投票総数十四票、うち有効投票十四票であります。        小串 清一  十二票        小川 久義   二票 そこで小串清一が最多数でございます。よつて小串清一は選挙法改正に関する特別委員長に当選いたしました。(拍手)   —————————————

小串清一民主自由党

○委員長(小串清一君) ちよつとこの際御挨拶を申上げます。私不敏にして甚だ恐縮でありますが、ここに過半数をもつて委員長に当選をさせて頂きました以上は、純躯に鞭ちまして十分にこの法案を速かに成立することを進めるつもりであります。何分にも不敏な者でありますから、各位の十分な御鞭韃を一つお願いいたします。尚この法案は実はもはや第五国会、第六国会を経て本院においてもかなり諸君の御研究になつておる法案でありますが、不幸にして未だ確定案となつておりません。而も来年の総選挙を控えまして参議院としては特にこの公職選挙法の速かに成立することが非常に重要なことだと考えております。故に今後皆様のおひまかきを願つて、たびだびお集りを願い、速かに参議院の選挙法に関する結論を得まして、関係方面の了解を得、特に衆議院において相当に今研究されておりますが、事の本院に関する問題、若しくは選挙法の根本法の大方針については、参議院として、特に法制、その他に通ぜられる方が多いのでありますから、是非共途さんの御心配を願いたいと思います。私はただ忠実なまとめ役といたして、皆様の御命令に従つて働く積りでありますから、何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)  それでは本日はこれを以て散会いたします。    午後三時十一分散会  出席者は左の通り。    委員長     小串 清一君    委員            大畠農夫雄君            北村 一男君            左藤 義詮君            城  義臣君            柴田 政次君            中川 幸平君            佐々木鹿藏君            岡本 愛祐君            柏木 庫治君            島村 軍次君            鈴木 直人君            兼岩 傳一君            小川 友三君

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