図書館運営委員会 第2号
- 発言数
- 7 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1949/12/21
会議録
○委員長(三木治朗君) 只今より図書館運営委員会を開会いたします。米国議会図書館長等に対するメッセージに関してお諮りいたしますが、その文案を読まさせて頂きたいと存じますが如何でしようか。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(三木治朗君) それでは一つ文案を読んで頂きます。
○國立國会図書館参事(中根秀雄君) 朗読いたします。 エバンズ氏あて 我々参議院図書館運営委員は、国立国会図書館長金森徳次郎氏の渡米の機会において、貴下に対し当参議院を代表し深甚な感謝の意を捧げるとともに、このメッセージを貴下にもたらすことの光栄を有するものである。 国立国会図書館は、貴国の絶大な支援の下に一九四八年六月、法律の定めるところに従つて開館して以来、国家再建の極めて困難な状況下にありながら、今日まで着実に発展を遂げてきた。今や、該図書館は中央の図書館、支部図書館を通じ、三百七十万余の図書を所管し、四十九万人の閲覧者によつて利用され、特に調査及び立法考査局の活動については、この一年半の間に依頼を受けて行つた調査及び考査件数は三百九十六件、自発的に調査し、参考資料として配布したもの五十二点であつたと報告されている。この事実は、聊か該図書館が、憲法が誓約する日本の民主化と世界平和とに寄與することの使命に向つて前進したことを証し、又、貴下の不断の好意に答えるものであることを我々は確信する。 我々は民主国日本の再建にあたり、該図書館の文化的、平和的意義の重大なことを認識し、その発展に対し努力せんとするものである。 我々は貴下がわれわれの意のあるところを諒とされ、貴下が該図書館の幅来の発展に対し、一層の激励と援助とを與えられんことを懇請する次第である。 クラップ氏(ブラウン氏)あて 我々参議院図書館運営委員は、国立国会図書館長金森徳次郎氏渡米の機会において、貴下に対し参議院を代表して深甚な感謝の意を捧げるとともにこのメッセージを貴下にもたらすことの光栄を有するものである。 我々は今から二年前において貴下及び貴下の同僚ブラウン氏(クラツプ氏)が来日され国立国会図書館の設置運営について非常に熱心な援助と貴重な勧告とを與えられ、且つその後今日まで奈断の支持と指所を與えられつつあることに対し深甚な謝意を表する。該図書館は、国家再建の極めて困難な状況の下にありながら開館以来着実に発展を遂げて来た。今や該図書館は中央図書館、支部図書館を通し三百七十万余の図書を所管し、四十九万人の閲覧者によつて利用され、特に調査及び立法考査局の活動については、この一年半の間に依頼を受けて行つた調査及び考査件数は三九六件、自発的に調査し、参考資料として配布したもの五十二点であつたと報告されている。この事実は、聊か該図書館が、憲法が誓約する日本の民主化と世界平和とに寄與するひとの使命に向つて前進したことを証し、又貴下の不断の好意に答えるものであることを我々は確信する。 我々は民主国日本の再建にあたり該図書館の文化的、平和的意義の重大なことを認識しその発展に対し努力せんとするものである。 我々は貴下が我々の意のある所を諒とされ、貴下が該図書館の将来の発以に対し一層の激励と援助とを與えられんことを懇請する次第である。
○委員長(三木治朗君) 只今のような文案で如何でございましようか。
○岩本月洲君 大変結構だと思います。
○委員長(三木治朗君) それでは御異議ございませんでしようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(三木治朗君) それでは米国議会図書館長等に対するメッセージは、只今読上げた通りに決定いたします。それでは今日はこれにて散会いたします。どうも有難うございました。 午前十一時四十七分散会 出席者は左の通り。 委員長 三木 治朗君 理事 羽仁 五郎君 委員 徳川 宗敬君 平野善治郎君 岩本 月洲君 西田 天香君 国立国会図書館側 国立国会図書館 長 金森徳次郎君 国立国会図書館 参 事 (管理部長) 中根 秀雄君