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7回国会参議院1950/03/06

議院運営委員会 第31号

発言数
36
登壇者
9
会派数
5
開催日
1950/03/06

会議録

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) 只今から議院運営委員会を開会いたします。

河野義克参事(議事部長)

○参事(河野義克君) 常任委員の変更をちよつと先に、お諮りいたします。社会党の中村正雄君が決算委員を、同河野正夫君が議院運営委員を辞任して、その後任として議院運営委員に中村正雄君、決算委員に河野正雄君を御指名願いたいという申出が社会党から出ております。尚これは常任委員ではありませんが、緑風会の方から両院法規委員の田中耕太郎君が止められた後任として、岡部常君を御指名願いたいという申出が参つております。これをお認めになつて頂きたいと思います。

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) 只今議事部長から御報告申しました常任委員の更迭と、両院法規委員の任命につきまして御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) 御異議ないと認めます。

河野義克参事(議事部長)

○参事(河野義克君) ちよつと御一緒にお願いいたしまして、間違つておりまして恐縮ですが、両院法規委員の方は議長が指名はできませんから、議場にやはりかけますが、そのことについて御了承願う意味でお諮りした、こういうふうに御了承願いたいと思います。    〔「了承」と呼ぶ者あり〕   —————————————

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) 緊急質問の申出がございます。

河野義克参事(議事部長)

○参事(河野義克君) 緊急質問といたしまして、帆足計君からストレプトマイシンの生産確保について、所要時間は十分間、要求大臣は総理大臣、厚生大臣、大蔵大臣が出ております。次に国鉄裁定訴訟に関する緊急質問といたしまして、木下源吾君から所要時間二十分、大蔵大臣、官房長官、運輸大臣、法務総裁、労働大臣を要求いたしております。もう一点油井賢太郎君から物価安定対策に関しまして、首相、通産大臣、安本長官、労働大臣に対して三十分間緊急質問をしたという申出がございます。これらの緊急質問をお認めになりますか、どうか御審議願いたいと思います。

栗山良夫日本社会党

○栗山良夫君 先程小委員会で御発言がございましたが、緊急質問の緊急性ということについて問題になつたようでありますが、今挙げられた三つの問題は緊急性から言えば、国鉄の問題はまだ未解決のまま残つておるのだから一番先に解決しなければならん問題だろうと思いますが、発言要求議員の質問の趣旨、そういうものもまだ分らない状態にあると思いますけれども、若しここで或る人の緊急質問を取上げなかつた、或いは取上げるということになれば不公平になるから、緊急性の問題ははつきりと御決定願つて置いて頂きたいと思います。

門屋盛一民主党

○門屋盛一君 これはもう第三国会頃から緊急質問に関する議運の取扱い方がいろいろ議論になつておりますが、いろいろやつて見たのでありますが、これはむずかしい問題で、議員の発言を抑えるというわけにはいかないのだけれども、一方議事日程の組み方とか、参議院としての考え方等も議論が出ました結果、個々の緊急質問に対する現在決まつている議運の扱い方としては、大体質問の要点を質問者から、要点だけでよろしいからそれを一応議運で聽かせて貰つて、判断の資料にするということになつておつたのですが、会期の初めではあり簡單なものですから、今会期が始まつてからは余り緊急質問のことが問題にならなかつた。もうそろそろ本格的にもなつて来るし、やはりここらで本筋に戻つて緊急質問のいわゆる緊急性があるかないかということを、一応議運で検討するということにした方がいいと思います。それで今までの扱い方から行きますと、大体質問者のある会派の人は質問者から要点を聽いて出て貰つて、そうしてここで言つて頂くということにして、今日の場合三件とも一括しまして留保して、私今申上げましたような意味でその質問者の要点をよく会派の議運の方が聽いて出て頂いて、明日の議運で決定しても遅くないと思うのですが、本日は留保にしたら如何かと思います。

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) 只今の門屋君の御発言に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) 御異議ないと認めます。

栗山良夫日本社会党

○栗山良夫君 緊急質問の問題は、今申上げたように、個々の問題を或いは取上げ或いは取上げないということになりますと、不公平な取扱いができたりして困るでしようから、明日の議院運営委員会においては、もう会期も終り近くで後急いでやりましても四月中旬になりますから、その間の緊急質問の取扱いについてはやはり原則をはつきり決めておく、そうしませんと恐らく発言の要求者がどんどん出て来るだろうと思いますから、そういう工合に取計らつて貰いたいと思います。

鈴木直人緑風会

○鈴木直人君 それに関連して、自由討議というものについても同じような内容のものが、自由討議の形において質問というような形式で行われる傾向も出て来たように思われるのです。従いまして質問の形式において自由討議が行われる、又緊急ならざる質問も緊急質問の形において行われるような傾向もあつて、この間においてはつきりしないようになつて来ておるように思います。それも大体緊急質問と同じように検討されるならばいいと思います。

門屋盛一民主党

○門屋盛一君 緊急質問の問題は、大体取扱の原則は決つておるのが、会期の初めで閑散であつたから、まあいい加減という言葉はよくないが、少し緩和してやつておつたというにしか過ぎない。それで先程私も申上げ又栗山委員も言われましたように、これを検討してやるということにすれば片付く問題で、これは議運がやらなきやならんことです。又自由討議の問題は、この前の自由討議のときは熱が入らないから、大臣の出席を要求してもいいということを議運が許して、それに従つてやつただけで、何も別段に私は型がこわれたとは思わない。今鈴木委員から言われまする自由討議の性格が問題になれば、今後の自由討議においてどういう形で持つて行くかということも改めて協議しなければならん問題だと思う。形がこわれたのでではない、形が、新らしくしかけてみてまあ良いとか悪いとかという議論が出たという問題だと思います。それで問題はその自由討議という声が出ましたが、今日まではやらないということはもう決つておる。今後自由討議をやるかやらないか、いつやるか、まあ予算等もやがて廻つて来るのがいろいろ暇がかかるとすれば、今週中でも自由討議を組むか組まないかということの方が先じやないか。組むとすればどういう形で行くか、或いは一つの目標を決めて討論会にするか、或いは本当の自由奔放に思いつきをやらせるのか、それを決めてその基本線が決つてから各党に今度の自由討議はこういう形でやる、であるから希望者があるかないかということにしなければ、これは帰つて話もできないわけです。それで話ができるとできんじや又自由討議の希望者があつたりなかつたり……。それから論点を一つ決めるなら凡そ党代表の立場で出てやらなければならないから、こいつは一つやらなければならんというので、それを一つお決め願いたいと思います。

城義臣自由党

○委員外議員(城義臣君) 今お決め頂いたことで結構ですが、各会派の方からそういうふうな緊急性のないかあるかということについて御説明があるということで、この帆足君のストレプトマイシン生産確保の問題ですね、これは第六国会の予算委員会で相当突込んだ質問が行われておるのです。それが特に緊急性があるという点について、会派の方からどういうふうに違うかということなども、実は合せて伺いたいと思います。

栗山良夫日本社会党

○栗山良夫君 今鈴木委員から、自由討議のいわゆる性格が少し最近になつて変つて来たのじやないかということを先程申されましたが、これは私誤解を生ずるのではないかと思うので、この場で申上げて置きますが、これは二十二年のいわゆる第一国会の一番最初の自由討議をやりましたときに、もうはつきり自由討議の一番最初第一回のときに、確か社会党内閣のときの経済白書の問題について自由討議をして、議員が質問を展開して或る大臣が答えております。それから参議院における自由討議は、そもそも質問形式の自由討議からスタートしておるということを一つ確認願つておきます。

河野義克参事(議事部長)

○参事(河野義克君) 自由討議のことについていろいろお話がありましたが、申上げなくともと思つておりましたがちよつと申上げますと、参議院規則の百四十七條に「問題を決定しない自由討議の会議においては、議員は、重要な国政について、自己の意見を開陳し、又は、内閣に質問することができる」とあるわけでありまして、規則上自由討議の内容の一つとしてこういうことは当然認められておるわけでありまして、ただ従来の運用として質問ということは余りなされなかつたことは事実と思いますが、規則上はそういうことになつておるので、前回において格段にああいうことを規則から外れてしたという訳ではないということをちよつと申上げておきます。

岩間正男日本共産党

○委員外議員(岩間正男君) 緊急質問の問題、自由討議の問題が出ておるので、一応ここでこれをやるかどうか、それを先に決定しておいて、連関してやるならそう決めておいて頂いて……。

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) それでは緊急質問の申出に対しましては各会派から出ておられる議院運営の委員の方々が本人の御意向を聽取されて、その條項だけでも凡そ明日の会議でもつて報告されて、従来よりも一層愼重に取扱うということに決定いたしてよろしうございますか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) じや自由討議の問題については、尚次の機会に御相談を重ねて申上げるということに取計らうことにいたします。

門屋盛一民主党

○門屋盛一君 自由討議をどういう形式でやるかくらいは、まだ登院数が足らんようだつたらもうちよつとくらい検討してもいいと思いますが……。

栗山良夫日本社会党

○栗山良夫君 緊急質問は愼重に取扱うということになりますと、議員要求という言葉の出す雰囲気を何だか抑えるようなにおいがするのですが、そういう意味でないということをはつきり言つて置いて、飽くまでも緊急で而も議員の発言要求を成るべく抑えないという、こういう原則二本建の中でどういう工合に調節するかということが議論の中心にならなければならないと、こう思います。

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) 愼重にという言葉を私用いましたが、それは先程も御意見が出ましたように緊急性を有しないというような疑いのあるようなものが、多少緊急質問として取扱われるというような傾向がありはしないかというような疑いがあるという御意見が出ましたので、そういう点を一層愼重に取扱うという意味を申上げたのであります。決して発言を抑えるというようなことは毛頭考えていないわけです。

門屋盛一民主党

○門屋盛一君 只今緊急質問の内容について明日の議運で検討するということに決まつたのですが、皆さんまだはつきりしていないようですが、大体質問は自由にできるわけなんです。一応建前として質問は日程に載せるのが建前なんです。併し運営上議事日程とか、すべての委員会審議等をこの委員会として睨合せた場合に、それが極めて重複するとかいろいろな問題がある。その場合にこれを取捨した実例もある。それで大体取捨しまする原則として、その緊急質問をする案件がすでに本会議の議題になつたことであるとか、或いは現にそのものが当院の或る委員会で審議中のものであれは、それは名前は緊急質問であつても実際併行審議の虞れがある。だからそれは原則として急緊質問は今までいけない…。ところがこの点はよく各会派でお考え下さらないと質問者の発言を抑えるというのではないが、それは議院運営上当然に本会議で抑えるというような結果が生じて来る。例えば或る案件が他の委員会で審議中のものであつたら、その質問者はその委員会に行つて委員外議員として発言ができる。そういうふうにしてなるだけこの本会議の日程を上手に組むという……、本会議議事日程を上手に組むという建前から、発言を抑えなければならんということが生じて来る。本質論としては質問を抑えるわけはないと思う。

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) 本会議開会の定足数ができたようでございますが、これで暫く休憩いたしまして散会後又開会することにいたします。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) じや暫らく休憩いたします。    午前十時十八分休憩    —————・—————    午前十一時五十一分開会

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) それでは再開いたします。法務委員長から公聽会開会承認の要求書が提出されております。

宮坂完孝参事(委員部長)

○参事(宮坂完孝君) 法務委員長伊藤修君から商法の一部を改正する法律案、只今予備審査でございますが、これについて昭和二十五年三月十六、十七両日に公聽会開催の要求がありました。

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) 如何取計らいますか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) 御異議ないと認めます。   —————————————

宮坂完孝参事(委員部長)

○参事(宮坂完孝君) 議院小委員河野正夫君の議院運営委員の辞任に伴いまして中村正雄君が後任に推薦されております。

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) 御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) 異議なしと認めます。   —————————————

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) 公共企業体労働関係法に関する説明のために法制局長が見えておりますが、委員のお集まりが大変少いようですから一応打切りにいたしますか、どういうことにいたしますか。

大野幸一日本社会党

○大野幸一君 各委員に判決書の写を渡して貰つて、それから聽いたらどうですか。それを見ておつてから聽くとよく分りますが。

竹下豐次緑風会

○委員長(竹下豐次君) それでは本日はこれにて散会いたします。    午前十一時五十二分散会  出席者は左の通り。    委員長     竹下 豐次君    理事            小林 英三君            大隈 信幸君            島村 軍次君            鈴木 直人君    委員            大野 幸一君            栗山 良夫君            中村 正雄君            石原幹市郎君            中川 以良君            門屋 盛一君            宇都宮 登君            加賀  操君            小川 久義君   委員外議員            城  義臣君            岩間 正男君            藤田 芳雄君   —————————————    議長      佐藤 尚武君   —————————————   事務局側    参     事    (事務次長)  芥川  治君    参     事    (記録部長)  小野寺五一君    参     事    (議事部長)  河野 義克君    参     事    (警務部長)  丹羽 寒月君    参     事    (委員部長)  宮坂 完孝君   法制局側    法 制 局 長 奧野 健一君    参     事    (第二部長)  寺光  忠君

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