議院運営委員会 第22号
- 発言数
- 21 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1950/02/09
会議録
○理事(竹下豐次君) それでは只今から議院運営委員会を開会いたします。
○議長(佐藤尚武君) 私から議院運営委員会に御報告を申上げたいと思うのでありますが、それは今皆さん方に書類をお配りした筈でありますが、過日ホイットニー准将から私へ宛てて手紙をよこしました。そうして南カロライナ州における渡米議員団に対する決議文を廻して参つたのであります。それからその他にやはりGHQから同じくお廻ししてありますように、二月一日、二月二日並びに二月七日のドクター・ウイリアムスさんからの電報の写しを送つて参りました。それで本日は南カロライナ州議会の決議に対しまして、参議院といたしましても、議長から参議院本会議にこの決議のあつたということを報告をいたしまして、そうして渡米議員団に対して、それだけ丁重なる決議をして貰つたことに対して、格段の謝意を表して、その旨をホイットニー准将ヘ返答をするということに取諮らいたいと思うのです。そこで若し必要ならば、まだよくお読みになるだけの時間がおありにならないとしますならば、今のホイットニーから来ました手紙と、それについた州議会の決議文だけを事務局の人に読んで貰つてもいいと思いますが、若しお読みになる時間があつたとしますならば、それは省いても結構であります。よろしうございますか……(「異議なし」と呼ぶ者あり)それではそれを省くことにいたしまして文書について御覺を願うことにいたします。それで明日本会議がありますので、これは衆議院側とも前々打合せした結果でありますが、この取扱い方につきまして、それで議長からこういうような報告をしたいと思うのであります。これをお廻ししてありまするが、 先般、我が国国会議員一行が南カロライナ州議会を視察するに当り、同州の上、下両院は本年一月十一日共同決議をなし、その決議文がマッカーサー元帥宛送付せられ、総司令部民政局長ホイットニー准将より議長に伝達されました。 右、共同決議の要旨は次の通りであります。 南カロライナ州議会は、日本国国会議員の来訪に対し歓待の意を表すると共に一行の接待のため特に上、下両院議員六名よりなる、委員会を設けることとし、一行が本会議及び各種委員会の議事を見学し、米国人の抱懐する個人尊嚴の観念、国政の民主的運営並びに列国国民と友誼相和し、かち得たる平和の惠福等を熟知し得るように便宜を供與するものである。 右御報告申上げます。 なお本件に関し議長は南カロライナ州議会の好意に対し深甚の謝意を表する旨ホイットニー准将に伝達方依頼することといたします。 議院運営委員会におきまして、このことを了承せられ、且つ又議長からこういう報告をするということを了承して頂きたいと思います。
○理事(竹下豐次君) 只今議長から申出られましたように取計らうことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(竹下豐次君) それでは異議なしと認めます。 —————————————
○理事(竹下豐次君) 理事及び議院運営小委員会補欠選任の件についてお諮りいたします。
○参事(宮坂完孝君) 先に左藤義詮さんが委員を辞任されたところ、又再び委員に指名されましたので、同君が理事及び議院運営小委員に選任されることになりました。
○理事(竹下豐次君) 只今委員部長から御報告通りで御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(竹下豐次君) 御異議なしと認めます。 —————————————
○理事(竹下豐次君) 今会期中における政府提案の法律案の説明のために、官房長官がおいでになる予定になつておつたわけでありまするが、まだお見えになつておりません。今重ねて成るべく早く出席して貰うように要求しておりますが、長官がちよつと今どこにいるか見つからないのでございますが、同時に副長官あたりも一つ交渉して頂きまして、若し代りの人でよかつたら外の人に説明して貰うというふうにしたらどうかと思います。
○門屋盛一君 速記を止めて下さい。
○理事(竹下豐次君) 速記を止めて下さい。 〔速記中止〕
○理事(竹下豐次君) 速記を始めて下さい。
○参事(河野義克君) 本日は第七国会提出法案の見込について官房長官から御説明を願うことになつておつたのでありますが、甚だ恐縮でございますが、官房長官に対しましては数日前、本委員会で決りました時から本日の御出席を要求し、且つその出席については本日も尚改めて要求し、出席を得るという確認を得ておつたのでありますが、先程本委員会いよいよ開会されるに及びまして、直ぐ来て頂きたいと言つたところが、官房長官は他出されておるということであつたのであります。尚その後に参りました時は三時までお帰りがないという御返事に接しておるわけであります。私共といたしましては、重ねて官房長官の出席を要求し続けておる次第でございますが、この点についてどういうふうに委員会としてはお願いしますか。
○門屋盛一君 官房長官の出席を要求する場合にいろいろの場合があると思いますが、本日の場合本国会にどれだけの法律案を提出する予定があるか、そういうことを報告して貰う、それが一昨日報告できないので八日の午後四時頃までに刷物ができるからというので、九日の議運というものは議運を開くこと自体に、一つの計画性を持つて頂きたいということでありますから、官房長官が本人お差支があるならば、他の国務大臣の人でも本国会に提出せしめる法案の説明ということは、我々国会運営上において一番重要なことでありますから、官房長官も生きている人ですからおらんようになるかも知れませんが、併し他の国務大臣が来られてそうして副長官の人でも詳しく説明をさせるというような、政府の方でこの短い国会をですね、極めて能率的に運営して貰いたいという希望があるならば、これを無断で来ないということは、甚だ政府がよくないと思います。私はもう今日はその来ないという理由は甚だ納得しかねる、併し責めたつて政府はおらんのだから散会するよりしようがない。
○佐々木良作君 今の議事部長からの報告でどこへ行つているかはつきりしないけれども、三時頃には帰るということですが、どこへ行つているかはつきりしないものが三時頃になつて戻つて来る……、これも引くるめてわけが分らんと解せざるを得ないのですがどうでしよう。(「同感」と呼ぶ者あり)
○門屋盛一君 佐々木委員の解釈は正しいと思います。附加して申上げますけれども、私は本委員会でたびたび発言しております。短期の国会であるから極めて能率的運営をやらなければ所定の審議を得るということは困難である。それでスタートしたわけです。よく会期末になると、前国会第五国会の会期末にも第六国会の会期末でしたか、参議院が審議権が放棄しておるとか何とかいうようなことが、官房長官談で出て相当問題になつたことがあります。今日は正しく政府が審議の妨害をしておるものと思います。
○理事(竹下豐次君) 先程官房長官の出席もはつきりしないというお話がございました、それじやしようがないから散会ということにしたらどうかという御意見がありましたが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木良作君 賛成です。というのは先程言いました三時頃云々がありましたが、どうも当にならんと言えば止めるより仕方ないと思います。今日はそれでよいわけですが一点だけ申上げて置きたいと思います。聞くところによるとこの間の議運で我々から各委員会の出席を與党側がもつと気をつけて貰わなければならんと言つたにも拘わらず、今日労働委員会も又自由党側の出席がなく流会になつたそうです。それと今日の官房長官が承知しておるに拘わらず出なかつた。この辺は今後の議事の運営の上に極めて重大なる影響を持つものであつて、常に毎国会末ばたばた余計法案を出してがらがらと押そうとする、その間に極めて愼重な審議をしなければならんのにどうですか、官房長官その他政府側のはつたりで如何にも我々審議をサボるような言論を常に弄された事態があつたのを記憶しておる。今日の事態を一つ十分に議会運営委員会で確認して置いて頂きたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○理事(竹下豐次君) それではこれで……どうですか明日は……
○佐々木良作君 こういう恰好で散会する場合には、明日の予定ということを決められますかなあ。それよりその前にむしろ委員長として決定する前に、どういうわけで官房長官が来られなかつたか、どこへ行つたかということを確かめられた上で、明日ならいいと見込をつけられて開会される日取を決定されたらいいと思います。
○理事(竹下豐次君) 只今佐々木君から御発言がありましたが、そういうふうに取計らいます。(「異議なし」と呼ぶ者あり)それではそういうことにいたします。じや今日はこれで散会をいたします。 午後二時二十七分散会 出席者は左の通り。 理事 左藤 義詮君 竹下 豐次君 鈴木 直人君 委員 大野 幸一君 河野 正夫君 門屋 盛一君 小林 勝馬君 鈴木 順一君 宇都宮 登君 加賀 操君 小宮山常吉君 佐々木良作君 小川 久義君 委員外議員 岩間 正男君 ————————————— 議長 佐藤 尚武君 ————————————— 事務局側 参 事 (事務次長) 芥川 治君 参 事 (議事部長) 河野 義克君 参 事 (警務部長) 丹羽 寒月君 参 事 (委員部長) 宮坂 完孝君 法制局側 参 事 (第二部長) 寺光 忠君