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7回国会衆議院1950/02/07

文部委員会 第2号

発言数
12
登壇者
7
会派数
4
開催日
1950/02/07

会議録

長野長廣民主党(第十控室)

○長野委員長 これより会議を開きます。  日本学術会議法の一部を改正する法律案(内閣提出第一三号)を議題といたします。本法案は、一月三十一日、予備審査のため本委員会に付託になつたものであります。これより政府の提案理由の説明を求めます。

佐藤達夫法制意見長官

○佐藤(達)政府委員 ただいま議題となりました日本学術会議法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  今回御審議を煩らわしますこの法律案は、日本学術会議法の第七条の一部と第十七条の一部を改正しようとするものであります。  御承知のごとく、日本学術会議は、わが国の科学者の内外に対する代表機関として、科学の向上発達をはかり、行政、産業及び国民生活に科学を反映浸透させるための機関でありまして、直接国権の行使に参与する機関ではありません。また、その会員は、わが国の科学者の互選によつて就任するものでありまして、国立、公立、私立の研究機関に属するものばかりでなく、広く各層、各界の科学者から選出されるのであります。  かような日本学術会議の特殊性にかんがみまして、第七条を改正し、特に国会議員の兼職を認めることにいたしたいというのが第一点であります。  第二点としては、前側の選挙の結果にかんがみまして、会員の選挙権及び被選挙権の資格の基準を一層明らかにしようというために、第十七条の一部分を改めようといたすものでございます。  以上が本案を提出いたしました理由でございます。何とぞよろしく御審議のほどをお願いいたします。

本田弘人総理府事務官

○本田説明員 私からただいまの御説明に対して、少しく敷衍して御説明申し上げたいと思うのであります。  第一の点は、第七条の一部改正でございますが、日本学術会議の性質、すなわちわが国の科学者を内外に代表する機関として、その科学者がわが国の各界、各層から選ばれるということが、学術会議の本質として要請されるのでございます。ところが現行法におきましては、御承知の通り国会法第三十九条によりまして、国会議員の兼職が一般的に禁止になつておりまして、但書においてその緩和があるのでありますが、これを実際問題にいたしますと、衆議院議員選挙法によりまして立候補ができないのであります。従つて事実上兼ねることができないような状態になつているのであります。先ほど申しますように、学術会議の本質上、国会議員の方でも、いやしくも科学者から互選せられた方が、その学術会議の会員になり得るように、はつきりと法律に規定していただきたい、これが第一の点であります。  第二の点につきましては、これは科学者の互選によつて選ばれるものでありまして、その選挙権、被選挙権というものは、学術会議にとりまして、その資格が問題になるのであります。現行法におきましては、その資格の点についてはつきりしないところがありますので、特に日本学術会議におきましては、特別委員会を設けまして、いろいろ再検討をいたしました結果、ここにこの改正をお願いすることになつたのであります。  その一つは、短期大学が学校教育法の中に認められることになりましたので、これを挿入するということであります。これはまつたく機械的なことでありまして、適当な箇所にこれを挿入する。  もう一つは、この前の選挙によりますと、その資格につきまして、学界または研究機関の責任者の証明があれば、その資格が認められることになつていたのでありますけれども、学界、研究機関と申しましても、いろいろの種類がありまして、それぞれの責任者がそれぞれの判断において証明しましたものは、その基準がまちまちでありまして、いろいろ弊害を伴います。従つて、その資格の少くとも最低基準を明確にいたしますために、はつきりした基準をつくる必要がある。その意味におきまして、ただ研究機関の責任者の主観的な証明ばかりでなく、客観的な材料を付して選挙管理委員会で認定できるようにしたい。それだけのことでございます。何とぞ御審議をお願いいたします。

長野長廣民主党(第十控室)

○長野委員長 引続いて質疑に入ります。

今野武雄日本共産党

○今野委員 ただいまの説明、了承いたしましたが、その中に弊害というお言葉がありました。それを具体的に何か説明する材料がありましたら、ちよつとお話願いたいと思います。

本田弘人総理府事務官

○本田説明員 各研究機関によつて、一方的な証明だけでありますと、ある研究機関では非常に厳格に基準が解釈せられますし、ある機関では非常にルーズに取扱われまして、有権者の数において、また資格がまちまちになりまして、全体各部総合の学術会議としましては、非常な不均衡を来したのであります……     〔委員長退席、円谷委員長代理着席〕  これはこの前の選挙の結果にかんがみましたことでありまして、中にはどうも客観的に科学者、研究者と言えるかどうかわからないというようなものも相当認められたのであります。

圓谷光衞民主自由党

○圓谷委員長代理 質疑はございませんか。

水谷昇民主自由党

○水谷(昇)委員 質疑も大体ないようですし、欠席が大分多いようですから、今日はこの程度でやめたらどうですか。

圓谷光衞民主自由党

○圓谷委員長代理 水谷さんより、質疑がないようであるし、今日は欠席が多いからという理由で散会の動議がございましたのですが、散会いたしますが、いかがですか。

松本七郎日本社会党

○松本(七)委員 質疑を一応留保しておいて一今日はこの程度で打切つていただきたいと思います。

圓谷光衞民主自由党

○圓谷委員長代理 それでは水谷君と松本君からの動議で、質疑をここに留保いたしまして、本日はこの程度で散会することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

圓谷光衞民主自由党

○圓谷委員長代理 それでは本日はこれにて散会いたします。     午前十一時十二分散会

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