通商産業委員会 第3号
- 発言数
- 6 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1950/01/23
会議録
○神田委員長代理 これより通商産業委員会を開会いたします。前会に引続き、私が委員長の職務を行います。 まず委員の異動についてお知らせいたします。本日青野武一君が委員を辞任せられ、新たに山口シヅエ君が委員となられました。 —————————————
○神田委員長代理 ただいまより、去る十二月二十二日に付託せられました特別鉱害復旧臨時措置法案を議題として、政府の説明を求めます。宮幡通商産業政務次官。 ————————————— —————————————
○宮幡政府委員 ただいま議題となりました特別鉱害復旧臨時措置法案について、その提案理由を御説明申し上げます。 この法案は先般の臨時国会に上程いたしまして愼重御審議を願つたのでありますが、会期等の関係によりまして、審議未了となつたものでございます。しかるに先般御説明申し上げましたように、いわゆる特別鉱害を急速に、かつ計画的に復旧することは、公共の福祉を確保するための必要なことでありまして、政府においても愼重な検討の結果、一昨年四月以降その復旧の方針を決定いたしまして、爾来この方針に基いて、復旧事業が施行されて参つたのであります。しかるに御承知のように、昨年九月十六日をもつて、配炭公団は解散となりまして、石炭の統制は撤廃されましたので、その結果国費及び地方公共団体負担金を除く、出炭トン当り十六円十一銭の割合で、炭価に織り込まれた、特別鉱害復旧費の調達方式、いわゆる配炭公団のプール資金制度の継続が不可能となり、その復旧工事費の主要な財源が失われることとなつたのでございます。しかしかような事態の発生のため、すでに発足し、順調に進捗中のこの継続事業を、突如として中絶させるわけには行かず、また特別鉱害の復旧を急ぐ事情も、その個々の内容において多少の変更はありますが、全体としてはますます増大して来ているのでございます。かてて加えて、右の事情の変更を知つた特別鉱害の被害者を初めとして、その関係者の懸念と焦慮は、きわめて深刻なものがあつたのであります。かくて従来の配炭公団のプール資金制度にかわるべき、新しい財源措置を求める声が、現地を中心に澎湃として起り、政府に対して強い要望が行われたのであります。政府はここにおきまして、すみやかに所要の法的措置を講ずることといたしまして、可及的従来の線を踏襲して、この法案を立案し、事の緊急性にかんがみ、今次第七国会に再び提案いたした次第であります。何とぞ愼重御審議の上、すみやかに可決せられることを、重ねてお願いいたす次第であります。
○神田委員長代理 これにて本案の説明は終りました。 この際、本案審査のための公聽会開会の件について、お諮りいたします。本案は一般的関心及び目的を有する重要法律案であると認められますので、本案の審査に資するため、公聽会を開くことにつきまして、本日の理事会におきまして、協議をいたしたのでありますが、公聽会開会の日時は二月二日、三日両日午前十時よりとし、公述人の数は二十二名、そのうち利害関係者としての被害者は、農民、都市民、地方公共団体——これは県、市、町村各一名、鉄道、農林、建設関係代表、計八名、加害炭鉱及び非加害炭鉱は、それぞれ大手筋、中、小労組代表各一名ずつ、計六名、学識経験者は採鉱関係の地質学者二名、法理学者一名、復旧技術関係の学者一名、その他一般より申し出た者の中より、賛否おのおの二名といたしまして、二日間午前午後を通じて、本案について意見を聞くことに、決定したのでありますが、あらためて委員各位にお諮りいたします。本案審査のため、公聽会を開くことに御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○神田委員長代理 御異議ないようでありますから、重ねてお諮りいたします。衆議院規則第七十七條によりまして、公聽会を開こうとするときは、あらかじめ議長の承認を得なければならないことと相なつております。つきましては、この公聽会開会承認要求をいたすに、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○神田委員長代理 御異議なしと認めます、後刻委員長より文書をもつて、承認要求をいたしておきます。 なお御了承を得ておきたいと存じますが、公聽会開会に関する手続につきましては、委員長に御一任を願いたいと存じます。御了承願つておきます。 次会は二十五日午後一時より開会いたします。詳細は公報をもつて、お知らせいたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後三時十三分散会