議院運営委員会 第55号
- 発言数
- 176 件
- 登壇者
- 18 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1950/05/02
会議録
○大村委員長 これより本日の運営委員会を開会いたします。 全国選挙管理委員会委員の補欠指名に関する件を議題といたします。
○大池事務総長 全国選挙管理委員会の委員をやつておりました小坂さんが、退職をされたそうであります。つきましては小坂順造君は、民主党の方から御推薦になつた方でありますので、後任ができましたならば、民主党の方から御推薦を願えれば、本会議で指名の手続があると思いますから、その手続のお運び方をお願い申し上げます。
○大村委員長 後刻の運営委員会の際に、御推薦を願いたいと思います。 —————————————
○大村委員長 次に北海道開発審議会委員指名の件を議題といたします。
○大池事務総長 北海道開発法によりまして、審議会委員を衆議院から五名出すことになつております。その割当は、自由党が三人、民主党が一人、社会党が一人ということに前会おきめを願つた次第であります。従いまして自由党の三人、民主党の一人、社会党の一人をお申出を願いまして、指名の手続をいたすことになりますが、その候補者がきまりましたならば、至急にお申出をお願いいたします。
○中野四郎君 これはやはり北海道開発の審議会委員というのですから、北海道に直接関係のある……
○大村委員長 それはきのう話が済んでおります。
○石田(博)委員 中野君に申し上げますが、その問題は社会党とあなたの方との間で、話合いをいただきたいというのでありまして、この委員会ではごかんべんを願いたいと思います。 —————————————
○大村委員長 次に一般職の職員の給與に関する法律の制定施行に伴う関係法律の整理に関する法律案の回付案の件について、御協議を願います。
○大池事務総長 この点は前会一応御説明を申し上げておきまして、当然のことで、この委員会では了承されたわけであります。昨日の議事で、全部ここまで行かなかつたので、残つておる次第であります。従来「政府職員の新給與の実施に関する法律」という名前になつて残つておりまするのを一般職の職員の給與という法律ができましたので、その字句を読みかえをするために、整理漏れの部分の整理をする点の回付案でありまするので、やむを得ないということで、御了承を願つたのであります。従いましてこの回付案を議題といたしまして、承認、あるいは反対という各党の御態度を決定していただきたいと思います。
○大村委員長 本件はこれを承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それではそのように決します。 —————————————
○大村委員長 次に人事承認の件を議題といたします。
○大池事務総長 ただいまお手元におまわしいたしますが、法制局の人事の承認をお願いいたしたいと思います。これは前例から申し上げれば、履歴その他で、各党で御態度を決定を願つて、次会に決定するのが例でありますが、きようは最後でありますので、十分御審査の上、後刻御決定を願いたいと思います。御承知の通り法制局ができました際に、各省からここに最も適任者をお願いをいたしたのでありまして、その際各省から、やはり法制事務にタツチしておる有力ないい人をもらつて来た関係がありますので、必要とあればその方へお返しをするから、とりあえずくれないかということで、さいていだだいたのであります。その関係で従来大蔵省の方からさいていだだいておりまして、現在法制局におります荒井勇君というのがおるのでありますが、荒井君はもう一年以上にもなるから、ぜひ大蔵省の方へ帰つてもらいたいというお話で、最初とつて来るときの約束もありますので、やむを得ず返さなければならないことに相なつたのであります。ところで返しきりでは困るので、三輪君をとりたい、これは大蔵事務に関係があつて、現在は宮崎県の税務署長をやつておりますが、大蔵省におる時分に、給與局関係をやつておりまして、きわめて優秀な人で、大蔵省の方でこれと入れかえを願いたいということで、推薦されて来ておるのであります。もちろん課長以下のものでございますが、大蔵委員会の係りとして、事務にたずさわりたい、こういう法制局長の御意見であります。御研究の結果午後にお願いいたしたいと考えます。
○大村委員長 本件はこれを承認するに御異議ありませんか。 〔「賛成」「反対」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それでは午後にあらためて御協議願います。 —————————————
○大村委員長 次に決議案の取扱いを御協議願います。
○大池事務総長 ただいま残つております決議案についてその取扱い方を御決定願いたいと思います。まず第一に鉱害に関する決議案、神田博君外三十四名提出。次に天然ガス緊急開発に関する決議案、それから検察事務官及び矯正保護職員の待遇に関する決議案。共産党から出ております国会の審議権確立に関する決議案、この四決議案が出ておりまするので、これらの決議案について、どういう取扱いをするか御協議を願いたいと思います。
○林(百)委員 これはいずれにしても、きようが会期の最後の日ですから、ここで最後の結論を出す、委員会に付託されたものは委員会で結論を出す、また当運営委員会で決定すべき決議案については、当委員会で本会議に上程するかどうかの結末をつける、そういうふうにおとりはからいを願います。
○石田(博)委員 その方針には賛成です。一々について御決定を願います。
○河野(金)委員 最初の鉱害に関する決議案は神田博君外三十四名提出となつておりますが、これは通産委員会全員の共同提案でありますから、これで足らないものを補つて行かなければならないので、ぜひこれは上程を願います。
○倉石委員 前の二つは本日は最終日のことでもありますので、趣旨弁明をごく簡單に両方一括してやつていただきたいと思います。
○伊藤(憲)委員 念のために事務総長にお伺いしますが、この鉱害に関する決議案については、各党から賛成討論をやるというような希望條件か何か出ておりませんか。
○大池事務総長 聞いておりません。
○大村委員長 次に検察事務官及び矯正保護職員の待遇に関する決議案を御協議願います。
○倉石委員 検察事務官及び矯正保護職員の待遇に関する決議案というのは、最近法務委員会から法案が出たのでありますが、オーケーが来なかつた。同じ文句でここに決議案をお出しになつたのでありまして、これはもう少し研究をしてみたいと思います。
○大村委員長 本件はこれを留保するに御異議ございませんか。
○大村委員長 そのように決します。 次に第四番目の国会の審議権確立に関する件を議題といたします。
○林(百)委員 これは私の方から提案になつておるのですが、大体この問題については緊急質問が各党から七つほど出ておりまして、それを何とか緊急質問という形でなくてもよいから、適当な方法で結論を出すという申合せになつて、小委員会をつくる、その小委員会の空気も大体決議案というようなことで意向がまとまつておるらしいのですが、しかし会期がきようで最後ですから、結末をつけたいと思います。これについては留保ということでなく、提案するならする、しないならしないということを当委員会で決定しなければならぬと思います。
○椎熊委員 これはこの間わざわざ秘密会を開いて結論を見たはずなのに、出て来たのはおかしい。これは決議案などをやることが、かえつて実質的には損だという見解から、向うの方の情報をもとりまとめて、そのことについて話し合う、そういうことにきまつておるにもかかわらず、再び出して来ておるのは、何か事務の方の間違いではないか、これはみな承認しておるのだ。
○林(百)委員 その際椎熊君からお話があつて、共産党はもちろん除外しての決定だ。われわれには自由な態度が保留されておるといことを、椎熊君自身も保証してくれておるのであります。だから私どもは独自の立場から出しておる。
○椎熊委員 大多数は共産党を排撃する気持でこれはやらないということにきまつたのであります。
○石田(博)委員 せつかくの決議案御苦労さまでございますが、私どもは上程に反対、椎熊君に賛成です。
○林(百)委員 そうすると、もし委員会でこの案を本会議にかける必要がないと決定されましても、私どもは国会法の五十六條でこれを会議に上程することを求めます。しかも本会議は本日しかないわけですから、継続審査も何もないのですから、本日の本会議に私どもは二十名の要求をもつて提出いたします。
○石田(博)委員 本委員会の結論に対して別個の行動をとられる場合においては、本委員会でおしやべりになる必要はないと思います。
○大村委員長 速記をとめて下さい。
○大村委員長 速記を願います。 お諮りいたします。本件は委員会に付託することに御異議ございませんか。
○大村委員長 それでは当該委員会に付託することにいたします。その委員会は運営委員会と考えます。
○林(百)委員 ちようど運営委員会も開いておりますから、この運営委員会の終るまでに、とにかくきようは最後の日ですから、ぜひ結論をつけていただきたい。
○大村委員長 この際申し上げます。ただいま林君からの御発言のありますた点は、委員長におきましても、なるべくその線に沿うべく努力いたします。
○田中(織)委員 この決議案の委員会の審査の問題でありますが、これは先般の小委員会でいろいろ協議をされた緊急質問の問題のいきさつがありますけれども私はこれはきわめて重要な問題だと思います。本日は当然終日運営委員会を開かなければならないような事態ではないかと考えられまするので、その間においてこの問題を愼重に審議していただきたい。小委員会で緊急質問をやつたのでありますけれども、新たなこういう提案がなされたということになりますれば、この決議案の内容そのものについて、決議案を出すかどうかということについては、本委員会で審査すべきである。委員会としての取扱いの問題を言つておる。
○石田(博)委員 今議題になつておりますのは、決議案の取扱いが議題である。その取扱いの結果、本委員会に付託するという取扱いが決定した。内容については別個の議題としていただきたい。
○林(百)委員 そこで田中君からの提案もありましたし、椎熊君の話もあるように、きようこの決議案が出ることは予想しなかつたのですが、運営委員会に正式に付託になりましたから、それについては各党とも党に帰つて相談しなければならない。次の運営委員会が開かれると思うから、そこで各党の御意見を持つて来ていただいて、これを上程するかしないかはつきり決定していただきたい。
○石田(一)委員 今の林君の意見は、たいへん独善的な、かつてな解釈をしておる。少くとも今これをどの委員会に付託するかという議長の諮問を受けておる。運営委員会は、これは運営委員会に付託すべきであるということを議決した。すなわちこれを委員長はすみやかに議長に答申すればよいのである。答申した結果、議長の権限において、この諮問に基いて、運営委員会にあらためて付託する。そのときにその内容の審議があるのであつて、今ここで決定したから内容が議題になつた。次に開いたときにこの内容に行くということはあり得ない。
○林(百)委員 そんなことはない。運営委員会で審査するということが正式にきまつた。
○大村委員長 本件は委員付託といたします。 —————————————
○大村委員長 次に移ります。本日の議事に関する件を議題といたします。
○大池事務総長 本日の議事日程について御説明申し上げます。第一は先ほど申し上げました北海道開発審議会委員の指名の件となつておりますので、もし本会議を開くまでに各党の委員がわかりますれば、申出を願いまして、これを指名いたしたいと思います。第二の一般職の職員の給與に関する法律の制定施行に伴う関係法律の整理に関する法律案の回付案につきましては、これは院議をもつて承認するかしないかということをお諮り申し上げることになつております。日程第三の裁判官彈劾法の一部を改正する法律案は、当委員会におきまして、提案に対する修正をいたしましたのですが、前回の運営委員会で御決定を願いまして、大村委員長に御報告を願うことに相なつております。日程第四の特別未帰還者給與法の一部を改正する法律案、これは参議院から提出されたのでありまして、大蔵委員会の理事北澤直吉君が御報告になることになつております。日程第五の判事補の職権の特例等に関する法律の一部を改正する法律案、これも参議院に提出されたのでありまして、法務委員会の理事押谷富三君が御報告になることになつております。 それからきよう公報で別冊を差上げてありますが、請願がたくさん上つておりますので、これをこの議事日程に追加してお願いしたいと思います。この請願日程の中で御報告を申し上げておきたいと思いますことがあります。請願日程の外務委員会所管、一、在外資産の補償に関する請願外二件というのがあります。この在外資産の補償に関する請願の中の第九百八十七号として、在外資産の補償機関設置の項及び在外資産補償予備審査機関の設置の項、この二項目だけが委員会で採択を受けまして、その他の請願事項は採択になつておりません。この二項目だけが採択になつておることを御報告申し上げます。それからあとは水産委員会の分の五十六、五十七、五十八でありますが、漁業用資材に価格差補給金存続の請願、底びき網漁業許可に関する請願、底びき漁業取締緩和に関する請願、この三件は委員会において不採択と相なつたものでございます。不採択と相なつたものは、委員長報告をしないでおきますれば、そのまま不採択として、採択の分だけを請願で取扱うのでありますが、これは院議をもつて不採択と決定してもらいたいという要求事項でございます。従いまして本請願の中の五十六、五十七、五十八の三件だけは、不採択の議決を必要とすることに相なる。それ以外は、全部採択でございますから、さよう御了承を願います。 本日の議事日程にあります分は、これだけであります。これを議了いたしまして、暫時休憩をお願いいたしたいと思います。
○林(百)委員 きようの大体の運営の仕方ですが、どういうような経過になるか、大体の見通しだけを聞いておきたい。今までの経過、今参議院の方でどうなつておるか、わかつておることだけでよいから承りたい。
○大池事務総長 全然わかつておりませんが、御承知の通り両院協議会をこちらから要求をいたしました。そこで参議院の方ではさつそくこれを受けなければならないことに法律上なつておりますから、本会議を開いて両院協議委員の選任を御決定になる。協議委員ができ、議長、副議長等の構成ができますれば、両院で打合せをいたしまして、第一回は両院議長が日時を指定することになつておりますから、向うから構成ができた、いつでも受入れ態勢があるということの話が来ますれば、さつそく両院議長において打合せをいたしまして、何時から第一回を開会するということで、開会をして協議に入る予定になつております。ただいまのところは本会議を向うで開いておりません。従つて委員が構成できないということで、こちらは向うの構成のできるのを待つておる状態であります。
○大村委員長 ちよつと速記をとめてください。
○大村委員長 速記を願います。暫時休憩いたします。 午前十一時三十分休憩 ————◇————— 午後七時三十三分開議
○大村委員長 休憩前に引続き会議を開きます。 事務総長の御説明を願います。
○大池事務総長 それでは御協議を申し上げて、まだ懸案になつております分から御決定を願いたいと思います。全国選挙管理委員会委員の補欠指名の件で、民主党から野村秀雄君が小坂順造君の補欠として、御推薦になつておりますから、この方を御指名願うように御賛成があれば、さつそくいたしたいと考えておるわけでございます。
○大村委員長 本件に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 御異議ないものと認めまして、そのように決します。
○大池事務総長 次にやはり全国選挙管理委員会で、工藤鐵男さんが自由党から御推薦になつて、全国選挙管理委員会委員をやつておつたのでありますが、本日御退職されましたので、その後任をお願いいたしたいということになるわけであります。これは自由党の方の御推薦になつておりまするから、その後任者につきましては、自由党から御推薦を願う手はずになつております。従いまして自由党からは中御門經民君を後任として推薦をいたして参つております。この点御承認願えれば、それに応じた処置をとりたいと思います。
○大村委員長 本件に対して御異議ございませんか。
○林(百)委員 ぼくの方は全部反対です。
○大村委員長 本日上程することに御異議ございませんか。
○大池事務総長 これがきまりますれば、中御門君は專門員をやつておられますので、その方は退職の手続を運ぶことにいたします。 それから回付案について御説明申し上げます。この前の司法書士法案、それから経済調査庁法の一部を改正する法律案、商法の一部を改正する法律案、この三案がけさほどこちらに回付される予定になつておることを申し上げておきましたが、回付されて参つております。従つてこの三案をのむかのまぬか、御決定を願いたいと思います。その回付されております諸点について、簡單に御説明いたします。
○西澤事務次長 司法書士法案の回付案の内容を御説明申し上げます。第八項の「その地を管轄する法務局又は地方法務局の長の認可を受けなければならない」というのを削つたわけであります。これはその前の七項に「この法律の規定により設立されたものとみなす」という規定がありますにかかわらず、再び法務局の認可を受けなければならないというのは、條文がだぶつておるから、むだじやないかということで、削つて来たわけでございます。 その次に経済調査庁法の一部を改正する法律案でありますが、これは一條の二の但書を削つて来たわけであります。この條文はこちらが修正して入れたものでありますが、あちらで修正して、一年間の期限をとつてしまつたわけでございます。 それから商法の一部を改正する法律案ですが、條文が非常に混雑しておりますので、要点だけ申し上げます。改正案のうち「監査役」とあつたのを「会計監査役」といたしたのが、昔の通り「監査役」に改正されております。それは会計監査役と申しましても、今度の改正案の実体では、会計監査を通じて業務監査をなすことができるので、「会計監査役」という名前は不適当だと思うから「監査役」にするというのが、その一点でございます。次に株式券面額の最低限を二十円から五百円に引上げられたのであります。これは現在のいろいろの事情から考えまして、券面額の最低額二十円は低きに失するというので、今後改正法施行後設立される会社につきましては、これを五百円に引上げて、一株五百円の株ということに改めたわけであります。次に株主総会の決議の要件を緩和いたしてあります。改正案によりますと、決議の方法は、出席した株主の議決権の三分の二以上で、発行済み株式の総数の過半数で決することになつておりましたが、これを改めまして、発行済み株式の総数の過半数を有する株式が出席して、その議決権の三分の二以上で決することに緩和いたした次第であります。なおこれとともに仮決議という制度を廃することになつております。次に定款で定められた数を越えまして、株式を発行した取締役等を処罰することといたしております。これは取締役等が定款で定められた株数を越えて発行して、不正の利益をはかるのを防止せんとするものでございます。次に施行期日を昭和二十六年七月一日に確定いたしてあります。改正案によりますと、施行期日は政令でこれを定めますが、「昭和二十六年七月一日後であつてはならない。」としてございましたのを「七月一日から施行する。」というふうに確定したものでございます。なおこれにつきましては、法務委員会におきまして満場一致御賛成があつたように承つております。
○大村委員長 司法書士法案から順次決定いたします。司法書士法案はこれを上程いたしまして、承認するかいなかを起立採決によつて決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 そのように決します。 次に経済調査庁法の一部を改正する法律案、この修正を承認しないということを議題として、採決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 そのように決します。 次に商法の一部を改正する法律案、本件はいろいろ御意見もございますから、場内交渉で決定することにいたしていかがでありますか。 速記をとめて下さい。 〔速記中止〕
○大村委員長 速記を願います。 お諮りいたします。いろいろ御意見がございますが、本件は本日の本会議に上程することにいたしまして、その上程の方法につきましては、各派でお打合せの上、場内交渉で決定するということに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それではそのように決します。 —————————————
○大池事務総長 先ほどの人事承認の件ですが、法制局の参事で大蔵省から参つておりました者の入れかえでございますけれども、今日中に御研究を願うことにいたしておりました三輪君については、いかがでしようか。
○大村委員長 人事承認の件について御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それでは多数によつて承認したことに決します。 —————————————
○大池事務総長 あとは決議案でございますが、鉱害に関する決議案と、天然ガス緊急開発に関する決議案は、先ほどの本会議に上げることになつておりましたが、説明者の打合せの都合で上げられなかつたのであります。これに対する取扱いと、その際保留をいたしておりました検察事務官及び矯正保護職員の待遇に関する決議案、これにつきましては、当時出ておりましたものは、角田幸吉君ほか何名ということで出ておりましたのを、法務委員会に諮りまして、法務委員全部で各党共通のものといたしまして、出て参つた次第であります。 この三つの決議案の取扱い方を御決定願いたいと思います。
○大村委員長 本日これを上程するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 態度は場内で決定願います。
○福永(健)委員 鉱害に関する決議案と天然ガスの決議案の両決議案は、同一の委員会から出ておりますし、一括して私どもの方の委員のだれかに趣旨弁明を一緒にさしていただきたいと思います。
○林(百)委員 もし賛成討論をよその党でやるならば、ぜひ私たちの立場も一つ述べたい。
○大村委員長 速記をとめて下さい。 〔速記中止〕
○大村委員長 速記を願います。それではだんだん御協議が進んでおるようですから、本件は自由党で趣旨弁明を一括してやりましで、討論は民主党は留保社会党、共産党、農民協同党で、五分以内で賛成討論ということでいかがですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それではさようにいたします。
○大池事務総長 検察事務官及び矯正保護職員の待遇に関する決議案、これは法務委員会で各委員が御一致になりまして、共同提案で花村四郎君外二十二名から出ておる案であります。
○林(百)委員 私どもの方は討論はしないと思いますが、一応留保いたしておきます。
○大村委員長 上程に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それではさようにいたします。
○大池事務総長 先ほどあとまわしになつておりました判事補の職権の特例等に関する法律の一部改法律案、これは日程の第五に上つておりまして、あとまわしになつておりましたから、これをお願いいたします。
○大村委員長 本件を上程するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 上程することに決しました。
○大池事務総長 それから本日の委員会で上りました狩猟法の一部を改正する法律案。
○大村委員長 上程に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それでは上程に決します。
○大池事務総長 次は国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律案、これは地方行政から上つて参りました。
○大村委員長 上程に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 上程に決します。
○大池事務総長 通産委員会から上つて参りました地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、通商産業局石灰事務所及び鉱山保安監督部支部の設置に関し承認を求めるの件、それからその後、請願でございますが、電気照明器具等に関する物品税改正の請願外二百十二件が上りましたから、これをお願いいたします。これだけがただいままで済んだ議案でございます。 それからお願いを申し上げたいのは、引揚委員会で新規に出て参りましたもので、各党一致——と申しましても、共産党が拔けておりますが、未帰還同胞の引揚促進並びに実体調査等を国際連合を通じて行うことを懇請する決議案。 〔「反対」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 本件の上程には反対がありますから採決をいたします。本件を上程するに賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○大村委員長 挙手多数。よつて上程することに決しました。
○林(百)委員 反対討論の通告をいたしておきます。田中君がやります。
○大池事務総長 今お手元に配付いたしましたが、閉会中委員会において継続審査をいたしたいという申出がございます。これは一々各委員会の内容を、これがいい、あれがいいと言つておりましても、時間の関係その他がございますので、一応これを認めまして、但し閉会中の審査のために出張をして審査するような点、並びに閉会中の審査についての基準をお調べを願つて、嚴重にお願いしたいと考えておりますが、いかがですか。
○石田(一)委員 この間の話で、委員会ですでに審査に着手して、とにかく一応審査を継続してやらなければならぬというふうなものは、継続審査はやつてよい。
○大池事務総長 それはごもつともであります。その御議論がありまして、各委員会にそういう職が非常に多ければ、中身をいろいろお調べ願うわけでありますが、その原則で行きますと、三つの委員会が何にもなく、他は全部できる。この三つの委員会は、他に議案をたくさん持つておつたために、着手できなかつた。たまたまひまがあつて着手しておつたものができるということは、非常に不公平でありますので、例外的にしかたがないという情勢じやないかと考えられるわけであります。原則ならば各常任委員長に出ていただいて、一々お調べを願つて計画等を聞くようにお願いするのがよいのでありますが、時が時でありますので、困難でありますから、むしろ出張その他の点で、具体的に十分御調査を願つたらよいと思います。
○石田(一)委員 特にこの際私は念を押しておきたいことは、これは特別の例外であるということ、しかも審査にいまだ着手しないものが、継続審議の必要ありやいなやということはわかりつこない。要するに審査に着手してしまつた、審査の過程において、これは愼重に継続審査しなければならぬ。こうきまるのであつて、まだ審査もしない、着手もしていないものが継続審査されるということは、まつたくこれは例外だ。こういうふうに私は申し上げておきます。
○土井委員 本議院運営委員会に付託されました国会の審議権確立に関する決議案は、当然議院運営委員会のいわゆる閉会中における予備審査の事件に該当すると思いますが、これが記載されておりません。
○大池事務総長 これを刷りますまでには、まだ議院運営委員会でどれだけのものということがはつきりきまつておりませんでした。先ほど申し上げました退職金のこと、それから福利施設に関する件が残つております。それから議長の諮問事件が議院運営委員会にもありますので、最後に議長の諮問事項というものが入るわけであります。それ以外に、ただいま申されました審議権の問題等も継続審査に入れるか入れないかということは議論があろうと思います。共産党は御反対でありますけれども、他の党はそれを入れるかどうかということは、まだ未定になつておると思います。
○土井委員 ただいま議題になつております閉会中の審査事件の問題等につきましては、それぞれの常任委員会において関係法案に対するところの継続審議のような形になるのでありまするが、これと関連を持ちまして、休会中における国政調査という問題が付随事項として現われて来ると思うのであります。従つてこの問題は、この前の委員会におきましても、この委員会において、国政調査に対する委員の派遣という問題は、嚴重に審査をして、その必要であるという点を認める場合においても、これを最小限度にとどめるということに相なつております。従つて休会中でありますので、自然議長の方で委員の派遣等についてそれぞれあんばいされると思いますが、本委員会といたしましては国政調査に派遣する場合におきましても、これは議長の方で嚴重に審査いたしまして、必要の最小限度にとどめるという條件を付して、委員の派遣をしていただきたい。なお委員派遣に対しましては一党一派に偏しないように、きわめて公平なる方法によつて派遣をされるようにしていただきたいと思います。
○石田(一)委員 私は今の土井君の意見には賛成でございます。私ども希望をこの際申し上げれば、この参議院の選挙期間中には特に、議長指名の派遣をしてもらいたくない。いかなる理由があろうとも、これは嚴に戒めてもらいたいと思います。
○大村委員長 ただいまの土井君及び石田君の御発言につきましては、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それでは御発言の点は申合せとして、これを励行することにいたしたいと思います。
○大池事務総長 なお今の閉会中の国政調査につきましては、従来一応の基準をつくりましてやつておつたのでございます。その基準を一応御報告申し上げます。閉会中の委員会の開会日数は十日以内とすること、というのが従来の第一項目であります。但し法規により閉会中もなお開く権限のある委員会はこの限りでない。たとえば議院運営委員会のように、議長の諮問事項のあるものはこの中に入るだろうと思います。考査は閉会中といえどもできるという決議がありますから、これは問題ありません。二といたしまして、閉会中の委員の派遣については、派遣日数は十日以内とし、一人一回に限ることというのが従来の例であります。そこで先日のお話合いによつて旅費の増加等によりまして、派遣日数は十日以内ということになりますと、まかなえませんので、七日以内とし、一人一回に限ることといたしまして、なるべく人数はただいま土井さんの御発言のように少数に限るということと、それから特に石田さんの御発言を差加えまして、お願いをいたします。それから三といたしまして、各委員会が定足数のないため開会のできないことのないように、出席可能な小委員を選任してこれに当らせることということになつております。一応従来の申合せを多少修正をいたしまして、御確認を願いたいと思います。
○大村委員長 ただいまの事務総長の発言に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それではこれにて休憩いたします。 午後八時十六分休憩 ————◇————— 午後十時五十五分開議
○大村委員長 休憩前に引続いて会議を開きます。 常任委員長から辞職の申出がありますので、それを承認し、あとを補充する件を議題といたします。
○土井委員 常任委員長の辞職の問題はそれぞれその個人の意思によつて決定されておる。でありまするからその点について、あえて干渉する必要はありませんが、本日の夕刊によりますると、それぞれ委員長の後任の顔ぶれ等が発表されております。ただいま同僚松井議員からもお話がありましたが、委員長は一党一派のための委員長ではございません。前もつて御発表になり、しかる後に本委員会にかけるということは、はなはだ他党を無視した行為でありまして、そういうことについて一体いかなる理由が存在しておるか、一応その点の理由を、この際責任ある自由党の方々から御説明願いたいと思います。
○福永(健)委員 ただいま土井さんの御言葉でありますが、私どもの方で発表したというようなことは決してございません。たまたまそのようなことが伝えられておるかとも思いますが、決して正式に発表したというようなことはございません。
○松井(政)委員 発表しないのに、新聞が書いたということですか。
○福永(健)委員 新聞のことはよく存じません。
○松井(政)委員 出てしまつておるのだから、発表したとかしないとかいうことではなくして、例えばそれが軽率であつたかどうかということの明瞭な釈明があつてしかるべきだと思います。それできまりをつけて行くことが、一番正しいと思います。
○土井委員 なお念のために申し上げますが、考査委員会などは開かれるのですか。考査委員会ばかりではありませんが、その他の委員会も開かれるのですか。
○大村委員長 継続審査が決議になりました。
○土井委員 委員長はそれぞれの委員会において承認を得るということが、前提ではありませんか。議院運営委員会において承認することによつて、効力が発生するのですか。
○大池事務総長 考査委員会は考査委員長がおやめになりますれば、互選になつておりますから、委員会でお選びになることと思います。
○土井委員 新聞によりますると、考査委員長並びにその他の特別委員会の委員長等が御決定になつておるように承つておりますが、それの処置は一体どう取扱うつもりであるか。委員長がおはかりになつておる以上は、何かそこに確信があると思いますから、一応御説明を願います。
○大村委員長 ただいま委員長のことを申し上げましたが、常任委員長のことだけでありまして、常任委員長は本会議において選任することになつております。
○土井委員 それは承知しております。その他の特別委員会の委員長の新聞発表等がございまするが、これはいわゆる新聞が漏れ承つたことを記載しておるのかもしれませんけれども、特別委員会の委員長の問題については、この際委員会を開いてやる御意思でもあるかどうか、それを承りたい。
○大村委員長 特別委員会の委員長につきましては、運営委員会の方には何らの申出がございません。
○土井委員 そうしますと、新聞発表は單なる推測記事であつて、事実は後任委員長というものはたな上げの形において、そのまま取扱われるということに承知して差しつかえございませんか。たな上げかどうかということを聞きたい。
○大池事務総長 たな上げというのは、あけたままにしておくということですか。
○土井委員 要するに、後任の発表から考えますと、当然今日の委員長は辞任を申出ておると私たちは考えるのであります。従いまして後任委員長の決定がなければ——委員会の運営というものは、それぞれ理事会において行われることと考えまするけれども、委員長が欠員のまま運営するかどうかという問題です。
○大村委員長 私は先ほど申し上げましたように、辞任の申出がありましたので、本日の会議におきまして、その後任を選任するということをお諮りするわけです。
○土井委員 それは常任委員長だけで、特別委員長ではないのですね。
○田中(織)委員 そうすると、考査委員長の後任が新聞に出ておるのはどうですか。しかも閉会中考査委員会をやり得るという建前になつておりますからね。それから考査特別委員長から辞任が出ておるのかどうかということを明らかにしておきたい。
○大池事務総長 全然出ておりません。
○土井委員 後任の発表はどうですか。
○大池事務総長 私の方に出ておりますのは、常任委員長が全部辞任いたしたいという申出であります。
○林(百)委員 これは次の国会で選ぶことはいけないのですか。
○田中(織)委員 最終日の常任委員長の交代というのはおかしい。
○大村委員長 もう常任委員長の辞表が出ておりますから、あとを補充することが必要だと思います。
○大池事務総長 常任委員長の辞表が出ておりますから、この補充をしなければならぬ。
○椎熊委員 御説明を聞いて大体わかるが、大きな党派ですから、いろいろな事由で御都合もおありでしよう。きようやつておかないと、できないことでもあるし、私どもの党派は賛成いたします。
○土井委員 ただいま国民民主党の方では椎熊君が代表いたしまして、常任委員長な更迭に対して賛成を表されたように承ります。そこでわが党といたしましては、議院運営委員会にかかる前に、すでに新聞等にこれが発表になつておりますることは、はなはだ遺憾と思いまするが、先ほど福永副幹事長の懇切丁寧な釈明と、質問者の意をくんだ弁明がありましたので、わが党といたしましても、自由党内における諸般の党情等がありますので、御推察申し上げることができますから、この際非常な雅量を示しまして、その辞任を認め、後任の補充をされることに対しまして、一応賛成を申し上げます。
○伊藤(憲)委員 共産党はこの際意見を述べることを差控えます。
○大池事務総長 辞任の申出がありますれば、その常任委員会の委員長は欠員になりますから、あとを補充する、その補充の方法は、本会議で選任するというのが建前でありますが、これは最初からのいろいろのいきさつがございまして、與党の方で委員長をとるということになつております関係から、與党の方から推薦をされたものを、議長において指名をする、こういう形になります。それでよろしうございますか。
○林(百)委員 その点ですが、私どもは自由党の皆さんの中で、好ましき人物と、好ましからざる人物がある場合には、適当に意思を表示するかもしれませんが、その点をお含み願いたい。
○大池事務総長 そこで自由党から後任の常任委員長といたしまして、推薦届が参つておりますから、これを御報告申し上げます。内閣委員長には木村公平君、人事委員長には田中伊三次君、地方行政委員長には前尾繁三郎君、経済安定委員長には圖司安正君、法務委員長に安部俊吾君、外務委員長に守島伍郎君、大蔵委員長に夏堀源三郎君、文部委員長長野長廣君、厚生委員長寺島隆太郎君、通産委員長小金義照君、農林委員長千賀康治君、水産委員長冨永格五郎君、運輸委員長前田郁君、郵政委員長池田正之輔君、電気通信委員長關内正一君、労働委員長倉石忠雄君、建設委員長藥師神岩太郎君、予算委員長小坂善太郎君、決算委員長菅家喜六君、議院運営委員長大村清一君、懲罰委員長山本猛夫君、図書館運営委員長東井三代次君、これだけでございます。
○福永委員長代理 大村委員長がさしつかえがあります。暫時私がかわります。
○大池事務総長 それではこれをひとつ本会議を開いてお願いいたします。
○土井委員 ちよつと伺いますが、両院協議会における結論はまだ出て来ないのですか。
○大池事務総長 出て来ないのです。
○土井委員 現在審議しておるのですか。休憩中になつておるのですか。
○岩本副議長 今開会しておるらしいのです。
○林(百)委員 国会審議権の決議案を何とか一応結末をつけていただきたい。継続審査でもよいし、どうでもよいから。
○田中(織)委員 共産党から出された国会審議権に関する決議案、これは私は一片の決議案で処理すべき問題ではないと思います。これは先般も緊急質問に関連して、私からも意見を申し上げたのでございますが、たとえば国会審議権の確保の見地から、修正案等の手続についての簡素化の問題、あるいは自主性の回復の問題並びに最近のように占領軍との関係において出て参りまするところの法案もたくさんあるのでありまして、そういう場合に政府に対して事前に相当の連絡があるわけでありますが、われわれとしては直接占領軍との間の連絡は、従来からも持つておらないのであります。当然国会の審議権を政府において尊重するという意味において、政府側から国会の審議に必要な資料として、たとえば関係方面との連絡折衝の経過等については、資料提出の形においても、相当の連絡をとつてもらいたいと私は信ずるのであります。これは党派を越えて、立法府としては機能を十分発揮する上において、本委員会において、われわれはさらに掘り下げて成案を得て、直接関係方面との折衝によつて、われわれの希望するところを実現する方途も、残されておるのじやないかと思います。これは先般緊急質問の取扱いに関する小委員会においても、同様な意見が出たわけでありまするが、この問題は決議案をただちに上程してどうこうというよりもさらに本委員会において掘り下げて、また具体案をわれわれが得ると同時に、並行的に関係方面との折衝を通じて、われわれの希望の実現するような努力をすることの方が、私は効果的ではないかと考えまするので、これをひとつ継続審議に付していただきたいと思います。
○林(百)委員 私の方も田中君の提案に満腔の賛意を表します。それについてはやはり議案は議案として、国会審議権の自主性に関する件というものを明確にして、それを継続審査するということにしてもらわないと困る。もしそれができないならば、その決議案についてさらに掘り下げるという意味で、この決議案を継続審議をする。
○寺本委員 この間秘密会を開いて掘り下げて検討することになつたから、その件を継続審議する。
○林(百)委員 決議案も含めて、この件は継続審査するということにしていただきたい。
○福永委員長代理 それではただいまのお話のごとく、御意見が一致したようであります。
○土井委員 この際事務当局に一応お伺いしておきたいことは、すでに会期も本日十二時をもつて終了することに相なつております。従つてただいままで提出された法律案件等について、現在それぞれの委員会に付託されて審議になつておりまするところの法案が幾つあるかということ、それから審議中のものが幾つあるかということ、それから事実審議未了に終る見通しの法律案が幾つあるか、またその法律案の内容がどういうものであるか、一応お知らせを願いたいと思います。
○大池事務総長 議事部長から御報告申し上げます。
○西澤事務次長 ただいま委員会において審査終了したものは商品取引所法案、それから委員会に継続中のものは公益事業法案と電気事業再編成法案、それから法務委員会にかかつておりまする矯正作業の運営及び利用に関する法律案、それから今両院協議会にかかつております地方税法案、以上が政府提出の法律案であります。
○土井委員 審議未了に終ると思われる法律案はありますか。
○西澤事務次長 法務委員会の矯正事業の方は審議未了に終ると思います。
○土井委員 審議未了に終る見通しがある法律案は幾つぐらいありますか。
○西澤事務次長 政府提出の法律案は、こちらの委員会においてはそのくらいであります。参議院から提出されております法律案では、厚生委員会にあります青少年飲酒防止法案、それから水産委員会にかかつております漁業法及び水産庁設置法の一部を改正する法律案、これはただいま継続審査になりました。それからもう一つは、国鉄二次裁定のもの、これは継続審査になります。それだけでございます。
○土井委員 第七国会に提出された法律案全部は何件ですか。
○西澤事務次長 百九十六件でございます。
○土井委員 百九十六件中目下継続審議になるのは四件、審議未了に終ると思われるものが五件ですね。わかりました。
○田中(織)委員 私はこの際一つ意見を申し上げておきたい。継続審議に付することに労働委員会で決定いたしました国鉄第二次裁定に関する国会の議決を求めるの件でありますが、これは公共企業体関係法におきましても、仲裁委員会の裁定が下りましてから十日以内に国会の議決を求めなければならぬ。予算上、資金上不可能な場合、十六條第一項に該当する場合には、第二項によつて国会の議決を決めなければならぬという規定があつて、十日間という制限さえ設けられておるのであります。しかるに本案件が国会に提出されて以来すでに一箇月間経過しておるのでありますが、これが今会期中の本院の審議を結了せずに、継続審議になるということにつきましては、われわれ本件が提出されたときも、その提案の手続または提案の内容等において不明確な点があるので、当時はまだ予算案も成立過程にあるので、十分に予算的な措置が講ぜられぬ。だから提案についても十分政府において考慮することを主張して参つたのでありますが、きわめて内容の不明確な、またこうしたごとき問題に対する責任を国会に軽嫁するような形において提出されたところに、本件の会期中審議を結了せずに継続審議しなければならぬことに相なつたのであります。この問題の審議が結了しなかつたということの責任は、あげて政府並びに與党側が負わなければならない結果に相なると私は思うのであります。従つてこの問題が継続審議の過程に入つておるのでありますが、この際委員長を通じて、政府側におきましてこの裁定がすみやかに実施せられるような努力をやることによつて——政府は労働問題、労働争議の解決の責任を国会に軽嫁したような、きわめて卑怯なやり方に対して反省を求めるように、委員長を通じて政府側に申出をしていただきたいということを、この機会に特にお願いいたします。
○椎熊委員 私は運営委員会の委員長がそんなことを申し入れるべきではないと思う。それは運営委員会を邪道に導くものである、案の内容なんかに立ち入つてやるべきものじやない。いわんや政府に裁定をどうするとか何とかいうことを運営委員がやるべきものじやない。
○土井委員 ただいま椎熊君から、これは運営委員会の権限外に属することのように言われておりますが、議案審議ということは、かかつて運営委員会に付議される問題でありまして、しかも国鉄裁定の問題等についてその審議が遅々として進まない。従つて、運営委員会としてはその審議をすみやかならしめることのために、それぞれ委員長を通じて要請するということはあり得ることじやないかと考えるのであります。
○椎熊委員 それは運営委員会が審議をすみやかに進ませるということならばよい。
○土井委員 審議をすみやかに進められんことの意見を田中委員が言つておる。
○福永委員長代理 その趣旨は労働委員会にお伝えいたします。
○土井委員 先ほど大村運営委員長は、両院協議会のために委員長席をはずされたように言われておりますが、ただいまお見かけいたしますると、委員長がお帰りになつております。従つて両院協議会の模様が十分おわかりと思いますので、とりあえず両院協議会の経過がいかようになつておるかということを、この際御報告願えれば、非常に幸いだと思います。
○大村委員長 私中座いたしておりまして、両院協議会のかたに参加をいたしておつたのであります。両院の間はいろいろこの問題を協議して参りましたが、遂に成案を得るに至らなくて、ただいま一応両院協議会は散会をいたしたような次第であります。簡單に御報告申し上げます。 ただちに本会議を開きたいと思いますが、いかがですか。
○佐々木(秀)委員 ちよつとお待ちください。
○大村委員長 それでは商品取引所法の取扱い方を議題といたします。
○佐々木(秀)委員 私の方から一応お願いするのです。先ほど野党諸君に交渉いたしましたところが、委員会の審議の状態が非常に皆さん方のお気にさわつたようなことを聞きましたので、先ほど場内で緊急上程は一応ひつ込めて、見合わせたのですが、こういう事態でもありましたし、時間も切迫しておりましたので、今まで御満足の行かなかつたような審議をいたしましたことは申しわけないと思います。できるならば、この場合にお話合いを願つて、何とかその上程に御賛成願えないものか、ひとつ御相談を申し上げたいのであります。
○椎熊委員 手続上間違いがあるのです。案の内容も何も読んでいない。與党も野党も内容がわからない。そういうものを本会議にむりにかけることはない。
○大村委員長 それでは遺憾ながら廃案とするよりほかない。 それではすみやかに本会議を開くことにいたします。 午後十一時三十三分休憩 ————◇—————