議院運営委員会 第37号
- 発言数
- 63 件
- 登壇者
- 10 名
- 会派数
- 7
- 開催日
- 1950/03/28
会議録
○石田(博)委員長代理 これより会議を開きます。 大村委員長は、御出張中、列車事故のために本日御欠席でありますので、かわつて委員長の席を汚します。御了承を願います。 この際まず理事の選任についてお諮りをいたします。委員がときどき変更いたします関係上、本委員会の理事は、現在石田博英、佐々木秀世の両名を除いて欠員状態でありますので、これが補欠選任をいたしたいと存じます。理事の教は全部で十名、その割当は自由党が六名、社会党、民主党、共産党、国民協同党おのおの一名ということになつております。理事の補欠選任は委員長において指名いたすことにして御異議ございませんか。
○石田(博)委員長代理 御異議がなければ私から指名をいたします。 倉石忠雄君 菅家喜六君 寺本 齋君 土井直作君 椎熊三郎君 林百 郎君 石田一松君 の各位に理事をお願いいたします。 本日の議事は昨日大体決定しておりますから、本日の議事日程について事務総長の御説明を願いたいと思います。
○大池事務総長 本日は、昨日裁定の問題についてやろうという緊急質問の問題と決議案の二つを御決定になりましたから、それらのいれる場所等はあとから御協議を願うことにいたしまして、一応本日お手元に差上げてあります日程について説明を申し上げます。日程の第一は補正予算でありまして、予算委員長植原さんの報告のあと、ただいままで討論の申出のあります分を御報告申し上げます。反対討論は、社会党の西村榮一君、共産党の米原昶君、このお二人だけ今申出がありますから御報告申し上げます。
○松本六太郎君 私の方はまだ通告はいたしておりませんが、賛成討論をやりたいと思います。
○園田委員 民主党は保留いたします。
○大池事務総長 日程の二と三は外務委員長岡崎勝男君の報告でありまして、これは共産党が反対でございます。特に討論の通告はございません。日程の三だけは全会一致になつております。日程四、五、六の三案はともに法務委員会の案でありまして、法務委員会の理事の田嶋好文さんが報告をする予定になつております。四は全会一致でありまして、五、六は共産党が反対であります。日程第七は運輸委員会の理事岡谷勝利さんの御報告で、反対は共産党です。日程八、九、十、十一、十二、十三の六案は内閣委員会の案でありまして、理事小川原政信さんの報告で、反対は共産党だけです。日程十四、十五、十六は農林委員会でありまして、報告は理事の山村新治郎君、反対の方は十四、十五については社会党、民主党、共産党、国共党、農民党、労農党の諸派が全部反対でございます。その討論の通告を持つて来られておりますのは、社会党の石井繁丸君、共産党の高田富之君の二名であります。
○松本六太郎君 農民党は小平忠君です。
○河野(金)委員 国協党は保留します。
○大池事務総長 十七は決議案でございます。どなたが趣旨弁明をされるか承つてありませんが、討論は田中織之進君。
○林(百)委員 私の方は反対です。討論はしません。
○大池事務総長 これの採決後に大蔵政務次官が発言をいたしたいという申出があります。十八のラフカデイオ・ハーンの決議案に対しては、松澤兼人君から賛成の討論の通告があります。
○園田委員 趣旨弁明は山本利壽君です。
○大池事務総長 それだけが日程の御報告でありますが、内閣委員会から、特別調達庁設置法の一部改正法律案、四月一日施行期日のものが上つて参る予定になつております。これがもし上りましたならば、ぜひ本日緊急上程を願いたい。施行期日が四月一日になつておりまして、参議院の方も今月一ぱいで上げてもらいたいという希望があります。ただいま申し上げましたのは、本日の議事日程の大体の予定であります。それに従いまして、昨日御決定になりました労働委員会の裁定の問題並びに決議案、緊急質問等の問題をどこへどういうぐあいに入れるかということの御協議を願い、なおかつ農林委員会の案並びに予算等の討論者が相当多いようでございます。それから裁定の問題については昨日御協議があつたのでありますけれども、申出は共産党から春日正一君、労農から岡田春夫君のお二人だけ反対討論の通告がございます。自由党、社会党、国協党からは、まだ保留で、お名前が参つておりません。
○田中(織)委員 私の方は條件付賛成です。
○大池事務総長 国協の方も、昨日石田君が條件付の賛成をすると言つておりました。
○林(百)委員 順序の点ですが、慣例もいろいろあるでしようけれども、裁定をやつて、それから緊急質問、それから法案に移つて行くことではいかがですか。
○石田(博)委員長代理 裁定についての討論者の通告を願います。
○大池事務総長 社会党は田中織之進さんの名前で通告をしておきまして、もしかわればかわりたいと言つております。
○石田(博)委員長代理 私の方は吉武君です。
○大池事務総長 順序の点について御協議願いたいのですが、ただいまの林さんの御議論ごもつともで、通常ならばその通りですが、この中の農林委員会の案などは、各派で御反対が相当あるようでございます。こういうものは、たしか三月一ぱいで期限が切れて四月から施行の分もございますので、でき得ればそういうものを拔かずに、ほかの方は委員長報告だけで大したことはありませんから、日程だけ済まさせていただいて、それからそういうものに入るということはできないものですか。
○石田(博)委員長代理 それではちよつと懇談いたします。
○石田(博)委員長代理 速記を願います。——本日の日程は、冒頭に労働委員長の專売についての報告と、それに対するところの議長発議を議題にいたします。次に日程の順序に進みまして、緊急上程する法律案を逐次処理した後に緊急質問に移るということに御異議はございませんか。
○石田(博)委員長代理 それではさよう決定いたします。
○石野委員 裁定の岡田君の反対討論は、今の状態では熱を出して休んでおりますので、場合によりますと人がかわるかもしれません。
○大池事務総長 それでは後刻申出を願います。 昨日議長がカナダの公使館に行かれまして、先日の決議文を手交されて参りました。その御報告を一番先にお願い申し上げます。議長の報告は、マツカーサー元帥に手渡したことと、ノーマン公使に決議文をお渡しいたしました御報告だけで二、三分で済みますから申し上げまして、それから労働委員長の報告を聞いて議決を願う、こういう順序でありますから御了承を願います。
○石田(博)委員長代理 討論時間は、労働委員長の報告に対する議長発議、これはきのうの申合せによつて五分を越えない。それからきようは日程が非常に多いので、委員長の報告もできる限り簡單にしてもらうように連絡をいたします。討論も五分程度でいかがですか。
○林(百)委員 十分を嚴格に守ることにしたらよい。
○石田(博)委員長代理 それでは十分以内を嚴重に守り、緊急質問も十分以内ということにいたします。
○大池事務総長 昨日申し上げました為替管理委員会の委員任命と、それから調査員の人事が各党でおきまりでございましたならば、御意見を承りたいと思います。大久保太三郎さんの任期満了後の再任の問題です。
○石田(博)委員長 ただいま議題になつております外国為替管理委員会委員の任命に対して同意を求める件につきましては、昨日運営委員会におきまして、本日各派の態度を御決定の上御報告を願うことになつておりました。従つて、各派順次御発言を願います。
○松井(政)委員 賛成です。
○園田委員 賛成。
○林(百)委員 反対。
○河野(金)委員 賛成。
○松本六太郎君 賛成。
○石田(博)委員長代理 それでは上程するに御異議ございませんか。
○石田(博)委員長代理 それでは上程することにいたします。 それから常任委員会調査員の任命の件についてはいかがですか。
○松井(政)委員 私の方では、この三名の方々の略歴等を検討の結果、三名の方々の履歴から感ずる点は異議はないということになりましたが、大体專門員、調査員の任用等についてはきわめて愼重を期さなければならぬ。さらに專門員の問題も起つておりますし、これらの任命については、できるだけ超党派的の立場でお考えを願いたい。こういうことが、これを承認するについての附帯條件ということに、正式にはなつておりませんけれども、そういうことの議論の過程を経てこの三者は賛成する、こういうことになつたことだけ申し上げます。
○園田委員 民主党も同じであります。
○林(百)委員 私の方は、今松井君の言うように、この人事が大体自由党の意図をくんだものであるということが調査の結果判明したために反対いたします。
○河野(金)委員 全部反対です。
○松本六太郎君 賛成です。
○石野委員 賛成です。
○石田(博)委員長代理 反対がありますので採決いたします。それではこの調査員を任用するについて賛成の諸君の挙手を求めます。
○石田(博)委員長代理 挙手多数。さよう決定をいたします。ちよつと懇談いたします。
○石田(博)委員長代理 速記を願います。——討論のうち、農民協同党は予算と油糧配給公団法の一部改正法律案両方に上つております。討論は御相談の上問題一つだけやつていただくということと、もう一つは、大体決議案の賛成討論はなるべくこれを遠慮するという建前であつたのでありますが、松澤兼人君、田中織之進君の方もどつちか一つとして、そういう意味において御遠慮を願うように御協議を願いたいというただいまの懇談の話合いでありました。さよう決定いたします。
○大池事務総長 ちよつと申し上げます。肥料配給公団法の一部改正法律案が上る予定になつておりますから、緊急上程の追加をお願いするかもしれない。これは期限つきのものであります。それから人口対策の緊急質問、これは総理兼外務大臣に御質問のように伺つておりますが、先ほど総理は参議院の予算総会におられて、こちらへ出て来られないような状態であります。
○林(百)委員 ちよつと議長にお尋ねしたいのですが、きのう農林、大蔵、運輸、電気通信の各連合審査会で、見返り資金の問題について小澤運輸大臣にわれわれが聞いたときに、実は政府は関知していないが、関係方面から国会へ修正のリコメンデーシヨンと申しましようか、何かが来ておるということを聞いております、と言つた。きようの新聞を見ますと、見返り資金の法案の中で、新しく連合国最高司令官の指定するものにも使うことができるという修正案が参議院の方で有力に要請されたために、これは修正削除することにきまつたのを、またこういうことになつて困るというので、関係方面に交渉しておるというようなことを言つておる。これは私は、政府の方へ来て、政府から出すか、あるいは政府から民自党の方を通じて出すか、何か政府が関係があると思つたが、国会へ直接リコメンデーシヨンが来ることがあるかどうか、衆議院の方にこの見返り資金の修正の問題について関係方面から何かサゼスチヨンなりリコメンデーシヨンがあつたかどうかという点を伺いたい。
○幣原議長 私は何にも聞いておりません。
○大池事務総長 衆議院に関する限りは聞いておりません。
○林(百)委員 そういう場合がありますか。政府には全然なくて、国会の方にこういう法案をこういうふうにしたらどうか議員発議でやつたらどうかということを、国会に関係方面から言つて来たことがありますか。
○大池事務総長 それは委員会の審査中にそういう問題が起ることがあり得ると思います。この前などは、本会議ですでに議題になつておつて討議中に、これは前の給與法の問題ですが、この部分はどうしても削除願わなければ困るというリコメンドか来た。従つて、討議最中に一時休憩を願つたらどうかということをお願いしたような事例がかつてはありました。
○林(百)委員 それは政府を通じてですか。
○大池事務総長 政府が間に合わないような場合に、直接審議をしておるところへ言つて来たわけです。
○林(百)委員 そういう場合には国会の議員の発議で手続するわけですか。
○大池事務総長 それは受けた方で、かりに衆議院で受ければ、これはむしろ議員の修正案として出した方がいいということになれば、そういうことになると思います。それは委員会なり本会議なりで議案を持つておるのであるから、どこからか修正が出ない限りは修正にはならぬ。政府の方の修正ならば、修正に対する承認、不承認の議決をとらなければならぬ。
○林(百)委員 そういう場合に、国会へ関係方面からリコメンデーシヨンが来るということは重要な問題です。そういう場合には、運営委員なり、こういうところに報告がなくて、当該委員会が責任を持つてやるのですか。
○大池事務総長 それは衆議院の議長に来れば当然運営委員会にお諮りいたします。たとえば一番最初の隠退蔵物資の問題、不当財委が問題になつたときも向うから参りまして、その点は皆さんに御報告申し上げてやりました。従つて、委員会に持つて行つた際に、その委員長のところにリコメンドが来て、これを委員会としてどういうふうにやるかということになれば、委員会の独自の権能でやられる。修正権は議員にありますから、そのリコメンドが来て、非常にそれがよいということになれば、議員の発案でやつて、ちつともさしつかえないと思います。委員会で理事会その他を開いて御報告があつて進んで行くだろうと思います。
○林(百)委員 そうすると、結局政府のみでなくして、国会でも関係方面から直接リコメンデーシヨンが来る、そうして、ああした方がよかろうということがあり得るわけですね。
○大池事務総長 あり得ると思います。
○林(百)委員 現にあつたのですか。
○大池事務総長 あつたと思います。
○石田(博)委員長代理 それでは本日の運営委員会はこれで散会いたします。 午後零時三十八分散会