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7回国会衆議院1950/01/27

議院運営委員会 第14号

発言数
70
登壇者
12
会派数
6
開催日
1950/01/27

会議録

大村清一民主自由党

○大村委員長 これより会議を開きます。  庄司さんからごあいさつがあるそうです。

庄司一郎民主自由党

○庄司一郎君 仮議長というものに御指名を受けまして、これよりど馬にむちうつて、おおらかな心持で善処したいと考えております。またきのうはこの運営委員会に私が参與の格でございますか、出席のお許しをいただきまして、たいへんありがたいことであります。何分万事万端不なれでございますから、よろしくお引きまわし、御支援を賜わらんことをお願いいたします。

大村清一民主自由党

○大村委員長 事務次長より報告があります。

西澤哲四郎事務次長

○西澤事務次長 文部委員長の原彪さんから委員長辞任願いがただいま参りました。議院の構成に関することでありますから、本日最初に院議によつて拒否を御決定願いたい。なおもしこれが許可されることになりますれば、すぐに後任の文部委員長の選挙を行うことに相なります。それは選挙によつて行いますか、あるいは例によつて議長に指名を御一任になりますか、そのことを御協議願いたい。

長谷川四郎民主党(第九控室)

○長谷川委員 先例によつて願います。

大村清一民主自由党

○大村委員長 それでは本件は先例によつて処理することに御異議ございませんか。

園田直民主党(第九控室)

○園田委員 後任はだれですか。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 私の方といたしましては、原君の辞任を許可することには賛成でありますが、後任の問題につきましてはいましばらくお待ちを願いたいと思います。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 いましばらくということはどういう意味ですか。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 それはここにすわつておる間という意味です。なお申し上げておきますが、これは昨日もそういう方針でやつていただいたようなわけでありますけれども、運営委員会はその日の議題に関すること以外の討議で本会議の開会時刻が遅れるということは困るから、きのうの本会議開会中に、並行して行うという予定であつた件は、当然今日の議題になると思います。それは昨日はどういう理由でそうなつたかはつきりわかりませんけれども、本会議と並行してやるということによつて、とりあえず本日の会議に必要なる事項をやつて本会議を開会し、ただちに運営委員会を再開してその問題に移るというふうにとりはからつていただきたいと思います。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 本会議をできるだけ早くやるという趣旨にはもちろん賛成です。これは石田君は御欠席でしたが、一昨日すなわち質疑の第一日の議題のごときも、私の方から提案いたしまして、裁定問題に関連する問題の処理は、あとでゆつくりやろうということを言つたくらいですから、趣旨にはもちろん賛成です。ただ実際問題として、きのう本会議と並行してやるというのができなかつた。その支障の一つは参議院と折衝するという問題です。 そういうふうな問題が事務的にどういうふうになつておるか。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 それは済んでおる。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 そうなればあとは実際上の問題として本会議と並行してやるか、それとも月曜日からでも本格的に本委員会でやるかという点もあるかと思います。私たちとしてはこれは数の少い党はみな同感だと思いますが、本会議開会中は、やはり進行係その他を勤めておる者が多いので、これと並行してやられるということは、実際上非常に困る。倉石君も労働委員長を兼ねておられるのですから、これは月曜日以降の問題として、きよう並行して進めることはどうかと思います。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 私どもはどちらでもけつこうです。要はその日の本会議の議題に直接関係がないことで、本会議の開会を延ばすことがないように願いたいということが趣旨であつて、本委員会独自で審議をすべき議題は、本会議でない日にゆつくりやるということが適当だと思います。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 関連するのですけれども、石田君が言われることは、私ども前から言つておる。ここであなたの言葉にくぎをさしておかなければならないのは、本会議のない日にやろう。あるいは将来これが前例になるというふうなことがあつては困る。だからフランクにこの問題は取扱つて、月曜日なら月曜日ということにしたい。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 私はきようのところの問題としまして本会議の質問も残つておるわけでありますから、本会議を定刻から開くために、運営委員会の審議が本会議の開会に支障を来すようなことになつてはいけない。こういう意味において、この問題を本会議の審議を進めた上で、時間があれば続ける。 月曜日以後にするということでありますけれども、月曜日以後になりますと実際問題として、労働委員会の專売裁定に関する審議が開始せられるだろうと想像されるのであります。これは運営委員会でこの專売裁定に関する問題を議題にすることは、労働委員会の審議に入るかどうかという問題に関連した、重要な問題でございますから、私は実際問題としては、労働委員会の專売裁定に関する審議が月曜日から始まるという段階において、運営委員会におけるこの問題を、月曜日まで未解決のまま残すことはよくないと思う。その意味で本会議の議事にさしつかえない範囲において、本会議と並行してこの問題の審議を進めるがよいと思います。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 私どもはどつちでもけつこうです。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 私は固執するわけではないが、むしろ倉石君から労働委員会ではどういうふうに処置するつもりでおられるかという点を聞いておきたい。 この点については倉石君に現在の心境あるいは、こういうふうに思つておるという点を、さつぱりと出して話してもらいたい。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 そこでそういう問題も含めまして、一応本日の本会議の問題を進められて、あとできようの午後、本会議と並行して裁定問題についての運営委員会の審議を進めるかどうか、月曜日以後にするかどうかということをきめたらいかがでしよう。

倉石忠雄民主自由党

○倉石委員 今のお話は、必ずしも月曜日でなくてもよいと思います。きようも大事な国務大臣の演説に関する質疑の日ですから、私どもは並行してやつてもよいが、明日もありますから、明日の運営委員会でお取上げになつたらどうかと思います。必ずしも月曜日にするということではなくして……。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 それについては倉石君に大体のプランをひとつ言つていただきたい。

倉石忠雄民主自由党

○倉石委員 私のプランといつても労働委員会の問題でありますから、理事会をもう一度開いて御相談するつもりでおります。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 理事会はいつやりますか。

倉石忠雄民主自由党

○倉石委員 大体理事会でこの間相談しましたのは、大事な施政方針に対する質疑が終つたならば、なるべく各党の都合のよい、早い機会に理事会を開いて、この審議の打合せをしようということでありました。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 この問題は明日も日程についての問題を早く片づけて、できる限りやる。そうして本会議に支障を来さない範囲においてやつて行く、月曜日にやつてもよいし、並行してやつてもよい。それはまた明日相談いたしましよう。

大村清一民主自由党

○大村委員長 それではただいまお話のように処理することにいたします。     —————————————

大村清一民主自由党

○大村委員長 本日の議事について事務総長より御説明を願います。

西澤哲四郎事務次長

○西澤事務次長 質疑の方の関係を申し上げますと、お手元にガリ版で配付になつておりますが、きようは新政治協議会の竹山祐太郎さんから始める順序になつております。これについて御協議願いたいと思います。

園田直民主党(第九控室)

○園田委員 それに関係しまして、民九の持ち時間が十七分残つておりますが、この十七分は野党各派にそれぞれ融通するかもしれませんから、あらかじめ御了承を願います。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 私の方で適当に質問をいたすつもりであつたのでありますが、野党の方に先に質問していただくというのが建前でもありますし、一応遠慮するという状態にあつたのであります。ところがやはり質問をした方がよいだろうという意見も非常に強くなつておりまするので、保留をさしていただいております。時間の一部をさいて、明日でも質疑をさしていただきたいと思いますから、御了承を願います。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 これはまた奇怪な話を承るもので、事務当局から出ております明日の日程を、石田君はよく御記憶のことだと思います。一番初めに民自、民自、民自、民自、民自というふうになつております。これはどういうわけでありますか。第一日に開会時間が三時になつたということに対して、私たちは非常な疑惑を持つておるのでありますが、その問題はきようは言わないとして、民自五名の質疑、さらに民十の質疑、これは当然川上貫一君の発言が終ることによつて、おのずから消滅しておるものと思う。第二日の日程を見ましても出ておらない。本日の日程にももちろん出ておらない。従つて石田君が公正な立場におられるとすれば、当然棄権なさつたものとこれらの書類が証明しておる。それを今日になつて居直つて、俗な言葉で言いますと、言いがかりをつけたような感じを與えるものを持つて来て、発言の機会をとらえようとすることは、大政党のためにとらないところである。もし発言の機会がほしいとおつしやるのであれば、質疑演説とは別個に、緊急質問あるいはその他の方法で質問されるというならば話は別であります。その場合はわれわれはまた意見は申し上げると思います。けれどもこの質疑の日程の中に繰込んで来て質疑をしようということは、みずからつくつた本運営委員会の、今までの公正なる民主的な運営をみずから破棄するものである。この意味において絶対反対であります。

園田直民主党(第九控室)

○園田委員 大先輩の石田君もおられるのですが、民主自由党から本会議の時間を延ばすことについて、私どものところへおいでになつた際に承るところによると、與党の質問は中止するから、一時間延ばしてくれという了解を求めて来たと聞いております。その後新聞紙上で拝見すると、野党の質問に対する首相の答弁等の関係から、海外に重大なる影響を與えるおそれがあるから、與党としてはこれに大物を立てて、やおちよう的な質問をやろうというような意向のように書いてあるのであります。一方野党から言えば、與党にそういう意向があるとすれば、野党としては首相の答弁に対して、野党の質問の言が足らないために、海外に間違つた影響を與えるおそれがあるから、さらにこれに対する補足的な質問をやる必要があるとさえ考えておりますひこの際民主自由党が今になつて質問をやるということを発言されることは、まことに奇怪であつて、共産党の神山君は、時間が延びたことについても疑問があるが、それは言わないと、まことに共産党らしくもないようなことを言つておられる。私はこれについても聞きたいと考えておるくらいである。なおまた民主自由党で演説を中止するというお話がありましたが、内々聞くところによりますと、運営委員の方は演説をやらぬと言つておられるそうである。さすがに大政党の運営委員だと感心しておる、しかるに今言われることは私ども不審にたえない。了承するわけには参りません。あくまでもやられるというのであるならば、あるいは緊急質問をやるかその他の方法をとられるか、これに対しては私どもも話合いに応ずるつもりであります。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 第一日目の開会時刻が遅れた事情その他については、いまさら申し上げる必要はないことであつて、そのときは各派全部ども事由をお問いただしなく御了承をいただいた。従つて問題はすでに解決しておることでありまして、終了したことについて理由等をお問いただしをいただきましても、私どもの方としてはお答え申し上げる必要がない。すでに解決たしものど考えております。それからあの際私どもは、この前の第二次吉田内閣のときもそうでありましたし、またわれわれが野党時代においても、国務大臣の演説に対する質疑の第一質問は、これを野党代表にやらすべきものであるという建前は一貫しておる。不幸にしてわれわれが野党時代におきましては、会派の数によつて、所属議員数によつてその順位がきめられておる。私ども野党ではありましたけれども、質疑は三番目とか、あるいは二番目という扱いを受けておつたわけです。そこで第二次吉田内閣のときに、質疑は私どもの方でもやつたのでありますが、しかしまた第一党たる社会党にこれをお讓り申し上げたようなこともございましたし、現在におきましても、質疑はやはり野党から先にやるべきものであるという建前は、常々考えております。時間の割振りをいたしました際における與党三時間という割振りは、私は消滅しておるものとは考えていない。ただ劈頭にやるということを、まず私どもの方は遠慮申し上げて、そうしてその後の機会を見てやるならやる、やらないならやらない。ただ一昨日は質問の第一日目にやることはやめましようということを各派に申し上げました。しかし全体を通じて三時間全部を放棄するということは申し上げた覚えがないのであります。当然與党といえども質問をする権利があるのであります。それは保留されておるものであると私どもは考えておるのであります。また與党の運営委員が、そういう発言について反対であるとか反対でないとか、あるいはそういう種類の発言を、わざわざ明日やることが大政党のためによくないとか、そういう種類の御好意あふるる御忖度に対しては、御趣旨にはまことに感謝にたえませんけれども、私どもといたしましては、当然保留されておる時間の発言を要求いたす次第であります。

園田直民主党(第九控室)

○園田委員 本会議が遅れた理由については、すでに過ぎ去つたことでもありますし、苦衷をお察ししまして追究いたしません。今手続上から民主自由党の発言権は保留されておるものである、かように言われましたが、手続上から見るならば、確かに三時間の時間は割当てられてあるし、正当にあると言われますが、順序からいえば、次の発言順序が一まわりして民主自由党、続いて社会、民主九、共産党、続いて民主自由党というふうに来なければならぬ。その発言順序の場合には当然保留される意思があるならば、その際この場合の発言は保留するということを発言されることが当然であつて、今まで発言がなくして、最後になつて民主自由党の時間がなくなつた場合にそういうことを言われるのは、私は手続上においてもこれは放棄されたものと認めたいと思います。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 私の方の意見を申しますと、この際民主自由党の方では、当初予定しておりました五名を保留するということでございましたが、順番が最初にございまして、実際問題として第一日に保留された人たちが出なかつたという事実によつて、少くとも最初の四人は私は棄権されたものと見るべきだと思う。従つて施政演説に関連しての民自党としての質疑は必要はない。こういう趣旨に解されるのでありまして、もしその後の事態に基いて、民自党として政府にたださなければならない点が生じたといたしまするならば、この施政方針に対する質疑の終了した後に、別の機会においてそれをやらるべきが至当ではないかと考えます。しかしいずれにしてもそれをきわめて近い機会にやられるという意味において、もし明日にでもやられるということでありまするならば、一応この運営委員会において決定いたしました順序に従いまして、農民協同党の北二郎君が終りました後に、民自党としてやられるということでありますれば、おのずから別の問題として私どもは話合いに応じてもよいと思います。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 順位の問題が出ておりますが、確かに最初の五人は私どもの順序です。正確に順序を事務当局にお聞きになればわかりますが正確な順序から行くと、農民協同党や労働者農民党、社会革新党、公正倶楽部が入つて来る前に、すでに何回もわれわれの順位が入つて来るわけである。三時間という時間だけが保留してあつて、最初の五人は棄権だとみなされようとそれはかまいませんが、その後にでも当然入る時間がある。従つて発言の順序には入つて来るわけです。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 石田君は実におもしろいことばかり言つておる。先ほどの話を伺つておると、野党から質疑をさせるという原則を尊重すると言つておる。もしもそれが本音なら、なぜ一番初めに民自五人をとつたか。自分で言つたこと自身が矛盾しておる。だから発言する場合には、民自五人と威勢のよいことを考えておられたことが書類の上にはつきり残つておるから、これを否定することはできないと思う。次に今おつしやつた回数が残つておるとか時間が残つておるとかいう問題ですが、そうしますと、第一に昨日なぜ遅れたかということを言わないが、しかしこれは明らかな事実になつておるけれども、牧野伸顯氏の一周年のために吉田君が出ておつたということは、天下周知の事実である。このために本会議を二時間ずらしておるのである。総理、大蔵、安本の演説に対してもスマートにやろうとし、私たちが初めから本会議の紛糾することを避けて来たことは、諸君御承知だろうと思う。そういうような私事のために二時間時間をとつた場合、しかも民自党みずからが発言を中止すると言われておる事実は明らかに自分たちが施政演説で満足したという意味で、発言を中止されたと思う。それを今日になつてまだ順序があると言われるならば、なぜ初めからやらなかつたのであるか。時間が三時間残つておるというがごときことは何たることだ。すでに二時間は放棄したことは明らかだ。今日の審議の状況から見れば、三時間全部放棄したことは明らかじやないか。昨日佐々木秀世君が運営委員で場内交渉係をやつておつたように記憶いたしますが、私の方にこういう折衝があつた。できれば演説を竹山君までやつてしまいたい。せめて川上貫一君までやつてやめてもらいたい。そうして残りは全部きよう一日でやりたい。土曜日には休みたいというお話であつた。それをけさになつて、まさに居直つて三時間は生きておる。発言順位はあるはずだ。野党としての質疑は一番あとにするのが順当だと言う。どこからそんなばかなことを言うのか。おやりになりたかつたならば、緊急質問としておやりになつた方がよい。これを採決によつてやろうとするに至つては言語道断だと言わなければならぬ。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 私どもの建前といたしましては、あえて神山君のみならず園田君も言われておるように、施政演説に対する質問というものは、民自党としてはその必要がない。こういう観点に立つて放棄せられたのであるから、この施政演説を全部完了した後において、時期としては明日本会議を予定しておるが、質問演説が済んだ後において、別の形においてなさることも、これはそのときはそのときとして、別の角度においてわれわれはその必要を認めるか、認めないかということについての論議をするつもりでありますが、やられて私はさしつかえないことだ。こういう見地に立つて申し上げておるのであります。原則としてはあくまで民自党としては、施政演説に対する質問という形のものはその必要を認めないで、すでに二日間も経過して来ておるのでありますから、きようになつて手続とか何とかいう問題を拔きにいたしましても、私はちよつと民自党の申出は納得できない。こういう意味において申し上げておるのであります。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 私どもの方は、いろいろ御議論はありましたけれども、最初にやらないというのは、野党に最初やつてもらいたいということのために現実に遠慮したわけであります。それからもう一つ順位はしよつちゆうかわつて来るわけです。これは現在通告があつたものについて、事務的に処理されたものであつて、正確に申しますと、おそらく農民党、農民協同党が入る前には、百人くらい私の方の順番がまわつてくるのじやないかと思つておるくらいで、そのまわつて来た適当なときに、三時間全部やるという意味ではありませんが、とにかく当然の権利を行使したい。これだけの理由です。採決なんか必要じやありません。当然の権利の行使です。

長谷川四郎民主党(第九控室)

○長谷川委員 それはちよつとお聞きにくい。とにかく石田さんが党に来ての話には、党の事情もあるので、とにかくきよう一時からやるのが遅れて二時半でなければやれないから、おれの方はやらないことにしたという了解のもとにまわつておる。こういう点から考えてちよつと今の話はむりじやないか。もつとすつきりした気持で行つたらどうです。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 すつきりした気持で、当然まわつて来る順番に当然やろうというのです。

長谷川四郎民主党(第九控室)

○長谷川委員 党の事情がかわつたからこれをやるのだということを、はつきり言つた方がよいじやないか。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 二百七十名もおつて発言の順番がまわつて来ないということはない。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 今いろいろの意見も出ておりますが、問題ははつきりしておる。私は何も自分の言つたことを固持するわけじやないが、園田君、田中君長谷川君、それから私の発言の根本は共通しておる。今までの実際の運営の実情からいつて、また日ごろ信義を強調される石田君その人が、今長谷川君の言われたように言われておる事実、また運営委員諸君及び場内交渉の人全体を通じて、昨日民主自由党が放棄されたということは、客観的な事実だ。主観的に君たちが何を考えていようとも、これは客観的な事実だ。りくつとしてははつきりしておる。従つていまさら発言順位とか、三時間あるから百人ぐらいまわつて来るとか言つて、それをむきになつて言う必要はない。君たちに信義があり、円満なる議会の運営を考え、今までの申合せを尊重せられるならば、きようはいさぎよく撤回して、別個の方法で出直しなさい。それに対してわれわれは考慮する。こういう不当な一方的なことをやつて事を処理されるならば、われわれはまた考えがある。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 私どもといたしましては不当なことをやるつもりではない。私どもは最初にやることはやめよう。しかし三時間の質疑時間全体を放棄した覚えはありません。発言順位は通告してあるから、あるいは新政治協議会の前にまわつて来るかもしれない。どこへまわつて来るかもしれないが、おそらく公正倶楽部が出る前には、私ども百人ぐらいは当然まわつて来ると思う。だから私どもは当然の順位によつて発言する。

田中織之進日本社会党

○田中(織)委員 きようの本会議が定刻開会ということで、運営委員会の線もそういう線であるということを、委員長から最初に話されておる。民自党の発言につきましては、石田君の発言の中にも、きようの問題でなくて明日という言葉もございましたが、われわれは現実にこの二日間の問題を通じて、民自党が施政演説に対する質問の必要なしという客観的な事実に基いて、行動されて来たという嚴然たる事実があるわけですから、そういう点から民自党の方でも、さらにお考えになられて、これはどうせ先ほどの石田君の発言でも、明日民自党として発言したいと思うがという提言でございましたから、これは明日の議題にしていただきたい。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 私はこれは明日の議題にすべきじやなくして、すでに出ておる問題だから、この問題の処理をきようつけることは当然だと思う。これを明日やつて明日の冒頭だとか、一番しまいだとかというようなことで、わがままかつてをやられては困る。今までわれわれが言つた経過、事実、りくつは全部石田君といえども心のうちにはもつともだと思つておられるだろうと思う。それを口ではノーと言わなければならない境地に追込んでおる何ものかがある。やりたければきようやりなさい。われわれは反対だ。とにかくこれをあしたに延ばすということはよくない。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 私どもの方は事務的にお調べ願いますと、今度入る順位は、竹山君のあと、それから共産党の春日君のあとに当然入るそうです。人数で割振つて行けば当然そうなる。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 持時間三時間と初め言つたが、今までの経過全体としては、放棄してあるとみられるのです。従つてこういうふうな点についていまさらとやかく言うのはおかしい、それを竹山君のあとに入るとか、春日君のあとに入るとか、あるいは事務局に発言の通告があつたかもしれない。しかし今までの申合せ全体が速記録に残つておる。あるいは議場内の交渉もある。良心があればそんなことは言えたわけじやない、まことに言語道断だと思う。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 せつかくの御忠告でありますが、私どもは当然入つて来た順位において、当然発言をいたしたいと思います。

園田直民主党(第九控室)

○園田委員 今石田君の言われた言動並びに示された行動が、放棄した事実を明瞭に示しておる、今まで割当てて来るならば、労農党がやるまでに百回以上もまわつて来るというのは、その通りだろう。まわつて来たならばその度ごとに保留する。それはやらないというのが当然であるが、それをやらないで今まで放任しておる。しかも印刷物にも当然それが載つていない、載つていないということは、今まで全然発言する気持もなかつたし、全然放棄したものとわれわれは見ておる。それを今多数の力をもつてりくつをつけておられるということは、われわれ納得しがたい。よつてこれは小さい問題ではあるけれども、こういうふうに一度誓約し、あるいはその意思を表明されたものを、何とか言いのがれがあるからといつて、多数の力をもつてやられるならば、それに反対するばかりではなく、あるいは決を採られるならば、われわれはすべて退場します。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 それはどういう方法をおとりになろうと各党のお立場でけつこうだと思います。私どもは当然まわつて来た順位で発言する。これは誓約した覚えもないし、全期間を通じて発言しないということを言つた覚えもない。ただ冒頭にやることは遠慮すると言つた。

大村清一民主自由党

○大村委員長 大体御意見は盡きたようでありますが、ちよつとこの際懇談していただきたいと思います。

大村清一民主自由党

○大村委員長 速記を始めてください。お諮りいたします。開会時間も三十分に迫りましたから、本運営委員会は休憩いたしまして、なおよくお話を願つて、また運営委員会を開くなり、それに基いて御処置を願いたいと思います。

中野四郎農民協同党

○中野(四)委員 これは今明日の運営上重大な問題ですから、このまま時間を延ばされるよりは、妥協点が間近にあるのですから、きよう話合つたらいかがでしよう。

大村清一民主自由党

○大村委員長 できればしごくけつこうですが……。  それでは暫時休憩いたします。     午後零時二十八分休憩      ————◇—————     午後零時五十三分開議

大村清一民主自由党

○大村委員長 休憩前に引続いて会議を開きます。

土井直作日本社会党

○土井委員 先ほど来から民自党の方の、施政演説に対する質問演説をやらせるかどうかという問題につきまして、いろいろ議論がありましたが、御承知の通り運営委員会は再三にわたつて開かれまして、一応質問の順序並びにその他の方法が決定いたしました。そうして質問順序のトップになつておりまする民自党といたしましては、五名の人々の質問通告がありましたが、これらは事情によりまして一応棄権をされておつたのであります。従つて棄権をいたしましたものが復権するというようなこと、またそれによつて随時発言が行われるというようなことは、運営委員会の秩序を乱すというような結果にもなりますので、これらの点につきましては、まず第一に運営委員会は一応決定いたしました線を常に確立する。今度の問題ばかりではありません。将来もやはりお互いが運営委員会でそれぞれ審議いたして、決定された事項は実施されて行く。信義をもつてこれが実現されて行くというような秩序を維持することが、一番重要ではないかと考えるわけであります。従つてまず第一にそういう点をこの際確認をしていただく。その次には新たに民自党の方からのいろいろな事情の変化によつて、施政方針に対する質問をしたいという申入れに対しましては、これは第二段階といたしまして、協議を進めて行くということにしていただきたいということを希望いたします。

大村清一民主自由党

○大村委員長 ただいまの土井君の発言の趣旨は、これを了承することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

神山茂夫日本共産党

○神山委員 ちよつと一言しておきたい。きようの会議を円満に運営するという点については、初めから各党も異議がなかつたわけであります。ことに労農党の石野君から、本日はぜひ定刻に開きたいというふうな御発言もあつたわけでありまして、私たちとしては大いにその趣旨を尊重してやりたいのでありますが、今すでに一時三分前になつております。ところが一つここで言つておかなければならないのは、現在総理は院内におられないという事実であります。こういう事実がありますので、これは石田君には聞き苦しいことでありますが、再々私が申し上げることでありますけれども、何か運営委員会でいろいろなトラブルが起りました場合には、どうも総理が院内にいないときと関連しておる例が多いのであります。従つてきようの場合も、そういうふうに解釈してはまずいのでありますが、きよう定刻に会議が開かれない責任は、野党側が負うべきではなくして、総理不在という事実と関連しておるという点は、運営委員会で確認しておきたいと思います。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 私は総理がおられるかおられないか存じません。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 一時半にならなければおいでにならないそうであります。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 私の方では今まで冒頭にやる機会もあつたのでありますが、冒頭はそういういろいろな意味でやらないということになつておつたのであります。しかしその後の事情の変遷に伴いまして、やはり質疑を行いたいと思いますので、明日一番あとの機会に質疑をお許しをいただきたいと考えます。

土井直作日本社会党

○土井委員 大体ただいま新たに石田君から事情の変化に従つて、明日の最終に発言の機会を與えてもらいたいということでありますので、これはせつかく大政党といたしまして、相当長時間の質問の権利を放棄されておりまするし、また大政党が一言も発言しないことは、われわれとしての非常に見るにしのびないところがありまするので、野党派の諸君の寛容なる態度をもつて発言を許すことにいたします。

大村清一民主自由党

○大村委員長 ただいま石田君から発言のありました、明日最終の機会に民自党が施政方針に対する演説を進めるということについては、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

神山茂夫日本共産党

○神山委員 今の土井君の発言で大体御了解がついておると思います。事態は明らかでありますが、私は先ほどそれならば別個に緊急質問をされるべきだという建前で申し上げておいたのでありますが、しかし土井君の御意見には賛成であります。同時に土井君の言われたように、これが直接関係する被害者というと語弊がありますが、相手側の政党が、当然これについて関連した発言をするということを御了解の上ならば、私どもの方としても別に異議はありません。これをお含みの上御処理を願いたいと思います。

石田一松新政治協議会

○石田(一)委員 今の神山君の言われることはちよつと違うと思う、これは民自党のいわゆる一般質問に関連する質問としてこれが継続することになると、また問題が出ると思います。この際緊急質問でなくて一般質問が終了して、民自党がやつた後に、これが野党各派の代表の質問に相当影響を及ぼす内容をもつていた場合には、これに対して野党代表と申しますか、少くとも二名以内ぐらいで緊急質問をあらためてされることが條件であると思います。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 それは二名以内と了解しております。

大村清一民主自由党

○大村委員長 それではちよつと申し上げます。ただいまだんだん発言のありましたように、民主自由党の一般質問は最後にいたし、その質問の都合によりまして、さらに野党の方で二人以内において緊急質問を行うことがあるという條件で、これを決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大村清一民主自由党

○大村委員長 本日はこれにて散会いたします。     午後一時三分散会

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