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7回国会衆議院1949/12/23

議院運営委員会 第9号

発言数
81
登壇者
15
会派数
7
開催日
1949/12/23

会議録

大村清一民主自由党

○大村委員長 これより会議を開きます。  水産委員会の委員派遣承認申請の件について議長から諮問があります。事務総長より御説明を願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 石原水産委員長の方から委員派遣承認申請が参つておりますから、御報告を申し上げます。派遣の目的は漁港、船だまり及び漁業災害状況の実地調査、並びに水産講習所、水産研究所の現地視察をしたい。これには一班、二班、三班とありまして第一班は東北、北海道班、第二班が中部、近畿、北陸、四国班、第三班が中国、九州班でありまして、各班とも五名ずつ十五名でございます。派遣の期間は一月十日から十日間でございます。

大村清一民主自由党

○大村委員長 玉置水産委員会理事が出席しておられますので、あわせて御説明を聞くことにいたします。

玉置信一民主自由党

○玉置信一君 本日委員長に事故がありまして、私かわつて説明するようにと言われましたので、私からごく簡單に御説明を申し上げます。ただいま事務総長からいろいろ御説明がありましたので、なるべく重複をさけて申し上げたいと思います。  派遣先を三班にわけた調査地域を申し上げますと、東北、北海道は札幌、室蘭、余市町、釧路等であります。中部、近畿、北陸、四国方面は靜岡、和歌山、三重、高知、愛媛、香川、徳島、石川の各県、中国、九州方面は、広島、長崎、佐賀、鹿児島等の方面を調査するのであります。派遣期間は一月十日より十日間であります。御承知のように、第六国会におきまして漁業法が通過いたしまして、この漁業法の実施に伴つてわが国の水産行政の面に画期的な、いわゆる新たな漁業方式、あるいは指導の面においても、かつてない革命的な改革の線に沿うた指導も行わなければならぬということで、相当漁民は迷つておるのであります。しかも水産の生産を増強するということと、民主化を目的とした漁業法の実施にあたりましては、一面においては漁港、船だまり等の施設の面におきまして、増産とどういう関係にあるか。さらに今日の原始産業の域を脱しない漁撈の面から見ました漁業災害の状況、さらに民主化、あるいは漁獲増産をなす面におきましての基本的な問題といたしまして、同業者の水産知識を高揚せしめる。すなわち科学的漁撈、あるいは加工等の面におきまして、根本的な実際に即する教育をなさしむるところとしましては、御承知の通り水産講習所というものがありまして、この教育の実態を調査することも必要であり、さらに前段申し上げました漁撈、加工、そうした方面の技術の研究というような面につきまして親しく現地を調査し、さらに話合いをいたして、この漁業法の線に沿うた施策を、政府に強力に推進していただくよい基礎的資料を調査して参りたいというのが、本派遣の目的であります。  以上のような次第でありまして、現在の国家財政の状況から見ますると、予算面において相当きゆうくつのようではございますが、こうした画期的な漁業法を実施する基礎調査という重大問題を御了解願いまして、ぜひ本派遣の予算化の問題につきまして委員会の格段の御高配をお願い申し上げる次第であります。

椎熊三郎民主党(第九控室)

○椎熊委員 この問題は非常に重大だと思うのであります。というのは先般の国会できまつた漁業法というものは、当院の空気からいうと皆反対です。一般漁民も反対です。しかしやむを得ざる事情によつて通過した法案であるようです。われわれはその間の内部の事情等が詳細でない。一般地方民も非常に疑問を抱いておる。これらについては当該委員が親しく各地に行つて、親しく説明して納得してもらわなければならぬ。関係方面は漁業の民主化として基本的にやらせなければならぬというのですから、農地改革と同様、いな、それ以上重要性のある問題です。どうか委員諸君におかれては、休会中まことに御苦労ですが、親しく漁民に会つて、徹底的に調査していただきたい。この趣旨からこの委員派遣には満腔の賛意を表します。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 これは趣旨においては椎熊君の説に賛成するものでありまして、問題の重要性は認めるにしても、現在の予算の状態その他とにらみ合わせました場合に、人数を減らすことが必要ではないかと思います。休会中十日間にわたつて委員諸君が全国に行かれるということは、非常にけつこうであり、はなはだお気の毒に思いますが、そういうことは別として、人数を今までも減して来た実情でもありますので、少し減すようにされてはどうかと思います。一応各派の意見を聞いて見る必要があると思います。

椎熊三郎民主党(第九控室)

○椎熊委員 人数、日取り等については議長一任に願いたいと思います。

岡田春夫労働者農民党

○岡田(春)委員 私も先ほどの椎熊君の趣旨には賛成ですが、神山君のお話の通り、大体三人くらいに御制限願うことが望ましいと思います。これは昨日の運輸委員会、法務委員会の委員派遣でも、同じような重要性のある問題について制限がありましたが、大体その趣旨に沿いましてお願いいたします。

北二郎無所属

○北二郎君 岡田君の意見に賛成いたします。

玉置信一民主自由党

○玉置信一君 なお御参考に申し上げておきます。ただいま人員の制限等のお話もありまして、ごもつともではありまするが、ここに掲げておるメンバー中その時期になつてあるいは事故があつて行けない者もありはせぬかと、私個人の考えですが、想像いたしますので、一応この員数をお認めいただいた方が都合がいいので、重ねてお願いいたします。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 むしろ十人くらいにして、この十五人の中で融通して行かれる方が合理的ではないかと思います。行けない人まで承認してやるということはなおおかしいと思います。

椎熊三郎民主党(第九控室)

○椎熊委員 期間と人員は議長と委員長と御相談の上、なるべく費用を使わないようにしていただくことにしてはどうですか。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 要するに本委員会の意見を十分尊重してやつてもらいたい。私はあえてここでやかましいことを言いません。

岩本信行民主自由党副議長

○岩本副議長 議長は人員を減らすことに極力努力いたします。

大村清一民主自由党

○大村委員長 ただいま椎熊君の御意見があり、それに対して神山君から御意見がありましたが、その線に沿うて議長において適当におとりはからいを願うということで御異議ありませんか。

大村清一民主自由党

○大村委員長 それではそのように決します。     —————————————

大池眞事務総長

○大池事務総長 もう一つ委員派遣申請があります。それは訴追委員会からで、事件は仙台の高等裁判所の判事鈴木禎次郎、それから青森の地方裁判所八戸支部の判事杉本正雄、この両判事の訴追事件がかかつておるわけでありまして、これを訴追してもらうようにという訴追の申出があるために、その実地調査をしてみなければ、はたしてそういう事件があつたかどうかわからぬので、一月六日から八日間だけ、仙台市の方に行つてこの事実を調査するというのであります。訴追委員は高木松吉君、三浦寅之助君、角田幸吉君、中西伊之助君この四名の方を派遣したいという申出がありますので、あわせて御検討を願いたいと思います。

大村清一民主自由党

○大村委員長 本件はこれを承認すべきものと答申するに御異議ありませんか。

大村清一民主自由党

○大村委員長 それではそのように決しました。     —————————————

大村清一民主自由党

○大村委員長 この際国会図書館の明年度予算が、図書館運営委員会の承認を得られましたので、図書館長から本委員会に一応説明いたし御了承願いたいということで出席されておりますから、御説明を願うことにいたします。

金森徳次郎国立国会図書館長

○金森国会図書館長 国立国会図書館の明年度予算の要求について御説明申し上げたいと存じます。  別紙に載つておりまするように、本館と申しますのは中央の図書館のことを申しまして、上野の図書館と別にして考えておりますが、本館図書館の管理運営に必要なる経費は、一億五百万円ほどであります。本年の予算額の七千八百余万円に比べますと、大体三割四分ほど増加しております。金額にいたしまして二千六百七十六万円ほどの増であります。  次に上野にありまする支部図書館の管理運営に要しまする経費は、二千五百八万余円でありまして、本年度の予算額に比較いたしますると、五百三十万円ばかりふえておりまして、率から言いますれば二割七分ほど増加をいたしております。  次に営繕事務費は、本年度と同額の十四万円でありますし、また営繕費それ自身は書庫新営費五百万円、各所修繕費五百万円、合計一千万円でありまして、本年度予算の七百万円に対しましては三百万円の増額となつております。大体これを通計いたしますると、要求額は全部で一億四千四十七万七千円でありまして、本年度の額に比べますと、三千五百六万二千円だけ増加しております。率で申し上げますると三割三分ほどの増加となつております。これの大体の目的は、大きな数字には変化はございませんが、だんだんと事業を発展さして行くという趣旨でございまして、人員につきましては、本年は三十六名を増加することに予定をいたしております。  大体数字の御説明はさようでございますが、これが生れて参りまする新しい事業の項目を五つほど申し上げたいと思います。  第一は法律図書館を整備するということであります。国会のいろいろの用を達しまするのと、かつまた民間の要求を受けますることと両方を考えまして、一番不足しておりまするのは法律に関しまする資料の整備ができていないということでありまして、外国の立法令、日本国内各地の法令、つまり條例の類を集め、これに付随いたしまして、あらゆる法律書を網羅いたしまして、ともかくも実用に適する法律図書館を建設したいと考えておりまするが、今年はほんの一部分でありまして、人件費と図書購入費その他を含めまして、二百万円の計上をいたしておるわけであります。  それから次に印刷カードの作成という問題がございます。図書館を運営しておりますときに、日本全国の図書館に非常な利益を提供いたしますのは、書物が出ますればこれに該当する適当な印刷カードを刷つて、これを頒布する。場合によりましては、ただで送ることもございましようが、実費をとつて売りますと、各図書館は自分でカードを整備する必要がございませんで、書物は本屋で買い、カードは国立国会図書館から受入れることになりますと、非常な能率を発揮することになろうと思います。これは当初からの計画でございましたけれども、いろいろのことで思うようにできませんでしたが、来年度四百万円を計上いたすことにしました。  次に第三の項目といたしまして、憲政資料、憲法に関しまする政治資料の維持整備を考えております。これは明治以来いろいろないきさつを経て、今日の日本の憲政を生み出しておりますけれども、当初の明治初期の貴重な文献は、ほとんど散逸の方向をとつておりまして、ことに当時関係せられた重要人物の各家の所蔵になつておるものも、何となく扱いの上におきまして不安な点がございます。そこでできるだけそれらの目録を整備いたしまして、散逸しないようにすると同時に、実物をできるだけお預かりをいたしまして保全するというわけで、四百万円を計上いたしております。  次に文献摘録の作成ということがございます。日本の学問の発展のために、学術上の論文の要点を拔粹いたしまして、簡單な表のようなものにいたしまして、これをすべての人の利用に供するとともに、外国との交換に使うということが、種々な情勢から機運を起して参りまして、実際の仕事は学術会議その他において摘録の作成をお願いすることではありまするけれども、その経営の中心をなす意味におきまして、百五十万円の計上をいたしました。  次に第五の項目といたしまして、労働科学研究所の図書館維持管理ということに着手をしようと思つております。労働科学研究所は、従来長く存在して貴重な書物設備を持つておりましたけれども、時代の変化によりましてこれが散逸しなければならない運命に立ち至りました。それが種々な考慮によりまして、図書だけは国立国会図書館がそのまま引継ぐという方向に向いております。これがもし完成いたしますと、九万冊の図書であります。それは労働科学の研究に欠くべからざる内外の文献からできておりますが、これを維持管理して、一般の利用に供することが必要となつて来ると思つております。これはごく少数の人件費をも含めまして、六十八万四千円を計上いたしております。  このような基礎によりまして予算の要求書を作成いたしました。どうぞよろしくおとりはからいを願いたいと存じます。

田渕光一民主自由党

○田渕委員 今まわされましたデーターの中で、最も大事な予算の面が、めがねをかけなければ見えないような数字で書いておる。かりにほかならばともかく、図書館が出して来る数字にこういう数字を出して来るなら、われわれははつきりお断りいたします。

岡田春夫労働者農民党

○岡田(春)委員 ちよつと伺いますが、図書の購入費は新年度の予算でいくらになりますか。これではよくわかりませんが……。

金森徳次郎国立国会図書館長

○金森国会図書館長 備品費の中に含まれておりまして、この数字ではわかりません。本年度は一千万円の図書購入費を持つておりましたが、二十五年度は一千六百万円を計上して、備品費の中に含んでおります。

椎熊三郎民主党(第九控室)

○椎熊委員 今の御説明のようなものを表の中につけ加えて来られたらどうですか。

岩本信行民主自由党副議長

○岩本副議長 人員の増加は……。

金森徳次郎国立国会図書館長

○金森国会図書館長 三十六名増加したのは、今の労働化学の文献を扱いまする所は、この辺ではないのでありまして、成城学園に近い所に設備がありまして、新しい設備をつくることもできませんので、そこにそれだけの人員を配置しなければならぬためであります。

大村清一民主自由党

○大村委員長 ただいま田淵君の御発言もありましたが、この印刷を鮮明にすることについては、今後十分注意をしていただくことにいたしまして、ただいまの説明はこれを了承するに御異議ありませんか。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 今度の場合は勧告がついて出ておりますので、一応各党に持ち帰つて、勧告の趣旨その他について検討した上でなければ、今ただちに態度を決するわけに行きませんので、あしたまで延期を願いたいと思います。

大村清一民主自由党

○大村委員長 神山君の意見もあるので、本件は次会に結末をつけたいと思います。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 大村委員長事故がありますので、私がかわつて委員長の席を汚します。     —————————————

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 次に電波監理委員会設置法の付託の件を議題といたします。事務総長の御説明を願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 昨日電波法案と、放送法案と、電波監理委員会設置法案の三件が出て参りました。従つて放送法案電波法案は、これは電気通信委員会の所管事項でありますので、さつそく議長としてはこの委員会に付託をしたわけであります。それとともにただいま出て参つておる電波監理委員会の設置法案、これは委員会を設置するという面から言いますと、一つの新しい行政機構ができるわけですから、国会法の関係からいえば、嚴格な所管委員会としては内閣委員会が穏当であろうと考えるわけであります。ところが電波法案そのものが電気通信委員会にかかつておりましてその電波法の実際の運用の面において、この電波監理委員が設置されるという、まつたく表裏一体の関係にありますので、場合によれば電波法を審議する電気通信委員会に持つて行くことが、説明その他において都合がいいのではないかと考えるのであります。従つて電気通信委員会でも、できれば自分の方にいただきたいという希望もあるわけでありますから、もし内閣委員会の方で委員長と議長と相談をして、ぜひ自分の所管であるから自分の方によこしてくれという強い要望があれば、当然規定に基いてそちらに上げるわけでありますが、電気通信でさしつかえなければ、そちらに上げた方が好都合ではないかと思いますので、当委員長は当該委員会の御意向を伺つて処置いたしたいということであります。

椎熊三郎民主党(第九控室)

○椎熊委員 ぜひ電気通信委員会にまわしていただきたいと思います。

岡田春夫労働者農民党

○岡田(春)委員 御趣旨はよくわかりますし、審議の上からも都合はいいだろうと思いますが、ただ問題は、この夏の定員法の関係においては、内閣委員会で定員法をやつて、御承知の通り関係委員会と連合審査をしておる。そういう点から見ると、当然先ほど事務総長も言われたように、この監理委員会設置法案は、内閣委員会と連合審査をして行くという形の方がよくはないかと思います。そういうことは先例ともなりますので、こういう点よく考えて処理していただきたいと思います。

倉石忠雄民主自由党

○倉石委員 私どもは椎熊君の御意見に賛成でありますが、ただいまの岡田君の御意見もありますので、必要ある場合には、内閣委員会と連合審査をしたらどうかと思います。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 大体御意見も出たようでありますが、この際特に他法案との関係もあるので、電気通信委員会に回付いたしまして、必要な場合には内閣委員会と連合審査するということでいかがですか。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 必要ある場合というと、岡田君が今出した趣旨が生きて来ませんから、連合審査を建前にすれば私たちも賛成いたします。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 それではこうしたらどうですか。この法案は関連法案との関係がありますので、電気通信委員会に回付はいたしますが、本委員会としては内閣委員会と連合審査するのが適当である。こういうことでいかがですか。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 それではさよう決定いたします。     —————————————

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 次に本日の本会議におきまして政府から発言の通告がございます。事務総長から御披露願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 内閣総理大臣の方から、本日の衆議院の本会議の初めに、青木国務大臣が統制緩和について発言をいたしたいという申出があります。その青木国務大臣の御発言に対して、ただいま私の方に届いております質疑の通告者が、社会党の西村榮一さん、労農党の岡田春夫さん、このお二人からお申込みがある次第であります。その点を一応御報告申し上げておきます。

園田直民主党(第九控室)

○園田委員 民主野党派もあります。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 本日の議事並びに緊急質問の取扱いとも関連いたしますので、ただいま事務総長から御報告を求めたわけですが、これは昨日私から本委員会において御説明を申し上げておいたのであります。なお他会派からも、それぞれ質問の申出もあると思いますので、それらを勘案いたしませんと、本日の議事の残余の自由討議、あるいは緊急質問の取扱いが決定いたしませんから、とりあえず御賛同を得ますならば、青木国務大臣の発言に関する質問を先に決定して、時間の振合いを考えて、他の発言を決定したらどうかと思います。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 きようでなければぐあいが惡いのですか。あさつてやるというようなことを聞きましたが、二十四日が好都合なら、そうしていただきたい。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 ちよつと速記をとめて……。     —————————————

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 それでは青木国務大臣の発言に関する質疑等の取扱いを議題に供します。  まず各派から質疑の準備、あるいは申出がございましたら御発言を願います。

椎熊三郎民主党(第九控室)

○椎熊委員 わが党はあります。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 私の方は一人準備中でございます。

寺本齋民主党(第十控室)

○寺本委員 私の方は保留していただきたい。

小林信一新政治協議会

○小林信一君 私の方は大体河野金昇氏だと思います。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 残余の分は全体の質疑の時間等を、慣例によりましておきめ願いまして、各派の配分につきまして御協議願いたいと思います。

倉石忠雄民主自由党

○倉石委員 民主自由党で一人質疑いたしたいと思いますが、名前はあとで申し上げます。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 質疑に要する全体の時間は幾時間程度といたしますか、お諮りいたします。

椎熊三郎民主党(第九控室)

○椎熊委員 三時間ぐらいではどうか。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 それでは三時間ということにして、各派の割当時間を申し上げますと、端数を切上げまして社会党、民九、共産党、民十各十五分、新政治協議会は十分、農民協同党、労働者農民党、社会革新党、公正倶楽部合して十分、こういう割当に決定いたすことに御異議ありませんか。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 さよう決定いたします。     —————————————

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 次に昨日の日程で残つておりまする自由討論の残、並びに緊急質問の取扱いを御協議願います。先に昨日の残余の分の取扱いについて御協議願います。事務総長から残余の日程について御説明願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 自由討議についてまだ残つておりまして、すでに私どもの方に申込みを受けております分は、民自党の柳澤さん、これは四十分残つております。それから社会党の方からまだ出て参りませんが、民九の並木さん、これは十分間、それから共産党の谷口さん、民十の逢澤さん、この四人だけまだ残つておることになつております。合計時間はほぼ一時間になつておりますが、柳澤さんが四十分やられれば、あとのお三人で三十分ぐらい。こういうことになつております。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 それではこうしたらどうですか。きようの青木国務大臣の発言に対する質疑が終りましたあとで、時間がありましたならば、できるだけ自由討議を片づけてしまつて、明日休会の件も議題に付さなければなりませんし、本会議をいずれ開会しなければなりませんから、緊急質問等の取扱いを明日御相談することにして、本日は開会予定時間を三十分経過しておりますので、できるだけ早く開会いたしたいと思います。それで本日の運営委員会はこの程度で散会して、残余の緊急質問等の取扱いは明日に延期する。自由討議はなるべく本日中に片づけてしまいたい。こういうことでいかがですか。

岩本信行民主自由党副議長

○岩本副議長 なお希望とお願いを申し上げておきます。きようの青木国務大臣の発言に関する質疑は相当時間がかかります。さらに自由討議が四人あるわけでありますが、きのうの実情を見ますと、自由討議のときには一番ひどいときには五、六人になつた。こういうことではきわめてまずいので、與党、野党といわず、努めて本議場に御出席を願いたいと思います。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 ただいま副議長からの御発言につきましては、各党とも努力を申合せたいと思いますが、御異議ありませんか。     —————————————

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 検察官適格審査委員会の委員の補充の件を議題といたします。事務総長の御説明を求めます。

大池眞事務総長

○大池事務総長 これはこの前一度申し上げたことがありますが、吉田安政務次官が辞表を出されましておやめになつておるわけであります。従つて吉田安さんのあとの検察官適格審査委員会の委員を指名することになつているわけであります。そこでその候補者といたしまして福田繁芳さんの届出があります。また福田さんのあとには大西正男さんが予備員としてお届出があるわけであります。皆さんの方で御異議がなければ、ごく簡單でありますから、お願いいたしたいと思います。

倉石忠雄民主自由党

○倉石委員 ただいまの辞任の補充をいたすことについて、わが党は賛成をいたします。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 この問題は第六国会のときから持ち越しのことでありまして、第六国会の当時において私どもはすでに反対の理由を述べております。きようは繰返しません。その当時私たちがもしこの問題が出れば、反対討論をするということを言明いたしました。たしか速記録にも残つておると思いますが、今日はあえて反対討論はいたしません。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 それでは本日に至つては格別御議論はないと思いますので、本件を本日上程することに御異議ありませんか。

大池眞事務総長

○大池事務総長 そのときの御決定ですが、今御反対があるようですが、起立採決にいたしますか。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 異議ありと言いますが、黙つて起立採決にしてもらつた方がスマートではないかと思います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 わかりました。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 次に考査委員長から永井博士の表彰方について申し出たいということであります。この取扱いについて事務総長から御説明を願います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 先月考査委員会の報告がありましたが、その後の考査委員会としての審査報告をいたしたいという申出でありまして、約十分くらいでできるだろうということであります。これをいつお許しになるか、きようがいいか、あしたがいいかということだけだと思います。内容は永井博士の表彰方を、委員会として御決定になつたようでありまして、その報告をいたしたいということであります。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 この問題は鍛冶委員長も見えておりますが、きようでなく、明日にしていただければ私どもの方も態度をきめて参りたいと思います。反対は反対として、スマートにしてあげなければ永井博士に気の毒だと思います。その点もできるだけかつこうよくしたいと思いますから……。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 鍛冶委員長の報告の件は、明日に延期することに御異議ありませんか。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 それではさように決定いたします。

田渕光一民主自由党

○田渕委員 昨日園田委員より御発言のありました祕書の越冬資金の件は、福利小委員会でどんなことに決定いたしましたか、伺いたいと思います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 私からちよつと御報告申し上げます。昨日、福利小委員会の方へ、参議院の福利小委員長の大隈さんから申出がありましたので、さつそく福利小委員会を開いていただきまして参議院の申入れに対する検討をいたした結果、参議院の申出は、ただいま政府案として出ておる越冬資金の法案が通つてしまえば、結局常勤職員だけにしか適用されないので、非常勤職員はあれから除かれるわけであります。従つて結局祕書が非常勤職員になつておる関係から全然もらえないので、参議院側としては至急に非常勤職員に出せるような單行法を衆議院として出してもらいたい。それを出していただけば参議院にまわつて来た場合、参議院は至急同調して今の越冬資金とともに通してやるように努める。こういう申出であつたのであります。それを検討いたしましたところ、これはいささか申出の筋が的はずれでありましてただいまの越冬資金の方が可決された場合に常勤職員だけになつて、非常勤職員が除かれる結果になるわけであります。その法案の通らぬうちに、さらに非常勤の者のまで出し得る單行法を出すことは、衆議院側があの法案を審査する場合に、そういうものを出し得る單行法を出すなら、その際にすでに修正をせられて、そういうものを含めて法案として向うに送らなければならないのを、たまたまそのまま参議院に送つて、その後気がついてさらに一本出すという不体裁なことになる。しかもその法案が通らないうちは非常勤職員が除かれるかどうか確定しない。たまたま参議院がその法案を持つているのですから、衆議院が單行法を出すより、参議院が当然修正してこつちに持つて来べきであろう。従つて参議院の修正があるなら、衆議院も格別異論ないだろう。向うで適当に修正を願いたいということを決定いたしまして、向うに返答したのであります。聞くところによればその後参議院においては、あの法案に対して一つの修正をされることになり、その修正の中身も一応了解があつたように、けさほどになつて聞いております。それは総理大臣が指定する非常勤職員には出せるというような意味合いの修正ができることになつておるように聞いております。その修正が可決されれば、こちらに回付されるだろうと考えます。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 それから参議院に送付してありまする国家公務員の臨時年末手当に関する法律案並びに国鉄裁定に関する議案が、もしも本院に回付せられて参つた場合、本院の決定と違つた——ただいま事務総長から報告があつた通り、年末手当に関して修正があるはずであります。これはあらためて議題にすることもないと思いますけれども、そういう修正があつた場合におきまする取扱いについては、場内において御相談を申し上げることに御異議ありませんか。

神山茂夫日本共産党

○神山委員 この点は今おつしやいましたように修正が大体あるだろうという一つの法案と、それから一方は裁定が承認されないか、承認されるか。こういう仮定の事実に立脚しておるわけです。しかも問題は非常に重要な問題でありますので、ぜひ運営委員会を開いて、そこで取扱いについては決定することにしていただきたいと思います。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 それではこれら二件の取扱いにつきましては、本会開会中、適当の場合に再び御参集を願つて、御相談を申し上げるということで御異議ありませんか。

石田博英民主自由党

○石田委員長代理 それでは、本日はこれにて散会いたします。     午後一時四十分散会

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