議院運営委員会 第1号
- 発言数
- 131 件
- 登壇者
- 18 名
- 会派数
- 10
- 開催日
- 1949/12/04
会議録
○大村委員長 それではこれより第七国会の第一回運営委員会を開会いたします。 議長から発言を通告されております。
○幣原議長 昨晩はおそくまで皆様に御迷惑をかけてはなはだ相済みません。あんなにおそくなろうとは思わなかつたけれども、とうとう夜中になるまでおそくなつて、皆様に済まぬことと思つております。いつでも国会の一つの会期が終りますと、皆様のところにお礼まわりに参る習慣になつておつたそうです。しかし昨日は十二時過ぎておりまして、だんだん帰られる方もあり、そこに行つてみても、かえつて御迷惑だろうと思つて遠慮することになつてしまつて、はなはだ失敬しておりまして済みません。これもあしからず御了承おき願います。今後もよろしくお願いいたします。 —————————————
○大村委員長 それではお手元にまわつております第七回国会に関する刷物の順序によつて御協議願いたいと思います。議員控室の件。
○大池事務総長 私から御説明申し上げます。昨日の運営委員会では、本日まで持ちまわりできますものは従来通りにするというお話合いができたのでありますが、きようから新しい国会になつたのであります。一応議員控室の件は前回通りということに御決定を願います。 —————————————
○大村委員長 次に議席の件。
○大池事務総長 これも同様前国会通りにお願いいたします。 —————————————
○大村委員長 次に議院運営小委員の員数、この小委員の選任の件。
○大池事務総長 これも前国会通り一応御決定願いましてそれから正式の割当等の問題が起れば、その都度御協議願うことにいたしたいと思います。
○淺沼委員 小委員の数をふやして、小委員会を活用するようにされたいと思います。
○倉石委員 ただいま淺沼君からのお話もありましたが、一応本日のところは現在のままにしておいて、小委員会を活用する方法を研究する方がよいと思います。
○大村委員長 それでは本日のところは一応前国会通りということに御異議ありませんか。
○大村委員長 そのように決しました。 —————————————
○大村委員長 次に特別委員会設置の件。
○大池事務総長 特別委員会設置の件は、従来の特別委員会は本日をもつて終了いたしてなくなつております。本会期には従来の特別委員会とにらみ合せまして、どういうものを置くかということを、本日御決定を願いたいと思います。現在ありますものは、選挙法改正に関する特別委員会、三十一名、海外同胞引揚に関する特別委員会、これが三十名、それから災害対策、これが四十五名、考査特別委員会、三十名、政府支拂促進に関する特別委員会、これが三十名、それに観光事業の振興方策樹立の特別委員会、それが三十名、この六特別委員会が設けられております。
○松井(政)委員 第七国会でどういう特別委員会をつくるかということで、いろいろ私ども打合せをしておりまするが、海外同胞引揚対策委員会、災害対策特別委員会、選挙法改正は従来通り設置をしていただきたい。それから観光事業と政府支拂、これは第六国会でも申し上げたのでありまするが、これはもういらないという方針であります。考査特別委員会は、第六国会でもいろいろ運営について申し上げて、第五国会当時のような運営の状況ならば、別の角度から改める必要があると申し上げたのでありますが、これが従来通りの運営のままということになつたので、第六国会において考査特別委員会は従来の通りの設置に反対しております。今日もその考え方はかわつておりません。従つて考査特別委員会の運営等については、第五国会ないし第六国会のような形の運営では、わが党は賛成しがたいのであります。但し内容がかわつて参りました場合、不当財産当時の方針にして行くということならば、設置の必要ありという考えを持つております。それからさらに特別委員会に加えてもらいたいものとして、これは第六国会でも失業対策特別委員会を設置してもらいたいという議を申し上げましたが、これは設置に至らなかつたのであります。今度は失業対策を含めた広汎なる社会保障制度を研究し調査をする段階に来たという考え方より、社会保障制度に関する特別委員会を、新たに第七国会において設けてもらいたいという考えを持つております。各派において御賛成を願いたいと思います。
○神山委員 私たちとしては、この点について前々から意見を述べているので大体おわかりと思いますが、今述べられた社会党の失業対策を含む広汎なる社会保障全般についての特別委員会の設置については、満腔の賛意をまず表しておきたいと思うのであります。同時に私たちとしては、第六国会では一応否決されましたが、講和問題の特別委員会がやはり必要であるということを強調し、また別の決議の形で御相談願いたいと考えております。それから今まであつた各特別委員会についてですが、選挙法の改正に関する特別委員会は、各派が今まで通り置こうというお考えであれば同調したいと思います。海外同胞引揚、災害についても、一層積極的な活動が必要であるという意味で賛成である。さらに政府支拂と観光については、松井君が述べられたように、政府支拂の方は大体その任務を完了したという意味から、観光はその設置の根本及びその具体的立場の点に形態を異にしておりますのでこれに反対します。考査特別委員会については、これは当然不当財という形にこそ切りかえるべきであつて、現在のような考査特別委員会ではその必要はない。ある場合には有害であるという見解さえ持つておりますので、この設置については反対し、これが不当財という形にかえられるようにという社会党の御提案を支持します。
○園田委員 政府支拂促進に関する特別委員会はわが党が提案をして設置した委員会でございますが、各党から言われましたように、立法の趣旨もその目的が完了し、廃止をする段階に来たと思いますので、廃止に賛成でございます。海外同胞引揚、災害、考査、選挙法、観光に関する特別委員会の設置については、これは従前通り賛成をいたします。但し考査特別委員会の運営については反省をする必要があると考えます。なお共産党から提案をされたる講和問題に関する特別委員会の設置については、いまだその時期に至らずと考えます。わが党としては、外務委員を前回通り拡充したるものをもつてこの業務を取扱いたいと考えております。社会党から提案された社会保障制度に関する特別委員会の設置にはわが党も賛成でございます。
○倉石委員 ただいま各党の御意見を承つたのでありまするが、その御意見を大体総合してみますると、現在存置してあります選挙法改正特別委員会、海外同胞引揚特別委員会、災害対策特別委員会、この三つに対してはほとんど御反対がないようでありますから、この三特別委員会の存置には私どもの方も賛意を表するものであります。考査特別委員会については、私の方はぜひ存置をさるべきであるという考えを持つておりますが、御反対の御意見があれば、これは決をとるよりしかたがないと思います。政府支拂促進に関する特別委員会、それから観光事業振興方策樹立特別委員会については、各党において存置に賛成されるところもあり、反対されるところもあるようであります。本日は御反対のないものだけを確定していただいて、あとのものはさらに協議することに願つたらいかがでございましよう。考査特別委員会は、現在種々調査事項が進行しておるところでありまして、これを中断されると、調査等にも不便を生じますのでこれはきよう決定していただきたいと思います。
○神山委員 これは倉石君の言葉とも思えないことをおつしやる。首尾一貫していない。考査特別委員会がきようすぐ何らかの形で決定に至らなければ調査活動その他に不便を與えるとおつしやるのは、一応形式上の問題で、実際を見ますると、さきに不当財委が設置されて、第五国会でこれが考査特別委員会になるまで、その間仕事は経続しておりましたし、事務機構その他も残つていたという前例もあるのであります。従つて考査特別委員会を設置するかどうかという問題を、本格的に論議することは、きようでなくともよいと思う。
○寺本委員 私の方はまだ党で打合せておらないので、各派で御異見のないものだけおきめになつて、異議のあるものはあとにまわしていただきたいと思います。
○竹山委員 新政治協議会の態度を申し上げます。選挙法については各党の御意見と同一であります。海外同胞、災害についても同様であります。考査委員会については、従来通り運営についてわれわれの意見があります点を含めて、内容の改善をするという点で、各党の意見の一致点を見出したいと思う。政府支拂についてはわれわれもその必要がないと考えます。観光についても同様であります。それから社会保障制度については賛成であります。講和問題についてはわれわれは一応まだその段階でないと考えます。なおわれわれは新しい問題として、食糧政策は農林委員会だけの問題でないと考えますから、食糧政策に関する特別委員会の設置を提案いたします。
○黒田寿男君 労働者農民党の立場を申し上げます。選挙法、海外同胞、災害対策は従来通り存置した方がよろしい。考査は以前の不当財産のような調査にしてもらいたい。それから政府支拂並びに観光は廃止を可とすべきだと思う。社会保障制度、食糧政策については賛成であります、講和特別委員会はその設置をお願いいたします。
○浦口鉄男君 公正倶楽部は選挙法、海外同胞引揚、災害対策について、その存置に賛成。政府支拂、観光の廃止に賛成。考査委員会は従来の運営を改善して行くということより、もう一歩進んで、できれば不当財に含まれなかつた面の、惡影響を及ぼす諸行為を含まれることはよいと思います。パーセンテージというようなことは拔きにしてもらいたいと思います。社会保障制度については全面的に賛成をいたします。講和の問題の特別委員会も早急にできることに賛成であります。食糧問題についても賛成であります。
○小林進君 前の六つの特別委員会については、考査を別にした五つは他の各党と同じであります。考査委員会についてはやはり不当財的な性格を出してもらう、特にその運営は最も超党派的にやつていただくことに強い希望をもつております。社会党提案の社会保障制度の問題は、全面的に賛成いたします。講和の問題は外務委員会を拡大強化して行くという第六国会のわが党の党議がそのままになつております。食糧政策に対する特別委員会については全面的に賛成いたします。
○大村委員長 この際御異議がなければ、各派意見の一致しておりますものについてまず御決定を願いまして、意見の不一致の点はなおお話合いを願うことにしてはいかがでしよう。
○大村委員長 それでは選挙法、海外同胞引揚、及び災害の三特別委員会については従来通り設置することに御一致のようでありますが、これらを設置することに御異議ありませんか。
○大村委員長 それでは選挙、引揚及び災害の特別委員会は設置することに決しました。 それからなお現在あります政府支拂促進に関する委員会は、任務を終了しておるから廃したらよかろうという点に御一致のようでありますが、これは設置しないことにきめて御異議ありませんか
○大村委員長 それでは設置せざることに決しました。 観光委員会については民主九控室の方から一応存置の御意見もありましたが、ただいまやめてもよろしいというお申出があり、意見が一致して参りましたから、観光委員会は設置せざることに決するに御異議ありませんか。
○大村委員長 それでは設置せざることに決しました。 そうしますと考査委員会についてはだんだん御意見もございます。これはあらためて御協議を願います、また食糧政策、社会保障制度、講和問題、これらについても御意見が不一致のようでありますから、なお御討議を願います。
○神山委員 社会保障の問題についてはぜひこれは社会党の方から御努力を願います。私たち野党各派ばかりでなく、民自党も賛成せられることと思いますので、そういうように運んでいただきます。講和の問題についてはこれまた意見が違うかもしれませんが、別の機会に正式に決議案を出しますので、これに基いて論議し、かつ処理していただけばけつこうです。考査問題、これは若干意見の違いがありましたが、意見の違いは違いとして、これを討論の上決定しようということを、何も拒否するものでありませんが、本日討論の上採決されることには反対であります。
○大村委員長 社会保障制度及び講和問題については神山君の御提議もあり ましたので、後日、御相談をいたします。食糧政策も合せて後日御相談申します。残るところは考査だけであります。考査特別委員会の問題について御協議願います。
○石田(博)委員 各党の立場もおありだと思うが、すでにこの問題についての議論は論議されておるので、簡單に各党の立場を一通り言うた上で決定したいと思います。
○神山委員 各党の態度は決しておるわけだ。従つて各党の意見をどういう形にやるかが問題だ。
○大村委員長 採決してよろしうございますか。
○神山委員 第六国会の場合と若干違つておる点があるわけで、第六国会の場合には主として共産党がこれを不当財委のようにかえるべきであるという主張をしたのでありますが、今度の場合にはニユアンスの違いは若干ありますけれども、社会党の御趣旨も大体そういうようにかわつて来ておるわけであります。労働者農民党も社会革新党も大体共産党の見解に似て来ておられるわけであります。さらに新政治協議会にしても、その他の民主党の野党派の方々にしても、この運営が非常に一方的であるということは、ことごとく口を揃えて言つておるわけであります。従つて採決されることには異議はありませんけれども、また本会議での討論は当然させていただくことにしまして、こういうふうに事情がかわつておりますので、小林君も、もう少し討論したらどうかという意見がありましたが、民自党の諸君にすれば考える余地がないという。公正倶楽部からはパーセンテージをはずしたらどうかという具体的意見も出ておりますので、そういう点話し合つて、近寄つて来れば話の仕方もあるのでないかと思う。
○田中(織)委員 考査特別委員会については、わが党、共産党、労農党の三党が、大体設置に反対の態度を持つているわけです。別の野党各派においても、運営について再検討すべきだという意見が出ておりますので、もう少し考査委員会の運営の問題について、討論は繰返さないようにして話合いを進めて、できれば全会一致でやるようにしたい。
○石田(博)委員 その御議論はごもつともと思いますが、これは設置することをきめてから、理事会で、私どもの方もそういう点については過失を反省しなければならぬと思う点もあればしなければならぬのですが、そういう点で、ひとつ、できてから話合いをしたらどうでしよう。ここで他の委員会の運営についてとやかく言うことはおかしい。
○大村委員長 いかがでございましよう。考査特別委員会を設置することについて賛否両論があるようでありますが、この際採決をいたしたいと思います。 考査特別委員会は前国会のものを継続することに御賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○大村委員長 多数であります。念のために反対の方の挙手を願います。 〔反対者挙手〕
○大村委員長 少数。賛成が多数でありますから、設置することに決しました。 それでは食糧政策、社会保障制度、及び講和問題の特別委員会は後日なお御相談をいたすことにいたしまして、その他の方は全部解決いたしました。 —————————————
○大村委員長 次に議場内交渉係の件を議題といたします。
○大池事務総長 これは前回通りであります。
○大村委員長 速記をとめてください。
○大村委員長 速記を始めてください。
○大池事務総長 それでは議場内交渉係の件は二百名以上の団体は五名、百名以上二百名に満たないものは四名、二十一名以上は三名、二十名以下の各派は正副一人ということにいたしたいと思います。
○大村委員長 御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 そのように決しました。 —————————————
○大村委員長 次に議事進行係の件。
○大池事務総長 議事進行係の件は従来通りその氏名を議事課までお申出で願いたい。
○大村委員長 従来通りに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 そのように決します。 —————————————
○小林進君 私先ほど間違えて採決に手をあげましたが、私オブザーバーで議決権がありませんので、取消していただきます。それについて実はお願いしたいと思いますが、国会もかわりましたので、前国会では仰せの通り私どもオブザーバーで出ておつたのでありますが、きようきめていただきたいというのではございませんが、ひとつ十分御考慮くださいまして、今議会は公正倶楽部なみに議院運営委員会における議決権を與えられたいと存じます。
○倉石委員 ただいまの小林さんのお話を承つたのでありますが、十分考慮しまして、後日ひとり本委員会で御相談を願いたいと思います。
○小林進君 お願いいたします。 —————————————
○大村委員長 それでは休会の件を議題といたします。
○大池事務総長 休会の件に関連しまして、開会式の日取を一応おきめ願いたいと思いますけれども、その点はあとまわしにお願いしまして、開会式の式辞を御決定願いたいと思います。
○神山委員 ここで御考慮願いたいことがあります。幣原さんがここにおられるので言いにくいようにも聞えますが、一応解決しておる問題だから申し上げます。この前の開会式の日におけるほんとうの小さな間違い、そのことを取上げるのではなくして、その当時私たち言いましたように、開会式の次第や当日設営という言葉を使われたのでありますが、設営の仕方等について、もう少し考慮して、目標を民主的にするということを考慮願いたいと思います。きようすぐということでなくて、開会式が予定される前に話合つてよいと思いますが、たとえて申しますれば、文面にしても勅語を賜わるとか、あるいは何とかかんとか昔流儀の言葉もありますし、もののやり方そのものについても、いろいろ考えなければならぬ点があるのではないかと思います。これを各党で十分相談し合つて、全会派が喜んで出られるような開会式の形式及び内容を考慮していただきたいと思う。
○田中(織)委員 第一回開会以来開会式についての感じといたじまして、どうも開会式にあたつては、終始無言の行のような感じがいたすのであります。そういう意味から、開会式の順序につきましては、普通の会議と同じような形において区切りをつけて行くということをお願いしたいと思います。そういたしますと、この間のような間違いもないことになると思います。
○大池事務総長 これは実際問題としてやりますとむずかしい点が残つて来ると思います。神山さん、田中さんのお話もごもつともであります。あらためて小委員会でこれを御協議願うことにして、保留を願いまして、お進めを願いたいと思います。
○大村委員長 ただいま神山君及び田中君の御発言の点につきましては、議運の小委員会で御研究願うということでいかがでしようか。
○淺沼委員 それに関連して小委員会でお考え願いたいと思うが、会の司会者がだれであつて、だれがいつ何をやるということをはつきりしてないところに問題があろうと思う。どなたか司会者になつて、これより開会式を行います。議長の式辞がありますというようにいたしたらよいと思います。
○大村委員長 それでは小委員会に移して御研究を願うことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 そのように決しました。
○大池事務総長 お手元に差上げてあります第七回国会の開会式に、議長が両院を代表して述べられます式辞案について、一応関係筋までお願いして、参議院の方と協議をいたしてみたいと思つております。一応これを読んでみます「本日、親しく天皇陛下の臨幸を仰ぎ、第七回国会の開会式を挙げるにあたり、衆議院および参議院を代表して、ここに式辞を申し上げます。そもそもわれわれ国民は敗戰以来、祖国を民主的平和的文化国家として再建し、国際信義の発揚につとめ、もつて一日も速かに列国の伍伴に加わることを念願して、これが実現のためにあらゆる艱苦とたたかいながら努力を続けて来たのであります。その成果も漸く現われんとし、国運の前途に光明を見出すにいたりましたことは、わたくしどものかぎりないよろこびであります。しかしながら、われわれの進路には社会的にも経済的にも、なお容易ならぬ難関が横たわつていますので、さらに固い決意とうむことのない努力が必要であります。されば国民はおのおのよく現下の情勢を認識し、その責務を果し、光栄ある新日本建設の偉業にまい進されることを望んでやみません。ここに国会は、国民の委託にそい、最善をつくしてその使命を完うし、もつて日本国永遠の理想を達成しようとするものであります。」
○神山委員 敬語の問題が最近問題になつて来ております。今までの開会式があまり民主的でないという印象は、党派を越えて当然議員諸君がお感じになつておる点じやないかと思う。それで先ほどの淺沼君のような御意見も出て来るのでありまして、私どものように式次第その他改善の意見が出るのであります。言葉の上ではこういう点に考慮していただきたい点があると思う。第一に「親しく天皇陛下の臨幸を仰ぎ」こういうような言葉は、私たちは敬語をよせという意味でありませんが、たとえば臨幸を臨席にして「御臨席を仰ぎ」というような形にするくらいの考慮は、当然民主化された国会として必要だと思う。行幸という言葉は、皆さん御承知のように、昔から天皇が神であつたときに関連しておる言葉で、こういう点も考慮して、この言葉は御臨席というようにされたい。共産党はばかでないから御をとれとまでは言わない。そういう敬語だつたら大いに賛成です。また「列国の伍伴に加わる」とありますが、普通日本人の頭では、その意味がはつきりしない。各国の親善関係とか友好関係を対等につくるようにという意味で、対等ということならば無條件にわれわれ念願するところでありますからよいと思いますが、その点は別として、「列国の伍伴に加わる」という日本人にもわからない言葉は避けて、国民諸君がなるほどわれわれの代表はこう言つておるのかということがわかるように、私は式辞も改める必要があるのではないかと思います。この点についての御考慮を願いたい。私たち意識的に今まで開会式に参加しなかつたわけでありますけれども、これからは喜んで参加できるような形に開会式を改められるならば、非常な喜びとするところであります。
○大村委員長 ただいまの御発言の点は、よく御研究を願うことにして、議長に御一任をいたしまして、この運營委員会においては了承することに御異議ありませんか。
○大池事務総長 私から申し上げてはおかしいのですが「列国の伍伴」という言葉がわかりにくいから、ほかの言葉にかえたらどうかという今の修正的御意見、もう一点は「陛下の臨幸」というのを御臨場もしくは御臨席という言葉に修正してはどうかという二点のように承つておりますので、「列国の伍伴」という言葉が非常に難解であるというお話でありますれば、そういう点は言葉のことでございますから、議長さんと御相談してなおり得るという考えもあります。「親しく陛下の臨幸を仰ぎ」という言葉は、ずつと使いつけて今日まで来た言葉であります。これを修正して御臨席という言葉が出ておりますが、どつちがよいかをおきめ願つていただきませんと、御相談をする場合に迷いますので、これをお願いいたしたいと思います。
○大村委員長 式辞案につきましては皆さんの御意見を参考にせられまして、議長において御決定を願うということに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 そのように決しました。 —————————————
○大池事務総長 増田官房長官がお見えになるまで、本日のこれから開かれます議事の順序のことを御協議願いたい。 開会になりますと第一に議席の指定が必要でございますので、ただちに第一に議席の指定をいたします。議席の指定がきまりましたあとで議事に入つて、その議事に何を一番先に取扱うかということに相なりますが、議院の構成の面でございますので、ただいま御決定願いました選挙法改正、海外同胞引揚、災害対策、この特別委員会、それと考査特別委員会、これについては討論がございますが、それらの設定動議に対する取扱いを御決定願いたいと思います。海外同胞、災害等は普通の特別委員会としてやつておりますが、選挙法は費用を数十万円特別にかけてできております関係から、この前設定いたしたときには、次の会議の召集日まで、こういうことで閉会中も動けるようにできておりましたが、今度は、第七国会中には当然終らせるということで、次の会議の召集日まで設けるという形でなしに、今国会においてもこれを設けることとし、というようにお直し願つて進めることにいたしたいと思います。その設定がきまりました場合に、委員の指名をどういたしますか、一応前国会通りにしていただいて、あとで変更願いますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大池事務総長 それではそのようにお願いいたします。 構成の問題はそれで済みました。あとは議事の問題で大分緊急質問等が出されております。もう一つは当委員会で福利小委員というものを設けるなら設けるように、その選任も従来通りに一応するかどうかをおきめ願いたい。 それから考査委員会の討論の方は、これはどの党とどの党がおやりになりますか。
○淺沼委員 それは相談します。 —————————————
○大村委員長 それでは延期をしておりました休会の件に関連いたしまして官房長官が出席になりましたから、御質疑を願います。
○淺沼委員 この際官房長官に、前の国会において大体政府の第七国会に対する対策等を一応伺つたのでありますが、しかしきようは第七国会が召集されて初めての会でございます。われわれは政府の予算案の提出時期をそういうことについて具体的に伺いたい。
○増田国務大臣 冐頭に前国会におきまして、たいへん皆さんにごやつかいをおかけいたしまして、まことに恐縮に存じます。この際厚く感謝申し上げます。 淺沼さんの御質問にお答えいたします。今政府は一生懸命本国会に提出すべき予算の関係——もちろん大綱は出ておりまするが、その内訳のことについて審議をしておきたい。それから法案等も着々準備いたしておりますが、さしあたり本日提案したのが二件あります。前国会において提案いたしましたのが五十九件、そのうち審議未了が八件、成立したものが五十一件、それから前国会から継続して提案されておるものが三件、そのうち二件成立、一件が審議未了、要するに審議未了は九件でございますが、結局加えますと、六十二件中審議未了が九件ということになつておりまして、その審議未了をずつと読み上げますと、地方自治法の一部を改正する法律案、これは近くすぐ国会に提出いたしたいと思つております。第二は国家公務員の職階制に関する法律案、これは本日すでに衆議院に提出いたしました。第三、教育委員会法の一部を改正する法律案、これは近く提出いたします。それから薪炭需給調節特別会計における債務の支拂財源に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案、これは本日衆議院に提出いたしました。それから通商産業省及び運輸省の地方行政機関の整理に伴う臨時措置に関する法律案、これも近く提出いたしたいと思つております。もう一つ特別鉱害復旧臨時措置法案、これも近く提案いたします。それから輸出信用保險法案、同じく輸出信用保險特別会計法案、この二法案はしばらく政府において研究さしていただきたいと思つております。これは予算において五億の歳出を認められたその基礎をなす法律案であります。これはこういう名目で出しますか、その他の名目で出しますか、範疇を少し広げたいという意向が通産省にございますので、よく検討した上で出したいと思つております。最後に食糧確保臨時措置法の一部政正、これについてはどういうふうに処置したらよいかということを目下考究中であります。 以上の通りでございまして、予算は今のところ中旬より多少遅れるのではないかと考えております。
○淺沼委員 それではひとつ伺つておきたいのは、今審議未了になつた法案を逐次出されるようでありますが、それ以外に、政府が予算提出前に出されるような法案はございますか。
○増田国務大臣 実は政府全体といたしましては、通常国会において二百七十四件の法律案を提出いたすべく予定いたしておりますが、このうちどの法案を予算提出前に出すかということは、今のところ考えておりません。後刻調べて申し上げます。
○淺沼委員 法案提出のことはよくわかりますが、最後に食確法案について政府に伺つておきたいと思いますことは、審議未了になつた食確法案については、新聞の伝うるところによりますれば、ポツダム宣言による政令によつて処置したいということを仄聞しております。しかし現在国会が開会中でありますから、政令等によらず法案を提出する方が適当ではないかと思います。この点強く政府に要望いたしておきます。また政府はやはりポツダム宣言による政令でやる意思を持つておられるかどうか伺つておきたい。
○増田国務大臣 目下研究中でございます。
○神山委員 そういたしますと、新聞その他で森農林大臣が、あたかもきまつた方針であるかのような印象を與える言辞を述べたように報ぜられておりますが、この点について官房長官はどういうふうに見ておられますか。
○増田国務大臣 お答え申し上げます。政府全体といたしましては、どういう処置をとるかということについては目下考究中であります。
○神山委員 考究中、研究中と言われますが、先ほどから淺沼君が言われましたように、国会開会中にポ政令によつてこういうことをやることが、民主主義的な政治の原則から見てどういうふうにお考えになるか、ひとつ聞いておきたい。
○増田国務大臣 食確法の処置については、どういうふうにしたらよいかということを、実は目下考究中であります。
○田中(織)委員 政令でやろうかということについては新聞紙の報道だけでない。たまたまきのう参議院の農林委員会において、森農林大臣からそういうことをはつきり言われておる。農林大臣を弁護される官房長官の胸中は了解できますが、国会開会中にそういう処置をすることは、おそらく官房長官として行わないだろうと思います。この点についてもう少し明確な御答弁を願います。
○増田国務大臣 田中君にお答え申し上げます。農林大臣にも実はその点は聞いてみましたが、いろいろな道がある。その中にこういう道もあるというだけで、政府の態度として意思表示をしたわけではありません。その他の点については目下考究中であります。それまでお待ちを願います。
○田中(織)委員 今の官房長官の御答弁は、前段に関する部分は一応了承いたしますが、先ほど淺沼委員から指摘いたしましたように、政府が食確法の今後の取扱いについて考究せられるにあたりましては、現に本日新しい国会が召集されたのでありますから、国会の立法によらずして、一方的にポツダム政令によるというような、非民主的な方法によらないように、重ねて要望いたしておきます。
○神山委員 今田中君の言われておる点については、もとより私どもも同感でありまして、実はここで増田官房長官のはつきりした言質を得たいのでありますが、特にこの点については緊急質問その他によつてはつきりしておきたいと思います。ただ最後にはつきり言つておくことは、第五国会、第六国会も同じと思いますが、予算提出がいずれも遅れておる。これは関係方面との折衝があつたから、これを無視するわけでありませんが、もう少し早く提出していただきたい。それから法案が会期が切迫してから出て来る。その中には重要な法案ももちろんあつた。本国会に予定されておる二百七十四件の法律案の中には、国民生活に非常に重要な関係を持つているものがあることは御承知だろうと思います。こういう法案が会期末になつて目白押しに出て来ることは、與党としても野党としても、不必要な摩擦が起つて来る。しかしてこういう場合に政府側に責任があるにかかわらず、あたかも野党の引延しのごとき宣伝が常に行われておる。従つて本国会においてはこういうことがないように、重要な法案については大いに勉強して早く出すように、全力をあげて努力していただきたいと思います。そうして遅れた責任を野党側に転嫁しないように、開会第一日にあたつて特に申し上げておきます。
○田中(織)委員 これは本日の議事にも関係のある問題でありますし、それから先ほど述べられました二十五年度の予算案にも関連を持つ問題でありますから、官房長官にお伺いしておきたいのでありますが、一昨日出ました国鉄の給與問題に関する仲裁案の取扱いについて、政府はいかに対処せられようとしておるかという点が一点、第二点は本日公務員に関する給與の問題について、政府並びに国会に対して人事院から勧告がなされたのであります。これに対しまして政府としていかに処置せられる方針であるか。予算案の提出にあたりましては、この勧告案に基いて当然給與ベースがかわつて参ります関係から、予算の組みかえ等の必要も起つて来るのでないかとわれわれ見るのでありますが、この二点について政府の態度を明確にしていただきいと思います。
○増田国務大臣 お答えいたします。 仲裁委員会の裁定については、裁定があつたら国鉄と政府の間において研究いたしたいと思います。御承知のごとく十日というような日限もあり、国会の承認というような事情もございますので、そういう関係等も勘案いたしまして、政府の決定を急ぎたいと思います。 それから賃金べースについては、本日人事院から勧告がありました。そこで実は政府は淺井人事院総裁の出頭を求めて説明を聽取いたしました。それからそれを起点として研究を継続しておりますが、予算等の関係はどうかというようなことは、今は申し上げかねる次第であります。
○神山委員 今の田中君からの質問に関連してひとつお聞きしておきたい点は、仲裁裁定につきましては、大屋運輸大臣は、これは政府には直接何らの関係のないものだという意味の発言をしたかのように報道されておるのでありますが、この点についてあなたはどうお考えになりますか。
○増田国務大臣 神山君にお答え申し上げます。今神山君の御指摘のような新聞記事があつたことは存じませんが、もしあつたと仮定いたしましても、記事の内容のような発言はおそらくしなかつただろうと思います。
○神山委員 大屋君は別として、増田官房長官はどういう態度を持つておられるか、聞いておきたい。
○増田国務大臣 裁定の内容については、これまた研究中でありまして、まだ増田を含めた政府としての意思表示はなし得ません。
○神山委員 私の質問に対しては答えられないというわけですか。考究中ですか。それでは私は進んで勧告案についてあなた方はどういう見解を持つておるか。もつとつつ込んで言いますと、これは政府を拘束しないというような見解をもらした人があるかのように伝えられておるが、その点どうですか。
○増田国務大臣 裁定は当事者双方を拘束しない。これは公労法第十六條に明示する通りであります。賃金ベースの勧告は、賃金ベースの勧告であるというように考えております。
○神山委員 勧告の場合、政府と国会に勧告されておるわけでありますが、その重点は精神上の問題で、その精神をどうお考えになつておりますか。
○増田国務大臣 国会に対する勧告と、政府に対する勧告にウエートの相違があるかどうか、説明申し上げかねます。われわれは政府に対する勧告は勧告であると思つております。
○神山委員 実は増田官房長官の釈明で緊急質問をせずに済ませたいと思つたのですが、官房長官のなまずみたいな答弁を聞いてもしようがないから、あとで緊急質問をいたしたいと思います。言いたいことはたくさんあります。まさに不逞のやからと言いたいこともありますが、あえてそういうことは言いません。あとで緊急質問で政府の責任者にお聞きしますから、それはよろしゆうございます。
○田中(織)委員 この際官房長官にもう一点お伺いしておきたいと思います。公務員の給與に関する人事院の勧告に対する政府の方針は、至急決定するように急がれておるということでありますが、これは結局緊急質問の形において、本会議においてもさらに追究しなければならぬ点だと思うのであります。これは前国会、すなわち昨夜、政府職員に対する超過勤務手当の支出に関する決議案並びに所得税の年末調整についての決議案が、満場一致で通過したのであります。この点について政府はいかに考えておられるか、この際承つておきたい。
○増田国務大臣 お答え申し上げます。御決議の趣旨は十二分に尊重いたして、善処いたしたいと思つております。
○淺沼委員 最後に一点だけお伺いしておきたいのは、この中旬ごろに予算が出るということでありますが、政府の都合は、予算が出た際に施政方針演説をやられて、そのあとずつと質問を進めてもらいたいという希望でしようか。
○増田国務大臣 予算の提出は先ほど申し上げましたように中旬より少し遅れると思つております。それから施政方針演説、あるいは財政演説、あるいは経済演説というようなことは、われわれ考えておりませんが、この運び方につきましては、国会の要望によつて善処いたしたいと思つております。
○岡田(春)委員 あらためて言うまでもないのですが、本日あるいは近々中にお出しになる法律案の中で、たとえばすでに前国会で通過した法案と関連しておる法案がある。たとえば薪炭需給調節特別会計というような法案は新たに出されるのですか。特に輸出信用保險法案関係は、十二月一日から自由貿易ができた場合に、外国為替管理法だけ通つておるが、これが通らなければ実際貿易が思うように行かない。ところがこれが審議未了になつたために、考究してあとでお出しになるという形になつたのですが、それまでの間考究して審議が遅れて行くと、輸出貿易に支障が起ると思いますが、その点政府は責任をお持ちになりますか。
○増田国務大臣 岡田君にお答え申し上げます。われわれが輸出信用保險法案、輸出信用保險特別会計法案を研究いたしたいというのは、先ほど繰返して申し上げました通り、多少範疇を拡張して、輸出貿易の振興をはかりたいという見地からであります。そして輸出業者の支障にならないように、多少あと拂いなどは、もう少し善処して考慮いたしたいと思つております。
○岡田(春)委員 これは外国為替管理法案と表裏一体のもので、公団法にかわるべきものとしてこの法案が出ておる。為替管理法はすでに通過して十二月一日から実施になつておる。これと表裏一体の関係にある輸出信用保險法案を遅れて出すと、外国為替管理法に明確に規定されておるだけに支障になる。どういうふうに御検討になるかわかりませんが、それによつて輸出が相当遅れて来るということは、はつきり政府の責任としてお考えになつてやつていただきたいと思います。
○竹山委員 官房長官にちよつとお願いしておきます。それはあなたがおいでになる前に私がお願いしたのは、食確法の処置をどうするかという御質問に対して、考究中だという答弁であります。二度も国会において紛糾した問題を三度繰返すと思いませんが、これは国のために重大問題でありますし、ただ供出だけの問題ではありませんから、国会もできるだけ十分に協力できる方向に向けるために、私は国民が納得する食糧政策を、国会みずからが政府とともに協力をしてつくるという態勢に持つて行くために、食糧政策の特別委員会設置を與党の方々にもお願いしたわけであります。従つて政府もその心持で十分な御考慮を願いたい。 それから昨晩の問題に関連するのですが、本日は緊急質問の問題もありますが、総理大臣の御出席はいかようになりますか。
○増田国務大臣 竹山君にお答え申し上げます。総理はけさも連絡いたしましたが、きのう帰るやいなや臥床するということで、昨晩も申し上げましたように二、三日休養を要するという状態であります。
○竹山委員 昨晩も御答弁がありましたが、その場合どなたかかわつて答弁される用意がありますか。
○増田国務大臣 二、三日の間に、皆さんから総理大臣に対する御質問がございますれば総理にかわる副総理がおりますから、もちろん用意はいたしております。
○大村委員長 官房長官に対する質問はもうよろしゆうございますか。 —————————————
○大村委員長 それでは次に休会の件を御協議願いたいと思います。
○田中(織)委員 先ほど官房長官からお伺いいたしました国鉄の仲裁案に対する取扱いの問題で、官房長官もお述べになつておりました通り、裁定があつた日から十日以内に国会の承認を求めるその手続をとらなければならぬということになりますので、国会の承認を求める手続をとられる場合には、幸い本日第七国会が召集せられたのでありますから、この国会承認の手続に対して、ただちに国会側として対処できる方法を当然考慮に入れて休会の日時を御決定願いたいと思います。
○石田(博)委員 ちよつと私席をはずさなければならぬことが急にできて参りましたので、この間のことだけ申し上げまして、あと御協議願いたいと思います。私どもの私案としてお話申し上げましたのは、明日から休会して十三日に開会式、十四日には予算の提出ができる見込みでありますが、これは数日のずれは御承知願いたいと思います。それから十四日予算提出と同時に施政方針演説並びに財政演説、それに対する質疑の準備等もありましようから、本会議は十五日は休んで、十六日から質疑を開始する。そうして大体二十日ごろまでに質疑を終了して、二十日ごろから来年の一月二十一日ごろまで、年末年始の休会をして、二十二日は日曜日でありますから、二十三日から再開いたしたいというような私案を持つております。
○大村委員長 ただいま石田君から私案の説明がありましたが、あすから休むということは緊急質問の関連もありましようから、その辺で御協議願いたいと思います。
○大池事務総長 ただいままで御相談願いました中で、議会構成が終つたあと、現実に議事をやるかということがまだ残つております。ただいま私どもの方にある議案といたしましては、職階法がけさほど提出になりましたから、人事委員会に付託いたすことになります。それから本日以後取扱いをおきめ願いたいと思いますのは、お手元に差し上げた通り緊急質問がたくさんあります。まず電力料金の地域差に関する問題、国鉄仲裁裁定に関する緊急質問、吉田民主自由党総裁に関する緊急質問、それから人事院の給與勧告に関する緊急質問、薪炭需給調整特別会計の緊急質問、それとさらに岡田勢一さんの前国会に残りました外国航路進出及び二A型改裝に関する緊急質問が残つております。さらに労農党の中原さんから、官公庁関係労働者の給與に関する緊急質問、こういうものがただいま出て参りました。これらをどういうふうに扱うか、それによつて休会の問題もおのずから、きまつて来ることだろうと思います。取扱い方その他について御懇談を願いたいと思います。
○大村委員長 それでは約二十分間休憩いたします。 午後一時四十八分休憩 ————◇————— 午後二時十五分開議
○大村委員長 それでは休憩前に引続いて運営委員会を開きます。
○松井(政)委員 簡單に申し上げます。大体今緊急質問をやろうという会派が相談をいたしまして、まとめたものを私から申し上げまして御賛成を得たいと思います。大体本日中に緊急質問を終了して、明日から休会に行きたい、これは意見一致いたしました。大体の開会時刻は三時ころから開いていただきまして、本日の日程をやつていただくことにいたしまして、吉田さんに対する質問は、大体五会派から五人出ております。これはいろいろ行きがかりがありまして全体でやらしていただきたいという希望であります。その他国鉄仲裁及び官公庁労働者の給與及び同じような形のものが出ておりまするが、それは各会派で整理をいたしまして、たとえば私の方から国鉄仲裁と、成田君の人事院の給與改訂勧告と二つ出ておりますが、これは一つにまとめまして一人とする。共産党の方から国鉄賃金仲裁と人事院の給與勧告案に関するものと二つが出ておりますが、これもまとめて一つ、それから中原君から官公庁労働者の給與に対する問題が出ておりますが、これが一つ。それで仲裁の問題と官公労の問題をまとめて、社、共、労の三人。それから外国航路の問題はきのうから持ち越されておる問題でありますので、岡田さんにやつていただく。それから次に薪炭の方を続けてやつていただきまして、全部緊急質問を終るこういう順序で行きたいと存じます。時間の問題でありますが、吉田さんの場合は時間が必要だという方もありまして、五人で一時間半と見たのであります。その他の問題は全部一人十分、六人でありますから一時間、答弁時間が入るので大体三時間ということにしたいと思います。
○田中(織)委員 吉田さんの一時間半というのは皆さんの御意向でありまして、最初にやる方が二十五分なり三十分やれば、あとの人は大体十分になり五分になりやせぬかということで一時間半と予定してあります。大体そういう形で進みたいという申合せであります。これを御了承願つてただちに本会議を開かれんことを希望いたします。
○大村委員長 ただいまの松井さんの御発言に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それではそのように決しました。 —————————————
○大村委員長 この際お諮りいたします。当運営委員会の福利小委員会は、前国会通りこれは設置することといたしまして御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それでは設置することに決しました。委員は前会通りといたしておきまして、またあとでお話合いで適当に処理をしていただくということで御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 御異議ないと認めます。 —————————————
○大村委員長 なおこの際お諮りいたします。国鉄裁定の関係で、十一日までに承認要求が議会に来るかと思われるのでありまするが、先にお申合せのように相なりますと、二、三日御審議が遅れると思いますが、その点は御了承置きを願いたいと思います。 それに関連いたしまして本日関係委員会を開会されまして、これらのことに対処するために国政の調査要求が出ると思われるのでありまするが、その場合においては議長においてこれを承認せられることを、前もつて御了承おきを願いたいと思いますが御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 なおこの際御了解を得ておきたいと思いまするのは、人事院の勧告案に基きまして、当該委員会において国政調査をすることに相なるかと思うのであります。自然休会中の人事委員会からその国政調査の要求がありました場合におきましては、議長においてこれを便宜御承認になるということを御承認置き願いたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○神山委員 勧告案の国会全体としての処理の方法について、実は今までの先例その他とも、にらみ合して、きよう十分練つておきたかつたのでありますけれども、時間がこういうふうになつておりますから、別の機会に十分話合うことにして、きようはそういうふうな事務的処理をされることに賛成いたします。
○大村委員長 なおもう一つお諮りいたします。自然休会については大体皆さんから御了解がありまして、十三日に開会式が行われましてから始めるようになつておりますが、これは時日は確定いたしかねる場合もあろうと思います。運営委員会は必要によりまして十三日以前に開くことにいたしまするが、まず予定通りに進みましたならば、十三日に運営委員会を開くということでいかがでありますか。
○岩本副議長 その点石田君から申されました予定の話ですが、石田君の案によれば十四日ごろ出せるであろう、こういう見通しで言われておりましたが、官房長官の説明によると、中旬以後と言つておりまして、ここに石田君の話より二三日の狂いが官房長官の説明によつてありそうです。御了解を願います。
○大池事務総長 ちよつと御了承を願いたいと思います。先日来問題になつておりました常任委員会の專門員の格付の件であります。この件は常任委員長の御希望によりまして十五級職に願いたいということで、当委員会でも御了承を願つたわけであります。参議院の方は十五級職の三号一本で、給與本部長の方に希望をいたしております。衆議院の方は一本よりも幅を持たせることが、経歴、年令、その他の上で必要があろうから、幅を持たせて十五級職に指定せよと要求いたしておつたので、給與本部長としては給與関係方面とも了解を得まして、十五級職の一号ないし三号までと指定してあります。十五級職の二号は各省次官と同じであります。その上まで行き得る指定でございます。ただ現在專門員である人に対して、この指定を受けたために、一号にするか、二号にするか、三号にするか、この格付をしなければなりませんので、その格付をする場合においては、給與本部長の承認を得るということで指定を受けたわけであります。従いましてその格付をする必要上、常任委員長の中から選考委員を選んでいただきまして、内閣委員長、人事委員長、地方行政委員長、予算委員長、運営委員長、副議長、それに事務的の資料等も必要かと思いますので、事務総長が加わりまして、選考委員会で選考して格付をいたしまして、給與本部の方に交渉する、こういうことに相なりまして、その後一、二回会合いたしましてやつております。従いまして今度の一般公務員とにらみ合せまして、一般公務員の十五級職になるものの受験資格というものが定まつておりますので、その受験資格のある者について選考するという方針になつておりますが、まだ運営委員会に御報告申し上げる段取りになつておりません。給與本部というものが、人事院の方に十二月から移されておりますが、そういう関係で急を要しますから、これは選考委員の方に御一任を願いまして、いずれ今後の結果を御報告申し上げたいと思います。
○大村委員長 御発言がなければ、これにて散会いたします。 午後二時三十分散会