本会議 第17号
- 発言数
- 22 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1949/11/22
会議録
○議長(佐藤尚武君) 諸般の報告は朗読を省略いたします。 —————・—————
○議長(佐藤尚武君) これより本日の会議を開きます。 この際日程に追加し、会期延長の件についてお諮りいたしたいと存じます。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤尚武君) 御異議ないと認めます。議長は衆議院議長と協議の結果、国会の会期を十一月三十日まで七日間延長することに協定いたしました。議長が協定いたしました通り決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立者多数〕
○議長(佐藤尚武君) 過半数と認めます。よつて会期は十一月三十日まで七日間延長することに決定いたしました。 —————・————— 〔島村軍次君発言の許可を求む〕
○議長(佐藤尚武君) 島村軍次君。
○島村軍次君 去る二十日、我が国憲政の長老若槻禮次郎君が逝去されました。誠に痛惜哀悼の至りに堪えません。つきましては、参議院は同君に対し、院議を以て弔詞を贈ることにいたしたいと思います。尚、弔詞文は議長に一任することの動議を提出いたします。
○大隈信幸君 只今の動議に賛成いたします。
○議長(佐藤尚武君) 只今の島村君の動議に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤尚武君) 御異議ないと認めます。よつて議長は只今の決議に基いて弔詞贈呈方を取計らいます。 —————・—————
○議長(佐藤尚武君) 日程第一、輸出品取締法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。先ず委員長の報告を求めます。通商産業委員長小畑哲夫君。 ————————————— 〔小畑哲夫君登壇、拍手〕
○小畑哲夫君 只今議題となりました輸出品取締法の一部を改正する法律案の通商産業委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。 改正法案の骨子を申上げますと、第一は、輸出品の海外における声価の維持向上を図りますためには、粗惡品を輸出しないようにすることが最も肝要でありますので、特にこれがため必要があります場合には、主務大臣が輸出品を指定して、通常の用法において正常の機能を果さないような輸出品については、これが輸出を防止するために、輸出の最低の標準又は包装條件を設定し得ることとしたのであります。 第二の点は、現行法によりますと、輸出品を検査し、その結果によつて輸出品にそれぞれの等級の表示をなす責任者は、輸出業者のみとなつているのでありますが、これは検査の実情にも副わない点がありますので、今回検査の責任者を輸出業者のみに限定せず、実情によつては生産業者もその責任者となり得ることとしたのであります。 〔議長退席、副議長著席〕 第三の点は、国が行う臨時検査でありますが、輸出品取締法による検査は、これが輸出品に関する検査でありますだけに、これが完全に励行されているかどうかということが重要な問題となつて来ますので、この検挙の励行の確保を図りますために、臨検検査に関する規定を新たに設けているのであります。この改正によつて我が国輸出の増進に寄與せんとするのであります。 本委員会における審議に際しましては、極めて熱心なる質疑応答が行われましたが、詳細は速記録に讓ることにいたします。次いで討論、採決に入りましたところ、全会一致を以ちまして原案通り可決すべきものと決定いたしました次第であります。 右簡單ながら御報告申上げます。(拍手)
○副議長(松嶋喜作君) 別に御発言もなければ、これより本案の採決をいたします。本案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔総員起立〕
○副議長(松嶋喜作君) 総員起立と認めます。よつて本案は全会一致を以て可決せられました。 —————・—————
○副議長(松嶋喜作君) この際、日程の順序を変更して、日程第二より第五までの請願及び日程第七の陳情を一括して議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(松嶋喜作君) 御異議ないと認めます。先ず委員長の報告を求めます。厚生委員長塚本重藏君。 ————————————— 〔塚本重藏君登壇、拍手〕
○塚本重藏君 只今上程せられました請願並びに陳情につきまして、厚生委員会におきまする審査の経過並びにその結果を御報告申上げます。 日程第二の請願第十九号は、厚生省看護課設置に伴う看護行政の強化拡充等の請願であります。右の請願は、看護行政の一元化のために厚生省に看護課が設置せられたが、看護行政の刷新強化を図るためには、默々国民大衆の健康保持増進の職域に励む看護実務者のために適切な方策を樹立せられたいとの趣旨であります。 日程の第三は、請願文書表第五十六号、同じく第百十九号らい患者の慰安金増額に関する請願であります。右の請願二件は、らい患者に対しては、現在一人一ケ月二百円の慰安金が給與せられているが、療養所内にあつて患者慰安金と僅かな作業慰労金の外に收入のない患者の生活状態は、数次の主食の値上、鉄道通信等の料金値上に伴う物価騰貴に加え、プロミン注射と並行する栄養補給費が増加しておるが、患者慰安金は昨年八月以来増額されていないから、現行の二百円を四百円に増額せられたいとの趣旨であります。 日程第四は、請願第六十八号の鹿兒島県鹿屋市に国立総合病院設置の請願であります。右の請願は、鹿兒島県の大隅半島地域には療養機関は殆んど皆無に等しい有様であり、交通も不便であるので、他の医療機関を利用することも容易でないので、同地方の中心都市である鹿屋市にある旧海軍病院の施設を利用して国立総合病院を設置されたいとの趣旨であります。 日程第五は、請願第百三十号の領事館令による限地開業医に医師国家予備試験受験資格を付與するの請願であります。右の請願は元満州、朝鮮、台湾、樺太、南洋群島等に在住した限地開業医に対しては、すでに医師国家試験の予備試験委員の行う試験に受験資格が與えられておるが、蒙古、華北等に在留していた領事館令による限地開業医のみが除外せられているのは甚だ遺憾であるから、これら領事館令による限地開業医に対しても右の試験の受験資格を與えられたいとの請願であります。 日程第七は、陳情文書表の第九号、国立療養所菊地惠楓園増床に関する陳情であります。右の陳情は、全国の未收容らい患者の約半数にも達する千二百余名が九州地方に散在しており、伝源としての危險性を多分に感ぜられる次第であるが、現在九州にある二ケ所の療養所はいずれも満床になつているから、明年度において一千床を増床するか、又はこれが不可能の場合には年内に二百床五ケ年計画によるかなどいたしまして、とにかく一千床の増床の途を講ぜられたいとの趣旨であります。 以上の請願五件、陳情一件につきまして、委員会におきましては、政府より説明を聽取し、或いは民間より意見を聽取し、委員会において審議の結果、その趣旨はいずれも妥当なものと認めまして採択し、内閣に送付すべきものと決定いたした次第であります。 右御報告いたします。(拍手)
○副議長(松嶋喜作君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。これらの請願及び陳情は委員長報告の通り採択し、内閣に送付することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔総員起立〕
○副議長(松嶋喜作君) 総員起立と認めます。よつてこれらの請願及び陳情は全会一致を以て採択し、内閣に送付することに決定いたしました。 —————・—————
○副議長(松嶋喜作君) 日程第六、自転車およびリヤカー用部分品の公定価格撤廃に関する請願を議題といたします。先ず委員長の報告を求めます。経済安定委員会理事安達良助君。 ————————————— 〔安達良助君登壇、拍手〕
○安達良助君 只今議題となりました請願第五十四号、自転車及びリヤカー用部分品の公定価格撤廃に関する請願の委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 この請願は、自転車及びリヤカー用部品の公定価格制度が戰時中よりの引続きであつて、現在の情勢ではすでにその意義を失い、却つて生産の発展を阻害しておるから、速かに撤廃されたいとの趣旨でございます。政府の説明及び質疑応答によれば、これらの部品の公定価格は去る八月以来すでに統制領の適用中止中であり、その後の推移を見れば、停止期限たる一月末には廃止をしたいとのことであり、又本委員会としてもこれらの公定価格は撤廃をして差支ないものと認めたのであります。よつて右の請願は議院の会議に付し、内閣に送付するを要するものと決定した次第であります。以上御報告を終ります。(拍手)
○副議長(松嶋喜作君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。本請願は委員長の報告通り採択し、内閣に送付することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔総員起立〕
○副議長(松嶋喜作君) 総員起立と認めます。よつて本請願は全会一致を以て採択し、内閣に送付することに決定いたしました。 本日の議事日程はこれにて終了いたしました。次会は明後二十四日午前十時より開会いたします。議事日程は決定次第公報を以て御通知いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後一時五十二分散会 —————・————— ○本日の会議に付した事件 一、会期延長の件 一、故若槻禮次郎君に対し弔詞贈呈の件 一、日程第一、輸出品取締法の一部を改正する法律案 一、日程第二乃至第五の請願及び第七の陳情 一、日程第六の請願