在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号
- 発言数
- 30 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1949/10/26
会議録
○仮委員長(木内キヤウ君) 参議院規則八十條よつて、年長者の故を以在外同胞引揚問題て仮委員長をお受けいたします。 ではこれか委員会を始めます。これから委員長の互選を行います。
○矢野酉雄君 委員長の互選は皆様の満場一致の御承諾を得て、互選の形式を排して、委員長の指名の形式で選ぶことの動議を提出するのであります。
○淺岡信夫君 只今の矢野委員の動議に賛成いたします。
○仮委員長(木内キヤウ君) 皆さん御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○仮委員長(木内キヤウ君) ちよつと速記を止めて。懇談会に移ります。 午前十一時四十二分懇談会に移る ————————————— 午前十一時四十六分懇談会を終る
○仮委員長(木内キヤウ君) 第六国会の特別委員長は千田さんに御指名申上げます。(拍手)これで後は代ります。 〔千田正君委員長席にに著く〕
○委員長(千田正君) ちよつと御挨拶申上げます。 只今皆さんの御推輓によりまして、の委員長の席を汚さして頂くことになりました。すでに長い聞皆さんと共にこの委員会には出席しておりますが、誠に浅学非才で不慣れな点が多々あると思いますが、どうか皆さんの御協力によつて十分なる職責を全うさして頂きたい、かように存ずる次第であります。(拍手)
○岡元義人君 第五国会以来前の紅露先生に委員長を勤めて頂いたのでありますが(非常に長い間、そして又一番特別委員会といたしましても、沢山の業務をば処理しなければならん時期に委員長を勤めて頂きまして、その労は我々といたしまして実に多とするところが多いのであります。この委員会に新らしい委員長が第六国会に就任されますに際しまして、前の委員長に対し、我々はその労をば十分に犒い、又感謝をいたしたいと考えます。その点お願いいたしたいと思います。
○委員長(千田正君) 只今岡元委員からの御質議がありましたが、前委員長の紅露委員長が非常にこの会に盡されて参りました御盡力に対して、我々として感謝の意を表したいという御提議がありましたので、皆さんにお諮りいたします。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○紅露みつ君 委員長の交代に当りまして、一言御挨拶申上げたいと存じます。不省私が第五国会におきまして、皆様の御推薦を頂きましてからすでに十ケ月になります。これまでにないこの長い期間つぎつぎにかずかずの難問題が起つて参りましたことを顧みまして、私といたしましては全く感慨深いものがございます。併しながら幸いにこの難関を切抜けまして、大過なく今日に至りましたことは、全く委員皆様のよい御協力と御指導の賜であつたと深く感謝申上げる次第であります。今後におきましても、本委員会の使命が終了いたしますまでは、相変らず皆様の驥尾に附して微力を盡したいと存じますから、どうぞ今後ともよろしくお願いを申上げます。簡單でございますが……。(拍手)
○委員長(千田正君) 皆さんにお諮りいたしますが、只今前委員長から誠に御鄭重なる御挨拶を頂きましたので、皆さん御差支えなかつたならば、私から前委員長に対して感謝の意を述べてよろしうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千田正君) 前委員長紅露議員におかれましては、第五国会において殊にこの特別委員会における在外同胞引揚問題に関しましては、非常に種々雑多な、而もむづかしい問題が山積したのにも拘わらず、誠に熱意を持たれまして、殊に民主国会におきましては、婦人解放後におけるところの男女同権としての最初の委員長として十分なるお働きをして頂きましたことにつきましては、恐らく日本の全婦人を代表した意味においても感謝すべきであり、又我々在外同胞引揚問題に関する特別委員会としましては、終始一貫、誠意ある委員長振りを拜見させて頂くと同時に、我々としましても十分なる御協力はできなかつたにも拘わらず、成果を收められた点につきましては、誠に我々としましては謝意を表さざるを得ない次第でございます。幸いこのたびも委員としまとてこの席に毎日御出席願えることと思いますので、従来以上の御熱意を以て、十分に御協力を願いたいと思います。 どうも有難うございました。(拍手)
○淺岡信夫君 誠に今日、この委員会は名委員長を頂いて、そうして輝かしく第六国会においてこの特別委員会の持つ使命を達成いたしたいと思つておりまするが、一應私ここで委員長からでもよろしうございますが、お尋ねして頂きたい点がありますが、実は第五国会の劈頭におきまして、議院運営委員会において、この特別委員会を設亘る設けないということにつきまして、いろいろと御討議がとりかわされたのでありますが、百そのときに議院運営の或る委員の人がお立ちになつてそうしてこの特別委員会というこに対して、どうも思わしくないというような点があつたようなふうに私伺つておるんですが、大体議院運営委員会においてこの特別委員会ができるまでの経緯を、この当委員の中に議院運営委員をなさつておる方がおいでと思いますから、その経緯、経過を一応この委員会が発足するに当つて、各位が了承して置きたいと思うのでありますが、一つお諮り頂きたいと思います。
○矢野酉雄君 私自身はもう二、三月で議院運営委員会の理事を辞退する手続きをとりつつありますが、それで議運には当初から、いわゆる第六国会が開会になる以前からも出席しておつた、のでありますが、今の淺岡委員の御質問は、忠実に又熱意を以て第五国会特別委員として御活動になり、更に第六国会においても倍々の熱意と実践力を持つておられ、なすあらんとする覚悟を持つておられる方としては、今の場事柄を明らかにするというお気持は、さこそと私は拜察するのでありまするが、或る時の議院運営委員会に、実はそれに関するいろんな意向が伝えられて、一中には今までの委員会の委員は、存続するとしても全部改めて貰いたいという意見もございましたが、これは後で調べて見ますと、必ずしもその党、その会派の総意として申されたようなとでないことは事実の上において証明せられましたので、この機会に淺岡委員の御意見の筋を一々ここに闡明するということは、若し御了承が得られれば、このままでむしろ第六国会において、我らは如何なる態度で、如何なることをだしたかという現実を以て特別委員会が世に応えるというふうな態度で進みたいというような気持でありまするので、重ねて申上げますが、この問題はこのあたりで結びをして頂いて、むしろ第六国会の我が特別委員会が如何なる覚悟と如何なる構想で進んで行くかという前進に関する気持の打合せというようなふうに進んで行つたらどうかというふうに私は思いますので、この点、私だけの意見として所信を述べさして頂いた次第でございます。
○委員長(千田正君) 只今矢野委員からの御提議がありましたが、皆様如何取計いましようや、私自身の誠に私見を申上げてはなんでありますが、矢野さんの御意見のようであるとすれば、委員長はこれから互選されまする理事の方々によつて、そういう誤解を十分に解くだけの方法をとつて置きたいと考えまするので、そういう点で御了承願えれば誠に有難いと思いますけれども、又ここで淺岡委員のおつしやるようにこの会派のそういう問題が起きたとい理由を闡明した方がいいかどうか、この点でございまするが、皆さんにお諮りいたします。
○星野芳樹君 ちよつと速記を止めて懇談しませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千田正君) それじやちよつ速記を止めてください。 午後十一時五十七分速記中止 ————————————— 午後零時十五分速記開始
○委員長(千田正君) 速記を始めて下さい。淺岡委員からの御提案にありました、議運におけるところの在外同胞の特別委員会の存続問題に関しましては、これは一部の議員の認識十分でなかつた点もあると思いますので、十分に各会派で以て御了承願つて、この問題は処理して行きたいとかように存じます。同時に又実際この在外同胞引揚問題に関する特別委員会は、発足以来幾多の引揚者並びに留守家族、或いば遺家族一荷未だ帰らざる人達に対する我我国会においての特別委員会のとつた態度というものは、一決してぞの委員会にも負けないだけの立派な功績を残しておるという点につきましては、窓らくここに御臨席の委員の方夜も十分に御了承なさつておると思いますから、一今後ともしの運営につきましては、皆さんと共に十分に愼重に考えて、こい成るべくは同胞が全部引揚げて来て荷引揚げ後におけるこうした人達の国民としての生活の安全を期するような方向に持つて行きたいと、かように存ずる次第であります。(拍手) つきましては、今日ここでこの特別委員会の理事の選挙を行いたいと思いますが、如何取り計らいましようか。
○星野芳樹君 理事の選挙においては、成規の手続の選挙を省略して、委員長の指名に従つたら如何でしようか。懇談にしましよう。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千田正君) それではちよつと速記を止めて頂きたい。 〔速記中止〕
○委員長(千田正君) それでは速記を始めて。只今この委員会の理事の選挙に当りまして、各位から委員長指名という御提議がありまして、皆さんの御賛同を得ましたので申上げます。緑風会からは岡元委員、民自党から淺岡委員、社会党天田委員、民主党紅露委員、この四名の方々に理事をお願いいたします。(拍手)どうぞ理事の方々は是非一つ足らざる委員長を御補佐願、まして十分なる成果を挙げさして頂きたい、こういうふうに委員長からお願いいたします。
○岡元義人君 私はこの機会に委員長に二つ程お願い申しておきたいと思うのであります。先の運営委員会におきまして、当委員会の設置問題でいろいろな問題がありましたけれども、結論におきましては、民主党の門屋委員から御発言がございまして、この特別委員会は十分もりと強化されるべきである、一こういう御趣旨の下に事務局を設ける必要があるのではないか、併しながらその問題は運営委員会で検討されました結果、法規の改正を行わなければできないということでございますので、それでは予算処置において何とか十分なる処置を講じてはどうかという意見が出まして、結局委員部をば強化するということに皆異議がなかつたのであります。これは先程淺岡委員が御心配になりましたけれども、結局結論におきましては、非常に運営委員会においても、この在外同胞引揚問題に関する特別委員会という存在をば非常に認識を高めて頂いたわけでありますので、この機会を逸せずに、委員長から事務当局に対しまして、運営委員会の趣旨に従つて予算の獲得、それど委員部の職員の強化ということをば至急実現し頂くように願いして置きたいと思います。 もう一つは、できるだけ速かにこの次の委員会をお開き願いまして、そうして各省関係の引揚関係に関する予算処置の説明をば当委員会にして頂きまして、それによつて委員会としての今後の処置を又考えなければならないと思いますから、この点委員長でお諮りを願いたいと思います。
○委員長(千田正君) 只今岡元委員から御提案がありましたが、この点皆さんお差支えがなかつたならば、委員長としまして、早速委員部の強化及び予算の獲得一並びに今会期中に大蔵省、厚生省その他に対する予算措置の説明をして頂くという点につきまして、早速交渉いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千田正君) それではそういうことに決定いたします。
○星野芳樹君 私もこの機会に委員会で急速の間に取上げて頂きたい問題を二つ簡單に提起いたします。一つは中国共産党地区から最近三千五百人帰つた。これは杜絶以後初めて正規のルートで帰つて参りましたので、その帰還者からその在留状態の実情、帰還見通し等を聞くために呼んで調査会を開くことが一当委員会として今期中に是非すべきことだと思われるので、これを提唱します。それからもう一つは、これは前国会に私が提案したのですが、問題を結ばず終つた問題ですが、一般官公庁の給與規定として二十三年一正月より就職した者に対して甚だ不利な給與規定になつているわけです。従来外の人々は実績があるとその勤続年限に加わるのがそれが加わらないというふうな不利な問題があつて、これの問題の解決を、外の問題もございましようが一取上げて頂きたいと思います。
○委員長(千田正君) 只今の星野君の御提案に対し、……。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○淺岡信夫君 そこで今星野委員の提案によりますところの、中共地区から山澄丸或いは高砂丸で帰つて来た人達を証人に呼んで頂くという点につきまして、でき得れば第二船団の金子団長、それから第一船団におきましては高砂丸引揚者江島治平、それから、關、名前はちよつと分りませんが、これはあとで出しますが、その三名、或いはその他に若しこれという人があるならば、一つ委員長の方からお計らい頂きたい。
○委員長(千田正君) 只今の問題につきましては、いずれ即急に、一両日中に委員会を開きまして、皆さんと十分にお打合せいたしまして、決めることにいたしたいと思いますので、御了承願います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千田正君) それからもう一つ、私から特にお願いいたしますのは、どうも運営上皆さん非常に御熱心な御発言がありますが、議事進行上一心甚だ失礼でございますが、委員長の許可を得てから御発言を願いたいと一つことと、それから或る一定の時間を、初めから予想はできないかも知れませんが、一定の時間を区切つてやつて行きたい、かように存じますが、一つ御協力願いたいと存じます。 〔「賛成」「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(千田正君) それではこれを以て本日の委員会を閉じます。 午後零時三十三分散会 出席者は左の通り。 委員長 千田 正君 理事 天田 勝正君 淺岡 信夫君 紅露 みつ君 岡元 義人君 委員 草葉 隆圓君 小畑 哲夫君 木内キヤウ君 北條 秀一君 穗積眞六郎君 矢野 酉雄君 星野 芳樹君 政府委員 厚生政務次官 矢野 酉雄君