議院運営委員会 第12号
- 発言数
- 58 件
- 登壇者
- 9 名
- 会派数
- 6
- 開催日
- 1949/11/21
会議録
○委員長(高田寛君) それではこれより議院運営委員会を開きます。 最初に、調査承認要求に関する件。委員部長。 〔宮坂参事朗読〕 定員法実施後における行政運営並びに追放者特免に関する審査状況に関する調査承認要求書 一、事件の名称 定員法実施後における行政運営並びに追放者特免に関する審査状況に関する調査 一、調査の目的 行政機関職員定員法実施後における各行政庁の行政事務運用の実状を調査し、又追放者特免についての審査の現状を調査し、今後の行政機関刷新につき本委員会の審議に資する。 一、利益 行政機構並びにその運営の改善刷新に寄與する。 一、方法 関係方面より意見聽取、資料要求並びに実地調査等を行う。 一、期間 今期国会開会中 右本委員会の決議を経て、参議院規則第三十四條第二項により要求する。 昭和二十四年十一月十九日 内閣委員長 河井彌八 参議院議長 佐藤尚武殿
○委員長(高田寛君) 御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(高田寛君) 御異議ないものと認めます。それでは承認を決定いたすことにいたしました。 —————————————
○委員長(高田寛君) 次に、予備金支出の件をお諮りいたしたいと存じます。
○事務総長(近藤英明君) 先般松平議長が亡くなられましたことにつきまして、法律に従いまして歳費一ケ年分を弔慰金として支出することになりましたが、これは予備金から支出することに御承認願いたいと思います。金額は月額四万円でございますから、四十八万円に相成る次第であります。
○委員長(高田寛君) 御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(高田寛君) 御異議ないものと認めます。それでは承認することに決定いたしました。 —————————————
○委員長(高田寛君) 次に、この前から懸案になつておりました緊急質問を如何計らいますか、これをお諮りいたしたいと思います。今まで議運におきまして承認になつておりましたのは十六件でございますが、そのうち小川久義君のは取消して来られました。その後新たに又四件お申し込みがありましたが、これを一括して、如何取計らいますか、一つお諮りいたしとうございます。
○小林勝馬君 民主党の高橋啓君が終了いたしましたから取消します。尚この前の委員会におきまして、各会派で整理して貰いたいという申合せになつたと思いますが、各会派で一つ整理した状況を御報告願つたらどうですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(高田寛君) 如何でございましよう、緑風会は出ておりません。それから民自党は如何でしよう。北村君のが一つ出ておりますが。
○左藤義詮君 私共少し整理して、まだ打合せておりませんが、なるべく取消すように打合せいたしますから、ちよつと御留保を願います。
○委員長(高田寛君) それでは民主党は今取消しになりました、それでは社会党の方は如何ですか。
○中村正雄君 社会党も一番最初にありました中平さんの煙草民営の問題、これは是非ともやりたいと思いますけれども、岡田宗司氏の米価と米券制度に関する問題、これは一応交渉いたしまして、取消すように努力したいと思いますから、留保をお願いいたします。
○佐々木良作君 私の方もまだ具体的によく相談いたしておりませんが、質問である程度補われておる分もあるのじやないかと思います。それから羽仁君のが二つ出ておりますが、これはあのときの問題なんで、今遅れてよいかどうかという問題がありますが、これは少くとも十七と十九に関しては、どつちかに少し時間をやりくりして貰えば、寄せてしまいたいと思つております。それから他の三つについては留保さして頂きたいと思います。
○小串清一君 兼岩君に許すことになつておりましたから、兼岩君が止めたのに、今度許すことになつてはちよつとおかしいと思います。
○委員長(高田寛君) 兼岩君はまだ止めていないので、あのとき後廻しになつたので、相談しようということになつておるのではありませんか。
○小串清一君 そうすると、兼岩君のが先ということになる、留保された兼岩君が止めて、羽仁君がやるのはおかしいと思います。
○門屋盛一君 大分休んでおつたが、十七から二十まではまだ議運で承認していない問題でしよう。整理するというのは、承認になつておるものを整理するというのですか。十七から二十までの間も一緒に整理するというのですか。
○委員長(高田寛君) すでに承認になつておるものを第一段として整理いたしたいと思います。
○小串清一君 星野君のは二つ出ておつたね。一つですでに止めて、合併になつておる筈でないのですか。あれは総理大臣の質問で……。
○小林勝馬君 あれは喋つておつたと思うね。同じだからね。
○佐々木良作君 私の方の星野君の在留邦人の問題、池田君の藷の問題、これは出たような気がしますが、納得したかしないか。あとで相談したいと思いますから、御留保願いたいと思います。
○委員長(高田寛君) そうすると、残るのは共産党の岩間君の質問ですね。
○委員外議員(板野勝次君) 十七から二十までのものを先に決めて貰うといいと思うのですがね。
○門屋盛一君 十六までの承認をするときには、政府提出の法律案、それから予算が出ないときで、これは運営上余裕があつたと思うのです。今日予算も提出されておるし、従つて委員会にかければ、それに対して政府も、関係大臣の出席等もありますから、十七以後の承認は少し愼重に考えないと、運営上困るのではないかというふうな気がするのです。十六までのものは、自分としては一旦承認したのですから、原則として本人が取消さない限り、やはりやらせなければならんような気がするのです。今各位からお話が出ておりますように、御本人と各会派と御協議願う。そういうことで留保するということで、一応十六までの留保の工合によつて、あとを又時間があればやつて貰うということにして、十六までの整理ということで、十七、十八、十九の新らしい承認は、これはこの運営委員会としては保留にしたらどうかと思います。
○中村正雄君 十六までのものもそうですが、今言いましたように、これは総理の方針演説をやられる前、又蔵相の財政演説の問題もなかつた。それが済んで一応議運の承認を得たものも整理しようという申合せになつておりましたので、私の方もはつきりとここでは止めるということは言えないと思う。今申し上げたような状態で、外の各会派もそうでありますので、一応十から新らしい四つも含めた二十までを、一応お互いに質問で済んでおるものは遠慮するという申合せによつて、明日の議運ですべて検討する。それまでに研究したら如何ですか。
○委員長(高田寛君) 如何でしよう。今門屋委員並びに中村委員よりお話がありましたように取計つて御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小林勝馬君 違いますよ。門屋さんのは十六までのものを整理する。片方のは二十までを整理してやるというわけで、違いますよ。
○委員長(高田寛君) つまり十六までは、これは各会派でお持ち帰りになつて、申込みになつておる方とよく御懇談願つて、取消すものは取消して貰う。それから十七以後のものは今中村君の御発言のように、これも同じ趣旨によりまして、もうすでに質問も済んでおるものもあり、或いは時期を失しているものとか、そういうものはどうするかということについては、明日の議運で決めるということに取計らいたいと思いますが……。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村正雄君 今委員長の言われたようなんですが、十六までのものは原則としてやるべきものであるけれども、この前の申合せのように、一般質問が済んで効果がないものがあるから、各会派で成るたけ本人と相談の上取下げるようにする、十七から二十までのものは、これは承認しておらないけれども、明日の運営委員会で、今の趣旨に副つて承認するかどうかを決めるべく、各会派で御相談してやつて貰いたい、そういうことであります。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(高田寛君) ではさよう取計らいたいと思います。 —————————————
○左藤義詮君 会期の問題でございまするが、残るところ明日、明後日になつておりますので、どういたしましても現在の進行の状態ではむずかしいと思いますので、この際、三十日まで一週間会期を延長するように、参議院として一つ衆議院と御協議の上で御決定頂けないでしようか。それをお諮り願いたいと思います。
○佐々木良作君 今この話が委員から出たところなんで、これで予定された議題は済んだんですか。そうして新らしい問題として、今こちらから動議として出たという意味なんですか。
○委員長(高田寛君) そうです。
○佐々木良作君 議運で予定された議題が済んだと了解していいのですね。
○委員長(高田寛君) 予定の問題はこれで済みました。それでは只今の緊急質問の件は、これで皆さんの御了承を得て、明日の議運に改めて御相談いたしたいと思います。
○門屋盛一君 今左藤委員の動議ですが、言われることについて、大体の見通しから言えば、会期の延長は避け難いと思いますが、これを本当に議題としてやるということにしますと、予算委員長と大蔵委員長、その他予算のみならず、一般常任委員長懇談会の方を先に開いて頂きまして、そうして委員長懇談会の方で審議の状況等をお考えの上で、大体何月ぐらい必要かということを出して頂かないと、我々としても決定し兼ねる問題じやないかと思います。
○委員長(高田寛君) 御尤もで、こう考えますが、今問題が出ましたので、大体各会派の御意向も伺つて置きまして、その上で明朝でも委員長懇談会を開いて、この意見を徴して、それで明日の議運でこれを決定する、かように取計らつたらよかろうかと思つております。
○佐々木良作君 それで結構だと思いますけれども、政府からの申入れなり、内閣からの申入れというものがなかつたのですが、あつたように僕は聞いたんですけれどもね。
○委員長(高田寛君) その点は私は何も聞いておりません。今のお話しの政府の申入れでなく、この参議院の方として大体どのくらいの見当か、見当を付けて、それを衆議院とも連絡を取つて会期の延長を決定いたしたい、今さような申出でと聞いたんですが……
○中村正雄君 今の各委員会の審議の状況なり、或いは予算案の提出時期の関係がありまして、会期の延長は止むを得ないということは、これは国会の最初に会期を決定するときから想像できた問題で、ただ端的に言いますと、我々は四十日を主張しておつたのに、三十日でできると言われた民自党の方から会期延長の提案をされるのは、ちよつと聞きにくい点じやないかと思いますが、いずれにしましても、現実の問題で会期延長は止むを得ないということは、各会派共これは納得できる点だろうと思います。従つて今門屋君の言われたように、ここで会期を何日までと決めるということは、これは到底不可能でありますので、明日常任委員長懇談会を議運と合同でやつて頂きまして、その後の議運で一応決めて頂きたい。その場の議運では、現在の各委員長の懇談会では、出ておる法案の審議状況は分りますけれども、この国会の初めに議運に政府から出されました予定提出法案の全部が今出ておりません。そういう関係で今後提出法案がどうなるかという点も聞かなくちやいけないので、委員長との合同懇談会の後の議運には、政府から代表者に来て貰つて、両方考えながら、会期を延長すべきや否や、又するとすれば、何日が妥当かということを決定するのが私は妥当じやないかと思います。 〔「その通り」と呼ぶ者あり〕
○委員長(高田寛君) それでは、明日委員長懇談会と議院運営委員会と、これを合併して開く、それでその上で今度議院運営委員会でこれを決定する、かように取計らつてよろしうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(高田寛君) それではさように取計らうことにいたします。
○中村正雄君 間違いないと思いますが、そのとき政府から出ておる議運の場合には……。
○門屋盛一君 ちよつと……今の会期の問題で細かい話になりますが、後に本会議が予定されておるんですね。二十三日は休日になり、会期の最終日に今のところなつております。ですからその常任委員長と運営委員会の連合懇談会を何時に開くというようなことは……。
○事務総長(近藤英明君) 事務的な面から申し上げますと、今日の本会議は一応散会して、明日午前十時からと一応申上げてございます。それで明日の議題と予定いたされておりますものは請願が少しございます。そういう点から睨み合せますれば、運営委員会で会期延長のことを明日お話になることも考慮いたしますので、常任委員長と議運との懇談の合同会議を午前十時にお開き願えば、御出席の都合もいいんじやないかと一応考えます。その済んだ後、直ちに議院運営委員会をお開きになり、これがせいぜい十時半までにはお開きになれるんじやないかと思います。常任委員長と議運の合同の方はそう時間もかかりませんから、十時からですから半までには終つて、常任委員長と議運の懇談会の終了直後、議院運営委員会で御決定になつておれば、そうして本会議の方を少しずらして置けばいいんじやないか、かように一応考えられます。
○門屋盛一君 そうすると、一応こちらの常任委員長と運営委員会の懇談会を終りまして、そうして議運で何日ということが決まつて、それを衆議院に持つて行つて、衆議院の方の同調を得て決めなければならん問題で、そうすると事務的にうまくやらないといけないと思います。
○事務総長(近藤英明君) 衆議院の方で、又今日午後議院運営委員会で会期の問題について一応御協議があるということだけ一応申上げて置きます。内容等につきましては、まだ何も御連絡になつておりません。 〔「了承」と呼ぶ者あり〕
○中村正雄君 ちよつと、明日の関係で事務局にお願いして置きたいのですが、明日の常任委員長と懇談会までに、現在提出されておりまする法案の本付託、予備付託別にしまして、各委員会の審査状況をプリントして配つて頂きたいということをお願いいたして置きます。 —————————————
○委員長(高田寛君) それから次に、前回の議院運営委員会において、この次の議運に総理の出席を求めるということを決定したのでありますが、それに基きまして政府とも連絡をいたしまして、ただ今日は衆議院の本会議の質問の関係、又総理の都合など等も考慮いたしまして、明日火曜日の午前の議院運営委員会に総理の出席を求めるように連絡いたしてありますから、御報告申上げて置きます。それてこれはいろいろ議院の運営について、この議院運営委員会と総理といろいろ意見の交換をする機会を作る、こういう意味において要求しております。
○佐々木良作君 あのときの外交の問題も入つておるわけですか。
○委員長(高田寛君) そのときの質問は適当に……。
○佐々木良作君 議院の運営というだけで、俺はそんな話を聞いておらんと言われても困るから……。それからこれは都合によつて会議が済んでからでもいいのですが、事務総長にお伺いしますが、参議院内の煖房はいつ頃からやるのですか。
○事務総長(近藤英明君) 実は今日のお晝もちよつと関係の部課長を呼んでいろいろと聞いて見ましたが、石炭の購入契約もできまして、入り次第速かに入れるということを言つておりましたが、尚火の点につきましては、もう一遍話しまして、石炭の輸送の関係等も考慮いたしまして、できるだけ速かに入れるようにいたしたいと思います。
○佐々木良作君 要望して置きますが、速かにというのはいいのですが、今現実の急に寒くなつて皆電気を使つているのですが、一番電気のないときに煖房の代りに使つておる。炭や石炭なら安いのに、こんなに電気を使つておるなんというあほらしいことはない。国会ともあろうものが、経費或いは官僚的な方法によつて、国家的にそういうやり方をやつておることは非常に惡いことだと思う。やらないなら全部煖房を止めるし、やるならば最も有効にエネルギーを使うようにして貰いたい。十分お考え願いたいと思います。
○事務総長(近藤英明君) お説の通りに考えておりまして、さようなふうに一日も速かに石炭煖房の方に切換えたいと存じております。 —————————————
○門屋盛一君 例によつて請願、陳情はもう締切つておるようですね。明日の会期の都合で正式に受付けられないものが何件ぐらいあるか、それが若し会期が一週間以上延びるならば、今日に遡つて受付けでやつた方がいいのではないかと思います。
○委員長(高田寛君) 外に御発言もなければ、これを以て散会いたします。 午後二時十三分散会 出席者は左の通り。 委員長 高田 寛君 理事 小林 英三君 左藤 義詮君 大隈 信幸君 竹下 豐次君 委員 中村 正雄君 山下 義信君 羽生 三七君 小串 清一君 中山 壽彦君 門屋 盛一君 小林 勝馬君 鈴木 直人君 岡元 義人君 佐々木良作君 小川 久義君 委員外議員 板野 勝次君 ————————————— 議長 佐藤 尚武君 副議長 松嶋 喜作君 ————————————— 事務局側 事 務 総 長 近藤 英明君 参 事 (総務部長) 芥川 治君 参 事 (記録部長) 小野寺五一君 参 事 (議事部長) 河野 義克君 参 事 (警務部長) 丹羽 寒月君 参 事 (委員部長) 宮坂 完孝君 法制局側 法 制 局 長 奧野 健一君