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6回国会衆議院1949/11/25

農林委員会 第11号

発言数
33
登壇者
6
会派数
3
開催日
1949/11/25

会議録

松浦東介民主自由党

○松浦委員長代理 これより会議を開きます。  前回に引続き食糧確保臨時措置法の一部を改正する法律案及び食糧増産確保基本法案を一括議題とし、質疑を継続いたします。小平忠君

小平忠新政治協議会

○小平(忠)委員 私は農林大臣に、本改正案の根本的な考え方について、質疑を試みたいと思います。  まず第一点は、本改正案が前国会から継続審査に付されておるのでありますが、政府側、大臣からは前回並びに今回本国会に継続審査に付された冒頭において、提案理由の説明があつたのでありますが、大臣の提案理由の説明によりますと、その根本的な考え方として、日本の食糧事情の安定を期するという意味から、さらに日本がいつまでも連合軍の援助にすがるということはできないのであつて、この際自力によつて最大限の食糧の確保をするという見地を維持されておるのが、第一点であります。さらに本件につきましては、旧臘連合軍最高司令部からも、九原則に関する書簡の発表に相次いで、主要食糧集荷に関する覚書が発せられ、この点の法律改正が指令されたという、この指令に基いて本改正案を提出するというような趣旨の御説明があるのであります。はたして農林大臣は、総司令部の指示によつて本改正案を提案されたのであるか、それとも農林大臣が、現在日本における食糧事情の実態から見て、本法案の改正を考えられたのであるか、まずこの問題について、大臣の忌憚のない御意見を承りたいと思うのであります。

森幸太郎民主自由党農林大臣

○森國務大臣 小平君にお答えいたします。これはたびたび申し上げました通り、日本がアメリカから食糧の補給を受けているという経済関係もありましたが、経済九原則を示されました、よそから食糧をもらつているのだから、自分のところに生産する食糧を増加するとともに、生産した食糧は、極力政府の手にこれを収めるべきものであるというこの方針によつて、従来ありました食糧確保臨時措置法を適当に修正すべきであるという関係方面の指示によつて、改正案を出したようなわけであります。

小平忠新政治協議会

○小平(忠)委員 大臣のただいまの説明によりますと、輸入食糧を極力少くするという結論になると私は解したのであります。そういたしますと、先般の大臣の説明、あるいは政府委員の説明によりますと、本年並びに明年度におきまして、従来以上の輸入食糧の計画をなされておる。この根本問題、さらにいも類につきましても、統制をはずす方向に当局は考えておられる。この点について根本的な矛盾があると私は思うのでありますが、その点について承りたいと思います。

森幸太郎民主自由党農林大臣

○森國務大臣 お察しの通り、現在の食糧需給関係は、自主的にこれを行われ得ないのであります。しかし日本の食糧は今二合七勺でありますが、カロリーは千四百カロリーが認められておるようなありさまであります。本来から言えば、日本人の食生活に対しては、戰前は二千四百カロリーが日本人の食糧のカロリーだということを、私は承知いたしておりますが、その点にかんがみますと、まだまだカロリーは足らないのであります。しかし今日はアメリカから輸入してもらつてようやく二合七勺、千四百カロリーというものを維持しておるようなわけでありますから、今後とも決してこれでわが日本の国民が満足すべきものではないのでありまして、でき得べくんば二千カロリー以上にも持つて行きたいというのがわれわれの希望であります。しかしこれは日本の食糧事情が自主的に考えられない今日の立場といたしまして、輸入食糧がわれわれの要請する以上に輸入されるというようなことも、これはこちらの考え方によつてなされるのではないのであります。しかし今はただもらつて、ガリォア物資として輸入されておるわけでありますが、いつまでもこれが続くわけでもないのでありまして、日本といたしましてはできるだけ自給自足をいたす方針のもとに、自給度を高める意味において生産をして行き、また増産されましたものは、政府が確保して行くということに努力を継続して行かなければ、外国からのガリオアの輸入は、いつとまるやらわからない状態でありますから、ただちに今日の現状をもつて来年をはかることは、十分考慮しなければならない、かように考えておるわけであります。

小平忠新政治協議会

○小平(忠)委員 ただいまの御回答によりますと、輸入食糧の増加につきましても、必ずしも政府当局の考えではなく、こちらの要請ではないという説明なのでありますが、農林大臣が実際の食糧事情というものを把握されながら、特に輸入食糧を増加したり、あるいはいも類の統制を撤廃するごときは、これは重大な問題であります。そういうような観点に立つて、現在の日本の立場からした場合に、特に農政をあずかる農林大臣といたしまして、実際にこの輸入食糧の増加というものが要請でないというようにお考えになるならば、これに対して大臣はいかなる努力を今日までされたか、私はその点をもう一歩掘り下げて、御意見を承りたいのであります。その点は、いも類の統制撤廃についてはただちには考えていない、こうおつしやいますが、しかし現実の問題として、これは全国の農民が重大なる関心を持ち、さらにこの方向が実現されるとするならば、先ほど申しましたように、ゆゆしき問題であるというように考えるのであります。その点につきまして、明年あるいは明後年、将来における日本の食糧問題について、私は農林大臣の確固たる方針を承りたいのであります。

森幸太郎民主自由党農林大臣

○森國務大臣 先ほど申しました通り、今年の状況をもつて明年をはかりますことはどうかと存じますが、そういうことのでき得ないような今日日本の食糧の需給関係であります。しかしガリオア物資の輸入は、明年から全然ないとは考えられませんが、まずあるべきものと考えましても、自給自足ということは考えて行かなければならぬのであります。いも類の統制撤廃の問題につきましては、この間も申しましたように、アメリカからああいう覚書が発せられました関係で、明年から主食からはずしてもいい事情にあるということはそれにうたつておりますけれども、私は、日本の食糧事情から申しましても、いもというものは非常に大事な食糧だと考えているのであります。戰争のおかげでここまで盛んにいもが栽培されておるのであり、また農業の経営の上から申しましても、いも類の生産ということが、非常に農業経営の上において役立つておることから考えましても、このいもを全然自由にしてしまう、なるべくならつくらぬ方がいいというので、ほかに転作するようにさせてはたいへんである。それで明年におきましても、今食糧特別会計の予算の編成に当つておりますので、ぜひいももある一定量だけは、主要食糧として政府が買い取りたいという気持で、今予算の編成に対して努力を拂つておるわけであります。そうしましたところで、いもが必ず日本に必要がないというわけではなしに、私はますますいも類が農村の農業経営の上において、多角形的に利用されることが必要であり、将来も政府におきましてもこのいも類に対しましては、農村工業に重大な役割りを持たすべく、相当の予算措置をもつてしても、何とかしてやらしたい、こういう気持を持つておるわけであります。本年のいもの統制につきましては、御承知の通り、お約束いたした通りの数量は政府が買い取ります。明年におきましても、今申しましたような気持で、一定量だけは政府として主要食糧の方に入れたいという気持を持つておるわけであります。いずれにいたしましても、輸入食糧という不安定なものを相手として食糧計画を立てて行くのでありますが、最悪の場合を考えて、日本は食糧の自給度を高め、そうしてガリオア物資に対しての考え方をながめて行かなければならぬ、かように考えておるわけであります。

小平忠新政治協議会

○小平(忠)委員 どうも了解に苦しむような点が多々ありますが、将来の日本の食糧問題に対しまする実はもつと確固たるお考えを、私は承りたかつたのであります。さらにそれに関連いたしまして、実際に今保有交換の問題について、非常に畑作地帶の農民は不安定な事情にあるわけであります。なぜかと申しまするならば、現在まで保有交換の問題が法的な根拠を持つておりませんし、たびたび法的問題については各面から強い要請があつたわけであります。これはどうしても保有交換につきましては速急にこれを法制化して、畑作地帶の農民に対する絶対の安定感を與えるべきだ、こういうふうに考えるわけでありますが、この保有交換に対して農林大臣は法制的根拠を持たせるというお考えを持つておるかどうか、その点を伺いたいのであります。

清井正農林事務官

○清井説明員 ちよつと御説明申し上げます。ただいまの御質問の御趣旨は特に米とかその他の総合食糧の生産地帶ではなくて、特に雑穀とか、いもとか、そういう單作地帶におきます保有の問題についての御質問かと思うのでありますが、御承知の通り、私の方において供出割当をいたします場合におきまして、保有を計算いたす場合におきましては、大体各地域別に、それぞれその地域におきます生産状況に応じまして、米なり、麦なり、いもなりの比率をきめて、割当をきめておる次第であります。ただし、ただいまお話のごとく、麦であるとか、あるいはいもであるとか、雑穀であるとかいうような單作地帶の場合におきましては、そういつた食糧だけについて四合を保有するというようなことによりまして、あと食糧のへんぱの問題等につきましては、配給の方でもつてそれを考慮するということにいたしておるのであります。そういつた保有の計算と、農家に対する配給と、両方の部面において、ただいまの御質問は解決をいたしておるのであります。ただちにこれをこまかく法制化するというようなことは、ただいま考えておらないような次第であります。さよう御承知を願います。

小平忠新政治協議会

○小平(忠)委員 非常にその点は私は納得の行かない御回答を得たわけでありますが、なぜその点は安定感を與えていないかというと、実際にそのやり方が、法律的根拠を持たせるということがむずかしい、ややこしいということを、よく説明されるのでありますが、それだけに必要があるということを、私は次の点で主張したい。なぜかというと、配給の面でそれを勘案するという説でありますが、実際に農民が耕作をしたものを、売る場合には生産者価格で販売し、配給を受ける場合には配給価格で買わされるというような矛盾は、私はどうしても納得できないと思う。その点についても、輸送賃等の手数料は当然私は考うべきであると思うけれども、現実の配給制度によつては、その問題は解決されないという重大な問題があるわけであります。そういうような点から見まして、ただいま法制化するという考えはないという回答でありますが、私はさらに農林大臣に、特に單作地帶、雑穀あるいはいも地帶には、この叫びは非常に強いものであるということを申し上げ、すみやかにこの保有交換についての法制化を、私はお願いしたいのであります。

森幸太郎民主自由党農林大臣

○森國務大臣 いろいろ御意見をつけての御希望でありますから、十分私は考慮いたします。

小平忠新政治協議会

○小平(忠)委員 その点は、考慮するというようなことでは、まことに不満足でありますが、さらに次の点に私は質問を継続いたします。  この改正案の趣旨を見ますと、昨年、特に全国農民の強い反対を押し切つて、この食糧管理措置法が通過いたしておるのでありますが、さらにこの実体については、まことに生産意欲を阻害するという、非常な悪法であります。そこで、さらに本法案の内容というものが、大臣の説明によりますと、災害のあつた場合には的確なる、正確なる補正をする、さらに食糧の需給関係から見て、現実に生産があつた場合には追加割当をするというような点を力説されたのでありますが、特にその前段で、災害等によつて減収があつた場合には、公正なる補正をするという御意見にもかかわらず、本年度の割当補正の実態を見まするのに、大臣はたびたび、少くとも三百ないし四百万の補正はするということを言明されておるにもかかわらず、本日持たれている知事会議に発表されておる数字は、これもまことに極端なる、全国で百十四万石という、現実を無視した数字をもつて大臣は押しつけようとかかつている。この問題について、はたしてこの現実に対する、あるいは病虫害、旱害等の被害によつて、全国的に莫大な減収を見ているこの実態も把握しないで、一方的に農林省当局においてつくられた、まことに現実を無視した百十四万石という数字を押しつけるという、その考え方がどこから来るのであるか。本法を出した趣旨にも根底から反するものではないかと私は考えます。その点について、その内容について私は大臣の明確なる御答弁を承りたい。

森幸太郎民主自由党農林大臣

○森國務大臣 御質問ありまして、機会を與えていただいたので、ここでお答え申し上げます。私は本年の作況につきまして、当初発表いたしました作報の報告を、その後再調査をいたしておつたのでありますが、各府県から、病虫害等のために補正減額ということを要求されておるのであります。先般この補正額をきめるべく、いろいろ成案を急いでおつたわけでありますが、十五日に天然資源局に呼ばれまして、本年度の補正額は、事前割当に対して百十四万六百石という指令を受けたのであります。しかし私といたしましても、この補正割当がただちにすらすらと行くということを考えませんので、その後数回にわたつて天然資源局と交渉を重ねて来たのであります。本日知事会議を招集いたすにつきましても、この問題に関しまして、朝から天然資源局に交渉を続けて来たのであります。その結論から申しますと、天然資源局としては、司令部の意思として、十一月十五日に農林大臣にあてた書類を発表しろ。それは補正百十四万六百石であります。そしてこの百十四万六百石という数字は、マッカーサー司令が指令したものとして知事会議に臨め、こういう指令を、けさ受けたのであります。それで、これはマ指令としての数字の決定的なものであるということを重ねて言い渡されまして、きよう知事会議に臨みましても、その意味を伝えて、ぜひこの数字の補正によつて供出をしていただけるよう知事会議に臨んで来たようなわけであります。

小平忠新政治協議会

○小平(忠)委員 大臣は、折衝の実態について率直に御報告になつたわけでありますが、私は、その大臣の率直な答弁に対しまして、いささか大臣の心の中の苦労と言いますかその点は十分に了承できるのでありますが、しかし実際問題として、まつたく不可能な現実を無視したような数字を押しつけて、全国農民にこの補正を末端まで割当てた場合に、はたして供出し得るかどうかということは、この実態を考えたときに、單に総司令部の指令であるからといつて、それをたてにとられるということは、私は責任の転嫁だと考えます。なぜならば、全国四千万に近い農民のほんとうの実態を私は考えてみるときに、これが現実に決定になり、あるいは食確法の一部改正でも、一旦法律となつて出たからには、絶対法に従わなければならぬ。その結果というものは、御承知のように、裸供出あるいは強権発動等によつて、実際農村の現状というものが、戰後において血を見ている現状を、農林大臣は何とお考えか。少くともそういつたような、大臣自身が納得できない実情であるならば、私は職を賭しても、断固それを受けらるべきではないというふうに考えるのであります。その点農林大臣の苦労も十分わかるのでありますが、しかしこれは農林大臣一個の問題ではない。現実にこの農村の実態を考えるときに、私はもつと強い意思と、さらに大民自党がバツクされているのであるからして、実力をもつてこの問題を総司令部に再度ぶつかるべきであるということを、この際強く意見として申し上げたい。

松浦東介民主自由党

○松浦委員長代理 農林大臣は予算委員会からも出席を要求せられておりますから、非常に簡潔にしていただきたいと思います。

足鹿覺日本社会党

○足鹿委員 簡單にお尋ねいたしたいと思います。食確法の改正案に対する審議の基本的な問題は、やはり食糧需給推算ということに根本を置いて、私どもはよく今後の情勢とにらみ合せて、この問題を愼重に取扱いをして行かなければならぬと思う。従つてこれはあとでもけつこうでありますが、政府は肥料その他の補給金を撤廃する方針をすでに発表しておいでになる。その肥料その他の補給金の撤廃によつて、国内の米価へのはね返りがどの程度あるか。これを一点お尋ねしたい。大臣でなくてもよろしゆうございます。  なお二十二日に日英新通商協定が成立をし、三十万トンの食糧の輸入が決定的となつたが、この商業基金によつて輸入した食糧の配給価格、消費者価格をどうして御決定になる方針であるか。これは非常に重大な問題であろうと思います。この点についてお伺いをしたい。  第三には、これは事務当局にお願いしたいのでありますが、輸入食糧の各基金別、各国別の価格を次の機会にお知らせを願いたい。  まずその点からお尋ねをしたい。

松浦東介民主自由党

○松浦委員長代理 大臣に対する質問だけにしてください。

足鹿覺日本社会党

○足鹿委員 それではお急ぎのようでありますから……。以上のようないろいろな資料を根拠にして、私どもは愼重を期したいと思つているのでありますが、問題はさような食糧需給の今後の見通しが、かつての食糧確保臨時措置法の立法せられた当時の情勢、またはその後におけるこれが改正案が提案をされた当時の情勢とはよほど異なつていることは、大臣も先刻お認めになつております。しかしガリオア・フアンドによる輸入食糧がきわめて不安定である。従つて国内の食糧に重点を置かなければならぬというような御意見であつて、民自党の対外的な政府放送によれば、食糧は非常に明るくなつた、明るくなつたということが言われ、国民もその気になつている、ところが事実農林大臣としての御見解は、その点において必ずしも明るい面のみでなく、一抹の不安を持つておいでになるようである。その辺の大臣のほんとうのお気持と申しますか、この食糧需給状況に対するところの、確たる見通しをいま一度お伺いいたしたいのであります。そういたしますと、従来よりも著しく明るくなつたという前提に立つて見るならば、おそらく食確法の立法の精神を根本的にかえて行かないことには、現在の状態にマッチしない法律案であるということが言い得られるのであります。決してこれは運用の面とか何とかでは片のつかない、基本的な立法そのものの性格に及んでいると思うのでありますが、その点について大臣の御所見を伺いたいと思います。

森幸太郎民主自由党農林大臣

○森國務大臣 お説の通り、食糧事情が明るくなつたということは、もちろん自力の点もありますが、他力の点が多く考えられるのであります。ただもう一つ私が一抹の不安を持つおりますことは、国際情勢がどういうように動くかという問題であります。そういうふうなことを考えますと、今食糧の見通しが明るいからといつて、手放しに喜ぶことは決してでき得ない。それでありますから、万一の場合ということを考えて、食糧対策を考えて行かなければならぬじやないか、こう思うのであります。そういう場合には肥料の輸入もありませんし、食糧の輸入もないでしよう。そういうときにどういうようにしてこの食糧問題を解決するかということを考えますと、平時に乱を忘れずという気持で、法制の上においても相当の準備をしておく必要があると考えられるのであります。しかしこの増加します人口を、限りある土地で養つて行くのでありますから、できるだけ増産をいたしますと同時に、外国からの輸入もできるだけ受けて行くということは、今日の場合やむを得ないと思いますが、しかし日本自体といたしましては、万一ということも考慮の中に入れて、食糧対策を考えて行かなければならぬ。かように考えているわけであります。

松浦東介民主自由党

○松浦委員長代理 農林大臣は予算委員会の要求がありますから、この次に願います。

足鹿覺日本社会党

○足鹿委員 それではあすに保留いたします。さつき資料の要求をいたしましたが、食糧庁の方がおいでになつているようでありますが、三つの資料はただいますぐ判明いたしますか。それとも明日でもはつきり御手交が願えますか。その点伺いたいのです。

清井正農林事務官

○清井説明員 ただいまの御質問の三点の資料につきましては、いろいろ私どもで研究しなければならぬ点もございますので、いずれまた資料をそろえて出すようにいたしたいと思います。

足鹿覺日本社会党

○足鹿委員 いずれというわけではなくして、この食確法を審議する点にきわめて重要な資料だと思うのです。それはいつ御手交願えるか、はつきりさしていただきたい。

清井正農林事務官

○清井説明員 ただいまのお話の点でございますが、肥料の補給金の問題の御質問でございますね。その点が国内の米価へどういうふうになるか。あるいはガリオア資金の消費者価格の点でございますが、非常にむずかしい問題だと思います。どの程度の資料をつくつたらよろしゆうございますか。

足鹿覺日本社会党

○足鹿委員 できるだけ詳細なものが欲しいのですが。

清井正農林事務官

○清井説明員 ただいまのところでは簡單にできかねるかと思いますが、あとの二点につきましては明日でも持つて参りたいと思います。

足鹿覺日本社会党

○足鹿委員 詳細なものができなければ、大体のお見込みですね。輪廓でもけつこうです。

清井正農林事務官

○清井説明員 御趣旨に沿つてできるだけ具体的につくるようにいたします。

山村新治郎民主自由党

○山村委員 大臣がおられませんが、農林行政特に食糧行政に通暁しておる清井さんがいらつしやいますので、いずれ明日大臣には重大な問題をお尋ねしたいと思いますが、その裏づけの意味におきまして、事務的見解からの御答弁を煩わしたいと思います。  まず一点お尋ねしたいのは、いもの統制撤廃をするだろうといううわさが非常に早くから飛んでおりまするが、いまだに確定的な時期が発表されておりません。さつき大臣は、来年度のいもについては四億万貫とか買うというような発表がございましたが、はたして本年産のいもについて、いかなる時期にいかなる方法によつて、かつて来の撤廃をするということの実現をされんとするものでありますか。その点の進行状況をお尋ねいたします。

清井正農林事務官

○清井説明員 お答えいたします。本年産のいまの統制の問題でありますが、これにつきましては、いわゆる供出完了後の自由販売と申しますか、一部統制解除と申しますか、そういつた線に沿いましていろいろ折衝中でございまして、近き段階に必ず結論が出るものと考えております。

山村新治郎民主自由党

○山村委員 ところが統制が解除されるだろうといううわさが飛んでおつたせいもありまするし、今年のいもの不作のせいもありまするが、非常に供出の状況が悪いのであります。いろいろな原因があるかもしれないが、この場合において、はたしてかんしよに対しても、供出が未完納の場合におきましては、今までのように強権発動的な処置をとられんとする御意思であるかどうか、この点をお尋ねいたします。

清井正農林事務官

○清井説明員 ただいまの方向といたしましては、当初の供出義務教量は買い上げる、供出が完了いたしたならば、自由に政府以外に売つてもよろしい、しかし政府も供出割当の一割程度は買うことに予定いたしております。

松浦東介民主自由党

○松浦委員長代理 本日はこの程度にとどめまして、次会は明二十六日午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。     午後三時三十三分散会

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