地方行政委員会 第1号
- 発言数
- 9 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1949/10/29
会議録
○中島委員長 これより地方行政委員会を開きます。 議題に入るに先立ちまして一言ごあいさつを申しあげます。今回再び常任委員長の重職を担うことになりました。これは委員外位の御好位と御同情によるたまものでありまして、私はその職責の重大なることを痛感いたしまして、一段と力をいたす覚悟であります。しかし御承知の通り老齢でありまするし、非情に不肖なものであります。ただひとえに皆様方の御好意のある御同情によりまして、また御援護によりまして、職責を全ういたしたいと考える次第であります。 申すまでもありませんが、地方自治の発達は、日本の民主政治の確立の上にも、また日本の再建の上にもごく近き近でありまして、地方自治の発達にまたなければ、これらのものが完全にいかないのではないかと私は思うのであります。御承知のように、日本は自治には国民がなれておりません。なかなかこれが目的を達成するのは容易でないと思います。今回はこれらの重大なる立場において、地方自治の発達のため、また一面には国民に政治知識を與えるため、十分努力いたしたいと考えるのであります。中には地方自治の発達は、現在の日本の国民の政治知識においては、無理だという議論もあるのでありますが、しかし私はそう考えません。日本国民に対してどこまでも政治の上に、自治の観念を高めさせることが必要だと私は思います。そのためには、あるいは多少の混乱は生ずるかもしれませんが、その反面には、国民の政治知識を涵養する上において、得るところ大だと私は思うのであります。私から申せば、日本政治の行き方は、国政といわず、地方政治といわず、大体地方自治体に扱わしたいと考えます。この意味において私は当委員会を運行いたしたいと考える次第であります。幸いに諸君も御同感でありますならば、この方面に対して十分力をいたしてもらいたい。それが私の信念においては、日本政治の行き方であると考えております。はなはだ雑なことですから、一言簡單に私の所信を申し上げまして、ごあいさつを申し上げる次第であります。 —————————————
○中島委員長 本日の議題は、理事の互選と国政調査承認要求に関する二件であります。まず理事の互選より行いたいと存じます。
○川西委員 理事はその数を十名とし、理事の互選は投票の手焼続を省略して、委員長において指名されんことを望みます。
○中島委員長 ただいまの川西君の動議に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり。〕
○中島委員長 全員御異議がないものと認めまして、委員長より指名することにいたします。なお都合によりまして、一名は保留いたしまして、九名だけ指名いたします。保留の名は追つて次会において指名いたしたいと考えます。 大泉 寛三君 川西 清君 川本 末治君 菅家 喜六君 野村專太郎君 久保田鶴松君 藤田 義光君 立花 敏男君 圖司 安正君 以上九名を理事に指名いたします。(拍手) —————————————
○中島委員長 次に国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は前国会におきましても、日々その重要性を加えつつある地方行政の健全なる運用をはかるために、地方自治、地方財政、警察制度、消防制度及び選挙に関する事項について国政調査を行つたのでありますが、今国会におきましても、地方自治、地方財政、警察制度、消防制度及び選挙に関する五つの事項について国政調査を行いたいと存じますが、これは衆議院規則第九十四條により議長の承認を得ることになつておりましので、国政調査承認要求書を議長に提出いたしたいと考えますが、調査事項についてはただいまの五つの事項の調査とし、調査目的はそれらの法律の改正及び立案のため、調査方法としては関係方面よりの説明聽取並びに参考資料の要求、現地調査及び小委員会の設置等とし、調査期間は今会期中として、議長に国政調査承認要求書を提出するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中島委員長 全員御異議なしと認めまして、さよう決します。 —————————————
○中島委員長 次に各委員諸君の席につきましては、ただいまみな着席されております席は、仮席でありますが、この席を正式に議席と決定いたして御異議ございませんですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中島委員長 御異議がありませんから、さよう決します。 次会は十一月二日水曜日午前十時より開会することにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。 午前十一時三分散会