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6回国会衆議院1949/11/17

災害地対策特別委員会 第2号

発言数
7
登壇者
3
会派数
3
開催日
1949/11/17

会議録

大内一郎民主自由党

○大内委員長 これより会議を開きます。  災害対策に関する件を議題といたします。  本特別委員会におきましては、去る十四日及び本日理事会を開会し、協議の結果災害防止国土保全に関する決議案を起草いたすことに決し、お手元に配付しましたような案文を作成いたしたのであります。ただいまよりこれを朗読いたします。    災害防止国土保全に関する決議案   近時わが国においては、国土の荒廃はなはだしく、台風その他災害による被害は、財政ひつ迫に基く復旧事業の不完全と相まつて、逐年累増せられる状況にある。   よつて政府は、社会不安を除き、資源を確保し、国民の経済力を充実せしめ、民生の安定を期するため、左記の諸方針に従い、速やかに災害の復旧並びに予防の対策を講じ、もつて国土を保全すべきである。  一 災害に際しては、速やかに応急措置を講ずるとともに、その実情と原因とを調査研究し、植林、砂防、農業、土木、河川、道路、港湾等の工事を通じ、将来の国土開発事業との関連において、総合的にその応急の復旧ならびに恒久の予防策を樹て、国土保全に努めること。  二 災害における応急措置とその復旧事業とに対しては、全額国庫負担をもつて、急速且つ適切にその実施を図るとともに、恒久的な予防対策は、国庫の負担、補助の下に、中央、地方ともに協力して完成せしめること。  三 災害復旧費及び予防費は、一般公共事業費に優先してこれを確保し、失業救済の事業としても有効なるようその実施に遺憾なからしめること。  四 本事業の特殊性にかんがみ、その経費に備えるために、相当額を国土保全積立金として積み立てるとともに、起債、富くじその他の財源をも併せ確保し、あるい地方に低利長期の融資をなすこと。  五 災害の復旧ならびに予防の国土保全事業については、総合的企画と統一と統一的実施を期するために特別の機関を設けること。   右決議する。以上であります。  本案について何か御意見がありましたらこの際伺いたいと思います。

前田榮之助日本社会党

○前田(榮)委員 本案に賛成であります。

大内一郎民主自由党

○大内委員長 別に御意見もないようでありますから、本案について御諮りいたします。本案は、提出者を委員会員として、関係筋の了解を得次第議院に提出いたしたいと思います。字句的な修正その他手続等については委員長に御一任いただくこととして、本案を委員会の一応の成案として決定するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大内一郎民主自由党

○大内委員長 御異議なしと認め、さよう決します。諸般の手続はただちに委員長においてとることにいたします。

床次徳二民主党(第九控室)

○床次委員 動議を提出いたします。本決議案を効果あらしめるため、災害防止国土保全に関する法律案を当委員会において起草することとし、同法律案起草小委員会を設置せられ、小委員及び小委員長の選任については委員長において御指名あらんことを望みます。

大内一郎民主自由党

○大内委員長 ただいまの床次委員の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大内一郎民主自由党

○大内委員長 御異議なしと認めます。小委員及び小委員長は委員長において追つて指名いたし、公報をもつて御通知申し上げることにいたします。  次会は公報をもつてお知らせいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午前十一時四十分散会

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