議院運営委員会 第20号
- 発言数
- 67 件
- 登壇者
- 18 名
- 会派数
- 9
- 開催日
- 1949/11/28
会議録
○大村委員長 これより会議を開きます。 まず外務委員会委員長指名の件を議題といたします。各派の増員分の割当について、御協議願いたいと思います。
○大池事務総長 昨日ちよつと御報告いたしましたが、外務委員会が三十五名になりますと、その割当は、民自党が二十、社会党が四、民九が三、共産党が三、民十が三、新政治協議会が二、それだけの割当に相なつております。その中で従来二十人のときに民九が一人共産党が一人お出しになりまして、それを労農党に一、無所属に一と割当ておる関係で、それを差引きまして、三十五名になつたときは、民九が二になり、共産党も二になつて、民十が三、新政治が二、労農党が一、無所属が一、こういうぐあいに現在割当てております。そこでいまの割当通りにいたしますと、まだ割当らないところは、公正倶楽部と社革でございます。従いましてただいまの割当の結果、民自党が八名増加をいたし、社会党は二名増加をいたし、民九は一名増加をいたします。共産党は一名増加、民十は二名増加、新政治協議会が一名増加する、こういう結果に相なります。従つて問題は、各党派の増加分だけをお入れ願いますと、社革並びに公正のないところはそのままに増加をいたしておりまするが、その点を御協議願いまして、もしその方にも出るという先日来のお話の向きの話になりますと、どちらかからそれだけを譲つていただくということに相なります。
○土井委員 事務総長に伺いたいが、今かりに、他の党から祉革並びに公正の方へ一名を割当るという場合において、社革並びに公正の方が割当超過の形になつて来るということがありますか。
○大池事務総長 社革並びに公正の方はありません。ありますのは、新政治協議会が現在一名出ておりますが、これが一名ふやされることによつて一人超過をいたしまして、新政治協議会の従来の常任委員から一人帰ることに相なります。
○土井委員 これは実はいわゆる大政党の民自党に御相談申し上げるのですが、大体二十名の外務委員を民自党の方でとつておられるので、どうでしよう、社革、公正に各一名ずつ振り合いをつけていただくように御配慮願えませんか。
○石田(博)委員 けつこうです。
○大池事務総長 社革と公正倶楽部の方では、今まで手一ぱいになつておるそうであります。現在社革は五人であつて、常任委員会の兼務できないものを五つ持つておるそうであります。公正も四つ持つておるそうでありますから、それが一名ずつ民自党から譲られますと、どこかその一名分をほかから出していただくという形になるそうであります。
○土井委員 そうすると新たに外務委員会の勢力関係どうなるか。
○大池事務総長 民自党が十八人、社会党は四、民九が二、共産が二、民十が三、新政治協議会が二、労農が一、社革が一、無所属一、こという形になります。
○佐竹晴記君 礼革は住自党からいただいて、余つた分を民自党にお返しするのですね。
○大池事務総長 そうでございます。
○大村委員長 ただいまの割当に基きまして、各委員の指名を事務局の方にお申出を願いたいと思います。それでは本件は別に御発議がございません。そのように決します。 —————————————
○北二郎君 実は私ども無所属におるのでありまして、農林委員のことでお願いいたしたいのであります。ただいま重大な食糧法が審議されておるのであしますが、一つも発言権はないのであります。委員外の発言を求めましたが、許してくれない実情にありますので、委員の交替を各派にお願いして、共産党の方で交替をしてやろう、こういうわけで、運営委員会の承認をしていただきたいと思う次第であります。
○神山委員 私の方ではできるだけ北君の希望を生かすために、各派のご了解を得れば、食糧法の問題が委員会を上るまで、委員の一名を北対にお譲りしてもよろしいと思う。この点、できれば各派でも御協力願つて、一応北君に発言の機会を与えるようにお願いしたい。
○石田(博)委員 それは事務的に片づけてよいじやないか。
○大村委員長 この点は事務的に適当に御解決願いたいと思います。 —————————————
○大村委員長 それでは本日の審議日程の件を議題にいたします。
○大池事務総長 私から御説明申し上げます。副議長の不信任案の件が本日社会党の方から御提出になりましたが、ただいまOKの手続きでございまして、まだ参りません。従つてこれは一応それがあるまで議題としてお預りを願いたいと思います。 次に決議案が、各派提案のもので東北振興に関する決議案、小笠原八十美君外六名提出、これは一昨日御協議が済みまして、各派協同に相なつております。それと漁業生産確保に関する決議案、これは井上良二君提出のものでありましたが、これが各派協同提案にまとまりまして、小笠原八十美君ほか十名の御提出になるものにかわつてでき上つております。この二案だけは各派協同にまとまりました。ほかに石炭鉱業損失と、それから予防接種、供用米過当割当補正、この三つがまだ保留の形になつております。
○神山委員 東北振興の方ですが、これは私たちの方で修正案を小笠原君に申入れをしておるのです。第五項を削つていただけば協同提案に賛成である。それでな仕れば修正案を出したいと手続きですが、これはどうなつております。
○大池事務総長 修正案OKが来ておりません。
○神山委員 できれば私の方で共同提案にしたい。提案者り御了解あれば延ばしていい。それからワクチンの方ですが、再々これ民自党にお願いをして、できれば共同提案の形にして、われわれは趣旨弁明しないように申入れをしておる。これは民自党り方はどうなつておりまか。
○石田(博)委員 何らの報告に接ません。
○神山委員 私ども広川幹事長、佐藤榮作君、周東先生にもお願いをしておる。それで中山女吏でしたか、近藤君だつたから話があつて、社会党の山口シヅエ君が趣旨弁解するなら同調していいと言つておる。私どもは問題は趣旨弁明にあるのではないから、これはどなたでもよいからごあつせん願いたいと思います。
○石田(博)委員 承知いたしました。
○園田委員 わが党の持つておる法律案もお願いします。
○石田(博)委員 石炭損失と農業生産の方は、なお議論しなければならぬ点が多いというのが、私の方の当該委員の話であります。従つてこれはすみやかに決議の趣旨を通すために、早く委員会付託にした方が、事務的処理ができるように思います。
○園田委員 それでは付託にしてやりましよう。
○大村委員長 それでは石炭鉱業損失補償審査会設置に関する決議案及び供出米過当割当補正に関する決議案、この両決議案は委員会付託にいたしましてすみやかに進めることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員 それではそのように決します。 —————————————
○大池事務総長 本日の議事順序は、ただいま日程に上つております六件でございますが、日程第一は薪炭需給調節特別会計法、これには反対がございます。二、三は全会一致でございません。第四から第六までの三件についてはやはり反対がございまして、その裏に討論者が載つてございますが、今日程に上つております六以外に、お手元に委員会審査終了見込みのものというのがございます。そのうちの一番しまいの国際観光事業の助成に関する法律案、これ共産党、労農党が反対になつております。それから漁業法案と漁業施行法案、これは上つております。社会党、共産が反対でございます。討論者はただいま砂間一良さんでございます。
○松井(政)委員 私り方は佐竹新市君です。
○坪川委員 民主党の方は奧村又十郎君。
○園田委員 私の方は討論を保留しておきます。
○金子與重郎君 新政治協議会は討論を保留しておきます。
○岡田春夫君 労農は中原健次君。
○佐竹晴記君 祉革は早川君に討論をお願いしたい。
○大池事務総長 それは漁業法案でありまして、その次に身体障害者福利法案、これ全会一致で通つております。これは全会一致でありますが、社会党の前田榮之助君、共産党の伊藤憲一君、御両人から討論の通告が参つております。それから地方配付税の特命に関する法律案の一部改正、これが上つております。これは社・共が反対でありまして、反対討論の通告者として、ただいま砂間一良君から参つております。それだけ五件が上つております。それ以外にきよう緊急上程をしてもらいたいというのに、地方配付税の次に刑事訴訟法案も上る見込みになつております。それから大蔵委員会の所得税法以下三件これが場合によれば上る、これは税関係ですから急いでやることになつております。それだけの予定になつております。
○石田(博)委員 議事進行に関してでありますが、取扱いは順番に、一々やつて行くとしまして、およその心組みとして、きようは御承知のごとく、法律案が非常に山積しておる。そこへもつて来て大蔵委員会から上がる税金の三法案、これはやはり本国会のおもな目的の一つでありますので、すみやかに参議院に回付する責任がありますから、上れば必ず今日のうちにやつていただきたいと思います。それらの状態を勘案いたしまして、討論等をできるだけ整理する。そうしてどうしてもやらなければならぬものについて、反対、賛成一人くらいに押えて行く。そういうぐあいに、整理して行かないと、きようの本会議の進捗は望めないと思うので、そういう大体の心組みを一応決めてやつて行きたいと思います。
○淺沼委員 石田君の言うように、整理して行くことも、一つの発案だと思うが、それより案件について何分々々ときめて行けば、案外時間を要しない点があると思う。両方の意味を含めながら、心組みにそういうことにしてやつて行きたい。
○神山委員 石田君の意見に、こまかく言うのではないが、きよう上る法案は重要なものがある。たとえば漁業法案のごときは、重要法案である。従つて初めから石田君の言うように、時間を制約して行くという行き方でなく、発言を最大限に確保することが必要だと思う。
○大村委員長 速記を中止して懸談に入ります。 〔速記中止〕
○大村委員長 速記を始めてください。運営委員会は、休憩にいたします。 午後一時六分休憩 ————◇————— 午後三時開議
○石田委員長代理 それでは休憩前に引続き会議を開きます。 お断り申し上げますが、大村委員長は御用事で欠席中でありますので、かわりて委員長の席を汚すことをご了承願います。 ただいま提出されております別府国際観光文化都市特別設置法案を議題にいたします。
○土井委員 これは観光特別委員会の方に回付して、御審議を願うようにおはからい願います。
○土橋委員 土井君の御説に賛成であります。そうしてその場合不都合があれば、建設委員会と合同審査なり並行審査をしていただくことにして、私は観光特別委員会に回付することに賛成いたします。
○石田委員長代理 他に御発言はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長代理 それでは別府国際観光特別都市設置法案を観光特別委員会に回付することに決定いたします。 —————————————
○石田委員長代理 次にきよう上程せられておりまする各種法律案の、採決の方法を議題といたします。
○大池事務総長 事務的には御反対のある法律案は起立採決の用意をしておりますので、特にその中で転名投票をもつて採決せよという御要求のものがあれば、その場でなしにあらかじめお伺いしておけば、その準備ができますので……
○土井委員 事務総長にお伺いしますが、この議事の取扱いの面において、所得税法の関係はもう上りましたか。
○大池事務総長 午後から討論をして上げたいと言つております。
○土井委員 これと薪炭、この二つを記名投票にしたらどうですか。
○土橋委員 私の方では土井委員の申されました二つのほかに、ただいま御審議を願つておりまする漁業法と漁業施行法について、記名投票していただきたいという強い要望があります。
○倉石委員 採決の方法については、ただいま土井君の述べられた御意見にわれわれ賛成いたします。
○椎熊委員 それに賛成。
○石田委員長代理 ちよつと速記をとめてください。 〔速記中止〕
○石田委員長代理 速記記を始めてください。 それでは記名投票をもつて採決を行うものは、薪炭特別会計と所得税の一部敗正、それから物品税は起立採決、織物税は全会一致ということに決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田委員長代理 さよう決定いたします。 …………………………………
○大池事務総長 それから副議長の不信任決議案が出ておりますが、OKが参りましたので、これが取扱いについて一応御協議を願いたいと思います。
○石田委員長代理 それでは岩本副議長不信任案の取扱いを議題にいたします。
○椎熊委員 わが党は、こんな条理の不徹低な快議案は上程することに反対です。
○土井委員 これはわが党から提案されておることでございますが、過般の議場における副議長の処置は、はなはだ遺憾な点が多い点からして、ぜひこれはすみやかに上程していただくようにお願いします。
○土橋委員 私の方でも過般の議事運営に関しては、副議長に全般的な責任があると考えております。当日の晩の副議長のいろいろなお話によつても、遺憾の意を表明されておりましたし、昨日の運営委員会においても御説明があつたのでありますが、われわれは社会党のこの決議の趣旨を了解し、ぜひ上程されたいと思います。
○竹山委員 私の方は上程することに反対であります。
○玉井委員 私の方も直接の被害者として、ぜひ上程していただきます。
○石田委員長代理 速記をとめてください。 〔速記中止〕
○石田委員長代理 速記を始めてください。 岩本副議長に対する不信任案の取扱いは、各派御協議の上、場内において御交渉願います。なおその間における副議長の執務の問題に関しても、同様場内における交渉に移し、その結果によつて必要が生じた場合は運営委員会を開くことに決定いたします。 一応これにて散会いたします。 午後三時二十分散会。