議院運営委員会 第18号
- 発言数
- 105 件
- 登壇者
- 19 名
- 会派数
- 7
- 開催日
- 1949/11/26
会議録
○大村委員長 これより運営委員会を開会いたします。 この際御報告申し上げます。人事官彈劾の訴追に関する決議案及び人事官彈劾訴追手続規程案を、当委員会から人事委員会に回付して意見を求めたのでありますが、人事委員会におきましては依存なき旨決議がありまして、委員長の御報告がありました。これに基きましてただいま参議院の方に交渉中でありますが、追つて何分の回答があろうがと考えております。その取扱いにつきましては、次の運営委員会の際に御報告申し上げます。 なおお諮りいたします。本日は午後一時に本会議を開会いたしまして、既定の議事日程を進めまして、次の日程が未決でございますれば、一時休憩をいたすということで、なるべく一時にお開きを願つたらいかがかと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それではそのように大体申入れをいたします。 —————————————
○大村委員長 なお御相談申し上げます。この間からご相談が整つております外務委員会の委員増員の件を、議員の動議によつていたしたらばどうかと思いますが、いかがですか。
○石田(博)委員 共産党に反対の立場に立つわけですね。
○土橋委員 そうです。
○西澤事務次長 外務委員会のことについて、ちよつと御了承を得ておきたいと思います。これは一番初めにやつたらどうかと思います。これはこの前からの話合いで今会期限りということになつておりますから、そうなりますと三十日で会期が終つた場合、三日間の閉会中の継続審議があるとすればその間は委員が三十五名のままで残るか、あるいは元の二十五名になつてしまうのか、ちよつと疑問であります。またもし継続して次の会期までということにいたしますと、次の会期の閉会日におきまして、三十五名の者が解任されて二十五名にもどるのか、あるいはそのときに議決するのかどうなるか、委員はすつかりなくなるのかという疑問もありますので、こういうふうに改めたいと思います。「別段の議決あるまでは三十五名とす」こうするとそのときまで三十五名ということになるわけであります。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 そういたしますと、本日の日程はまず第一に緊急上程で外務委員会の員数増加の決議をいたしまして、次に第一の道路運送法、その次に上りました諸法案を緊急上程いたしまして、続いて自由討議をやるということになると思います。 —————————————
○大村委員長 次に懸案になつております決議案の取扱いに関する件を議題といたします。これは各派共同提案が整つたものから上程するという話合いになつておりますから、整いましたものがありましたら、この際速記をとめて一応整理いたしたいと思います。なおここに載つておる決議案は、提出者の方でなるべく各派共同提案になるように御努力願つて、その結果によつてここで御相談することになつておりますし、共同提案について御交渉が困難な場合は、大体の意向としては委員会に回付して、そこで御審議を願うようにとりはかうということになつておりますから、御了承願いたいと思います。それでは速記をとめて…… 〔速記中止〕
○大村委員長 速記を始めてください。 だんだん御協議も済んだようでありますから、取扱い方の御決定を願いたいと思います。 まず人事院の給與ベース改訂勧告に関する決議案の取扱いについてお諮りいたします。 〔「委員会付託」「採決」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それではこの人事院の給與ベース改訂勧告に関する決議案は、異論もあるようでありますから採決いたします。 委員会付託に御賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○大村委員長 多数。よつて委員会付託に決しました。 次に農業生産確保に関する決議案。
○三宅正一君 これは井上君の名前で出ておりますけれども、これこそ前国会でやつたことでありますから、農林委員会でやることにして、きようは保留にしていただきたいと思います。
○大村委員長 それではこれは保留にいたします。 次に引揚促進並びに日本政府の責任ある未引揚者数発表を促すの決議案。 〔「委員会付託」と呼ぶ者あり〕
○西澤事務次長 この引揚者数発表決議案の付託委員会の問題ですが、これは普通から言えば外務委員会ですが、特別委員会がございますので、それに付託してほしいかと思います。その方が十分審議が盡せるのではないかと思います。その点御了承願います。
○大村委員長 それでは本件は委員会付託に決しました。 次に沿岸漁業保護育成に関する決議案。これは委員会付託に御異議ありませんか。 〔「賛成」「反対」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それでは採決いたします。委員会付託に御賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○大村委員長 多数。よつて付託に決しました。 次に東北振興に関する決議案。 〔「委員会付託」「上程」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 これも御異論があるようでありますから採決いたします。上程に御賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○大村委員長 多数。よつて上程に決しました。 次の石炭鉱業は保留、予防接種も保留でございます。 次に供出米過当割当補正に関する決議案、これは保留に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それではさように決しました。 —————————————
○大村委員長 明日は会期切迫の折柄でもありますから、特に本会議を開くことにお願いしたいと思います。
○神山委員 さつきちよつと委員長と話をしたのですが、税制改革の問題が残るといけないからというお話で、もし予算がきよう通つてしまえば、あした休んでも大体思うように行くと思います。むりにあしたやらなくとも、そのへんを見て、いまのところ保留にしていただきたい。ぼくらの希望としてはなるべくあしたは休みたい。
○石田(博)委員 その問題は、もう一ぺん運営委員会を開くこともけつこうですが、予算はどうせきよう上程いたしましても、税制改革もありますし、それから法律案もたくさんありまして、各委員会ともまだ二十近くもあつて、きよう審議を終了するものもありますし、早く参議院に回付する責任もあります。会期はあと三日しかないのですから、参議院に送つても二日しか審議期間がない。それでは参議院に対して不親切でありますので、私どもの方としては保留でもいいですが、私たちの希望としてはあした開いてもらいたいと思います。
○三宅正一君 石田君の御発言ごもつともに思いますが、税制改革が通れば参議院でも日曜は休みたいだろうと思う。だからその含みで、もう一ぺん議院運営委員会を開いていただきたい。
○大村委員長 それでは予算の審議の模様もあることでありますから、委員会は休憩にしておきまして、午後一時から本会議を再開し、いずれ適当のときに、運営委員会をさらに開くことにいたします。
○石田(博)委員 大体の見通しとしては、予算は委員会の審議を終了する見込みであることは皆さん御承知の通りであります。それについてどうせ運営委員会も開かなければなりませんが討論者の準備もあるし、その他のこともあると思いますから、大体の見込みをつけておいたらどうかと思います。討論は何時間、各派の割当はどのくらいにするというような程度だけは、ここでやつておいたらどうかと思います。
○西澤事務次長 ちよつと御報告申し上げます。ただいま労農党の方から、本日の日程第一道路運送法の一部を改正する法律案に、石野久男さんが反対討論をしたいというお申出があります。
○石野久男君 これは委員会で討論させていただいておれば、こういうことは言わないのですが、討論省略で強引に通してしまつたのですから、ぜひやらしていただきたいと思います。
○岡西委員 すでにこの法律案については社会党からも討論がありますし、わが党におきまして少数等の意見を封ずることにつきまして別に考えているわけでありません。もちろん少数党の意見と尊重いたしたいのでありますけれども、すでに前第五国会における申合せもございます。この点については中野委員も出ておられて、前会からいろいろお話があつたようでありますが、この点についてに二十名の数をまとめてお申出を願いたいと思います。
○中野(四)委員 そういう申合せがあつても、われわれの開知せざることであります。二十名をまとめて来て発言しなければならぬというようなことはきわめて非民主的である。発言はあくまで十二分にさせることが民主的である。君たちは議会の運営を知らない。
○山本(猛)委員 帝国議会時代は帝国議会時代で、中野君当選時代のことでありましようが、第五国会の本年三月十七日に新しい申合せがすでにできておりますので、この新しい申合せにのつとつてひとつお話合いをお進め願いたいと思います。
○石野久男君 申合せのお話が今ありましたが、ぼくの方としては少数党がでしやばつて演壇を占めようというではない。委員会においてこの問題についての反対討論をさせないで、民自党が強引に押し切つてしまつた。それだからこそ本会議で発言の機会を求めるのは当然だと思う。これは社会党、共産党がやつても、労農党は労農党の立場から反対の討論がある。それをやらせなかつたら議会の民主性がない。
○三宅正一君 これはこういうことです。この間の委員会で討論をさせないで打切つてしまつたので、私たちの米窪君が大いに憤慨したというような事情もあるのですから、やらせたらどうですか。
○石田(博)委員 それはこの申合せ事項を御承知の上の御議論ですか。
○三宅正一君 それは議論をせずに……
○石田(博)委員 三月十七日にここで申合せをしたことは、速記録にも明らかであります。そのときに反対せられたのは共産党だけで、あとの会派はみな御賛成なさつた。そのときに中野君は御出席でなかつた。しかし御出席がなかつたということは、この委員会の申合せの効力に何ら影響がない。従つてこの申合せを承認した上の議論であるならば話はまた別ですが、申合せを無視されるなら何もこれから申合せをする必要はない。申合せを承認した上の議論でしたらまた別です。
○三宅正一君 今石田君から御発言がありましたことは、私ども当時出ておりませんが、記録に載つている以上申合せがあることは確かだと思います。しかし本国会はもうすぐ終るのですから、もしこれについて御意見があれば別に出すことにして、一応これを認めた上で、委員会の経過はそういうわけですから、五分か十分にして、あまり論議しないでやらしてはどうですか。
○石田(博)委員 それはこの申合せを皆さんが承認した上でですか。
○石野久男君 三月十七日の申合せについては私は承知しませんが、この申合せは一応承認します。
○佐竹晴記君 この申合せがかりにあつても、第五国会における運営の方針をきめたことであつて、第六国会においても、もしずつと引続いて効力があるというならば、これは規則にしなければ法律的効力がない。ただきようだけの申合せのあるし、第五国会は第五国会としての申合せもある。従つてこれをずつと永久に効力があるものとするならば、規則にしなければならぬと思う。
○石田(博)委員 そういう御議論なら、われわれは断固お断りいたします。
○神山委員 今の問題ですが、これは今石田君も認めておられるように、この申合せについては共産党は反対した。だからと言つてきようも反対しようというわけではない。きようのところは一応申合せは温存するという事実を認めて、その上で石野君の発言も認めて、そうしてこれがいいとか惡いとかいう問題は、今佐竹君の御議論もありますから別の機会に……
○倉石委員 今の石野君のお話は道路運送がかかつた当該委員会においてやるべきことである。それをやらせろ、やらせたいということはおかしなことで、そこで必要を認めなかつた討論を本会議でやらなければならぬということはないと思う。だからわれわれはその必要を認めません。(「多数横暴」と呼ぶ者あり)多数を尊重することが民主主義で、それを何でも自分で一党をなして、おれに発言させないのは非民主的だと考えるのは、かえつて非民主的である。われわれは議院運営を円滑にするために議員二十名という原則をつくつたのである。これに対して佐竹君のごとき長い間憲政に功労のある方が、一ぺん申し合せた事実を無視するということはまことにけしからぬ。そういう議論をなさるならやむを得ないから規則をつくらなければならぬ。
○佐竹晴記君 こういうふうに運営をしようということをきめたならば、その国会における運営方針がきまる。しかしこの国会だけでない。永久に効力があるというなら、それは規則にすべきものですよ。
○山本(猛)委員 申合せというものは議院の運営を円滑ならしめるために申合せをする場合がある。その申合せを尊重しないで、その国会限りということになつたら、毎国会ごとに全部申合せをしてやらなければならぬ。われわれに既存の申合せを尊重したい。これは議院の運営を円滑ならしめるために申し合せた事項であるから、われわれはこれを傷つけないようにやつて行きたい。これを認めるならば発言を認めてもいいと思う。
○佐竹晴記君 それならどうです。たとえば常任委員の決定のごときは、これに申合せ以上に法律上の根拠を持つた決議です。しかもそれはその国会だけの効力しかない。そういうものがある。従つてこれはこの国会限り効力があるものか、それともその次の国会まで支配するものかは、これは各自の意見がおのおの相違する。そういう議論をしたからといつて、一切を封じてしまうというのは不当な議論である。
○佐々木(秀)委員 議論するのではないが、これは常任委員と違つて、議院運営を円滑ならしめるためにどうしたらいいかという申合せをしたのです。この申合せの効力いかんという問題になるといろいろ議論があると思う。しかし一たん申し合せをしたものは、次の新しい申合せが出るまではやはり効力があるとみるのが妥当であると思う。
○山本(猛)委員 申合せはやはり峻嚴なものでありますから、その申合せがあるということをお認めの上なら、わが党としては今日のお申入れを了承するに異存がない。どうか申合せの再確認を願いたい。
○神山委員 私たちにただいままでこの申合せを前提として、石野君の発言を押して来た。ところが論議の過程をみておると話が峻嚴になり過ぎている。われわれはこの申合せに反対をしたけれども、遂に申合せになつた。しかもこれは小会派の不満を買い、非民主的と言われておるが、これは本国会だけでなく、来国会に続くということはまことに暴言である。つい三日ばかり前のことを思い出していただきたい。外国為替管理法を通商産業委員会にかけるように決議した。その決議したやつを実際事情が変化していないにもかかわらず、事情が変化したからといつて安本にまわしたではないか。それをぼくたちはお互いの話合いで一事不再議の原則を知つていながら、うまくやるためにそれには同調したではないか。こういう事実があるのに、申合せが峻嚴だからといつて君たち少数派の発言を押えるなら、この申合せを無視してもいい。規則にかえるならかえてもいい。
○石田(博)委員 この申合せを変更しなければならないときには、申合せを変更するように委員会で議がまとまれば変更してもさしつかえない。そうしてまた申合せにして、規則にしなかつたのに、柔軟性を持たせるために申合せにとどめたのであります。そこで今までの運営上、たとえば財政演説に対する質疑であるとか、あるいは総理大臣の施政方針演説に対する質疑については、私どもは特例として決してこれをがんこに固守したものでない。しかしながら、今後の発言がもしこういうことで行きましたならば、われわれ多数の発言の機会が常になくなつて、少数代表の発言の機会のみ多くなるという逆の結果になる。それでは党派としての独立した人格、公党としての建前から言えば、一々やるのが建前ですが、議員一人々々が代表として多数党か押えられて、少数党横暴になることもあり得る。それは別問題として、お好みとあれば、この申合せを法律化することも、私の方では考えなければならぬ。
○佐竹晴記君 石田君のただいまの御意見私ども拜聽いたしました。ただ何でもこういう申合せがあつたなら規則的効力があるものとして押えるなら、われわれは満足することができない。ただこれが規則的効力があるとするならば、お互いにこの次落選して新しい議員が出て来た場合、前に申合せをしたメンバーでない者が、次の機会の運営委員会においてこれに覊束されなければならぬ。そんなばかなことはない。第五国会において申合せたというが、第六国会になつてからは、人数もかわつておる、人もかわつておる、運営も違つておる。しかるに前の申合せをたてにとられることは、われわれ承知できない。われわれは少数党横暴だと言われるが、きのうわれわれに與えるに何分の時間をもつてしたか。たつた二分じやないか。私どもは私どもの二分と他の会派の二分ずつを集めて、ようやく十分だけ獲得した。私どもは断じて少数横暴でありません。しかるにあなた方の百何分はちやんと確保されておる。従つてこの申合せ事項をそのままたてにとつても決して少数横暴でありません。石田君の言われるように、多数党が多数の発言権を持つのは当然である。われわれ少数等が少数の発言しかないのはこれまた当然である。従つて一分か二分しか與えられていない範囲において発言することは、けだし当然だと思う。
○石田(博)委員 今佐竹晴記さんからの御議論がありましたけれども、申合せというものは次の国会になつて変更しなければならないときには、それを変更するようにまた申合せをするものであつて、私どもは必ずしも前回だけで申合せが切れるものと考えていない。しかし私どもは申合せをたてにとつて、小会派の発言を押えて来たことは、今日まで全然ありません。むしろ逆に先ほど申しましたが、財政演説に対する質疑、総理大臣の施政方針演説に対する質疑は、小会派の発言は十分尊重して来た。また割当時間に対して不当であるような御発言もありましたが、私どもとしましては比率によつて発言をしてもらうことは、どうしても議会運営の原則でなければならないと考える。それであなた方がすでに行われておる申合せの事実を承認されるなら、私どもは今議題になつておる運輸委員会の問題については、これは委員会における討議の機会がなかつたという状態があつたということを條件にして、特例に考慮することができますが、今までの申合せ事実をまつたく無視し、あるいは効力を無視されるなら、残念ながらわれわれはこれを認めることができない。私たちの方は原則的にはそういうふうに持つて行こうと考えておりますが、あなた方の方がそういう立場なら、この発言は認めることができません。また法律規則にしようという御議論がありましたが、そういうことがあるなら、規則や法律にするようにしてもさしつかえない。しかしそれよりも運営を円滑にやつて行つた方が適当と考えて申合せにしたのであります。そこでその申合せを基準にしてやつて行くことが、私どもは適当であろうと思われるので、この基準によつてやつて行くことを皆さんが承知せられるなら、ここの場合は賛成してもいいと思います。
○大村委員長 ちよつと速記を止めてください。 〔速記中止〕
○大村委員長 それでは速記を始めて……
○石田(博)委員 こういう申合せがあつたということをはつきりして、その上で他会派が十分なら石野君は五分の時間を限つて許すことにいたしたいと思います。
○大村委員長 それでは今石田君の御発議のように決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それではさよに決しました。
○石田(博)委員 先ほどの議論で話が横道にそれましたが、予算の討議の大体のわくをきわていただきたい。大体三時間として各派に割振りをして、野党間の調整は野党間でやつていただきたい。
○西澤事務次長 三時間の場合の各派の割当時間を申し上げます。民主自由党百三分、社会党十八分、民九控室十四分、共産党十四分、民十控室十三分、新政治協議会十分、労働者農民党二分、社会革新党二分、公正倶楽部二分。 四時間の場合は、民主自由党百三十八分、社会党二十四分、民九控室十九分、共産党十九分、民十控室十七分、新政治協議会十四分、労農党三分、社会革新党三分、公正倶楽部二分、以上であります。
○石田(博)委員 時間の割振り野党においてどうなさろうとも異議はありませんけれども、時間の割振りはこの規則に準拠していただきたい。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩本副議長 原則はこれできめておきまして、あとは議長におまかせ願う。こういうことでいかがでございましよう。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それでは副議長からの御発議に対して御異議がないようでありますから、そのように決します。 暫時休憩いたします。 午後一時六分休憩 ————◇————— 午後四時二十分開議
○大村委員長 休憩前に引続いて会議を開きます。 事務総長から御説明を願います。
○大池事務総長 人事委員会から国政調査承認要求が参つております。これは国家公務員法附則第九條による試験に関する事項を調査いたしたいという御要求でございます。御了承を願いまます。
○土橋委員 人事委員会からの国政調査承認要求に対しては御異議ございませんか。
○土橋委員 人事委員会がどういう内容の事項を調査なさるか、ちよつと事務総長にお聞きしたいと思います。
○大池事務総長 これは国家公務員法附則第九條によつて、二年以内に試験をしなければならない。今の役人全部は一応かりにそのポストについておるという形になつておりますから、その試験をやる。この間現に指定された高級官吏についてやるわけであります。それ以外の分も逐次やらなければならぬ。その試験に関する事項を関係方面からの説明、並びに意見を聽取したい。こういうことだそうであります。
○土橋委員 人事委員会はおそらく職階法の問題が中心になつて、いろいろ御審議に相なつておると思います。それで職階法の具体的の内容について一応政府の説明内容を聽取しなければなりません。従つてそういうものが中心でありますのに、試験制度についてお調べになるという内容がちよつと了解できないのであります。
○大池事務総長 それは今すぐというわけではないので、今持つておる議案に本会期中に早くあげなければなりませんから、極力お進め願わたければならぬ。それがなくなつたときには何にもなくなつてしまう。議案だけ早くあげてそのあとで調査したい。議案がないから国政調査権をとつておかないといかぬ。そこで今お願いしておきたい。こういうことだそうであります。
○大村委員長 御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 御異議がなければ承認することに決しました。 —————————————
○大村委員長 それでは次に本日の議事に関する事項を議題にいたします。ちよつと速記をとめてください。 〔速記中止〕
○大村委員長 速記を始めてください。 それでは本日の議事の件はほかに御意見はございませんか。
○田中(織)委員 これに本日の議事と関連を持つわけでありますが、あすの本会議は日曜日でもありますから休んでもらいたいと思います。そういう関係から、たとえば大蔵委員会で薪炭会計など上つておるものもありますので、きようの議事に上せることにしてはいかがですか。
○大村委員長 それでは本日の議事に関連して明日のお話がありましたが、むろん明日の御相談を一番初めにやらなければならないと考えておりました。本日の議事についてはもう御発言ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それではただちに明日の問題について田中委員から発言がありましたので、これを議題にいたします。
○石田(博)委員 休憩前の委員会において、三宅さんから同様のお申出があつたのであります。私どもの方といたしましては考慮をするけれども、明日は委員会も開いてもらわなければならないこともあるようでありますし、また明日の午前中の委員会において審査を終了する見込みのものもあるように聞いておるのであります。さらに会期は余すところ明日を入れてようやく四日という状態でありまして、本院のみの審査を終了いたしましても、参議院に與う限りの審議期間を私どもの方としては残しておかなければならない義務があると考えますので、明日はできる限り会議を開会して、與う限りの審査を終了して、これを参議院に送付いたしたいと考えますので、私どもは明日本会議を開会せられることを主張いたします。特に本会議を開会しないで委員会だけを開会しようといたしましても、実際問題としては、それは非常に困難になります。そこで両者相伴つて審議の促進をはかり、われわれが勉強するという建前から申しまして、どうしても明日本会議を開会していただきたいと考える次第であります。
○椎熊委員 先刻参議院に方の模様を聞いたのでありますが、政府側では、参議院の予算並びに大蔵委員会の方は、今の会期で上るだろうかということを尋ねられたそうであります。参議院の大蔵委員長に、今のところ予算はどうにか行くかもしれないにしても、関連したい法律案等はむりだろう、二日間くらいはどうしても延ばさなければならぬだろうと言われて、政府がそれを承つて帰つたということです。いずれ参議院の意思がそうだとすれば、二日間延長になると思われるから、この際みな予算等で疲れておるところでもあるし、あすは一日休養して、あさつてから能率をあげることにしていただきたい。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田(博)委員 これは議論をしてみてもしようがないことでありますが、参議院のそういうお見通し、それからまた会期についての椎熊君のお見通しというようなものは、椎熊君の情報として私どもは承つておくにとどめなければならないことであつて、そこを基準にして議論はできないと思います。そこで私どもといたしましては、やはりできるだけすみやかに、現在定まつておりまする会期で、余裕のある審議期間を参議院に残しておく義務があると考えますので、明日会議を開会せられんことを主張いたします。
○田中(織)委員 あす本会議をかりに開くといたしましても、委員会で法律案が上つて来なければ、本会議には上らない。その意味であすは委員会等においても、できるだけ休むという方針のもとに、きようは各委員会ともピッチを上げておる。ことに多くの法律案をかかえておる私の属しておる大蔵委員会等においても、きよう朝からすでに三つも法案を上げておるような状況であります。ことに予算等に深い関係のある薪炭会計に関する法案なんかは上つておる。きようはどうせ五時から開いて遅くなるのでありまするが、きよう中に上つておる法律を本会議にかけることといたしまして、あす委員会で午前中に上げて午後本会議にかけるというようなことは、今の委員会の進行状況から見て、ほかの委員会の様子はわかりませんけれども、むずかしいと思う。上つておるものはきようの本会議で予算のあとに引続いて上程することにいたしまして、あすは本会議、委員会ともに休んでいただきたいと思います。
○石田(博)委員 大蔵委員会の非常に勉強しておられる様子に私どもも漏れ承りまして、非常に感謝をいたしておるような次第であります。そのほか十二月一日にどうしても施行しなければならない法律案が経済安定委員会にかかつていることは、御承知の通りであろうと思います。これも椎熊君の先ほどおつしやつた程度の意味の情報としてお聞き願えればけつこうですが、委員会の見通しをもつていたしますると、明日中にできるだけすみやかに委員会を終つて本会議にまわしたいということを申しておられる。これはやはり法律案でありますので、参議院の審査期間というものを三日と見ておかなければならないという建前からも、明二十七日は、これ一つだけでも私どもは本会議を開会していただく必要があると考えます。お疲れのところ各委員会の審議を待つて、夜遅くまで残つていただくということも、かえつて疲労を増すことにもなると思われますので、やはり早く切上げて休養していただいて、明日またやつていただきたいと思います。
○大村委員長 この際事務総長から委員会の審議状況がわかつておれば、御参考に御報告を願つてはいかがでしよう。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大池事務総長 それでは大体これも確定のものでございませんが、一応見通しのついておるようなものを申し上げます。あしたは人事委員会は大体開かない予定でございます。地方行政委員会も開きません。法務委員会も開きません。大蔵委員会は開くことになつておりまして、復興金融金庫法の一部改正と復興金融金庫に対する政府出資等に関する法律、この二件が大体上る見込みがあるわけであります。それからただいま上つております分は、薪炭需給調節特別会計法、大蔵省預金部特別会計外二特別会計の繰入れの法律案、それが上りております。それ以外にきよう中に上るであろうというものに、未復員者給與法の一部改正、旧軍関係債権の処理に関する法律案、この二つがきよう中に上るであろう。もう一つ国の所有に属する物価の売拂代金の納付に関する法律案、これもきよう中に上るかもしれないが、ちよつとむずかしかろう、こういうことで、あすはおそらく上るのじやないかと考えられます。それだけが大蔵委員会のものであります。文部委員会は明日開くことになつておりますが、ちよつと上るか上らぬか、上りそうもなさそうに開いております。厚生委員会はございません。農林委員会は開きますが、上る予定のものはございません。水産委員会も開きますが、上る予定はございません。通産委員会、運輸委員会、郵政委員会、電気通信の各委員会は休みであります。経済安定委員会はただいま外国為替管理委員会設置法と、外国為替及び外国貿易管理法案の二件がかかりておりますが、明日は多分上るであろうという予定に相なつております。それだけでございます。
○田中(織)委員 私は大蔵委員会に属しておるのですが、あした大体委員会を開かないということで、今夜十二時まででもかかつて、予定のものをとにかく上げようという形で、一応ピッチを上げておるので、委員長あるいは事務総長に御連絡があつたかと思います。あした大蔵委員会を開きましても、現在上つておるもの、あるいはこれから上るというもの以外の進行の状況は、これから何か審議を始めるものもあるし、しかも今日上程された法律もございますので、そういう点からみれば、大蔵委員会は一番大きい法案をかかえておりますが、あすは本会議を開いての上程になるというようなことはないと思います。そういう意味で、薪炭会計は今上つておりますが、法案は本日予算のあとでやつていただくことにして、あしたはぜひ休んでいただきたいということを重ねて申し上げます。
○石田(博)委員 十二時までも御勉強願うことは、はなはだ感謝感激に耐えないけれども、きよう予算をこれから四時間もやつたあとでまたやるということになると、それこそ労働過重で基準法違反になるので、むしろきよう上げてもらつたものをあした上げてもらうことがよいと思う。
○大村委員長 ちよつと速記をとめてください。 〔速記中止〕
○大村委員長 速記を始めてください。それでは時間も大分経過しましたから、予算の審議をお始め願うとしまして本会議は休憩にいたしまして、休憩中にもう一度お集りを願いたい、これにて休憩いたします。 午後五時休憩 ————◇————— 午後六時三十七分開議
○大村委員長 休憩前に引続いて会議を開きます。 明日本会議を開くかどうかという問題について御協議を願います。
○椎熊委員 先ほどの委員会でいろいろお話申し上げたのですが、われわれの方でも予算も上ることだし、会期も延びるのじやないかという情報もあるのですから、あすは休みたいと思うのですけれども、民主自由党の態度は一体どうなんですか。
○今村(忠)委員 先ほど石田委員から各位の御賛同を求めておつたように、明日は日曜ではありますが、もう期間もわずかになりましたし、また委員会で審議中のもので十二月一日に実施の運びに至らなければならない外国為替及び外国貿易管理法案等もあした上るそうでございますので、ぜひ本会議を開いていただきたいと思います。
○椎熊委員 会期切迫しておることは十分存じております。どうしてもそういうふうに御主張になるとすれば、われわれもあえて争つて休まなければならぬということはないのです。與党として野党側に思いやりのない仕打だとは思いますけれども、あえて反対はいたしません。
○淺沼委員 どうでしようか、参議院の関係もあろうと思うのですが、與党側の方では会期をまた延長するということはないだろうと思うのですけれども、会期延長ということもあるのですか。
○今村(忠)委員 それは参議院の様子いかんによると思います。審議の状況によるものでありまして、衆議院側といたしましては御承知の通り、本日の予算及びそれに関連するものが、会期内に十分終了するものと思つておるのですが、現在のところでは、まだ党といたしましても別に会期延長等のことは考えていないのであります。参議院の審議状況にかかつておるということになつております。この点は野党にもお含みおき願いたいと思います。
○椎熊委員 それに関連することですが、どうも最近の本会議の運営等を見ましても、スムースに行かない節がある。その原因は多くの場合與党側の騒擾にあるように思うのであります。現に今日の本会議でも反対者にわずかの時間を割当ててもらつたような運営に対して、まるで妨害的な発言をせられるということは、大政党の態度としてもみつともないし、與党としてそういうことはやるべきじやない。議場が混乱すればそれだけ時間が延びることです。それは與党にとつても政府にとつても不利ですし、国会全体としては形のよいものじやない。反対党は少数なんですから、何か主張しても押しつぶされる傾きもあるから、興奮してまま声を大きくすることはあるかもしれませんが、それも自粛自戒しなければならぬと思いますけれども、議会の運営上の重点を握つておる與党側においては、よほど反対党の言論を尊重しなければならぬ、結論はすでにわかつておることだ。寛容な態度をもつて議場に臨んでもらわなければ、円滑に行かぬと思います。そういうこともやはり会期延長などに非常に影響を及ぼすことだと思いますから、そういう点は十分ひとつ御注意あつてしかるべきであると私は考えます。
○土橋委員 先ほど石田委員からもまた今村委員からも、るるお話がありましたが、私どもとしては、ぜひとも明日は休みまして、明後日にやつていただきたいという要望がごく強いのであります。そこで私たちは、たつてあなたの方でやりたいというような御希望であるとするならば、また皆さんとよく相談しなければならぬと思いますが、何にしても明日は休んでいただきたい。これは強く私の方からお願いしたいのであります。
○淺沼委員 問題はあすやれば、衆議院の與党側としては会期延長するというようなことはあり得ないのですね。
○石田(博)委員 現在の各委員会の審議の進捗状況におきましては、私どもといたしましては現在の段階におきましては、延長のことは考えておりません。
○淺沼委員 それからもう一つ伺つておきますが、今も椎熊さんからお話が出ましたが、また民主自由党の幹部の方々が、われわれの幹部の方に了解に来られたのですが、もしそういうことがあるとするならば、この席上で決をとらないで話合いがつくようなことにもなる。この運営委員会で多数できめることは、話合いできまらないことをきめる。そのことが本会議に行けば争いになるのであつて、争いになることをきめて行くのならば、何も初めから運営委員会を開くという意味もなくなつて来る。しかしどうしてもいけないときには多数できめるということになります。そうなれば争うにしても気持よく争えると思う。だからあまり押しつけがましいようなことでなく、やはりこういうときには懇願する態度で行く。そういうことをよくお考えを願いたい。私どもとしましては、できればあしたは休んでもらいたいという願望です。それを土台にして話を進めていただきたい。
○石田(博)委員 私どもの方は別に押しつけがましくする意思は毛頭ございません。一生懸命懇願をして参るつもりであります。現在においても何とかひとつ御了承を願いたい。懇願申し上げる気持にはかわりはないのでございます。
○中野(四)委員 この際ちよつと速記をやめて懇談会ということにしてはいかがですか。
○大村委員長 それでは速記を中止して懇談に入ります。 〔速記中止〕
○大村委員長 速記を始めてください。
○椎熊委員 それでは現段階における衆議院の態度は、会期はよほど突発事件があるとか、参議院の都合となれば、別に考える場合もあるかもしれないが、まず会期延長はしないという心組みで、明日は本会議を開くということにいたしたいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 ただいま椎熊君から御発言がありましたが、そのように決して御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 それではさように決しました。 明日は本会議を午後二時、運営委員会は午後一時といたします。これにて散会いたします。 午後七時散会