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第5回国会参議院1949/07/06

地方行政・法務連合委員会 閉会後第1号

発言数
11 件
登壇者
3 名
会派数
1
開催日
1949/07/06

会議録

岡本愛祐緑風会

○委員長(岡本愛祐君) それではこれより地方行政委員会と法務委員会との連合委員会を開会いたします。連合委員会の議題は、最近の治安問題に関する件でございます。昨日地方行政委員会におきましては、辻國家公安委員長、齋藤國家地方警察本部長官その他逓信省、運輸省から当局者を招致いたしまして、平におきまする騒擾事件、行政整理に伴う國鉄の労働組合を中心とした爭議関係、そういう問題につきまして、政府の報告を求め、これに対して質疑を行なつた次第であります。今日は樋貝國務大臣、これは治安の方の関係を担当しておられます國務大臣樋貝國務大臣、辻公安委員長、齋藤長官、おつつけ官房長官も見えます。今日西郷君から御要求のございました総理大臣に出席を求めまして、質疑を行う予定でございましたところ、総理大臣は今非常に多忙でございまして、公務上ここに出席いたしかねるということでございまして、それでは副総裁に代つて出席を求めましたところが、副総裁は旅行中でございまして、これも出席いたしません。誠に残念でございますが、御了承願いたいと思います。尚公安委員で國家公安委員の金正委員が御出席になつております。これは総同盟の重要な役員の一人でありますが、その関係について御質問を願いたいと存じます。尚今日は國有鉄道の方から労政課長の星野守之助氏が見えております。それでは先ず齋藤長官から昨日まだ情報の入つていなかつた京都事件その他につきまして、一應御説明願いたいと思います。

斎藤昇國家地方警察本部長官

○説明員(斎藤昇君) 京都事件につきましては、昨日の新聞に若干出ておつたのでありますが、大体あの通りのようであります。引揚者を赤旗を立てて迎えに來た者が或る所に連れて行こうとしたのに対しまして、引揚者の援護をやつておりまする職員が無理に連れて行こうとするのを阻止しようとしましたところから、乱闘が起りまして、檢束者を若干出したのでございます。その際檢束は二回に亘つて行われたのでありますが、第一回目は十三名を檢束をいたしております。それは駅前の車庫廣場から駅長室まで約百メートルの間、引揚者三十名、赤旗を持つた連中が約二十名、計五十名が赤旗を立てて歌をうたい示威行進をいたしましたので、これは京都市の公安條令第一條違反として、十三名檢束をいたしました。身柄ともこれは送檢をする予定になつております。第二回目の檢束は二十三名でありますが、これは引揚者及び出迎人等と警察官及び整理員との乱闘のときに、公務執行妨害で檢束をいたしたのでありまするが、証拠不十分で事件が崩れる虞れがありましたので、今朝三時全員を釈放いたしたのであります。この際に共産党員十一名、引揚者一名、警察官一名の合計十三名の負傷者が起つた。これだけの報告が今朝公式に参つております。その他のことにつきましては公式な報告が参つておりませんので、御了承を願いたいと思います。  昨日午後から一般の視應を集めておりまする國鉄総裁の行方不明事件につきましては、今朝ラジオで放送がありました通りでありまして、警察の者は只今現場に参りまして、いろいろと事実を調査をいたしておりまするが、現場と警視廳及び國家警察の本部との連絡が電話が十分でありませんので、まだ現場調査の結課の報告は、出て参るまで、受取つておりません。綾瀬川と常磐線とクロスしておりまする近所の鉄道で轢死体となつて現われておつたということは事実でありまして、これは総裁下山氏に問違がないという報告を受けております。これは自殺でありまするか他殺でありまするか、今後の捜査に俟たなければ何とも申上げることはできない、こういう状況になつております。私の方といたしましては、他殺であるということは、今申しました通りはつきりいたしておりませんがかような事柄は或いは地方を刺載いたしまして、地方の鉄道の局或いは管理部等で交渉に当つておりまする鉄道側の幹部の身辺は特に警械を要すると考えましたので、必要なる通牒を本日全國に出して、遺憾なきを期しておる次第であります。  一應昨日からの点だけを申上げます。

岡本愛祐緑風会

○委員長(岡本愛祐君) 尚皆様に申上げますが、増田官房長官が今御出席になりましたが、非常に忙しくて十一時までしかこの委員会におれないということでありますが、増田官房長官に御質問願いたいと思います。

西郷吉之助緑風会

○西郷吉之助君 昨日以來いろいろ質問をいたして、昨日までのいろいろ状況を伺いましたが、官房長官が來られましたので、現下の情勢に関しまして、政府の方からいろいろ説明して頂きたいと思います。尚官房長官の御説明に当りまして、地方行政、法務の連合委員会におきましては、できるだけ詳細にお話を伺いたいと思いますので、秘密会を要求いたします。

岡本愛祐緑風会

○委員長(岡本愛祐君) 只今西郷君から秘密会の御要求が出ました。秘密会といたすことに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡本愛祐緑風会

○委員長(岡本愛祐君) 御異議ないものと認めます。それでは秘密会にいたします。議員及び関係者以外の方の御退場を願います。  午前十時四十一分秘密会に移る。

岡本愛祐緑風会

○委員長(岡本愛祐君) 速記の方は如何いたしましようか。

西郷吉之助緑風会

○西郷吉之助君 委員長において適当にお願いいたします。

岡本愛祐緑風会

○委員長(岡本愛祐君) 速記は止めることにいたします。    午前十時四十二分速記中止    —————・—————    午後零時十九分速記開始

岡本愛祐緑風会

○委員長(岡本愛祐君) 速記を始めて。それではこれで秘密会を閉じます  午後零時二十分秘密会を終る

岡本愛祐緑風会

○委員長(岡本愛祐君) 本日はこの程度で散会いたします。    午後零時二十一分散会  出席者は左の通り。   地方行政委員    委員長            岡本 愛祐君    理事            吉川末次郎君            鈴木 順一君    委員            三木 治朗君            林屋亀次郎君            柏木 庫治君            西郷吉之助君            島村 軍次君            鈴木 直人君            太田 敏兄君            小川 久義君   法務委員    委員長     伊藤  修君    理事            鬼丸 義齊君            岡部  常君    委員            大野 幸一君            松村眞一郎君            星野 芳樹君   委員外議員    農林委員長   楠見 義男君    水産委員長   木下 辰雄君            門屋 盛一君            波多野 鼎君            油井賢太郎君    國 務 大 臣 殖田 俊吉君    國 務 大 臣 樋貝 詮三君    内閣官房長官  増田甲子七君   説明員    國家地方警察本    部長官     斎藤  昇君    國家公安委員長 辻  二郎君    國家公安委員  金正 米吾君    法務府事務官    (檢務局長)  高橋 一郎君    法務府事務官    (檢務局刑事課    長)      宮下 明義君    日本國有鉄道公    社労政課長   星野守之助君

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