選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第15号
- 発言数
- 7 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1949/10/11
会議録
○委員長(柏木庫治君) 開会いたします。 從前当委員会において決定した選挙法改正の基本方針は選挙基本法の骨子であるが、これに沿うて基本法の立案を具体化する必要があると思うのですが、このことについてお諮りいたします。
○鈴木直人君 只今委員長から今後の委員会の進め方についての御意見を求められたのでありますが、私の意見を申上げて見たいと思います。この委員会は選挙の基本法を作ろうということが目的とされて、そうして特に設けられて特別委員会が成立したわけなんでありますが、この特別委員会の進め方についてその最初に皆さんの御意見によれば基本法というものは十年、少くとも五年十年というものの間は改正する必要のない程度の根本的なものを作らなければならない、それには欧米各國の選挙法も研究したり或いは新らしい日本の考え方をそこに織込むというようなものを十分研究して、そうして立派なものを参議院として國民から本当に心服されるような選挙法を作らなければならんというような御意見があつたんであります。ところがこれと並行して現実的に來年参議院の選挙というものが行われる、從つて來年の参議院選挙にどうしてもそれに間に合うように成るたけ早く修正しなければならないという問題がここに出てきておる。そこで参議院といたしましてはこの基本法というものを常に頭に考えながら先ず基本法の例を参議院選挙法というものに取つて、そうして一應参議院の選挙法を基本法に應じたところの考え方によつて一つ具体化してみようじやないか、そうして基本法が若し出來なかつた場合でも少くとも参議院選挙法というものは次の國会に提案できるのだから、そうすると現実に間に合うことになる、從つて理論だけに走つて現実に間に合わなければ困るのだから、先ず現実を掴んで、そうして参議院選挙法を研究してみようじやないかというような御意見であの運営方針というものが決定した。それによつて小委員会が出來まして一應の参議院議員の選挙法の修正案が一應まとまつた段階に現在來ておるわけでありますが、今日でしたか昨日でしたかの新聞によりまするというと、臨時國会がもう二十五日に開会されるということに決定したようであります。そうしますと、どうしてもそれまでの間に我々の委員会はこの基本法をでつち上げねばならんということになつて來るわけであります。從つて今後の進め方としましては、この幸いに委員会においては参議院、衆議院或いは自治体の地方議員、或いは教育委員というもの全体に亘つて論点となる点を詳細に檢討済みなんです、基本法を中心としてそういう考えの下に檢討済みなんですからあれを早急に具体化しまして、そうしてこの参議院の選挙法と一緒にしまして、そうして事務局において原案を作つて頂いて、その原案に基いてこの臨時國会に間に合うように最初の目的であるところの基本法を一つでつち上げるというような方向に、この委員会を持つて行きたいというのが私の運営の意見であります。以上申上げておきます。
○小串清一君 只今の鈴木委員の御意見に全面的に賛成であります。幸いに今まで諸君の御奮励によつて選挙法に関するあらゆる面の研究が進んでおるのでありますから、これを事務当局において取りまとめを願いまして、成るべく早くもう一遍会議を開いて、そうしてこの問題を片附けて臨時國会に発案する準備を整えたいと思いますから、鈴木さんの御意見に賛成します。
○吉川末次郎君 只今の鈴木委員のお言葉の中にありましたでつち上げるという言葉は少し変だと思いますが、(笑声)それは除きまして、大体におきまして御趣旨には賛成するものであります。
○佐々木鹿藏君 鈴木さんの御意見に賛成いたします。
○鈴木直人君 幸いに各会派において御賛成のようでありまするから、委員会としては満場一致の御意見のように思われます。そこで私は、次回はこの前決定いたしておりましたのが十七日でありますから、十七日からやりたいとこう考えておるものです。從つて十七日に間に合うように事務局の方面においてその原絵を作製をして頂きたい。それで十七日から開会するようなことについて私は意見を申上げたいと思います。(「賛成」しと呼ぶ者あり)
○委員長(柏木庫治君) 鈴木君の動議に対して全会一致で賛成と認めます。今日はこれをもつて委員会を終ります。 午前十一時四十七分散会 出席者は左の通り。 委員長 柏木 庫治君 理事 小串 清一君 鈴木 直人君 太田 敏兄君 委員 吉川末次郎君 城 義臣君 佐々木鹿藏君 鈴木 順一君 飯田精太郎君 岡本 愛祐君 宿谷 榮一君 島村 軍次君 兼岩 傳一君 小川 久義君 法制局側 参 事 (第二部長) 寺光 忠君 参 事 (第二部第一課 長) 菊井 三郎君