商工委員会 第6号
- 発言数
- 22 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1949/03/29
会議録
○委員長(小畑哲夫君) 只今よる商工委員会を開きます。貿易公団法の一部を改正する法律案、これを議題にいたします。先ず政府の提案理由の説明をお願いいたします。
○政府委員(小林英三君) 只今議題となりました貿易公団法の一部を改正する法律案の提案の理由並びにその要旨を御説明申上げます。 本年の三月の五日附の日本政府宛の連合軍の最高司令官のメモによりまして、食糧貿易公団並びに原材料貿易公団を三月三十一日を以て廃止すること、並びにこれにつきまして公団が從來取扱つておりました業務の中で四月以降も引続いて存続を要するものにつきましては、他の政府機関に移管すべきこと等がメモに要請されておりましたので、食糧貿易公団及び原材料貿易公団を廃止すると共に、これらの公団が從來行なつておりましたところの業務の中で、四月以降も尚存続を要するものにつきましては、引続いて存続をいたしまする公団においてもなし得ることといたしました外に、廃止貿易公団の資産並びに負債の中で、六月三十日までに清算を完了せんものにつきましては貿易資金特別会計において一括して継承いたしまして、その資産の有効利用及び負債の適正なる処置を図ろうとすることといたしたのであります。 以上申上げましたことがこの法律案提出の理由並びに改正の要旨でございます。実はこの法案につきましては本参議院が先議になつておりますような関係もございますので、誠に恐入りますができるだけ速かに御審議の上で衆議院にお廻し願うようにお願いしたいと存じます。以上提案の理由並びに要旨を御説明申上げました。
○委員長(小畑哲夫君) 御質疑がございましたらどうぞ……。この議案は只今初めて見るようなわけで十分研究ができていないかも知れませんので、明日までに一応研究をしまして、明日の委員会で上げて衆議院の方へ送付したいと、こう考えますが、如何でしよう、それで御異議ございませんか。
○島清君 明日に上げて衆議院の方へ送付するということの確定的な賛意を表するのはどうかと思いますが、努めてそうするようにしまして、明日にお延ばしになつたら如何かと思います。
○委員長(小畑哲夫君) 如何でございますか、質疑は明日続行することにいたしまして、貿易公団法の一部を改正する法律案については本日はこれで一応打切るということで異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 —————————————
○委員長(小畑哲夫君) どはさよう決定いたします。 次に昨日商工大臣から提案理由の説明を受けました配炭公団法の一部を改正する法律案、これを議題といたします。御質疑がございましたらどうぞ。
○玉置吉之丞君 この配炭公団を廃止して後にこれを野放しにして置くのか、又政府としてこの配炭公団を廃した後に何かの指導方針を与えてやるというようなお考えがあるのですか、ただ廃したら野放しに業者の考え通りやらすというのですか、その点伺つた置きたいと思います。
○委員長(小畑哲夫君) 三ケ月延期した後の問題ですね。
○政府委員(小林英三君) 配炭公団を取敢えず、この四月一日に期限が切れますので、取敢えず三ケ月延期する、然らば三ケ月後の七月一日以降はどうするかという問題につきましては、まだはつきりした具体策もできていないのであります。今後この三ケ月間の中で、できるだけ早く今後の運営の問題につきまして、如何にするかということを研究いたしたいと思つておるのであります。
○玉置吉之丞君 石炭は相当、國の産業の復興について重要なものであるということは、今申すまでもないことでありますが、それに対しては政府としては三ケ月間の後に來る公団廃止後の対策ということについて、私は相当今から考えておいてやつて頂きたい、こう思うのでありますが、その点について何も今、これからまあ研究するというようなお話でありますが、相当これは生産者にとつても、消費者にとつても、滋常に不安を抱いて、どういうことになるのだろうかと心配をいたしておるということを鑑みて、凡そ政府としてこういう方法を考えておるということでもあるとすれば、この際お洩らし願いたいと思います。
○政府委員(小林英三君) 玉置委員のお説は御尤もでございます。私が只今申し上げましたのは、これまでに將來廃止された後においてどういうような措置を採るかということにつきまして全然研究ができていないのではないのでありまして、あらゆる渡度からこれは研究されておるのでありますが、只今発表申し上げる時期に達していないだけでございまして、十分にこれは研究をいたしておるのであります。
○委員長(小畑哲夫君) 速記を止めて……。 〔速記中止〕
○委員長(小畑哲夫君) 速記を始めて……。
○廣瀬與兵衞君 配炭公団に関する法案は、ただ三ケ月だけ延ばすということですから、この辺で質疑を打切りになつたら如何かと思いますが……。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小畑哲夫君) 只今廣瀬委員の質疑打切の動議に対して玉置委員の御賛成がありましたが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小畑哲夫君) ではさよう決定いたしました。
○島清君 討論を省畧いたしまして、直ちに採決に入る動議を提出いたします。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小畑哲夫君) 島委員の動議に御異議ございませんか。 「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(小畑哲夫君) 異議ないものと認めます。直ちに採決に入りたいと思いますが、配炭公団法の一部を改正する法律案、これを原案通り可決することに賛成の方の御起立を願います。 〔総員起立〕
○委員長(小畑哲夫君) 全会一致と認めます。よつて本案は可決決定いたしました。尚本会議における委員長の口頭報告の内容は、本院規則第本四條によつて、予め多数意見者の承認を経なければならんことになつておりますが、これは委員長において、本法案の内容の委員会における質疑応答の要旨、討論の要旨及び表決の結果を報告することとして御承認を願うことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と予で者あり〕
○委員長(小畑哲夫君) 御異議ないと認めます。それから本院規則第七十二條によりまして、委員長が議院に提出する報告書には多数意見者の署名を附することになつておりますから、本案を可とする方は順次御署名を願います。 多数意見署名 廣瀬與兵衞、藤山良夫、島清、玉 置吉之丞、境野清雄、小杉繁安、 駒井友平、宿谷榮一、阿竹齋次郎
○委員長(小畑哲夫君) 御署名洩れはございませんか、なしと認めます。 尚この法案に対して三ケ月延長の期間においては、十分に本委員会において檢討したいと考えますので、それまで御研究を願いたいと思います。本日はこれにて散会いたします。 午前十一時三十九分散会 出席者は左の通り 委員長 小畑 哲夫君 理事 島 清君 宿谷 榮一君 栗山 良夫君 委員 廣瀬與兵衞君 小杉 繁安君 境野 清雄君 玉置吉之丞君 駒井 藤平君 阿竹齋次郎君 政府委員 商工政務次官 小林 英三君 石炭廳次長 渡邊 誠君 商工事務官 (石炭廳配炭局 長) 波多野義熊君