議院運営委員会 第18号
- 発言数
- 35 件
- 登壇者
- 13 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1949/04/20
会議録
○理事(梅原眞隆君) 只今より議院運営委員会を開会いたします。
○事務総長(小林次郎君) 社会党より、蚕糸業に対する補給金問題に関する緊急質問の要求が出ております。これを御審議願いたいと思います。
○中村正雄君 赤松委員がやることになつていますが、問題は蚕糸労連のストライキに関する件です。
○理事(梅原眞隆君) この件については、之を認めることとして御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(梅原眞隆君) それでは御異議ないものとして、さよう取り計らいます。
○事務総長(小林次郎君) 次に、増田官房長官がみえて、予算案の通過について申しあげたいことがあるということです。
○理事(梅原眞隆君) それでは官房長官より説明していただきます。
○政府委員(増田甲子七君) 予算案は何とぞ本日中に成立させていただきたいと存じます。そのわけは、二十三日頃から始まる給料支拂に支障を來すからです。ということは、つまり予算案が通過してから、指令するまでに、若干の日数を要するからです。
○中村正雄君 予算案が本日中に通過しなくても、給料の支拂には不便はないと思う。今日通さねばならない理由はないと思うが……
○政府委員(増田甲子七君) 本日中に予算の御議決を願わなければ、二十三日に政府職員の給料が拂えない次第になりますので、是非今日中に、お通しを願いたいと思います。
○中村正雄君 政府職員の給料日は二十三日になつておりますから、予算が十五日で切れても、必ずしも差支えないということを、大藏大臣は言つておるので、今日予算を通さなければならんということはありますまい。
○矢野酉雄君 中村君の言うことは、これは本当に正しい理由で、池田大藏大臣は役人でずつと來ておるものだから、小心翼々としてやつておつたので、こういうことになつたのでありますが、それを増田官房長官が政治的折衝で、一人で責を負うて、お詑びをしておられるわけでありますが、大藏大臣御本人がそういう氣持にならなければ、次から次へといろいろな問題が起る。率直に実情を話して、そうして大藏大臣自身が今日通せと言つて目の前で実際……
○中村正雄君 二十三日に俸給が拂えないということ以外に、何か他に理由がありますか。
○政府委員(増田甲子七君) 他にもまだ一つあります。食糧証券は本日中に借替えないと、明日になると困るので、大藏大臣も非常に泣いておりますから……ひたすら懇請するのであります。
○石坂豊一君 予算委員会の方で…
○理事(梅原眞隆君) それでは議院運営委員会は、これで休憩いたします。 午後零時四十七分休憩 ————————————— 午後二時二十九分開会
○理事(梅原眞隆君) 休憩前に引続いて委員会を開きます。商工委員長より議員派遣要求が出ております。 〔小澤参事朗読〕 議員派遣要求書 一、派遣の目的貿易振興に関する諸方策の審議に資するため、日本貿易博覧会を視察し、併せて横浜市において貿易関係業者と会談することを目的とする。 一、派遣議員 小畑哲夫、島清、山田佐一、玉置吉之丞、栗山良夫、田中利勝、廣瀬與兵衞、平岡市三、小杉繁安、境野清雄、佐伯卯四郎、中川以良、駒井藤平、阿竹齋次郎 一、派遣期間 四月二十三日一日間 一、派遣地 神奈川縣 一、費用 要しない。 右参議院規則第八十條により要求する。 昭和二十四年四月十九日 商工委員長 小畑 哲夫 参議院議長松平恒雄殿
○板野勝次君 費用はいらないといつているが、正式に承認すれば旅費を出すことになるのではないか。
○参事(近藤英明君) 旅費は要求があつた時に支拂うようになつています。費用はいらないということで承認をされるわけですから支拂うことはありません。
○理事(梅原眞隆君) それでは承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(梅原眞隆君) 御異議ないものと認めます。
○事務総長(小林次郎君) 憲法発布記念日に式典を行うようC・I・Eより話がありました、それで、事務的な折衝をやつて参りましたが、その内容については事務次長より報告があります。
○参事(近藤英明君) 最初は議院でやるということでしたが、費用の関係から丁度東京都がやる計画をもつていましたのでこれを加え、両院議長、内閣、最高裁判所長官、東京都知事の共同主催ということにし、費用は東京都が半分、後を四者で負担することとしました。尚、費用は六万二千五百円ということになつておりますが、実際は大体十万円位かかると思います。これについて予備費より支出することも御承認願わなねばなりません。
○奥むめお君 この催は全國でやるようになると思います。そうなれば皆地方に出るようになりここでの式典には出席出來ないと思います。
○藤田芳雄君 從來民主政治教育連盟がやつていたが、これは不要として現在なくなつている。それで式典をやる必要はないではないか。
○参事(近藤英明君) 從來は民主政治教育連盟がやるように勧告されていたわけですが今後は憲法の番人である最高裁判所が扱うように勧告されているのですから連盟がないからということは出來ません。
○原虎一君 出來るだけ経費を節減し、嚴粛にやるということにしたらどうか。
○理事(梅原眞隆君) それでは原委員の発言のようにしてやること及びその経費を余備費より支出することを承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(梅原眞隆君) 御異議ないものと認めます。 次に昨日ウイリアムス氏と会見された川村さんよりその内容について御報告があります。
○川村松助君 委員長の代理として会見しましたが、内容について報告いたします。選挙法の改正は、教育委員や地方議会の者まで含めてやつてはどうであろうか。これをやるには、官僚に任せず、議員みずから特別委員会を設置するなり、衆参両特別委員会が更に合同審査会なりを利用して、充分檢討してはどうか。そのためには、議員が是非改正しなければならぬという熱意を持つていなければならないわけで、改正したならば少くとも五年位は維持出來る程の愼重さを以て考えて貰へばどうであろうか。それであるから木曜日までに、先ず両院の議院運営委員がこれについて如何なる意向を持つているかを確めて報告して貰いたいということでありました。
○原虎一君 現在伝えられているやうな内容の改正はよろしくないと思う。
○中川幸平君 このことについては專門的に檢討している人もあるのだからその人達の意見を聽いたらどうかと思う。
○川村松助君 各会派に持ちかえり意見を聽いたらどうかと思う。改正する熱意がなければそういうこともやる必要もないわけである。
○理事(梅原眞隆君) それでは各会派に持ちかえり意見をまとめ、明二十一日午後一時よりの委員会で結論を出して返事をすることにしたらと思いますがそれで御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(梅原眞隆君) 御異議ないものと認めます。これにて本日は散会いたします。 午後二時五十三分散会 ————————————— 出席者は左の通り。 理事 原 虎一君 川村 松助君 大隈 信幸君 梅原 眞隆君 委員 中村 正雄君 石坂 豊一君 城 義臣君 寺尾 豊君 中川 幸平君 宇都宮 登君 奥 むめお君 矢野 酉雄君 板野 勝次君 藤田 芳雄君 堀 眞琴君 ————————————— 議長 松平 恒雄君 副議長 松嶋 喜作君 ————————————— 政府委員 内閣官房長官 増田甲子七君 事務局側 事 務 総 長 小林 次郎君 参 事 (事務次長) 近藤 英明君 参 事 (記録部長) 小野寺五一君 参 事 (議事部長) 寺光 忠君 参 事 (委員部第三課 長) 小澤 俊郎君