商工委員会 第31号
- 発言数
- 41 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1949/09/01
会議録
○神田委員長代理 これより商工委員会を開会いたします。 本日も私が委員長の職務を行います。 先刻の理事会で申合せました通り、ただいまから繊維に関する件を議題として質疑を行います。門脇君。
○門脇委員 繊維に関する件につきまして当局に質問いたします。 先月二十六日にシヤウプ税制使節團一行の税制改革に関する勧告文が発表になつたのでありますが、その中に織物消費税撤廃に関する件があります。これは織物が國民生活の必需物資であつて、こういつた性質のものに課税することは不当であるという非常にきわめつけの撤廃論でありまして、私ども常にこのことを主張いたしておつた者といたしましては、たいへん同感をいたしますとともに、厚く感謝をいたしておるような次第であります。しこうしてその内容を見ますると、大体撤廃の時期は來年の三月一日からと指示してありますし、また現在四割に及ぶところの高率な課税物につきましては、その過程処置として來年一月一日からそれを一割に引下げるということになつております。ところが繊維製品界はちようど秋冬物の出まわり期に直面いたしておりまして、これが繊維産業全般に非常な衝撃を與え、今後政府のとられる処置がもし適切を誤つたならば、遂に繊維産業をして一つの重大な岐路に立たしむる、すなわち繊維産業を盛衰死活の岐路に立たしむる、こういつた重大な問題を惹起せんというような形勢にあるわけであります。と申しますのは、ちようど時期でありまするからして秋冬物を見込みまして、生産者は一ぱいの資本を利用して生産をし、まさに問屋段階の方にこれが移らんとしている時期であります。もつとも物によりましては、すでに相当量の品が問屋段階の方にまわつている、こういつたような現状になつておるのであります。ところが勧告文の発表におきまして四割ないし一割、これ別撤廃されることになりますると、價格面には非常に大きな影響がありますから、第一番に消費者がその撤廃の時期まで購入を差控えるということになります。最小限度この四割のものが三割引き下つて一割になりますところの一月までは、消費者はほとんど購買を手控えるというようなことは、これは火を見るよりも明らかであります。従つて小賣段階は、そういつた消費者の態勢をよく察知いたしまして、問屋段階に対する買付をしない。問屋段階は現在手持のもの並びにこれから生産段階から引受けるべきものが一月までストップされる。生産段階は、すでに引渡してあるものを除く現在の手持、これが来年の一月まで全部移行がストップしますから、勢い今年内は生産が継続し得ない、こういつたことが当然起るわけであります。というのも現在御承知のように、非常な金詰まりで資金が詰まつておりますから、來年一月まで引取り手がないものを、今継続して生産するというだけの金融的から言いましても、あらゆる角度からいつて、それだけ能力がないといつたようなことによつて、生産段階、卸段階、小賣段階、この三段階が、將來に見越されるところの消費税撤廃という非常な朗報に対しては、たいへん痛快を叫ぶところでありますが、それまで持ちこたえられぬというのが現状になつております。ごういつたような繊維産業の全般的な、死活的な岐路に迷うというような大問題に直面しまして、政府は一体これに対してどういう処置をとられるか。このシャウプ勧告案は、おそらくこれは相当実行性のあるものと私どもは考えておるのであります、実行性があるだけに、これに対してとられる処置が非常に影響が大きいのでありまして、本來ならば本日はこの税務関係の大蔵省から、大臣初めそれぞれの担当官の御出席を願つて、これに対する深刻なる答弁をお願いする予定であつたのでありますが、昨日の災害のために電話も切断されているというようなことで、その点たいへん遺憾に思います。そこで大体繊維産業に関します主管当局が御出席になつておりますから、これから御答弁をなさるについては、これは大蔵省の分野であるから私どもは知らぬ、存ぜぬというような、かりそにも無責任なことは言わぬように、繊維産業の主管省であるだけに、大藏省の今後の行為もわれわれが責任を持つてかくあらしめるといつたような、一体の共同責任を持つて、そうして現在深刻に直面している業界が、いかにして打開し得るかということの経過を、願わくば商品別に、しさいに御説明を願いたいと思います。御説明の成行きによりまして、またあとで逐次質問を継続いたしたいと思います。 〔神田委員長代理退席、村上(勇)委 員長代理着席〕
○宮幡説明員 門脇委員のお尋ねに対しで、総括的なお答えをいたしまして、商品別というようなこまかいことについては、佐久繊維局次長からお答えさせることにいたします。 御質問の中にもきわめて厳格に、責任のがれの答弁をするなというような御注意もありましたが、さような心持は持つておりません。もちろん生産原局としての立場から、十分この問題を重大視しておりまして、たとい税に関する主管が大藏省にありましても、われ関せずの態度はとりたくない、かように考えておりますことをまずもつて御了承をいただきます。 シヤウプ・ミツシヨンの勧告案なるものはすでに御承知のように、これは総司令部に対するものでありまして、日本に対します直接なる勧告案ではないように承つております。従いまして今後税全般に関しましては、総司令部と日本政府との間に折衝が続けられることが予想せられ、なお勧告案の細目的な問題につきましては、やがて数万語に余ると予想されまする附属書類が提示されまして、一層全貌がはつきりすると考えております。しかしながら当面わかつております範囲においてお答えをいたしますならば、まず織物消費税というもの、これはマル公のあるものと絹のごとく全然マル公のないというものがありまして、一概には申し上げかねますけれども、一体織物消費税が現在の市場と申しますか、生産から賣買の過程におきまして、どの階層において税の負担がされておるか、消費者が完全に税の負担をして、生産業者が税込みをもつて、それで完全に賣れているのかどうか、こういうことが基本的に問題になると考えております。もし現状がすでに價格の値下り、一例で言えば絹織物のごとく價格の値下り、すなわちかつてのマル公や生産原價から割出しましたところの價格等より下まわる價格で、もし販賣されているならば、おそらくこの消費税というものも、消費税本來の方向と違いました生産者負担という形になつているのではなかろうかと思うのであります。かような場合におきまして、織物消費税がいかなる時期に廃止せられましても、いかなる状況で廃止せられましても、これがおおむね生産と消費の間に大きな影響を與えないものだと考えて、さしつかえないものと思います。しかしながらもし消費税の名のごとく、消費者に完全に轉嫁されておる税でありますならば、お説のように生産者の賣惜しみ、小賣階級におきまするところの買い延ばし、かような形から一應織物企業に混乱のできますことは予想せられることであります。この点につきましては、事務当局をしてすみやかに、一体織物消費税の負担が生産者負担となつているのか、あるいは消費者に完全に轉嫁されておるものであるかということを急速に調査いたしましてまず第一にこの面に対しまする対應策といたしたい。また通産省としての心構えといたしたいと存じております。 それから税の撤廃の段階でありますが、一月一日から一〇%にしろ。これも何の織物についてということがまだわかつておりませんが、この構想でそのまま行きますと、本年予想されております百七十億の織物消費税が、三月一日の廃止といたしますれば、三月分だけは完全な歳入減となります。もし全般的に一月一日からこれを一〇%にやるのだということになりますと、一月、二月の二箇月間は一割平均と考えましても、まず三〇%の歳入減が現われて來るわけでありまして、この積算が、平均といたしましても、どうしても三、四十億の穴が明いて來ることは事実であろうと思います。從つてこの歳入減を補給金の打切りその他の歳出節減によりましてカバーいたしまして、減税を断行するということになるのでありますが、この方法をそのまま直訳いたしますとただいまのような三、四十億の減となる。かようなことになりますと、この金額を操作します上において、たとえて申すならば一月とか十二月の段階において、順次この税率の撤廃をなだらかにして行く。必ずしも一月一日から急激に一〇%にしなければならぬというようなことのみ考えず、あるいは、これは例でありますが、十月一日からこれを三〇%にし十一月一日から二〇%にし、一月に行く。総額においては歳入減となるべき数字は、さきの直訳的に考えられます数字に合うような方法で行くというところに、政府の対應策別あるわけであります。この点については基本的に当局として考えております、消費税別生産者負担となつているのですか、完全に消費者に轉嫁されているのかということを調査して、税務当局と十分連絡をとりまして、生産者とあるいは第二次製品のメーカー、あるいは消費者等との間になるべく減税によりまするところの悪影響のない方法をとつて参りたい、こう考えております。今後まだ関係筋からそれぞれのスキャップ・インをいただくことと思つておりまするが、それによりまして時々刻々当委員会に御報告の機会を得まして、当省の施策について御審議をいただく考えでおります。何とぞ御了承をいただきたいと思います。
○佐久説明員 織維局長がちよつと所用のために参つておりませんので、次長の私がかわりましてただいまの御質問にお答えをいたします。 今政務次官から大要を御説明申し上げたことで盡きるのでありますが、この税制改革の勧告文が発表されまして、生産者、卸賣、小賣、消費者、それぞれの段階でおのおの立場々々の影響を受けることは私どもも直感いたしまして、その税の改革が一月なり、三月という期限を一應限られておりますので、それまでの過渡的な方法をどうするかということにつきまして、関係者とそれぞれ意見の交換を現在行つているところであります。從つて今後こういうふうに進むということを、明確にここでお答えをするという段階に、まだ達しておらないのでありますが、ただいままで到達しました経過といたしましては、同じ卸の意見としてもいろいろありましてまだ統一がされておらないのであります。ある者の意見では、至急に税の軽減をやつてもらつた方がいいということでありますし、ある程度時期を先に延ばして、現在の手持のものをはいたあとの方がいいというような意見の方も、同じ業界であるような状態であります。私どもの考えておりまする方法は——考えておりますというよりも、議題に上つておりまする方法はいろいろあるのでありますが、生産者から卸賣、小賣というふうに物を流す段階で未納税の形式でもつて一應流す。そうして消費税の納付を最後の段階で行うという形式も一つ考えられるわけであります。それから統制價格のないものにつきましては、消費税をかける基準の査定に手心を加えるという方法もあるわけであります。また統制價格のあるものにつきましては、この方法が立ちませんので、至急統制價格を撤廃するというようなことも考えられるわけであります。さらにもう少し深く入りますると、一應消費税を納めたものについて、ある一定の時期を基準にして税の拂いもどしをやるという方法も考えられるわけであります。そのいずれをとるかということにつきましては、まだ結論を得ておりませんので、関係者の意見を十分に開きまして、最も影響の少い方法をとりたい、かように考えておるわけであります。絹につきましては、現在統制價格がありませんし、業界の意見としては、十二月までには大体処理がつくだろうというような御意見の方も若干あります。一番問題は、統制價格が現在ありまする毛織物、入絹織物でありまするが、特にその中で毛織物につきましては、紡毛製品が相当のストックがありますので、しかもこれは今日まで一般消費者があまり歓迎しない製品である関係もありますので、これの処理などがなかなかむずかしい問題だろうと思います。そういう問題につきましても、十分に関係者の意見を徴しまして今後の対策を立てたい、しかもこれはかなり急がなければなりませんので、至急やりたい、かように考えております。これらの織物消費税と並行しまして、物品税も同様に並行的に解決をしたい、かように私ども考えておるわけであります。いずれにしましてもこの税率が法律に記載されております関係上、なるべく早く法律の改正を行うということがまず先決だろう、かように考えております。 〔村上(勇)委員長代理退席、神田委 員長代理着席〕
○門脇委員 どうもまだ御研究中で、的確に具体的な御答弁がないということはやむを得ぬかとも思いますが、何と言つても今回の勧告文は単なる普通の勧告文と違つて、シヤウプ使節團一行の立場が立場であるだけに、当然國民としてはこの勧告文が実行されるものと深く期待をしておりますから、これはやはり全面的にこの勧告文が業界の今後の趨勢に影響するのであるということを、お互いに認識して行くことの方が正しいじやないかと考えるわけであります。政務次官のお話のこの消費税ははたして消費者負担になつておるか、あるいは生産者負担になつておるかというようなことは、現在の税率が四割というような非常に高税率であるために、これは完全に消費者負担になつておる。單に一割というようなことでありますと、生産者その他の利益の幅によつてそこに相当差引ができますが、御承知のように現在絹製品にしましても毛織物製品にしましても、現在四割課税という高率課税になつておりますから、もちろん消費者の負担になつておるわけであります。それだけにこういつたようなことが消費者の買延ばしによつて、非常に深刻な影響を受けるわけでありまして、おそらく今お話になつた來年の一月までの間に、もつと早期に漸減的に順次下げて行くのだというようなことは一つの考え方であつて、そういうことはおそらく財政の面その他から考えても実行できぬと思いますので、結局ずつと撤廃時期を延ばすか、あるいは早目にして断行するか、こういう二つの道かと考えております。これは延ばせば延ばすほど業界に対する影響は非常に悪い方に影響する。すでにもう一月一日まで延びたということでも、冬物の出まわり期としましてはもうほとんど時期を失する。一月までかりに購買者が購入を手控えました場合には、その年にはもう買わない。結局現在生産されておる冬物は一箇年間繰延べて、來年の今頃の時期まで実体的には業者に完全にストックされるということになる。そうなると今後一箇年間にわたつてこれをストックとして持ちこたえるだけの金融の操作といつたようなことが、ぜひ政府において相当支援すべく考慮されねばならぬ問題に直面するわけであります。ですからできれば早期に政府がこれを断行する、こういつた決意がなかつたら業界は救われないと考えます。そのほかのいろいろの思いつきは、未納税で最後段階まで持つて行つて、小賣段階で賣れたというときに初めて納税をするとか、あるいは未統制品は價格の標準を手心するとかいつたようなことは、なかなか実在でき得ないと考えます。ことにあとで税を拂いもどすというようなことは、口で言つても実行面においてはなかなか至難でありまして、今までかつて政府は、一ぺんとつた税金を國民にもどすということ、は、なかなか実行でき得ないような仕組みになつておるのです、一ぺんとつたものは必ずもどさぬというのが、政府の今までのしきたりなんです。でありますから、結局私どもの考えるところでは、これが救われる道はやはり早期の税の撤廃ということ、あるいは引下げを実行してもらうということよりほかにないと思います。できるならば、そういつた方途に向つてお考え願つたならば、たいへんけつこうだと実は考えるわけでございます。 大藏大臣が見えましたので、ちよつと話があともどりするようでありますが、一應大蔵大臣の耳にも入れまして、ひとつ御意見を拝聽したいと思います。御承知のように先日のシヤウプ使節團の勧告文の発表によつて、織物消費税が來年の三月一日から撤廃される。また現在四割の高率に課税されているものにつきましては、一月一日からこれを三割方引下げて一〇先に引下げられるという発表があつたことによつて、消費者にも非常な衝撃を與え、そのことが原因になりまして、現在繊維産業界の生産段階、卸貸段階、並びに小賣段階が、非常に重大な苦痛に画面するような現状になつたわけです。これが善後処置についや政府はどういう方針をもつて対処されるかということを、今質問しておるのでありますが、もし政府のこれに対する方策が悪かつた場合には、繊維産業全般にわたつて非常に重大な深刻な問題を與えるわけでありまして、場合によつては生産段階、卸賣段階はともに総倒れするといつたようなことさえ現在憂慮されているのであります。せつかく大臣が見えましたので、この問題に対します今後の御方針を伺いたいと思うのであります。
○池田國務大臣 先般シヤウプ使節團の日本の税制改正に関しまするサマライズを要約いたしました要綱が発表に相なりました。そのうちに織物消費税を來年度から撤廃する勧告案が含まれておるのであります。御承知の通りに、これはシャウプ使節國がマツカーサー元帥のところに意見を申し出でたのでありまして、これをこの通りに実行するかいなかということは、関係方面並びに日本國政府の今後の折衝によることであるのであります。かりにこの勧告案がその通り実施せられるにいたしましても、お話の通り三月一日から全廃ということになりますと、現在四割課税をいたしますものが、急になくなつて來る。そういたしますと、一、二月の織物取引に相当深刻な影響があるかもわからぬから、適当な機会に段階的に減税することも勧告案の内容になつておるのであります。しかして段階的にやる場合におきまして、四割の今の課税率を一月一日から三割にするというふうなことは、まだ全然きまつておりません。勧告案にありますように、取引に非常な害を與えないような方法を今考えておる次第でございます。しかして減税、免税によります生産者に対する影響は、私は非常な好影響であると思います。一般消費者も、これによつて負担が非常に軽くなりますが、何分にも四割課税したものをこの四、五箇月の間に全廃ということになりますと、影響をこうむるものは卸賣業者並びに小賣業者だと思います。しかして将來織物の値段が下りますときに、卸賣、小賣業者がどうやつて行くかという問題につきましては、從來の格差益金の問題等もございますので、一連の関係をもちまして、政府としても善処したいという気持で、減税の時期、方法等を検討いたしておる次第でございます。
○門脇委員 今の大藏大臣のお話はたいへんな見当違いです。非常な見当違いです。これによつて生産段階がさほどの影響を受けないとお考えになつているということは非常な間違いです。すなわち來年の三月から四割の高率な課税がなくなるということは、要するに商品の價値がそれだけ暴落するということになるわけです。そういう暴落を見越して國民は購買を手控える。國民が購買を手控えれば、自然小賣段階も卸段階から仕入れをしない。卸段階も現在すでに引取つている品物もありますが、大体秋物、冬物の仕入れはこれからであります。これからというときに際して、卸段階は品物を引取らない。そうなれば、今まで生産した品物のストップをかかえている生産者は、來年の三月になつて、はたしてその帰れ賣れるかというと、三月になると、今度はちようど夏物の仕入れ時期になりまして、秋物、冬物は見向きもされない。そうすると、現在のストックを來年の今ごろまで生産者はかかえていなければならぬ。この金融難のときに一箇年間もストツクをして、しかも春物ないし夏物の生産が始まるまで、全部工場を中止しなければならぬというのが、生産者が実際に現在直面している情勢なんです。でありますから卸段階、小賣段階よりも、生産段階が先に破産してしまう。織物消費税を全部撤廃されて、少くも将來に明るい見通しがあるということはもちろんでありますが、そういう明るい境地にたどり着くまでに、そういう現実の責め苦にあつて、生産段階は春まで持ちこたえないでつぶれてしまうでしよう。大生産者は別でありますが、中小企業段階の生産者は、おそらく全面的に今後一箇年間のストックが持ちこたえられないばかりでなく、来年の三月の春物、夏物の生産時期まで全面的に工場は閉鎖しなければならぬということは、生産段階に対するところの死命を徹底的に制するものと私は考えます。この点につきましていま一應御意見を伺いたいと思います。
○池田國務大臣 見解の相違であります。私は生産者團体からたびたび陳情を受けておりますが、季節的の関係はありましようが、織物消費税の撤廃による影響は、全般的に見まして、生産者よりも卸賣業者、小賣業者に甚大な影響があると見ております。織物の生産者について、冬物、夏物の関係もありましようが、これは金融その他で当座はしのげることでございます。業者等の陳情あるいは意見を聞きますと、さしたる影響はないと私は考えている次第でございます。しかも今段階的に減税の方法を検討しておりますから、生産者の苦痛は相当程度緩和されるのみならず、先行き織物消費税の撤廃という明るい面がありますので、生産業者に対しては大した影響はないと私は考えております。
○門脇委員 大分意見が違うようでありますが、幸いに委員の中にも生産の方の事業を担当しておられる方がありますから、それらの方から実相につきましていろいろ御質問があると考えます。要するにはずされる時期につきましても、いろいろ御見解もあり、方法もあるのでありましようが、全般的に各段階ともに相当のストックが残つて行くということは争われぬ事実であると考えます。それらに対しまして今後金融等の面におきまして、切実に相当政府がこれに対して保護施設を與えなければ、繊維産業の今後の盛衰にかかつて非常な影響があると考えます。なおそのほかのいろんな方法につきましても、先はど政務次官からるる御意見があつたように、小さいところに手が届くように、ひとつなるべく御親切に善後処置に当られんことを希望いたします。その他の繊維問題につきまして質問がありまするが、幸いに大蔵大臣が見えておりまするからして、他の委員諸君からも御質問があると思いますので、一應あとまわしにしたいと考えます。
○神田委員長代理 高木吉之助君。
○高木(吉)委員 大蔵大臣に伺いますが、シヤウプ博士の勧告案は、一應マッカーサー元帥に対する勧告であつて、あらためてそれに対して日本政府と関係筋との間に折衝をして案を出すということでございますと、織物消費税に関しては一月からは一〇%、来年の三月からゼロにするということが、新聞紙上に発表されておりますが、これも確定したことでないのでございますか、伺いたいと思います。
○池田國務大臣 先般シヤウプ使節團の意見にある通りでございます。それ以上のことは申し上げられません。私の知つておる限りにおきましては、三月から全廃、しかし四割の課税のものにつきましては、経過的の措置を講じ得られるというだけのことであります。一月から四割の課税を一割にするということは、大藏当局として言明したことはござません。
○高木(吉)委員 大体本年度の織物消費税は百七十三億でございますか、一月から三月までに至ります減税によりまして、どの程度織物消費税として減税できるお見込みでございますか、伺いたいと思います。
○池田國務大臣 一月から三割の減税案を考えておりませんから、数字も申し上げられませんが、御承知の通り一年の収入予算百七十億円であつた場合につきましては、月割の分がおわかりだと思います。しかして四割課税いたしまする絹織物、毛織物等と、一割課税の綿、スフとの関係は、大体六割五、六分、七割程度が四割課税で、三割余りが一割課税のものでございます。そして織物消費税につきましては、課税を一箇月、あるいはまた担保のふる場合には二箇月の猶予をいたしておりまするから、これによつて御計算なさればいかようの数字も出て來ると思います。
○高木(吉)委員 これまでの織物消費税の増額の場合におきましては、一五%が四〇%になりました場合には、すべて推計の納税をしたわけでありますが、今度減税あるいは免税となります場合には、税制の措置を講ぜられるお考えでありますか、伺いたいと思います。
○池田國務大臣 從來増税の場合におきましては、ストック課税の制度を置いておりました。しかし今回減税の場合にかかる措置をとるかとらないかということは、相当検討の要があると思うのであります。ストックの状況その他につきまして検討を加えております。
○高木(吉)委員 大体織物税については御答弁を得たと存じますが、最近の繊維業界におきまして、商取引が行われる場合において、ほとんどが手形取引によつておるのであります。市中銀行におきまして、中小企業的な繊維業者に対しましては、どうしでもこの商業手形の割引を拒む状態でございます。何かこれに対しまして適当な、迅速に割引のでき得るような対策を講じていただきたいと思います。大臣において何かお考えございましたら伺いたいと思います。
○池田國務大臣 中小企業に対する金融問題については、政府並びに異常の間で研究を重ねておるのであります。先般の政府の発表の通り、丙種事業に属する事業をできるだけわくを拡げるとか、あるいは公共團体等における信用保証制度の確立とか、また無盡あるいは信用組合への日銀からの融資、あるいは商工中金、勧銀、興銀を通じての別わく融資等でやつております。しか上政府当局で中小商工金融の円滑をはかつてほしいということは、たびたび声明するのでありますが、個々の業者と個々の銀行の間においては、何と申しても銀行も預金着のお金を貸すのでありますから、相当愼重な態度で行かなければいかぬと思うのであります。私はできるだけ馬に水を飲ますために、川のほとりへ連れて行くようにはいたしておりますが、その水を馬が飲むか飲まぬかということは、これはそのとき相手のあることでありまして、できるだけ金融の円滑をはかるようには努めておりますが、大体中小商工金融も最近ではよくなつたのではないかと考えておるのであります。その理由は、先般までは丙種に属する金融については、貸出し増加部分の二%というふうに制限いたしておりましたが、先般この各わくを非常に廣げまして、一五%までやり得ることにいたしました。從つて大体最近の毎月の銀行の貸出し状況は三百億程度を維持しておりますが、今までは六億円しか丙種事業には行かなかつたのが、今度は四十四、六億円も丙種事業に出せるという建前になりました関係上、だんだん金融も円滑に行き得るのではないかと期待しておる次第でございます。
○神田委員長代理 次は阿左美君。
○阿左美委員 いろいろと御答弁を伺いまして了解もできましたが、ただ大臣が、この消費税の減税に対しては生産者が一番助かる、扱い者その他はその間に多少の犠牲はあるが、生産者に対しては何らの犠牲はないのじやないか、というただいまの御意見でございましたが、これは少々お考えが違うのではないか。もちろんこれは生産者として根本においては税の軽減、全廃に対しては非常に感謝をしております。これはもとより助かることになりますが、目先の撤廃に対して非常な影響を受けるのは生産者であります。御承知の通り、消費税は消費者の負担ということにはなつておりますが、これは消費者に渡つてからの負担でありまして、現在の税法においては、工場から移出するのには、生産者が納税をいたしませんければ、製品を動かすことはできないことになつております。生産者が一時納税の立てかえをいたします。その製品が先において一割になるとかあるいは全廃されるということになりますれば、扱い者は非常に自分の手持になつておりますときには、やはりその扱い者の負担になるのであります。これは全然現在仕入れを差控えまして、あの発表が出ましたと同時に、東西を通じて、各問屋、小賣屋、百貨店におきましても、非常に前途を憂えまして、現在の仕入れを手控えております。はたしてこれがどういうことになるかということで、ただいま待機の状態に取引はなつておるのでありまして、この対策いかんによりましては、取引は絶無になるのではないか。また消費者におきましては一割になるのと、四割が金免になるのでは、價格において非常に違いますから、これは来年の三月まで待てば非常に安く買える。現在新聞を見ますと銘仙は一反六百円になるというようなことをある新聞は報道しております。そういうような関係から、現在非常に取引が不円滑になつておる。それで生産者はやはり品物をつくりましても、現在金融がつかないのでありまして、取引は全部現在手形でございます。六十日の手形におきまして取引をしておりますが、ただいま高木委員より申し上げました通り、手形の割引は市中銀行は一般に拒んでおります。これは思うように手形の割引はききません。その空手形を現在握つておりまして、現在得ましたところの製品は少しも取引にならぬというようなことになりますれば、金融的に非常に行詰まりであります。これでは生産を続けることはできません。扱い業者はやはりそれを見込みまして、一割になりましても全免になりましても、損のない程度で賣つていただけば買う、こういうことになります。消費者もやはりその意味において仮引をするということになりますから、扱い者は比較的現在の四割課税の品物に対しては、多少犠牲を拂わなければなりませんが、今後仕入れるものに対しましては、相当の見込みをつけて仕入れることになりますので、何ら扱い者はそういうような心配はないと思います。一番打撃をこうむるのは生産者であります。現在生糸の統制撤廃から絹織物は非常に恵まれまして、生糸の消費も非常に増大されまして、現在横浜の生糸ストックも相当内地で解決いたしまして、そのため現在生糸は非常に値上りしております。これは決して輸出関係から出た相場でありませんで、國内消費のために非常に生糸の價格を解決しております。それがために製糸業者もまた養蚕業者も非常に助かつておると思いますが、しかしこれはまた現在の対策は何らないといたしますると、その間で生糸も仕入れを手控えなければならぬし、生産者はやはり生産を続けることができないということになると、経済的に非常な問題が起るのではないか、こういうふうに考えられますので、これは生産者に対しては何らの影響はないんだというような考えは、ちよつと的が違つておるのではないか、こういうふうに考えますので、一應生産者の立場もお考えをいただきまして、これに対する対策を一日も早く立てられることをお願いする次第であります。
○池田國務大臣 四割課税の織物消費税を撤廃いたします場合に、影響も何にもないということは考えられないので、一番お困りになるのは何かということになると、私は卸賣業者、小賣業者の問題だと思います。生産者が困る、それは困りましよう。それは金融の問題でお困りでございましよう。しかし何と申しましても繊維関係の業者というものは、私の少い経験から申しますると、大体ほかの産業よりも割にいいのではないかという気持を持つておるのであります。しこうして四割課税を撤廃したとき影響があるからどうするのだ、どういう処置をとるかという問題になりますと、今の四割課税を三月からやめることは確定いたしておりますが、負け方につきましてどうするかということにつきましては、ただいま検討いたしておる次第でございます。負け方をどういうようにするか、あるいは金融の面をどうするかということは、これは將來の問題で、通産省その他でもお考えいただいておることと思うのでありますが、私としてはできるだけ影響の少いように、業者が立ち行くような方針をとつて行きたいと思つております。その中で一番問題になるのは、実は卸賣業者のストック、小賣業者のストック並びにこれに伴いまする従來の價格差益金の問題、これがわれわれとして一番大きい問題だと考えておる次第で、先ほど門脇委員の御質問に対して答弁したような次第でございます。生産者は何も影響がない、一つも考える必要はないという意味ではございませんから、御了承を願います。、
○阿左美委員 その点了承いたしましたが、これに対する対策は一日も早からんことが効果的でありまして、さきに新聞紙上その他で発表になりました影響というものは、業界には実に大きな衝撃を與えておるのでありまして、これをこのままにしておきますと、金融上にも非常な問題も起まますし、また扱い業者も生産業者も、やはり一時休業をしなければならぬというような状態に立至ると思うのでございまして、これは正式の扱いになりますれば、むろん税制の改革によらなければならぬと思いますが、これは何らかの一時的な便法等はないものでございましようか。これに対して御所見を伺います。
○池田國務大臣 減税あるいは免税のステップを検討中でございますので、ただいま対策を申し上げるまでに至つておりません。
○阿左美委員 はなはだ失礼を申し上げるようでございますが、何らの対策もただいま立つておらぬということは、はなはだ遺憾に存ずるのでありましてどうかひとつこれはそう等閑に付さないで——決して小さい問題でないと思いまして、これはいろいろ金融方面にも産業方面にも、すべて非常な影響のあることと思うのでありまして、私どもの考え方によりますと、さきにもう撤廃になるというようなことは、言いかえますれば通貨の切下げを発表したのと同じ結果になると思いまして、業界に対しては現在非常に手迷つておる次第であります。その対策の一日も早からんことを希望いたします。
○池田國務大臣 シヤウプ博士が所見をお述べになりますことにつきまして、私はそれを拒否する理由が何もないのでありますが、とにかく方針だけをああいうふうに示されました。しこうしてこれがいかに具体化するかということは、先ほど申し上げましたように、関係方面と日本政府との話合いで、日本政府がきめることに相なつておるのであります。従いまして今シヤウプ博士の声明がどれだけ実現化するかということは、來年度の予算並びに本年度の補正予算のきめようによつて、きまるわけであるのであります。從いまして私といたしましては、來年度並びに本年度の補正予算につきまして検討を加えまして、そうして激変のないように、また経済界がスムースに進んで行くように日夜苦慮いたしておる次第でございまして、御趣旨の点は十分含みまして善処いたしたいと考えております。
○阿左美委員 御誠意ある御答弁に感謝いたしまして、私の質問は一應これで打切ります。
○高木(吉)委員 ちよつと大藏大臣にお尋ねいたしますが、今度のシヤウプ案によりますと、来年度の取引高税でありますが、大体これにつきましては、政府の債務支拂い並びに地方團体に対する交付金を除きまして、四千五百億以内の支出である場合には、取引高税を廃止してもよいということでございますが、大臣におかれましては、來年度はこの取引高税に対しまして撤廃のできるようなお考えを持つておりますか、お伺いいたします。
○池田國務大臣 シヤウプ博士の御意見はお話の通りであります。私の考えも金額におきましては、すなわち來年度の予算につきましては、シャウプ博士の意見が関係方面に通りますれば、日本政府といたしましては取引高税を撤廃する確信を持つております。
○高木(吉)委員 続いてお尋ねいたしますが、事業税のかわりに附加價値税というものが新設されたように聞いておりますが、この附加價値税というものは私はいまだ一度も見た字ではございませんので、どういうような税であるかひとつ恐縮でありますが、御説明願いたいと思います。
○池田國務大臣 これは英語で申しますと、ヴアリユー・アデド・タツクスと申しまして、日本語にいかに翻訳するか私も今迷つておるのでありますが、この、ヴアリユー・アデド・タックスというのは、世界で行つておる國はございません。しかし内容につきましてはシヤウプ博士の著書にも相当詳しく載つております。私はこの問題につきましてはシヤウプ博士と相当議論を交えましたが、これは今発表する自由を持つておりませんので、とにかく新聞の発表程度で御了承願いたいと存じます。税の性質その他につきましては、いずれこの案を日本政府が実行する場合におきましては、名前から税の性質並びに徴税方法につきまして御説明し得ると考えております。
○神田委員長代理 他に通告もないようでありますし、大臣も時間が参つたようでありますから、大藏大臣には來る八日ないし九日に石炭、非鉄金属あるいは鉄鋼等についていま一度出て來ていただいて、ひとつこれらの問題の御説明を求めるため、ここでその御出席を確約して、きようはこれでお帰りになるということにいたします。 それでは前にもどりまして門脇君。
○門脇委員 通産当局にお伺いいたします。現在繊維関係は順次統制別解除されつつあるのでありますが、人絹並びに麻関係あるいはスフ、次いで毛織物の交織を除く以外のもの、こういつたものはもうすでにきようからでも、もつと早く統制を解除されてしかるべき四囲の情勢にあるのでありますが、今日なお統制を継続しておるということはどういうわけでありますか。
○宮幡説明員 繊維に関する統制の問題は、おおむね門脇委員の御構想の通りであります。綿と毛に対しての統制撤廃ということはただいま考えられない時代にあるのでありますが、その他の部類につきましてはぜひ御趣意に沿うように、今せつかく手続中であります。それが熟しましたならば御期待に沿うように実施いたしたいと考えております。
○門脇委員 大体の時期をひとつお伺いいたします。
○宮幡説明員 時期につきましては御承知のような情勢にありますので、この席において御確約申し上げるわけには参りませんことをはなはだ遺憾に思いますが、御了承願いたいと思います。
○門脇委員 そうしますと非常に近い将来において実現されるということに私は承知したいと思います。それからただいま大藏大臣が見えたのでありますが、どうも繊維産業に対します眞相について把握されておらぬ点が多々あるように考えます。先ほどのお話のように生産者の受ける影響が少いということは、どうも繊維産業の眞相と大分縁遠いように考えます。要するに生産者が影響が薄いということは全然反対です。生産者が一番影響が多い。ちようどその時期的関係から現在卸段階、小賣段階に行つておらぬ。そういうような関係から、今後一箇年の間繊維品の販賣の統制を打ち切つて金融難に階つて、遂にはこれからある時期まで生産がストツプするということは、おそらく全國の生産者の非常な苦痛なんです。これにつきましては、眞相をよく御存じなんですから、私がかれこれ申し上げぬでもよくわかつておるのでありますから、金融その他の面において、十分に徹底するような対策を講ぜられんことを切望しまして、以上をもちまして私の発言を終ります。
○高木(吉)委員 政務次官にお尋ねいたしますが、この前の委員会のときに、大藏大臣は絹、人絹の交織物の價格の撤廃をすみやかに行うつもりであるということでございましたが、その後一箇月以上を経過しておりますが、すべての絹、人絹交織物の統制撤廃が実施されておりますにかかわらず、價格だけの統制が残つておるということで、非常に矛盾を來すのでございますが、これはすべからくすみやかに卸撤廃を願いたいと思いますが、通産省におかれましてはどういうふうにお考えか、伺いたいと思います。
○宮幡説明員 高木委員の御要望はきはめてごもつともだと存じます。價格の点につきましては、きよう安本の担当官がおられますか、私顔を存じておりませんが、これはプライス・コントロールの問題でありまして、主として物價廳の方でやつていただくわけで、せつかく物價廳の方へ毎日のように御督促申し上げまして、一日も早く御要望に沿うようにせつかく努力いたしております。なお足らざる点は御趣意に從いまして今後一層強力に進みたい、かように考えております。ぜひ御了承をいただきたいと思います。
○高木(吉)委員 ただいま御答弁をいただきまして非常にけつこうと思いますが、この織物消費税の減税に対する場合におきまして、マル公のあるものとないものと非常な差異を生じて來ると思いますが、この際すみやかなる減税を行いますと同時に、繊維のすべての價格の統制をはずしてもらいたいということを、切に希望しておきます。
○宮幡説明員 高木委員の御要望に対しまして、この際通産省の立場から一言お答えと、また希望を申し述べておきたいと思います。それはただいまお聞きの通り、織物消費税に対する門脇委員の御質問に対して、前段私から申し上げましたことと、大藏大臣があとから申し上げたことと、言葉は少し違いますが、趣旨においてはまつたく同一であります。これは事前に打ち合せたものでも何でもないので、ただ阿左美委員初め御納得の行かない点は、生産者に影響が少い、こういう言葉の言いまわしでありますが、これは通商省といたしましても、生産当局の立場から納得の行かない言葉の一つであります。しかしさように根本的に考えておるものではなかろうと実はそんたくしておるわけであります。さきにも申し上げましたように、織物消費税が高木委員も申されたマル公のあるものと自由價格のものと、軽減もしくは撤廃して参ります過程において、十分の考慮を拂わなければならないと同時に、その税が生産者の負担になつておるのか、消費者が間接に負担をしておるのか、こういう場面につきまして、この運営はかなりむずか上いものだろうと思つております。最後は好影響があります。その好影響をもたらします経過におきまして、ある段階に不平等なる悪影響を與えるということは、これは通産行政としてとるべきでないと思います。この点は各委員の御趣旨を承りまして、大藏当局とも切実に連絡をいたしまして、いずれの段階に対しましても、おおむね好影響の来るべき前提として、当然納得する影響しか與えないようにに努力さしていただきたいと思います。業界その他の方面からさらに適切なる御指示、御教示をいただくことをこの席からお願いいたします。
○神田委員長代理 ほかに繊維に関する御質疑はございませんか。——他にないようでございます。 それでは本日はこの程度にいたしまして散会いたします。次会は八日、九日、公報をもつてお知らせいたします。 午後四時四十三分散会