商工委員会 第20号
- 発言数
- 14 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1949/05/20
会議録
○神田委員長代理 これより商工委員会を開きます。前会に引続き私が委員長の職務を行います。 まず金属鉱工業に関する件を議題といたします。一昨日の懇談会におきまして一応御協議を願いました金属鉱工業振興に関する問題につきまして、本委員会の調査の結論を盛り込んだ決議案の案文作成につきましては、有志委員の方々と種々協議を進めておりましたが、次のような成案を得るに至りました。ここにこれを朗読いたしまして、各位の御意見を承りたいと思います。 金属鉱工業に関する決議案 銅、鉛、亜鉛及び硫化鉱は、国内産業の基礎をなす重要物資であり、従つてつとに自給態勢が確立せらるべきものであるにもかかわらず、従来閑却せられて来たがために、今やこれらの金属鉱業は崩壊の危機に直面している。しかも、鉱山の性質上一度休廃止せんか、その再開はほとんど不可能というべきである。 なお、アルミニウム工業及び特殊鋼工業は、輸出産業としてその振興のため大いに力を効すべきものである。 よつて政府は、これら金属鉱工業の重要性にかんがみ、その振興を図るため価格政策その他に関し適切なる措置を講ずべきである。 右決議する。 以上であります。委員各位の御意見を伺いたいと思います。——別に御意見もにいようでありますが、ただいまの案文の通り決定してさしつかえございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○神田委員長代理 御異議なしと認めます。ただいまの案文の通り決定いたします。なお、本決議案の提出方法につきまして念のため申し上げておきたいと思いますが、本決議案は前の水力電源開発に関する決議案と同様に、委員会において案文を作成し、委員全員の名をもつて、ただし委員会としてでなく議員の発議権によつて提出いたすものでありますから、その点御諒承を願つておきます。 —————————————
○神田委員長代理 次に請願の審査に移ります。この際、請願審査の方法についてお諮りいたします。御承知の通り本日の請願日程は全部で百三件でありまして、短時間においてはとうていこれが審査を終了する見込みにないのでありますから、委員並びに紹介議員の御了承を願つて、次のような取扱いをいたしたいと思います。すなわち、各請願中にはすでに本委員会または本院におきまする議決によつて、審査するを要しないものもありますから、これは一事不再議の原則によりまして審査をいたさないこととし、その他の請願を見ましても、法律案その他の審査、または本委員会の行つておりまする国政調査その他民間よりの陳情等によつて、委員各位におかれましては十分にその趣旨を了承せられておりまするから、この際、請願日程全部を一括議題とし、その可否を決したいと思いますが、この取扱いに御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○神田委員長代理 御異議なしと認めます。それでは請願日程全部を一括議題として、その可否を決することといたします。 この際、各請願の可否について御協議をお願いいたしますため、暫時休憩いたしまして懇談いたします。 午前十時四十六分休憩 ————◇————— 午後一時三十一分開議
○神田委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。 ただいまより請願日程全部を一括議題としその可否を決します。
○村上(勇)委員 請願日程中第三、第四、第六ないし第九、第一一ないし第一九、第二二ないし第三〇、第三四ないし第三七、第四五、第四六、第四八、第五〇、第五三、第五四、第五八、第五九、第六二、第七八ないし第八一、第八六ないし第八八、第九〇、第九一、第九三、第九四、第九六ないし第九八、第一〇〇、第一〇一及び第一〇三の各請願は、いずれもその趣旨は至当と認められますから、議院の会議に付して採択の上内閣に送付すベきものと議決し、その他の各請願の可否は後日に延期せられんことを望みます。
○神田委員長代理 ただいまの村上君の御意見に御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○神田委員長代理 御異議なしと認めます。ただいまの村上君のご意見の通り決しました。 なお報告書の作成その他につきましては、委員長に一任を願います。 —————————————
○神田委員長代理 次に陳情書の審査に移ります。この際、陳情書の日程追加をいたしたいと思います。すなわち、昨十九、本委員会に送付せられました中小企業等協同組合法案に関する陳情書外三件(京都府与謝郡宮津町字木町七百八十九番地宮津信用組合長矢野藤右衛門外三名)(第五二八号)及び重要木工工業振興対策に関する陳情書(静岡県知事小林武治)(第五三八号)を日程に追加いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○神田委員長代理 御異議なしと認めます。日程追加に決します。この際、陳情書の取扱いについてお諮りいたします。今会期に本委員会に送付せられました陳情書は、本日の日程及び日程追加の通り三十七件でありまして、すでに時間もありませんから、ただいまの請願審査の方法に準じて、陳情書全部を一括議題として、本委員会の態度を決したいと思いますが、この取扱いに御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○神田委員長代理 御異議なしと認めます。ただいまより陳情書日程全部を一括議題として、本委員会の態度を決します。
○村上(勇)委員 各陳情書の中には必ずしも問題のないものばかりでもありませんが、これらはすベて国民の偽らぬ声でありまして、傾聴すべき点も多いのでありますから、民意を尊重するとともに、これを本委員会の議案審査または国政調査の上に反映せしめるため、各陳情書は全部これを本委員会において了承することと議決せられんことを望みます。
○神田委員長代理 ただいまの村上君の御意見に御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○神田委員長代理 御異議なしと認めます。よつてそのように決しました。 本日はこれにて散会いたします。 午後一時三十五分散会