災害地対策特別委員会 第11号
- 発言数
- 15 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1949/09/15
会議録
○大内委員長 これより会議を開きます。 理事補欠選任を行います。去る十三日、理事高橋清治郎君が委員を辞任いたされましたので、その補欠選任を行いますが、これは投票の手続を省略して、委員長において指名するに御異議なければ指名したいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大内委員長 御異議がございませんければ、小林運美君を理事に指名いたします。 さて、台風は本年に入りまして六月のデラ台風を初めとして、去る八月二十一日には関東、北陸、信越、奥羽、北海道を襲いましたキテイ台風等数次にわたり、復興途上にある各地の家屋、人畜、農産物あるい船舶等に甚大なる被害を與えたのであります。また北海道においては近時まれなる旱害により、これまた農作物等に甚大なる被害を受けたのでありまして、これが対策はまことに緊急を要するものであり、本委員会としてはその使命の重大性にかんがみまして、建設委員会と連合審査会を、一昨日、昨日と二日間にわたり開会いたしまして、その被害状況並びに対策等について、政府当局の説明を聽取し、その所信をただしたのでありますが、本委員会といたしましては、現地に委員を派遣いたましまして、実地に調査し、しかる上に委員会の態度を決定するのが妥当と考えまするので、委員を派遣いたしたいと考えます。つきましては、委員の派遣については、衆議院規則第五十五條により、議長に委員派遣申請書を提出してその承認を求める必要があります。派遣の目的はキテイ台風による災害及び北海道における旱害対策とし、派遣地名は、第一班北海道地方、第二班群馬、栃木、茨城、福島の各縣、第三班長野、新潟、富山、山梨の各縣、第四班千葉、埼玉、神奈川、静岡。各懸。派遣の委員は、第一班青木正君、飯塚定輔君、大内一郎、甲木保君、小平忠君。第二班菅家喜六君、小平久雄君、野村專太郎君、加藤鐐造君、金子與重郎君。第三班黒澤富次郎君、飛嶋繁君、小林運美君、中西伊之助君。第四班小金義照君、田中織之進君、門司亮君、池田峯雄君、砂間一良君。派遣の期日は各班とも十日間として議長の承認を得たいと思うのでありますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大内委員長 御異議なしと認めてさよう決します。 なおその後の選考に関しましては、委員長並びに各班長の方に御一任願いたいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小林(運)委員 今の第三班のところに井出一太郎君が脱けておると思いますが……
○大内委員長 それでは井出一太郎君を第三班に加えます。
○小金(義)委員 ただいま委員長の御朗読になつた点を異議なくここで決定されたのでありますが、これは建設委員会との関係もありまして、建設委員会の方となるべく歩調を合せて同じような日程にしてほしいというようなことがあることも一應予想されます。さらにまたただいまお読み上げになりました各班に加わる人たちの氏名等も、場合によつて、またその委員の都合によつて、変更することもあると思われますが、それらの点については委員長と班長とに御一任願いたいということを委員長から皆さんに諮つていただきたいと思います。
○大内委員長 最後にその点もお諮りしたのであります。最後にそう申しておつたのです。
○小金(義)委員 建設委員会との問題はないのです。
○大内委員長 それでは建設委員となるべく協調するという点は申し上げてなかつたようでありますから、その点もただいまの小金委員の御希望に沿うように努めたいと思います。 —————————————
○小金(義)委員 この際港湾関係の方かお見えになつておりますので、一言質問いたしたいと思います。それは横濱港が開設以來のたいへんな災害を受けて、船がほとんど壊滅に瀕するような惨状を呈したのであります。これはひとり暴風が非常に強かつたということのほかに、繋船の技術においてとかく問題はありはしないかということが、云々されております。さらにまた傳えられるところによりますると、横濱の内港を日本に使用できるように許さるような機会があつたにもかかわららず、日本の官廳が権限爭いのようなことで、その機会を逸したということが伝えられておりますが、この二点について政府当局のお考えはいかがでありましようか。これは大臣あるいは政務次官等の責任者から承りたいのでありますが、今日はお見えになつておりませんので、運輸省の港湾関係の方からお答え願えれば仕合せだと思います。
○大内委員長 昨日の委員会においてて、官房長官に対して、その点について御質問がありまして、官房長官は委員会を設けてその点を協議中だというふうな御答弁をなさつたようであります。なお船の技術の問題については、追つて適当な機会に御答弁願うことにいたします。
○床次委員 この機会に希望を申し上げておきますが、昨日までの委員会でもつて大体おわかりだと思いますが、私ども今回新しく多数の方に災害地を察視していただくわけでありますが、いずれ御派遣になりました方々は、お帰りになりましたならば災害対策に対する新しいお考えがいろいろ承れることと思うのであります。さらにデラ台風の災害視察に対して若林團長以下六名の者が行つて参りまして、その結論として御報告も申上げておきました。今日の段階におきましては、政府に対して應急措置を要求するということはすでに過ぎました。根本対策を立てなければならぬときになつておるのではないかというふうに私ども考えるのであります。委員会といたしましては、今回の視察が終りました折におきまして、過去の視察の結論を総合いたし、將來の災害復旧並びに予防に対して根本的の対策を委員会として立てるようなお運びを、特に委員長にお願いしたいと思うのであります。
○大内委員長 御意見了承いたしました。適当な機会に小委員会を設けて、根本的対策を決定して、議長に進言したいと思つております。
○小平(忠)委員 この機会に一言申し上げておきたいのですが、今次の災害は、デラ台風を初めとして、今回のキテイ台風は関東、北陸さらに北海道まで及んだのでありますが、この問題に関しましては、ただいま委員長の説明通り、現地に委員を派遣して調査の上、その結果に基いて今後の具体方針を立てるということでございます。北海道の現状は、キテイ台風の災害のほかに、北海道開道以来の大旱魃に襲われておるわけでありますが、本日北海道から、特に設置されました北海道旱魃対策委員長の増田氏が見えておりまして、簡單に北海道の現状をかいつまんで陳情を申し上げたいということで多つておりますので、委員長からその点お諮りいただきたいと思います。
○大内委員長 それではただいまの御希望に対しましては、会議を散会いたしまして、その後において陳情を伺いたいと思いますから、どうぞその点御了承願います。それでは本日の会議はこれをもつて散会いたします。 午後三時二分散会