議院運営委員会 第27号
- 発言数
- 49 件
- 登壇者
- 10 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1949/04/28
会議録
○大村委員長 これより会議を開きます。 法務委員会の公聽会開会承認要求の件について議長から諮問があります。事務総長より御説明をいたします。
○大池事務総長 法務委員会の花村さんから司法試驗法案について公聽会を開いて司法試驗の問題について聞きたいという申出があります。つきましてはこれの御承認を願いたいということであります。
○大村委員長 ただいまの法務委員会の公聽会開会の件につきましては、議長においてこれを承認すべきものと答申するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 御異議がなければさように決定いたしました。 —————————————
○大村委員長 次に観光事業の振興方策樹立に関する特別委員会設置の件を議題といたします。
○石田(博)委員 昨日各派の御意見を承つたのでありますが、社会党だけさよう態度を決定していただくということで延期になつておりましたので、社会党の御態度を聞いた上で、賛成各派の共同提案として取扱いたいと思いまするから、社会党の御意見を承りたいと思います。
○土井委員 社会党としましては大体本日午前中に協議いたしまして、賛成でありますが、ただ観光事業というようなものに限定するのではなくて、特別調査委員会があまり多くでき過ぎるのはどうかということについて、将來十分留意してもらいたいということと、もう一つはこういう特別委員会は全般的のものでありますから、その委員長は必ずしも多数党がとらなければならないということでなく、さしつかえない限りにおいて適当に他党にも割愛するという方針をとつていただくようにしたいと思います。そういう希望意見を付して大体賛成であります。
○石田(博)委員 これで各派の御意見が判明いたしましたので、御賛成をいただきました各派の御署名を得まして、あらためて成規の手続をとつて提案したいと思います。
○神山委員 石田君の今のお話に反対するわけではありませんが、きのうちようど労農党からどなたもお見えになつておられなかつたので、一言労農党の意見をお聞きになつたら……
○岡田春夫君 観光事業に関する特別委員会設置の件に、私昨日おりませんでしたので、党の態度を申し上げることにいたしますが、これは厚生委員会の中に小委員会を設けてやるような委員会だと思いますので、あらためて特別委員会を設けるような必要は認めない。こういうことにわれわれは決定いたしました。
○大村委員長 次に廣島平和記念都市建設法案に関する件を議題に供します。本件につきましては懇談に移したいと思います。速記をとめてください。 〔速記中止〕
○大村委員長 それではただいま議題になつております件は、決定を次回まで延期いたします。 —————————————
○大村委員長 次にお詰りいたします。農林委員会の委員派遣承認申請の件について議長から諮問があります。これを議題といたします。農林委員長から派遣承認申請について御説明を願いたいのでありますが、ただいま農林委員会開会中でありますから、農林委員会の理事坂本實君からかわつて説明を願います。
○坂本實君 ただいま議題となりました農林委員会で御承認を求めております委員派遣につきましての趣旨を御説明申し上げます。御承知のように今年度の供出完了につきましては、全國の農民は食糧確保臨時措置法に許されました保有米を割当ててまで、実は協力したしておるのであります。しかしながら元來前割当が非常に苛酷であるということは一般農民の輿論でありますが、そのためにいろいろ自分の食い米までも出してしまつているという実情が各所に起つておりまして、各府縣知事から出ております還元米の要求も大体八百万石くらいあたりでありますが、農林省といたしましてはこれを三百万石に削つたのであります。從いまして今農繁期を目の前にいたしまして、まつたく食いぶちがないというようなことで、私たちも非常にこれはゆゆしい問題であると考えまして、議会は一週間ばかりひまが続きますので、この間につぶさにその実情を調査いたしたい。そうして來るべき割当の根本方針につきましても対策を今から講じておきたい。かように考えておるのでありまして、ぜひこの御承認を願いたいと存じます。 視察地は関東と関西と二つにわけまして、最も風水害あるいは病虫害等の多かつた地方に重点を置きまして視察をいたしたいと考えておるのでありまして、関東は埼玉、群馬、千葉、関西は奈良、大阪、和歌山を予定いたしております。人数は関東、関西のおのおの四名ということにいたしまして合計八名、期間は四月三十日から五月五日までの六日間であります。よろしくひとつ御承認をお願いいたします。
○大村委員長 何か御質疑はありませんか。
○佐々木(秀)委員 ただいまの説明はわれわれも了承できますし、ことに割当は事前割当もあるのでありますから、この際技術的にも視察が必要だと思いますから、これに賛成いたします。
○大村委員長 ただいまの委員派遣承認申請の件は議長においてこれを承認すべきものと答申するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 御異議なければさように決しました。 —————————————
○大村委員長 次に本日の本会議に関する件を議題といたします。事務総長より御説明を願います。
○大池事務総長 本日は相当数上つて來る予定のものがありますので、それを緊急上程するという点の御協議を願いたいと思います。ただいま緊急上程になし得る見込みのものが八件あります。從つて一應それを御説明申し上げた方がよろしいかと思います。厚生委員会から付託案件二件、それは健康保險法の一部改正法案、厚生年金保險法等の一部改正法案、それから運輸委員会から国有鉄道運賃法の一部改正法案、法務委員会から会社等臨時措置法等を廃止する政令の一部改正法案、労働委員会から職業安定法の一部改正法案、緊急失業対策法案、労働者災害補償保險法の一部改正法案、経済安定委員会から飲食営業臨時規整法案、これだけ上つて來る予定でありまして、このうちに三十日までにぜひ通したいという法案がありますのでぜひこの緊急上程をお願いしたいというのでございます。
○林(百)委員 それはどれどれですか。
○大池事務総長 國有鉄道運賃法、会社等臨時措置法、それから飲食営業臨時規整法案等がそうじやないかと思います。それだけ上つて参りますので、日程追加になることを御了承を願いたいと思います。 あと特に小委員会をお開き願うほどでもありませんので、引続きまして本日の議事日程の件を御説明申し上げます。日程の第一に載つておりますのは、昨日御決定を願いましたハワイ並びに北南米在留同胞及び日系市民の対日援助に対する感謝決議案、これは趣旨弁明を松本瀧藏さん、討論なしであります。
○石田(博)委員 参議院その他の関係があるので、まず國有鉄道運賃法の改正案を一番先にやつてもらいたい。
○大池事務総長 それでは日程追加で國有鉄道運賃法を一番先にいたします。
○林(百)委員 討論の申出がありますか。
○大池事務総長 まだ出ておりません。
○林(百)委員 たしかに來ているはずですが出ておりませんか、私の方は田中堯平がやることになつております。
○土井委員 社会党も反対討論をやります。
○園田委員 民主党も反対討論をやります。
○岡田春夫君 それじや私の方も國協党と労農党と相談していずれ出します。
○大池事務総長 それでは第一回は國有鉄道運賃法、第二が飲食営業臨時時規整法案、これは社会党と共産党の反対があります。それから会社等臨時措置法が第三になります。第四がハワイ並びに北南米在留同胞及び日系市民の対日援助に対する感謝決議、あと日程二、三、四は大蔵委員会の、御上程で、川野芳滿さんがおやりになります。
○林(百)委員 私の方は二に賛成ですが、三、四は反対です。河田君が反対討論をやります。
○土井委員 ぼくの方保留します。
○大池事務総長 五、六は法務委員会の花村四郎さんがおやりになります。二つとも全会一致です。七の教育委員会法の一部を改正する法律案は文部委員会の原彪君がおやりになりますが、これは全会一致であります。あとは健康保險と厚生年金ですが健康保險は社、共が反対です。
○林(百)委員 共産党は苅田アサノ君が反対討論をやります。
○土井委員 社会党は奈良治二君が反対討論をいたします。
○大池事務総長 厚生年金は満場一致です。なお職業安定緊急失業対策、労働者災害補償、これは労働委員会の倉石さんがおやりになります。
○土井委員 失業対策に対する件は、前田君が條件付で賛成討論をやります。
○園田委員 私の方も保留であります。
○土井委員 こういうふうに緊急に出て來たものにここでやるわけには行かぬから、場内交渉で願います。
○土井委員 討論時間は十分以内に願います。 —————————————
○石田(博)委員 常任委員や特別委員の交代のことについてでありますが、常任委員会の運営の原則からいつても思わしくないことはもとよりであるし、最近あまり樂々と交代を出すということは思わしくないと思われるいろいろの状態が出て來ている折柄でありますし、現実の問題としてなかなか今のような状態のままでこのあと十五日間やつて行くことは困難なことがあると思いますから、そこで一ペン期日を限つてそのときに交代をする。毎日毎日始終交代するのではなくて、一定の交代期日を設けてそのときに交代を認める。そうでないときには交代をしないという建前にしないとみつともないと思うし、さらに議員の出席を励行せしめる上においてもその方がいいと思います。
○林(百)委員 大体あなた方の方は非常に委員も多いからその問題があるのでしようが、一人か二人の党ではやはりある程度の自由を與えてもらわぬと非常に困る。日を限つてやれと言われてもそれは困る。急にその日に重要な問題があつて委員が欠席している場合には、どうしてもかわりを入れなければならぬ。これは各党とも申し合せて自粛するということにして、君の趣旨に沿うように努力しようではないか。
○石田(博)委員 もちろんこれは法規上許されていることだから、それを絶対に禁止するということはできないけれども、常任委員会の趣旨はその委員会の取扱う事項に委員が習熟するのが建前であるから……
○大池事務総長 これは速記にも残つていることですから、今の点はこういうふうにお願いできないでしようか。原則として常任委員は所定の委員がかわらない。万やむを得ないときにはかわることがあつてもこれはなるべく元へもどる。そういうことにお願いをしておいた方がいいじやないかと思います。
○土井委員 それはぼくの方の党では、きのう代議士会でそのことを言つておつた。要するにかわつてもまた元へもどすようにする。それが委員会構成の最初の趣旨だから……
○神山委員 今事務総長にうまいことを言われたから、念を押すようなことになりましたが、石田君がさつきから出している問題については、前にも一應申合せをしたことがあるので、岡田君がそばから言つておるが、あなたはちようど欠席したときなんです。趣旨としてはこれはけつこうだから、わが党としてもその点申合せをしておりますから、できるだけ各自がそれに協力するということで円満にやつて行きたい。
○大村委員長 なお本安は大分議事が多いようですから、議長のお話もあり、本会議は一時から開くことにお願いいたします。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大村委員長 本日はこれにて散会いたします。 午後零時三十分散会