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5回国会衆議院1949/04/09

議院運営委員会 第17号

発言数
42
登壇者
9
会派数
7
開催日
1949/04/09

会議録

大村清一民主自由党

○大村委員長 これより開会いたします。  この際御報告を申し上げたいと思います。過般の運営委員会で決定いたしました民主党としての北村幹事長よりの交渉團体届出の件でありますが、議席につきましてはすでに解決済みであります。届出の人員の件につきましては疑問の方があれば、当委員会の責任において事務当局で本人に直接意思を確かめた上で、決定いたすことになつておつたのでありますが、四名不明と認められる方があつたそうでありまして、事務局において直接問いただしたところ、お届出の通り、第九控室民主党に所属いたしているとのことでありますから、お届出の通り三十七名の交渉團体と確定いたして取扱いたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大村清一民主自由党

○大村委員長 それではさよう決定いたします。     —————————————

大村清一民主自由党

○大村委員長 次に本日に延期しておりました緊急質問の申合せの件を御協議願いたいと思います。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 緊急質問の件につきましては昨日大体私が提議いたしました点について、お申合せを願うことに協定ができておつたように思うのでありますが、その点について御決定を願いたいのであります。昨日の運営委員会におきましては、各派の運営についての御意見を持ち寄ることに相なつておつたわけでありますが、それについて各派の御意向をお伺いした上、申合せ事項を決定いたしたいと思います。

土井直作日本社会党

○土井委員 昨日石田君から御提出になつておりました緊急質問に対する事項について、実は党へ帰りましていろいろ打合せをしたのでありますが、昨日は正式に決定を見ることはできませんでしたので、大体趣旨におきましてはわが党の方も賛成であります。しかし党機関を通して決定しなければならないということでありますので、もう一日だけ御猶予を與えていただきたいと思います。

小川半次民主党(第九控室)

○小川半次君 私の方は賛成です。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 私の方はいろいろきよう相談して見た結果、運営委員会で申合せをする程度ならばいいと思います。しかしそれを明文化して何か將來の動かしがたい基準にするようなものを運営委員会自身がつくることには反対です。そこでわが党としてももう少し慎重に検討したいと思います。

鈴木幹雄民主党(第十控室)

○鈴木幹雄君 私の方は異議がありません。

中村寅太農民新党

○中村寅太君 ぼくの方は緊急質問とは名の通りのことで、こういうことを申し合わせること自体が意義がない。おかしいと思います。

岡田春夫労働者農民党

○岡田春夫君 私の方は実はきのう申し上げてあります通り、緊急質問というものを列挙すること自体が誤りだという意見です。石田君の御趣旨は十分わかつておりますが、これは議会内の政党の道義で解決すべき問題である。実際の運用上いろいろの支障もありましようが、そういう点はひとつ各党の協力によつて申合せの程度にしまして、正式の文書にするのはもちろん、申合せの程度にしても列挙するという方法に対してはわれわれは反対であります。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 列挙するということが問題になつておりますが、これは一つ誤解ではないかと思います。それからもしも共産党並びに社会党におかれて、いま一日待てばまた進んだはつきりした結論が出るというならば、きようここで結論が出ないでもけつこうだと思います。なるべく円滿に各派の御賛同を得て、こういう申合せをしておきたい思います。

岡田春夫労働者農民党

○岡田春夫君 大体皆さんもその通りですが、趣旨はよくわかりましたが、他面社会党と共産党でよくこのことを了解して、党内に趣旨をよく話して、党内で牽制してやれば実際上さしつかえないと思う。ですからここでわれわれも責任を持つて、そういうことを党内へ話をして今後もやるわけですから、あらためて文書にして出したりしなくても、信用していただけばいいと思います。

土井直作日本社会党

○土井委員 ぼくらは勉強が足りないが、緊急質問という形で出ている項目が、新國会になつてからでなくて、前からのそういうものの資料はありますか。

大池眞事務総長

○大池事務総長 みな速記録に載つておりますから、それはあります。

大村清一民主自由党

○大村委員長 速記をとめてください。     〔速記中止〕

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 大体私の申し上げました趣旨に皆さんは反対していないということが明らかになつておるわけでありまして、さらにこれを再確認しておく必要があると思いますが、これ以上きよう議論を繰返しても際限がないので、一應さらに党議の決定にまつことにして、決定を後日にまわしてはどうですか。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 ただ石田君のあげられた例に天災地変ということがあるが、たとえば供用の問題、賃金の問題等、生活に即した切迫した問題がある。そういうものもわれわれの方では緊急性があると思うのです。しかしこれで見ると、天災地変というような自然的現象が重要視せられておるが、その辺例をあげることは非常にむずかしいと思うのですがね。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 そういう例を一々あげれば際限がない。同時にさつきから言われる通り、やはり議員の質権は文書をもつて行うのが原則であるし、さらに新しい國会の運営は、常任委員会中心に運営されておるということが今日の原則であるから、そういう問題はなるべく常任委員会に讓られる方が正しいやり方であると思う。今のような場合はその他運営委員会で重要と認められたものということで解釈できる。それをもつと詳しい例をあげろというのにむりだと思う。

岡田春夫労働者農民党

○岡田春夫君 趣旨の点については同感ですが、それをどういう方法で表現するかいろいろ異議があると思います。この点については石田君からもう一日待とうということでありますから列挙の点にこだわらないで、精神にのつとつて全体をまとめて行くことにして、われわれの方でもできるだけそういう趣旨を生かすようにして、一日延期願うことにしていたたけばけつこうだと思います。

大村清一民主自由党

○大村委員 それでは本件は皆さんの御意見によつて次回まで延ばすことにいたします。     —————————————

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 次いで本日の緊急質問の取扱いですが、まず第一に伺つておきたいことは、昨日も私の申し上げました通り、前田種男君の民間企業における賃金不拂いに関する緊急質問、春日正一君の賃金未拂い問題に関する緊急質問、これを一本にしていただくようにお願いしておきましたが、一本にしていただけますかどうですか。

土井直作日本社会党

○土井委員 大体この問題については、昨日もこの委員会において一本にしてもらいたいというお説があつて、共産党といろいろ折衝いたしましたけれども、どうしても別箇に質問をしたいという意向でありますので、やむを得ない事情と考えまして、これはひとつ別々に取扱つてやらしていただきたいと思います。しかしきのうも話したように、答弁は一括して願つてもさしつかえございません。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 われわれもいろいろ折衝してみたのですが、どうしてもやろうということになつたのです。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 そういう経過でございましたならば、やむを得ないと思いますが、緊急質問は、このたびにおいては相当議論をいたしまして、正式に賛成することになつたわけでございますので、御質疑の内容等については重複されないように御整理を願いたいと思うのです。  もう一つ土井君からおつしやつた答弁は一括して願うということを再確認願うと何時に、答弁要求の大臣が前田種男君においては総理、運輸、逓信、大藏、商工、労働、法務の七大臣、春日正一君は労働、大藏、法務、本田國務大臣の四大臣を要求されておる。どうもこの点はいろいろな面からみて、各省関係のことが多くなつて来るだろうということはわかりますけれども、問題の取上げられて來た経過並びに緊急質問性質その他から考えまして、答弁要求の大臣をもつと実際に即して御整理願いたい。なお緊急質問に六人も七人もの大臣に答弁を要求するという点は少しく考え願いたいと思います。

土井直作日本社会党

○土井委員 その点については質問者がそれぞれ関係ありとみて所管大臣の出席を求めておるわけでありますが、質問の内容がいま言いましたように共産党の春日君の方と重複するような面があれば、できるだけ重複を避ける。それによつて自然出席してもらう大臣も整理されて行くという自然的な面が出て來るのではないかと思われます。但し事実上それぞれ所管大臣がやむを得ざる公務のために出席できないような場合があれば、それはこれにかわるべきものによつて滿たしていただけばさしつかえない。ただわれわれが考えることは、緊急質問であろうと、何であろうと要するに本会議をまず第一義的に尊重するという建前から、主管大臣はどの方面の事項も差繰つて本会議に出て、その答弁に当るという責任観念だけはぜひ持つていただかなければならぬと思います。今石田君の言われる点については重々われわれも承知しておりまするが、その質問の内容がそれぞれの所管大臣を必要とするということであるならば、これは一人の質問者が何人の大臣を要求しても出てもらいたい。そういうことは実際ないと思うし、前段言つたようにできるだけ重複を避けて、それから出席してもらう大臣も整理していただくようには努めているつもりでおりますから、その点御了解願いたいと思います。

大村清一民主自由党

○大村委員長 速記をとめて……。     〔速記中止〕

土井直作日本社会党

○土井委員 実はこれは皆さんにお願いしたいと思います。大屋君の大阪における警察官の不当彈圧に関する緊急質問ですが、大屋君は質問を出して、さらに調査するため大阪に帰つております。今朝帰る予定になつておつたところ、向うから電報で連絡があつて、本日上京するわけに行かないから、できれば私の質問を次週の火曜日まで延期してもらいたいということになつておりますので、これはぜひまげてさようにおとりはからいを願いたいと思います。十分調査した結果を質問したいといつておりますから……。

大村清一民主自由党

○大村委員長 大屋君の緊急質問は延期することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大村清一民主自由党

○大村委員 御異議ないと認めまして、さように決します。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 先日緊急質問で申しましたが、ただいま本会議に重点をおいてやるということについてはまつたく賛成でありますけれども、現実の問題で今諸君御承知の通りの審議の状況になつておりますので、やむを得ない場合においては政務次官をもつて答弁をしてもらうことに御了承願いたい。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 われわれが要求大臣を制限する以上君の方でもできるだけ本会議を尊重して、大臣に出るように願いたい。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 その努力は当然いたします。なお努力することを前提として、万やむを得ない場合には御了承願いたいと思います。

大村清一民主自由党

○大村委員長 ちよつと速記をとめて……。     〔速記中止〕

大村清一民主自由党

○大村委員長 それでは速記を始めてください。

石田博英民主自由党

○石田(博)委員 公安委員、学術会議会員、証人宣誓の件は延期することはいいが、一應月曜日に片をつけることを目標にして進んでいただきたいと思います。

大池眞事務総長

○大池事務総長 委員会の審査が済みまして、ぜひ緊急上程をしてもらいたいというのが一件ふえましたから、日程に追加することを御了承願いたいと思います。それは地方財政法の一部改正法律案でありますが、これは三月三十一日で一應切れまして、この一部改正ができますれば、四月一日に遡及して施行される形になります。これはただ期限が延びるだけの問題で、全会一致で、共産党も反対なく通つております。ひとつ緊急上程方をお願い申し上げます。  それからもう一点は、労働委員会の專門員の大橋靜一さんから、御病氣のため、辞職の申出が來ておりますので、辞職方について当委員会の御承認を願いたいと思います。

大村清一民主自由党

○大村委員長 ただいまの両件は御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大村清一民主自由党

○大村委員長 それではさように決します。

大池眞事務総長

○大池事務総長 それから各党でもつて役員会、その他を開く時間が一時からという時間が大分多いようですが、本会議が一時に招集されておるのに、一時からというのはおかしいから、もう少し切り上げた時間にお願いいたしたいと思います。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

土井直作日本社会党

○土井委員 私今党から呼ばれて党の意向を聞いて参りましたから、関係ある事項を申し上げます。先ほどの緊急質問の問題については、これでけつこうなそうであります。それから植村環君の再選についても異議はありません。それから証人宣誓の問題は、大体私の方では原案通りで、罰金刑の問題は必要なしということになつております。

岡田春夫労働者農民党

○岡田春夫君 今の偽証罪の問題ですが、私の党としては皆様方に御了解を願いたい。それは松谷天光光君がこれに対して署名をしておられるそうでありますが、松谷女史は今病氣で休んでおりまして、事情がわからなかつたのですが、きのう党で相談して、一應皆さんの了解を得て、署名を撤回したいと思います。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大村清一民主自由党

○大村委員長 それでは本日はこれにて散会いたします。     午後零時二分散会

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