議院運営委員会 第12号
- 発言数
- 59 件
- 登壇者
- 11 名
- 会派数
- 6
- 開催日
- 1949/04/04
会議録
○石田(博)委員長代理 これから議院運営委員会を開催いたします。
○岩本副議長 大変恐縮なことですがお願いございます。実は総理がまだ本当に健康を回復しておらぬので、議場内ではできる限り御静粛願いたいと思います。
○石田(博)委員長代理 ただいまの副議長からのお申入れは一應了承しておくことにいたしまして、お申入れの趣旨に沿つて、私ども努力することに決定いたしたいと思います。 まず本日の議事運営について御協議を願いたいと思います。本日予定のごとく総理、安本長官、大蔵大臣の施政演説がそれぞれ行われることになつておるわけですが、その取扱い並びに国務大臣の施政方針演説に対する質疑の日程について御協議を願いたいと存じます。各位に御異議がなければ、先例に從つて明日よりこれを行うことにいたしたいと存じまするが、いかがですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田(博)委員長代理 御異議がないようでありますから、さよう決定いたします。
○岩本副議長 御参考までに申し上げます。総理は大体十七分、安本が四十分、大蔵が二十五分、合わせて約一時間半やる予定のようであります。
○石田(博)委員長代理 次に諸般の準備、その他の都合もありますので、明日から実施せられまする質疑に予定すべき本会議の日数、並びに発言者の順位、時間、員数等について御協議を願いたいと存じます。第一に質疑に費す本会議の予定日数についてお諮りをいたします。
○土井委員 ちよつとお伺いします。今の日時並びに時間の問題ですが、新聞などで伺いますと、民自党の方では質問者を送る予定になつておつたけれども、與党という立場で全國的に質疑しないということが出ておつたが、それは事実ですか。
○佐々木(秀)委員 民自党は今のところ質疑をしないという決定はしていません。する予定であります。
○石田(博)委員長代理 ちよつと速記をとめて……。 〔速記中止〕
○石田(博)委員長代理 それでは速記を始めてください。
○平川委員 この前発言の問題が出たときに、繰返し私もはつきり念を押したことを記憶しておるが、あの当時石田さんから、質問者を出す基準單位を二十名にするという原則を確立しなければ、先へ進めないという話であつたが、先ほど懇談のときに委員長の言われるように、本日の話合いでもけつこうですから、ひとつ特別な扱いにしていただきたいと思います。
○石田(博)委員長代理 私も懇談のときに申し上げましたが、私は前回員数の問題、発言の問題が議題になつて決定せられましたときに、これは原則であつて、特定の場合においては別な取扱いをするということを、裏に含めた了解をお與え申し上げた覚えはございません。そこから出発されるならまつたく誤解です。
○平川委員 しかし強い要望だつたということだけは御承知だと思います。そこで石田さんの言われることはわかりますが、いずれにしても、小会派の首相の施政方針演説に対する質問だけは、何とかやらせていただくよう御考慮願いたいと思います。
○石田(博)委員長代理 それで今お諮りをしておるわけであります。
○林(百)委員 原則は石田君の言う通りだけれども、各党とも公党として國会に出ておるわけですから、時間とかいろいろ技術的問題を考えて、少なくとも代表を一人くらいずつ許してやつたらどうかと思う。
○石田(博)委員長代理 この問題について、今許したらどうかという御議論がありました。他に御意見はありませんか。
○土井委員 私も首相の施政方針演説に対しては、それぞれ公党としての立場があるのだし、從來の慣例から言つても、いかに小さい党であつても施政方針演説に対する質疑はやらしておつたわけです。たとえば前回の共産党のように、四名しかいない場合でも、やはり代表を送つて施政方針演説に対する質問をしている事例がある。從つて各党に最小限度一人ぐらいはやらしたらいいんじやないか。こういう建前からやはりやらしてもらうことを希望いたします。
○田中(元)委員 こういう時期だから、ある程度全部の人数をきめて認めたらろうかと思います。ちよつと速記をとめてください。 〔速記中止〕
○石田(博)委員長代理 ただいま懇談の席上で議長のごあつせんがございまして、各位におかれて御了解がいつたように存じますので、経理の施政方針演説に対する質疑だけは特に各小会派に一名ずつ許す。但し時間的制限は行いますとともに、このことを前例にしないということで、ただいま申しましたように決定いたしたいと存じますが、いかがですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田(博)委員長代理 それではさよう決定いたします。 次に各派からそれぞれ員数の御申出がございました。民主自由党はいかがですか。ただいま連絡に行かれた結果を御報告願います。
○山本(猛)委員 民主自由党としては、発言順位に盛られておつた通り、全部やるということでございます。
○林(百)委員 発言順位にある通りというと、この十人のうち六人全部おやりになるんですか。
○山本(猛)委員 そうです。
○石田(博)委員長代理 そこでお諮りいたしますが、その御申出の人数をそれぞれそのまま承認するかしないかということを御相談申し上げる前に、全体の時間のわくを決定して、それに從つて各派に時間を割当てて、その割当てた時間のうち、何人出しても自由ということにするか、あるいはそれぞれの人数について平均した一定時間を割当てるか、いずれかの方法をとらなければならぬと思いますが、その取扱いについて御協議を願いたいと思います。
○平川委員 全体の人数を定めずにやることはあまり合理的でないと思います。やはり人数をはつきりさした上で、時間を考えた方がいいと思います。
○土井委員 ただいま山本君の御説によりますと、民自党は予定の順位によつて全部やるということでありますが、先ほど各党から申し入れましたところによつてみると、わが党の場合でも三名と、いうことになつておりますが、わが党が三名やるためには、大体この順位を三回繰返さないとできない。從つて民自党の方は十八名以上の方がお立ちにならなければ、わが党はできないことになる。
○石田(博)委員長代理 速記をとめてください。 〔速記中止〕
○石田(博)委員長代理 速記を始めてください。本会議散会後いま一度運営委員会を再開することにして、本日は一應質疑は前例に從つて明日から行う。それから質疑の時間はおよそ一日三時間、三日間で九時間というような点をきめまして、一たん休憩をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり)
○石田(博)委員長代理 それでは本日の運営委員会はこれにて暫時休憩をいたします。 午後零時二十一分休憩 ————————————— 午後二時五十一分開議
○石田(博)委員長代理 休憩前に引続いて会議を開きます。國務大臣の演説に対する質疑の取扱いを議題といたします。
○佐々木(秀)委員 先ほどの委員会において國務大臣に対する質疑の順位その他時間の割当を協議したんですが、大体九時間で三日間やるという方針のもとに割出した時間は、御承知の通り民主自由党には五時間十分あたつております。しかし小会派またはその他の方々からも総理大臣以下の施政方針、あるいは経済演説に対しては各党の立場を尊重してできるだけ質問をさせてもらいたいという御要望がありましたので、われわれといたしましてもいろいろ協議しました結果、一應皆さんの御意見も了とされる点がありますので、わが党といたしましては五時間十分のうち二時間十分だけを割きまして、この二時間十分を各派においてそれぞれ御按分を願いたいと思います。
○石田(博)委員長代理 お諮りいたします。ただいま各派の質疑時間について民主自由党から申出がありましたので、それらについて協議をいたしたいと思いますが、今後運営委員会の速記はなるべく懇談を行いまして、その協議の結果結論を議録に取つて行くという形にしたいと存じますが、いかがですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田(博)委員長代理 それではこれから懇談に入ります。速記をとめてください。 〔速記中止〕
○石田(博)委員長代理 ただいま御懇談の際に、事務議長から御協議願いまして社会保障制度審議会の委員は、任期二年の委員が衆議院側は三名、任期一年の委員は衆議院側が二名、参議院側が三名ということにいたしまして交渉することとし、衆議院側の二年制の委員の割当は民主自由党が二名、残余の一名は社会党と、第九控室民主党との間で抽選で決定していただくことにいたしたいと思いますがいかがですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田(博)委員長代理 それではさように決定いたします。続いて懇談に入ります。 〔速記中止〕
○石田(博)委員長代理 速記を初めて。それではただいま御懇談の結果三日間、九次間で質疑を終了するという建前にいたしまして、それを各派員数で按分をいたしました結果、民主自由党は五時間十分になつたのでありますが、それを三時間に切り詰めまして、残余の六時間を各派の員数によつて割当てました時間表をただいま事務総長から説明をされたのであります。その時間を基準にいたしますけれども、國民協同党は三十分、その他の四会派はそれぞれ二十分ずつということに御決定を見ました、また社会党は一時間三十分、第九控室民主党は一時間十分、共産党は一時間五分、民主党は一時間ということに決定するのに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田(博)委員長代理 ではさよう決定いたします。 次に発言の順位についてお諮りいたします。
○佐々木(秀)委員 民主自由党が在野党時代には、在野党の立場を尊重して施政方針に対する質問は、在野党を第一番にまわすべきだということを常に主張して來たのでありますが、あの当時はいれられなかつた。しかも今回われわれとしては在野党の質問を尊重いたしますから、この辺において在野党からやつてもらうという先例をつくつたらどうかと思いますが、いかがですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田(博)委員長代理 ただいま佐々木君から提議がございました國務大臣に対する質疑の順位は、野党の第一党の代表質問者を先に立てるという原則をここで確認し、同時にただちにそれを国会の場合に適用するという意味でございましたが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田(博)委員長代理 それではさよう決定いたします。 —————————————
○石田(博)委員長代理 続いて懇談に入ります。速記をやめて。 〔速記中止〕
○石田(博)委員長代理 それでは國務大臣の質疑につきまして事務総長から御説明を願います。
○大池事務総長 第一位社会党、第二民自党、第三民主党(第九控室)、第四民自党、第五共産党、第六民自党、第七民主党(第十控室)、第八社会党、第九民自党、第十民主党(第九控室)、第十一社会党、第十二民主党(第十控室)、第十三國協党、第十四公正倶樂部、第十五農民党、第十六労働者農民党、第十七社革こうなります。
○石田(博)委員長代理 ただいま事務総長から説明をしてもらいました通りの順位に決定するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田(博)委員長代理 ではさよう決定いたします。 次に再質問の取扱いにつきまして御協議を願います。
○山本(猛)委員 再質問は今與えられました各党の時間内において、おやりになることを希望いたします。
○北委員 小会派の方は時間がごく制約されておりますから、再質問は五分程度くらいいただきたいと思います。
○佐々木(秀)委員 北君の立場はよくわかりますが、元々時間がなくて質問演説さえ十分にでき得ない時間の割振りだつたんです。しかしそれではお氣の毒だからというので、われわれの方はとにかく、約半時間を譲歩している。從つて再質問の程度はあなた方の手加減でしていただくことにいたしたいと思います。
○北委員 小会派ではしないと思いますが、もしある場合にはこれを最少限度の時間でやらしてもらうようにしていただきたいと思います。
○石田(博)委員長代理 速記をとめて。 〔速記中止〕
○椎熊委員 再質問の問題ですが、再質問を許すことにすること。しかし時間は五分ということに制限をする。そうしてこのやり方は再質問の第一回目は登壇を許す、第二回目は自席でやる。時間は登壇した際と自席にいた際とを合わせて五分、そういうことに願います。
○石田(博)委員長代理 椎熊君の動議に御異議ありませか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田(博)委員長代理 ではさよう決定いたします。 —————————————
○石田(博)委員長代理 他に御発言はありませんか。
○椎熊委員 別の問題ですが、交渉團体として、私どもは認められたんですが、そうなると各常任委員会の理事の割振りはどういうことになりますか。七十名で確認を受けていたときと、かわつたことになつて來るんじやないのですか。
○大池事務総長 理事はこの前、民事党として一名しか出てないので、そこで共産党の方は三十五名で一名出ておりますから、理事を一名ふやさないといけません。
○石田(博)委員長代理 お諮りいたします。ただいま椎熊君からお申出のありました各委員会の理事を一名増加いたしまして、両民主党の交渉團体としての活動に支障のないようにしていただきたいという希望がありました。それについて御希望通り承認するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石田(博)委員長代理 さように決定いたします。 他に御発言はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石田(博)委員長代理 それでは本日はこれにて散会をいたします。 午後三時五十五分散会