労働委員会 第5号
- 発言数
- 20 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1948/12/12
会議録
○委員長(山田節男君) 只今から労働委員会を開会いたします。内閣提出によりまする公共企業体労働関係法案は、昨十一日衆議院より送付され、本付託になりました。本法案につきまして御質疑はございませんか。
○門屋盛一君 この法律案は、前國会以来審議を盡しているのでありますから、質疑を打切つて修正意見なり反対意見なりがあれば、それの方を伺いたいと思います。
○委員長(山田節男君) 只今の門屋委員の御発言に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田節男君) 御異議ないものと認めます。それでは、只今門屋委員のおつしやいましたように、從來重ね重ねの委員会におきまして、質疑應答は重ねて來ているのでありますが、別に御質疑はございませんければ、討論に入りたいと存じまするが、御異議ございませんですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田節男君) それでは御異議ないものと認めまして、これより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べ願いたいと思います。
○村尾重雄君 私は日本社会党を代表して、修正意見を提出したいのであります。以下修正意見の箇所を説明いたします。 本案の第十五條を左の通り改正する。 公共公業体及び組合を代表する交渉委員の会合は、第八條に定める團体交渉を行うために、毎年四回開かなければならない。但し一方の請求があれば臨時に開くことができる。 第十七條を左の通り改正する。 公共企業体及び組合が爭議行爲を行うには、調停委員会に調停申請がなされた日より二箇月を経た後において、一週間の予告期間をおかなければならない。 第二十四條第五号を左の通り改正する。 五 労働大臣が、日本國有鉄道の労働関係に関しては運輸大臣の意見を聽き、日本專賣公社の労働関係に関しては大藏大臣の意見を聽き、調停委員会に調停の請求をしたとき。 第三十四條第五号を左の通り改正する。 五 労働大臣が、日本国有鉄道の労働関係に関しては運輸大臣の意見を聽き、日本專賣公社の労働関係に関しては大藏大臣の意見を聽き、仲裁委員会に仲裁の請求をしたとき。以上修正案を提出します。
○委員長(山田節男君) 外に御発言はございませんか。
○門屋盛一君 私は民主党を代表しまして、結論として本案に賛成するものでありますが、本案の内容につきましては、極めて短時間の立案であり、種々の不満足の点もあるのでありますが、本案は前國会で通過しましたところの國家公務員法に関連しました法案でありますから、これだけが成立が遅れるということは実際の運用面において甚だしい支障のあることを考えまして、殊に質疑の道程におきまして、極めて暫定的のものであつて、逐次改善されるというようなこともはつきり言われましたので、この際大局から見まして、本原案に賛成の意を表する次第であります。
○田村文吉君 私は結論において本案を無修正可決することに賛成いたすものであります。公務員法が決定されまして、公共企業体ができ上つた際としては、当然これに伴う法律が必要なのでありまするので、その意味において本法案が提出されたのでありまするが、只今門屋委員からの御意見の発表もありましたように、内容を仔細に点檢する場合、二、三の点に修正しなければならないかと考えるような問題もあつたのでありまするが、何分初めてできる法律でありまするから、暫くこれが運営を見ました上で、而も修正しなければならない場合には、修正をそのときに至つてやつても止むを得ない、こう考えまして、大体においてこの法案の趣旨及び体裁、内容全般につきまして、これを通過せしむべきものと考えて賛成を申上げる次第であります。
○委員長(山田節男君) 他に御発言ございませんか。他に御発言なければ、討論は終局したとみなして直ちに採決に入りたいと思いまするが、御異議ございませんでしようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田節男君) 御異議ないと認めます。これより公共企業体労働関係法案について採決に入ります。村尾君提出の修正案を議題といたします。本修正案を可とされる方の御挙手をお願いいたします。 〔挙手者少数〕
○委員長(山田節男君) 少数でございます。よつて村尾君提出の修正案は否決せられました。 次に只今決定いたしました修正の部部を除く原案全部を議題といたします。原案に御賛成の方の御挙手をお願いいたします。 〔挙手者多数〕
○委員長(山田節男君) 多数と認めます。以上を以ちまして本法案は原案通り可決すべきものと議決されました。
○村尾重雄君 本案について少数意見を述べたいと思いますので、本議場で討議することを委員長報告にお願いいたします。
○委員長(山田節男君) 承知いたしました。本会議におきまする委員会の口頭報告は本院規則百四條によつて予め多数意見者の承認を経なければならんことになつておりますが、これは委員長において本法案の内容、本委員会における質疑應答の要旨、討論の要旨及び表決の結果を報告することとして御承認願うことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田節男君) 御異議ないと認めます。それから本院規則第七十二條によりまして委員長が議院に提出する報告書について多数意見者の署名を附することになつておりますから、本法案を可とされる方は順次御署名を願います。 多数意見者署名 一松 政二 田村 文吉 波田野林一 早川 愼一 門屋 盛一
○委員長(山田節男君) それでは只今から一般労働問題調査の事項に移りまして、労働省労政局長賀來政府委員から電産爭議の経過を拜聽し、次には、船員ストの経過につきまして船員局長の山口氏からお話を伺うことにいたします。
○門屋盛一君 結構でございますが、それを伺うにつきましても、定足数その他の関係もありますので、本委員をここで閉じて頂いて、懇談会の形式で伺いたいと思いますが……。
○委員長(山田節男君) 只今の門屋君の御意見に賛成の方ございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山田節男君) それでは速記を止めまして懇談会の形式の報告を伺うことにいたしまして、本委員会はこれにて散会いたします。 午前十一時四十九分散会 出席者は左の通り。 委員長 山田 節男君 理事 一松 政二君 早川 愼一君 委員 村尾 重雄君 門屋 盛一君 田村 文吉君 波田野林一君 政府委員 労働政務次官 竹下 豐次君 労働事務官 (労政局長) 賀來才二郎君 運輸事務官 (船員局長) 山口 傳君