議院運営委員会 第5号
- 発言数
- 28 件
- 登壇者
- 10 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1948/12/09
会議録
○委員長(村上義一君) これより委員会を開きます。先ず調査承認要求に関してお諮りいたします。委員部長より説明願います。
○参事(河野義克君) 商工委員会から調査承認要求書が二件提出されておりますので朗読いたします。 緊急電力確保に関する調査承認要求書 一、事件の名称 緊急電力確保に関する調査 一、調査の目的 電力確保に関する綜合的調査を行い、必要ある場合には勧告して産業用及び國民生活用電力を確保を計るを目的とする 一、利 益 電力生産を維持拡大せしめ、産業生産の維持増大と最低國民生活の確保に寄與する 一、方 法 関係官及び事業者から意見を聽取、資料の提出を求め、且つ必要に應じて実地調査を行う 一、期 間 今期國会開会中 右本委員会の決議を経て参議院規則第三十四條第二項により要求する。 昭和二十三年十二月八日 商工委員長 小畑哲夫 参議院議長 松平恒雄殿 ————————————— 産業復興に関する調査承認要求書 一、事件の名称 産業復興に関する調査 一、調査の目的 重要産業の生産情況を順次調査し、当該企業の直面する基本的問題を解剖打診する 一、利 益 重要産業の復興と生産向上に寄與せしめる 一、方 法 関係方面より廣く事情を聽取し、資料の提出を求め且つ必要に應じて実地調査を行う 一、期 間 今期國会開会中 右本委員会の決議を経て参議院規則第三十四條第二項により要求する。 昭和二十三年十二月八日 商工委員長 小畑哲夫 参議院議長 松平恒雄殿
○委員長(村上義一君) 只今説明のありました二件について承認を與えることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村上義一君) 御異議ないものと認めます。 次に議院派遣要求に関してお諮りいたします。委員部長から説明願います。
○参事(河野義克君) 大藏委員会から議員派遣要求書が提出されておりますので朗読いたします。 議員派遣要求書 一、派遣の目的 関西方面の金融界及び産業界代表者より金融制度改革に関し意見を聽取するとともにその実情を実地調査し以て金融制度改革の調査に資する 一、派遣議員 黒田英雄 森下政一 木内四郎 伊藤保平 松嶋喜作 一、派遣期間 昭和二十三年十二月十三日より昭和二十四年一月三十一日までの内七日間 一、派 遣 地 大阪府、京都府、兵庫縣 一、費 用 四二、〇〇〇円 内訳 (一名一日一、二〇〇円五名七日分) 右参議院規則第百八十條により要求する。 昭和二十三年十二月九日 大藏委員長 櫻内辰郎 参議院議長 松平恒雄殿 尚、本件については議事の運営に支障のないようにすることが考慮されております。
○委員長(村上義一君) 只今説明のありました件について御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村上義一君) 御異議ないものと認めます。 次に在外同胞引揚問題に関する特別委員会の食糧費の追加支出に関してお諮りいたします。
○参事(近藤英明君) 在外同胞引揚問題に関する特別委員会の食糧費については、第二回國会において議院運営委員会の御承認を経て、委員一名当り千円合計二万五千円を國会予備金から支出しておりましたが、不足のため今回更に二万円の追加支出を要望されておる次第であります。
○矢野酉雄君 在外同胞引揚問題に関する特別委員会においては、活動が激しく夜遅くまで開会することも少からず種々経費を要しますのでこの際委員会食糧費を追加支出して戴きたいと存じます。
○川村松助君 委員会活動が激しいことでありますから追加支出に賛成であります。
○門屋盛一君 在外同胞引揚問題に関する特別委員会はその持続性の点から考えれば常任委員会と同樣の取扱にしても差支えないと思います。
○佐々木良作君 会期毎に設置を決定する特別委員会を、始めから常任委員会並みに取扱うことは法規的の立場からいつて反対であります。
○門屋盛一君 在外同胞引揚問題に関する特別委員会の食糧費は元來常任委員会と異つて國会予備金から支出されているのでありますから、不足を補うために特に國会予備金から追加支出することは差支ないのではないでしようか。
○委員長(村上義一君) それでは本件については二万円を國会予備金から追加支出することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村上義一君) 御異議ないものと認めます。 次に議員の歳費及び滯在雜費並びに祕書の手当等について庶務関係小委員会における審査の結果を小委員長から伺うことにいたします。
○大隈信幸君 昨日の庶務関係小委員会において協議の結果、議員の歳費については現行の一万八千円を五千三百三十円ベースに切替えた額を基礎として三万円として十一月一日から実施し、尚、六月より十月までの五ケ月分については三千七百九十一円ベースとして現行の金額の三割を追給する。又勤務地手当に代りに滯在雜費を十一月一日から現行一日二百円から五百円に増額し、又祕書の手当については現行の五千円を五千三百三十円ベースに切替えた額に勤務地手当に相当する額を加えたものを基礎として九千二百四十円とする、以上のように決定いたしましたのでお諮り願いたいと存じます。
○門屋盛一君 現状のような待遇では、政治資金規正法等の制約もあり議員の政治活動は殆んど満足にやれぬ状態にありますから歳費の方は他の公務員との関係上一應別としても滯在雜費を大巾に引上げることは必要であります。祕書の手当についても現状では相当な人物を採ることは不可能でありますので、これも亦増額が必要であります。以上のような意味合から此等の点については單に今回の庶務関係小委員会決定の程度に止まらず、更に今後根本的に檢討を加えるべきであると存じます。
○矢野酉雄君 今回は取敢えず先程の庶務関係小委員会決定案で持つて行き他方今後の根本対策の檢討を進めることにしてはどうですか。
○中村正雄君 只今の矢野君の御意見に同感です。
○委員長(村上義一君) それでは本件については只今の庶務関係小委員長の御報告通り議員の歳費は月三万円同じく滯在雜費は一日五百円、祕書の手当は月九千二百四十円として衆議院と話し合うこととし、尚、根本対策については庶務関係小委員会において早急に檢討を開始することにして御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村上義一君) 御異議ないものと認めます。 次に先般來御審議を願つておりました議員の政務調査費の件については、御異議がなければ、衆議院の山口議院運営委員長と同道で関係方面に交渉に行くことにしたいと思います。 尚、政務調査費を個人に支給せず、各党派に支給するという案も考えておりますのでこの点御意見を伺いたいと存じます。
○門屋盛一君 政党政治の発展を図るためには政務調査費を各党派に配分することもよいと思います。
○佐々木良作君 門屋君の御意見についてはすでに政治資金規正法案の審議の際に提議されましたが却下されたことでもあり今回はやはり個人に支給するものとして交渉された方がよいと思います。又本件については時間的にいつて、先程決定された議員の歳費等の件と同時に交渉されることがよいと思います。
○石坂豊一君 私も佐々木君の御意見と同感です。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村上義一君) それでは本件については只今の佐々木君の御意見通り取計うことにいたします。 尚、議院運営小委員予備員橋本萬右衞門君の議院運営委員辞任の補欠として民主自由党から堀末治君を推薦されておりますが私から同君を議院運営小委員予備員に指名することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(村上義一君) 御異議ないものと認めます。他に御発言はございませんか。
○矢野酉雄君 水産委員の一人として一言お願いしたいのでありますが、この度水産金融に関する決議案を提出し、明後日の本会議に上程することになつておりますので、何とぞよろしくお願いいたします。
○委員長(村上義一君) 他に御発言がなければ本日の委員会はこれを以て散会いたします。 午後三時二十九分散会 出席者は左の通り。 委員長 村上 義一君 理事 川村 松助君 大隈 信幸君 梅原 眞隆君 高田 寛君 委員 中村 正雄君 松本治一郎君 石坂 豊一君 左藤 義詮君 堀 末治君 鈴木 順一君 門屋 盛一君 岡部 常君 矢野 酉雄君 板野 勝次君 佐々木良作君 委員外議員 草葉 隆圓君 事務局側 事 務 総 長 小林 次郎君 参 事 (事務次長) 近藤 英明君 参 事 (記録部長) 小野寺五一君 参 事 (議事部長) 寺光 忠君 参 事 (委員部長) 河野 義克君 参 事 (警務部長) 青木 茂君