予算委員会 第4号
- 発言数
- 5 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1948/12/06
会議録
○上林山委員長 これより会議を開きます。 今委員外の発言を短時間にわたつていたしたいという申し出がありますが、これを許すに御異議ありませんか。
○上林山委員長 御異議なしと認めます。森三樹二君。
○森三樹二君 発言を許可されましたので、簡單に御質問したいと思うのであります。 私どもはあの寒冷地帶の北海道に居住しておるのでありますが、御承知の通り、北海道の全官公廳の職員は十四万という多数の人数でございます。それらの人々は、差迫つているところの寒冷に対しまして、現在の三千七百円ベースにおきましては、とうてい食生活もすることはできない。加えてこの冬が迫りまして、ほとんど石炭並びに衣料等の冬のしたくに困窮をいたしておるのであります。昨年も政府はこれらの人々に対しまして、暖房手当並びに寒冷地の手当を給與したのでありますが、本年は、予算がいまだに審議されない関係上、非常に遅延をいたしておるのでありまして、北海道の官公廳の職員はこぞつてこれが解決を一日千秋の思いで待つている次第であります。私は去る十一月二十四日の本会議におきまして、暖房手当並びに寒冷地手当の各党の共同提案に対しまして賛成の演説もいたしまして、その当時大藏大臣にも、ぜひともこれを至急給與してもらいたいということを、大いに迫つたのであります。当時大藏大臣はこれに対しては、できる限り早い期間において、できるだけの額を支給したいということを申されたのでありますが、その具体的内容については、目下関係筋と交渉中であるから、いましばらく待つてもらいたいという御答弁があつたのであります。なおこの問題につきましては、本年の夏以來、北海道選出の各議員並びにその他東北、信越、北陸、山陰等の寒冷地の出身議員が一團となりまして、政府に迫りまして、芦田内閣の当時におきましても、すでに大藏当局もこれは了解済みの問題であるのであります。從いましてこれはもうすでに給與されておるべき筋合いでありますが、政変もあり、またその後予算の提出も遅れまして今日に至つておるのでありますが、もう十二月といいましても、あとわずかであります。この手当が正月になつて支給されたのでは、ほとんど意味をなさないのでありまして、われわれは年内に、しかも今月の上旬に、この手当が支給されることを期待してやまなかつたのであります。しかして聞くところによりますと、この暖房手当並びに寒冷地手当につきましては、政府は大体二十五億程度の予算を考えておる、かように申しておつたのでありますが、現在國会に提出されておるところの六百数十億の予算案の中には、われわれがその款項をしさいに檢討いたしましても、款項目としてははつきりとはこれは出ておらないのであります。私は先般來も大藏大臣並びに運輸大臣あるいは増田労働大臣にも院内で会うたびごとに、この問題については毎回お願いしておるのであります。ところが各責任大臣は、それは十分了承しておる、だから必ず御期待に沿うようにしたいということはしばしば申されておるのでありますが、しかしながら実際の予算面から申しますならば、それははつきりと出ておらない。しかも全官公の諸君は、この差迫るところの冬空をながめまして、北海道にはすでに雪が三十センチも降つて、鉄道ではラッセル車が走つておるような場所もあるのでありまして、これらの代表諸君が連日のごとく上京して、そうしてこの國会に強い要求をいたしておるのであります。われわれはとうていこれを放任することはできない。われわれはこれを見るに見かねて、何と回答を與えていいかわからない。もちろんわれわれもこれは重大責任でありますが、しかしながら担当せられておる関係大臣並びに政府は、一日もすみやかに本問題を解決してもらわなければならぬのであります。これにつきまして、この予算が通つたならば、この予算の中にこれがはたしてどの程度計上してあるものか。款項目としてはつきり出ておらないにしても、何らかの措置によつて、この予算が通過したならば、ただちに北海道の官公廳職員並びに日本全國にわたるところの寒冷地の各職員に対して、この手当が支給できるものかどうか。これらの点について、政府の責任ある御回答を願いたいのであります。
○上林山委員長 速記をとめてください。
○上林山委員長 本会議の都合がありますので、暫時休憩いたします。 午後三時十八分休憩