不当財産取引調査特別委員会 第2号
- 発言数
- 14 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1948/12/07
会議録
○武藤委員長 それではこれより会議を開きます。 ただいまより理事の互選を行います。その手続はいかがいたしましようか。
○武藤委員長 委員長一任で御異議ございませんか。
○武藤委員長 それでは理事の指名をいたします。 辻 寛一君 明禮輝三郎君 高橋 英吉君 梶川 靜雄君 河井 榮藏君 荊木 一久君 小松 勇次君 石田 一松君 中村元治郎君 を理事に指名いたします。 なお本委員会の運営その他につきましては、從來通りでありますから、從來継続いたしました案件はすべて今議会におけるこの委員会において引続き調査をいたすことに御異議ございませんか。
○武藤委員長 ではさよう決します。 なお前國会の委員会において設置せられました小委員会等もそのままこれを設けることに御異議ございませんか。
○武藤委員長 ではさように決します。 次に委員派遣の件についてお諮りいたします。前回の理事会において北日本紡績株式会社に関する復金融資事件について調査のため委員を派遣いたすことに決定しておりましたが、先日鍛冶委員に調査員一名を帶同して調査に行つて貰つたのであります。この件につき事後承認いたすことに御異議ございませんか。
○武藤委員長 ではさよう決します。 昭和電工事件について総司令部民生局長ホイツトニー代將あて問合せをしたいと思いますが、文案その他につきましては委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
○武藤委員長 ではさよう決します。
○石田(一)委員 私はこの際、この不当財産取引調査特別委員会が設置された趣旨にかんがみまして、以下読み上げます決議文を本委員会の決議とせられんことを要求するものであります。 決議案 石炭國管案反対に関する涜職事件、いわゆる纖維疑獄事件、千葉合同無盡事件等に関しては、現國会議員の中に相当数の容疑者ありと信ぜられているが、これらの事案が未解決のまま衆議院を解散し、ただちに総選挙に臨むことは、政界、官界、財界の粛正を目的として発足したる不当財産取引調査特別委員会としてはこれを默過することができない。國民の投票権が誤りなく行使されるためにも右三件は衆議院解散前に徹底的に糾明すべきものである。 右決議する。 これを本委員会の決議とされんことをお諮りを願いたいと思います。
○高橋(英)委員 私ども民主自由党に所属する議員は全部反対いたします。
○前田(種)委員 一言今の提案に対して付言して賛成したいと思います。 日本社会党所属委員は今の案に賛成いたします。さらに、その決議案は議長に提出されると思いますが、檢察当局、要するに福井檢事総長あてにも、ぜひ敏速にこの事件を明るみに出すようにベストを盡して調査を進めるように決議案を手交してもらいたいと思います。 以上の意味を添えて賛成します。
○武藤委員長 それでは、石田君の御提案通りこれを本委員会の決議とすることに賛成の方の御起立を求めます。
○武藤委員長 起立多数。ではこれを委員会の決議といたします。なおこれを議長あて報告することにいたします。檢察廳に対しても右趣旨に從つて捜査促進方の申入れをなしたいと存じます。御異議ございませんか。
○武藤委員長 ではさように決します。 次に資料提出を求める件についてお諮りいたします。 一、纖維疑獄事件に関し、東京地方檢察廳に対し、纖維疑獄事件に関する調書その他一切の資料の提出を求めること。 二、北日本紡績株式会社に対して、同会社設立に関する張簿書類一切。 三、奈良におけるやみ事件調査問題に関し、兵庫縣知事に対して、元皮革統制組合大阪支部に対し終戰後における拂下リスト(所在場所、品目、数量、單價、拂下代金、拂下年月日、引渡年月日等記載のこと)二部。日本白鞣革加工有限会社に対し、昭和二十年十二月元皮革統制組合大阪支部引取代行者井上工業所に対し引渡したる牛白鞣皮約二十一トンのリスト二部。元皮革統制組合大阪支部長福島郁夫に対し、終戰当時の支部管下の業者名簿。支部において拂下げを受けたる皮革等の特殊物件の数量並に業者に対する配給リスト。井上信貴男に対する皮革等の特殊物件の配給リストの詳細並に特殊物件以外の皮革類の配給リストの詳細。 四、最高檢察廳に対し、井上信貴男に対する経済事犯等に関する刑事事件の捜査並に起訴事実及びその経過の概要。 右書類の提出を求めることに御異議ございませんか。
○武藤委員長 ではさよう決します。 本日はこれにて散会します。 午後五時三十分散会