議院運営委員会 第19号
- 発言数
- 54 件
- 登壇者
- 12 名
- 会派数
- 8
- 開催日
- 1948/12/21
会議録
○山口委員長 運営委員会を開きます。 給與法案が委員会を上りましたので、これが取扱いについて御協議を願いたいと思います。 引続き本会議を開いて、委員長報告をするということに異議ありませんか。
○山口委員長 速記をとめてください。
○山口委員長 それでは本日の本会議は八時四十五分に開くことにいたします。なお給與法案議了後、本会議は休憩に入り、午後五時に運営委員会を開いた結果、本会議をさらに再開する、こういうことにいたしたいと思います。御異議はございませんか。
○山口委員長 さように決定します。
○成重委員 ただいま委員長の御提議のありました午後五時に運営委員会を開いて、その後に本会議の上程をきめるということは異議ありませんが、この際お願いしておきたいことは、大体先ほど細川君から発言されたように、適当な時間まではこの予算委員会の模樣を勘案して、昨晩なりあるいは過去にあつたようなことのないように、われわれ運営委員会においておよその見通しを立てて、あまりぐずぐずして議員各位に対し御迷惑のかからぬような運営のあるように、この際希望しておきたい。
○榊原(亨)委員 この際大会派の方に委員長を通じてお願いしたいのでありますが、関係筋とのいろいろお約束のある場合にも、昨日のごとく深夜の会議を開かなくてもいいように、なるべく時間のゆとりをとつておやりくださるようにお願いいたします。
○松岡議長 これは蛇足であるかもしれませんけれども、運営委員会で決定していただいてどうという意味ではありません、各党を代表される方たちでありますから、そういう意味でお願いするのでありますが、予算の審議を非常に急ぐことは、私が申し上げるまでもなく、皆さんがおわかりの通りでありますから、まことにお氣の毒でありますが、予算委員の各位にはお残りになつて、審議をお進めいただきますよう、皆さんの御協力をぜひお願いしたい。この点くれぐれもお願いいたします。
○山口委員長 では午後五時まで運営委員会は休憩いたします。 午前八時十八分休憩 ━━━━◇━━━━━ 午前十時二十九分開議
○山口委員長 これより運営委員会を再開いたします。関係方面より議長まである申入れがありましたので、これを報告されるとのことでありますが、関係方面と議長との交渉のことでありまするから、これより祕密会に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。
○山口委員長 御異議がないようでありますから、これより祕密会に入ります。議員及び本委員会の事務に携わる方以外の方の退場を命じます。 ━━━━◇━━━━━
○山口委員長 暫時休憩したいと思いますが、再開は何時にいたしましようか。
○林百郎君 向うとの関係で、議長の向うとの折衝が終り次第に願います。
○山口委員長 それでは委員会はこれにて暫時休憩いたします。 午前十一時十五分休憩 ━━━━◇━━━━━ 午後零時五十九分開議
○山口委員長 運営委員会を再開いたします。 議長より報告がありますがこれも祕密会といたしましようか。
○山口委員長 それでは祕密会といたします。議員及び関係職員以外の方の御退席を願います。 ━━━━◇━━━━━
○山口委員長 この際暫時休憩いたします。 午後一時十七分休憩 ━━━━◇━━━━━ 午後三時四十分開議
○山口委員長 それでは休憩前に引続き会議を開きます。 暫時速記をとめてください。
○山口委員長 速記を始めてください。
○椎熊委員 事態は皆さん御承知の通り、一刻も早く上げなければならぬような情勢にあるから、私どもの党では本会議に修正の動議をどつかから出してもらつて、委員会にまわすことはやめて、あそこでそのまま修正してもらいたいと考えております。
○石田(一)委員 ただいま民主党の椎熊君がおつしやつたように、この際、もう給與法案は一刻も早く衆議院を通過させる必要があるとわれわれは考えます。しかもせんだつて示されたものにありましたように財源の方面等で新たな問題が起きた以上、すみやかに修正案を緊急動議で出していただいて、本会議でこれを決定するように願いたいと思います。
○山口委員長 他に御意見はありませんか。
○成重委員 そうすると討論終結、採決の域に達しているあの野党提出の修正案に対して、その扱い方はどうなさるんですか。
○山口委員長 それは後ほど事務総長から御説明申し上げます。
○成重委員 それを先に言つてください。
○大池事務総長 本会議において修正動議を出して、それを先議とする場合の方法といたしましては、あらかじめ修正案として出すわけではございませんで、本会議において議事の進行中に一つの修正の動議を出されるわけでありますから、動議の提出者をどちらかおきめを願いまして、二十人以上の賛成者をもつてこの修正動議を出していただくわけであります。從いましてその場合の本会議の取扱いといたしましては、何々君より委員長報告に対し修正動議が提出されておりますから、これをこの際議題とするに御異議はないかということを議長から諮つていただきまして、それに異議のある方があれば、もちろん採決をいたすわけでありますが、これが議題となることに決定をいたしますれば、その動議の趣旨弁明をしていただきます。その動議はきわめて簡單だと思います。ただいまの情勢に基きますと、原案の第三十二條を第何十何條として、委員長報告の修正案の中に入れるということだけでありまして、その一條入りました結果、それ以後の條文のずれるのが二箇條ほどあるように思いますが、それは逐次條文を繰下げるということと、それから一條入りました結果、一番最初に三十七條で終つておりますものが三十八條になりますので、この点が一箇條入ることだけを修正動議として御説明を願うことに相なります。この趣旨弁明が終りましたら、これに対して採決をするわけでありますが、この修正動議に反対の方があれば、もちろんそこに賛否の討論が繰返されるわけであります。そこでその討論が済みますれば、ただいまの修正動議について採決をいたしまして、それから修正動議がかりに可決をいたしますれば、委員長報告はこの点が修正されることになります。從いましてそれ以外に残されております委員長報告について、さらに採決をいたす、こういうことに相なります。
○田中(織)委員 事務総長にちよつと今の御説明についてお伺いしたいんですが、委員長の報告はいわゆる修正可決であります。本会議における修正の動議は、この委員長の報告に対する修正の動議でありますか、それとも委員会に出ましたところの修正案をさらに修正するものであるか、その点はどういうものですか。
○大池事務総長 從來の修正案の取扱いによりますと、原案がかりに三十條ありますと、そのうちから全然同じものが除かれまして、その委員長報告では修正される箇所だけしか出て來ないのが從來の取扱いであります。今度の給與法案につきましては、今までの委員長の取扱いで出ております分は、その原案のうちの同じものを除いてほんとうに修正されるものだけが出ておりませんで、一條から全部体系を整えた一括した修正案が出ております。從いまして委員長報告が原案でなしに、委員会で修正された委員会の決定の修正案を、持つて來ている。その委員長報告を修正するという形の動議以外には手はないのであります。つまり委員長報告に対する修正です。
○田中(織)委員 了承しました。
○石田(一)委員 ただここで体裁を整えるというのでなくして、今現実において成重君の発言にありましたが、本会議に対する討論は終結していなかつた。討論の継続中休憩が宣告されている。このことは非常にデリケートな問題で重要な問題だと思いますから、この運営委員会においても特にこれは再確認しておく必要があると思いますので、一應申し上げておきます。
○田中(織)委員 社会党といたしましては、本法案の審議の経過から見ましても、ただいま問題になつている点の修正の必要があるかないかということにつきましては、すでに本日未明の人事委員会、それから人事委員会が終りまして、本会議に上程に相なるまでの時間的の間においても、十分こうしたものを発見し得る時間的の余裕その他があり得たと確信するのであります。それが本会議におきまして予定された討論が一應終結をみる直前に、こうした本案に対する瑕疵と申しますか、そういうものが発見されて、そのためにここで採決に入る前に本会議において修正動議が出されなければならないということは、國会の議事運営の上において、いまだ前例のないことでありまして、きわめて遺憾なことだと考えるわけであります。ことにこの点に対しまして、この修正を必要とするかどうかという問題の所在につきましては、立案者でありますところの政府当局において、これらの点について各般の注意を拂うべき責任が明確にあるにもかかわらず、この責任をむしろ國会側に轉嫁せんとするやに解せられるような節々が多々ある点が、われわれの最も遺憾とするところであります。將來の國会運営の方針を確立する意味におきましても、これからの本会議において採決前にその修正動議を出すということにつきましては、遺憾ながら賛成することはできません。
○成重委員 私の方はもう今朝から申し上げております通りに、きわめてこの点は明白であつて、決して私どもは結論において不可能なことを申し上げているのではなくて、憲法下における國会の運営上、こういうことはあり得ないと思うのである。從つて結論としては、一應國会は討論を終結しているので、採決をして、その筋からの指示があつたとするならばやむを得ない。参議院において適当の処置をして、両院協議会においてこの救済をなす道が開けている。これならば國会の運営上何らの汚点、あるいは疑義を残さずに済むことである。決してそれをすることは、その筋に対してもさからう意味でも何でもないと思う。そうすることが國会の將來に対して一番いい例を残すことだと思う。しかもこの人事委員会における委員長報告の修正案に対しては、各党ともこれにはすでに賛成討論を完了しておりますので、どういう態度をとられるのか、この点も私どもは一應聞いておかなければならぬ。そういうことがあり得るものかどうか。
○石田(一)委員 先ほど田中君の御意見にもありました、國会のこの手続におけるかかる不始末をしでかした責任は那辺にあるか。田中君の言辞によると政府にあるとのことでありますが、私もこの点については、今後とも決して容赦なく追究するものであります。しかし今の段階において私は委員会において賛成をしたことではありますが、財政のわくを越えることはできないということ、しかも関係当局において財源のわくという限度が定められている以上、この三十二條を新たに挿入しなければ財源のわくを越えるおそれが多分にあると私らは見ます。もし本案が不成立に終りましたならば、私どもはまことに官公職員に対しても申訳がない。今年の暮にこの給與の支給が間に合うかどうかと言われているほどで、今可決されても、地方の方にはこの支給が不可能であろうと私は思うのであります。こういう段階にある際、私たちは最良の策をとつて本案に対する支給をすみやかにいたすべきであるという観点から、この緊急修正動議を出していただいて、これに同調申し上げることにして、これの責任の追究はまた別個のものとしては保留するというのであります。
○堀江委員 わが労働者農民党としましては、從來の議会運営において正当の手続を履まずに、簡素な道をとつて來たことが、かえつて議事を遅延させた。この問題についてみても、もしも新事態が発生しているという場合においても、先ほどからいろいろ意見がありましたように、國会の権威を保つためには、委員会にもう一ぺん付議してやり直す、その賛成不賛成は別問題として、手続として正しい手続をとつて行くのがほんとうだという見解を表明しておきます。
○椎熊委員 私どもから提案せられました修正動議を出して、本会議で可決するというこの方法が違法の行為であるか、議事規則背反の行為であるかどうか、その点を明確にしておきたいと思います。事務総長にお伺いいたします。
○大池事務総長 私はこれは別に違法ではないと思います。討論が終局いたしておりますれば、採決以外に残るものはありませんけれども、まだ討論終局をしたという宣告をいたしておりません。從來で申しますれば、法律案には一読会、二読会、三読会がありまして、修正案の提出は二読会でやれということで來ておつたのでありますが、今は読会制度はございませんから、それが議題となつて最後の決を見るまでの間に、議事進行なり、あるいは動議を出すということは認められておりまして、修正の動議のある條文もあるわけでありますから、別に違法とは思いません。
○椎熊委員 実はわれわれも衆議院はこのまま決定しておいて、参議院の決定を待つて両院協議会か何かで決論に達した方が形はよくなると考えておつた。成重君の言われる通りです。しかし新事態はそれを許されない状況にあるので、私はそれでも議事規則を破るとか違法行為をやるとかいうことは忍びがたいが、それは違法ではない、規則上は適法のやり方であるというならば、その事態を了解して一刻も早く衆議院を上げるという最後の目的のために努力したいと思います。
○石田(一)委員 特にこの際速記のあるときに私要求したいことは、本修正案が民自党の責任においてというと語弊がありますが、民自党の中の成規の二十名の賛成者をもつてこれを提議してもらいたい。でき得ることならばこの客観情勢についての一言の付言をしてもらいたいということを強く要求しておきます。できるだけのあつせんをぜひ出先の皆さんにお願いしておきたい。
○佐々木(秀)委員 ただいま石田君から、いろいろ諸般の情勢についてのわが党に対しての御要望がありましたが、われわれ出先としては十分この趣旨を体しまして、御趣旨に沿うようにいたしたいと思います。
○田中(織)委員 先ほど成重さんの御発言がありましたが、私らは本会議にこの修正動議を出すことにも反対をいたします。從つて採決の方法につきましては、先ほど事務総長からお述べになりました通りでありますが、委員長報告に対する態度といたしましては、われわれは委員長報告のうちの修正條項に対しましてはもちろん反対であります。從つて修正條項のない残つた部分の委員長報告には——これはわれわれのこしらえた修正案が委員会で可決されたものでありますから、これには賛成をするものであります。こういう態度で進みたいと思います。
○山口委員長 他に御発言はございませんか。 それでは大体御議論も盡きたようでありますから、採決いたします。先刻本会議で議題となつておりました政府職員の新給與実施に関する法律の一部を改正する法律案の委員長報告の取扱い方につきまして、本会議において新たな修正動議を提出することを認めて、これを議題となすに賛成の方の挙手を願います。
○山口委員長 挙手多数。よつて政府職員の新給與実施に関する法律の一部を改正する法律案の委員長報告の取扱い方において、新たな修正動議を提出することを認めて、これを本会議において議題となすことに決定いたします。
○細川(隆)委員 委員長報告に対する修正條項の採決にあたつて、討論者を立てることを留保しておきます。
○山口委員長 採決の方法については起立採決の方法をとることに御異議ありませんか。
○山口委員長 異議がないようでありますから、さように決定いたします。
○椎熊委員 この給與法案の方は大体そういうことで即刻できると思いますが、関連して予算の問題もあるんです。客観的情報はこれをも非常に急がねばならぬ状況にあるんだが、昨夜來われわれは一睡もしておらぬという状況であり、また今日も深更に及んで、零時五分から始めて夜通しでやるということは、とてもこれは不可能なことではないかと思います。それは今の情勢からいつて運営委員会だけできめるというようななまやさしい状況でもないようだから、議長はこの状況をお察しあつて、総理ともよく打合せをして関係方面との了解をもつけられて、今日はそんなにおそくならぬうちにひとつ休ませてもらいたい。われわれは決して議事を引延ばしたいという意味ではなく、本会議でこうやつてある程度までは一生懸命やつて、上ればよし、上らない場合は相当の時間で散会を願いたい。
○田中(織)委員 予算案の問題が出ました機会に申し上げておきたいのでありますが、給與法案が修正可決せられることに相なつた関係から、当然予算案につきましても、大きなわくにおいては、それは予算委員会の決定に從うところでありますが、変更はかりにないといたしましても、予算案の報告等に変更があることは当然のことであります。われわれは予算の組みかえを要求して現在まで参つているのでありますが、当然給與法案の成立を目前にいたしまして、予算案についても、変更の事情が必至になつているという事実は、これは否定することのできない事実でございますから、この点につきましては、委員長並びに議長を通じて政府に対しまして、この給與法案におけると同様な政府の失態を繰返さないように、嚴重にあらかじめ警告を発していただきたいと、この際提案する次第であります。
○成重委員 私ども、この給與法案の取扱い方については、ただいま決定しましたので、即刻本会議を開いて一刻も早く——いずれに決定するかしりませんが、これを可決することが焦眉の急務だと思いますので、これについては異議はありません。しかしこの給與法案が通過すると同時に他の緊急質問なり、あるいは決議案等があると思いますがそれらに先だつて私ども小会派はどなたがするかしりませんが、一應政府に対してこの給與法案をめぐつて政府のとつた態度に対する責任の追究についての緊急質問を特にしたいと思います。その点を一應お許しを願いたいと思います。というのは、一應社会党なり、民主党なり、國協党はこの修正案等をめぐつてその筋との関係等がありますが、われわれとしては何らその間においてそういう公約なり、オーケーをとる点等についての連絡はいたしておらなかつたのであります。從つて政府が本日未明にこれを修正されるに至る間において、相当の時間がありながら、これを裏面からその筋との折衝をして、再びああいう委員会において可決されたものをくつがえすような態度をとつたことは、まことに関係筋を利用して國会を飜弄し、國会を侮辱したところの、國会としての一大汚点である。かくのごとき政府のあり方については、断固としてこれを糾明しなければならぬ点があると思います。この点はあとで小会派と相談いたしたいと思いますから、この運営委員会において本日時間がおそくてできなかつたならば、明日でもいいと思いますから、他の緊急質問なり決議案等に先だつて、この政府に対する責任の追究質問をお許し願いたいことを、この機会に皆さん方にお諮り願います。
○山口委員長 先ほど予算の問題のお話がありましたが、予算案の取扱い方につきましては、先刻の運営委員会において五時には運営委員会を開くというお約束になつておりましたが、いずれ間もなく本会議が開かれるというようなことに相なりましたから、本会議終了直後運営委員会を開いて、予算委員会の経過等も問い合せ、その上で善処することにいたしたいと思いますが、いかがですか。
○山口委員長 御異議がないようでありますから、さように決定いたします。 なおただいま成重君のお申出のことについて何か他に御意見がありますれば承りたいと思いますが、暫時速記を停止して、成重君の提議されることを上程するかどうか、本日出すか、明日出すか、あるいは出さないかというような取扱い方について、御意見があれば承つておきたいと思います。ちよつと速記をとめて。
○山口委員長 それでは本会議は四時半から開きます。暫時休憩いたします。 午後四時十四分休憩 ━━━━◇━━━━━ 午後五時四十四分開議
○山口委員長 それでは休憩前に引続いて会議を開きます。 速記をとめてください。
○山口委員長 この際暫時休憩いたします。 午後六時五十五分休憩 ━━━━◇━━━━━ 午後九時十九分開議
○山口委員長 休憩前に引続き運営委員会を開きます。 速記をとめてください。
○山口委員長 この際暫時休憩いたします。 午後十一時五十四分休憩