人事委員会 第7号
- 発言数
- 24 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1948/11/29
会議録
○委員長(中井光次君) 只今より人事委員会を開会いたします。先程來労働、人事連合委員会におきまして、皆様のお持寄りの修正意見についてお打合せを行なつたのでありまするが、大体成案を得たのであります。つきましては、修正案の整理その他を委員長、理事にお任せを願います。いずれ改めて本委員会において御相談をするのでありますか、仮りにこの程度においてということを申上げて置きます。
○大山安君 これに先程もちよつと申上げたのでありますか、緑風会の意見としましても未だ決定していないです。そういう場合まあこれは皆さんはどうか知りんか、私としての意見です。若し今日決定された修正について、或いは意見の違つた更に修正というようなこともあり得ない限りもない場合にですね、その点を了解しておいて頂いて、大体にはそういうことになるでしようか、併し以前に我々か緑風会としての意見はとうかということは言い切れないわけであります。殊に緑風会という会は、これはもう緑風会の独自の立場ですること心あるというようなところを委員長辺りもお含みを願、いたい。或いはどう、いう修正か出るか知らんか、その点を御了解いただきたいと思います。
○委員長(中井光次君) 今晩中に衆議院を上げて本案に対する議案か参議院に廻つて来ると思います。明日その上で正式の人事委員会を開きまして、改めて本当の決定はその際にいたすのであります。その間において各派の御連絡等は十分にお願いいたしたいと思います。
○小串清一君 先刻來労働委員並びに参議院の協議会において、本案に対する意見を大体に方針たけだつたのでありますか、これによつて事務当局において、この条を整理し、來るへき本案か正式に上程さるるときにその協議の資料としてこれを提出するという考え方て、先ず本日までの連合委員会は終つたものと私は考えております。いずれ本会議になつてから皆さんの正式の御意見によつて委員会の意見を整えたい、かように存じますが。
○委員長(中井光次君) その通りでございます。外に御発言はございませんか。
○木下源吾君 政府委員はもう。
○委員長(中井光次君) 政府委員はおりますよ。御質問かありますか。
○木下源吾君 ちよつと、人事委員会はこれから開きますか。
○委員長(中井光次君) 明日午前十時からやります。
○木下源吾君 それではお尋ねいたしますが、組合専從者の問題ですか、組合專從者についてはとういうよりにお考えになつておるか、この機会にちよつとお伺いしたいと思います。
○政府委員(佐藤朝生君) 組合専從者につきましては例のポツダム政令か出ましてから、政府におきまして非現業官職につきましては八月中、現業官廳につきましては九月末日までに專從職員を罷めるようにという通告をいたしまして、その方針て各組合もやつておるものと存しておりますが、新しい公務員法か出まして、改正になりました暁におきましては、組合事務に専從するものは公務員たる身分は持つておりますけれども、政府からは給與を受けない、何と申しますか、一種の無給休職のような形で認める方針で、目下人事委員会でその成案を練つております。
○木下源吾君 専從者の数はどのくらいになされるおつもりでありますか、実際今日までの組合の発達の事実等をも考慮に入れて、その数は決定しなければならんとこう考えますか、ただ名目だけの数ではその実際の機能を果すことは困難だと思うか、その点をお伺いして置きたいと思います。
○政府委員(佐藤朝生君) 専從職員の数につきましては、これは人事委員のみでも決定できませんし、内閣とも十分打合せて決定したいと思いまして目下打合せ中でございます。
○木下源吾君 勿論専門に御研究になるであろうと思うのでありますか、その点につきましては、十分に各組合の意向をもできるだけ参酌せられて、御決定を願いたいと思います。そういう希望を申上げて置きます。
○政府委員(佐藤朝生君) 御希望の点はよく承りまして、御希望に副うように努力をいたします。
○委員長(中井光次君) 外に御発言はございませんか。
○木下源吾君 もう一つお伺いして置きたいのに、從來人事委員の選任については、從來の例によりますると、單なる形式て、実際においてその選考等について十分にやつておるということは考えられないのでありますか、今後人事委員選考については、やはり従來のようなやり方でおやりになる考でありますか。例えば地方の自治体における助役の推薦など從來見ますと、これらについては、軍かる履歴等を検討する程度て、実際の選考は行われておらないと私どもは見ておるのであります。そういうことては、この重大な職責に対して國会か又この責任を負わなければならないので、今後の態度について一つお聞きして置きたいと思います。
○政府委員(佐藤朝生君) 今度の改正法案におきまして、人事官の選考についての御質問でございますか、これはどうも私とも人事委員会に勤めております者か答弁いたす筋合でございませんので、内閣でこれを選考いたしますので、内閣で御答弁願うのか筋てあろうと存しまするか、只今お話のございました地方自治体の助役のように、ただ履歴のみて選考するということは、恐らく内閣てもお採りにならない。人事官の候補者につきまして、この第五條の定めるいろいろの資格要件につきまして、実質的に完全にお調べになることと私は思つております。
○木下源吾君 もう一つお伺いしたい。これは政府委員へというよりも希望でありますか、連合の委員会におきましては、ここの國会の衛士、こういうものをこの公務員の中に加えようということに話が決つたようでありますか、これについてその理由としては当該者かそれを希望しておるというようなお話を承つたのでありますか、これについてはもう少し私は國会の当局に実際に意見を聞く必要かあろうと思うので、何らかの方法で一つ委員長からさような取計らいをお願いしたい、かように希望いたします。 もう一つお伺いしておきたい点がありますか、この法案か通過いたしましても、尚地方公務員に対しては政令第二百一号か依然として生きて作用するわけであります。そこで本法案か通過した以上は、何らかの形でこの通過いたしました法案の線に沿うて政令の一部を改正せなければならんと、かように考える者でありますか、当局においてはどういうようにお考えにたつておりますか、この点について一つ御見解を承りたいと思います。
○政府委員(高辻正巳君) 只今のお尋ねの件でありまするか、仰せの通り、今回の改正法の中では國家公務員法については二百一号の適用を除外しておりますか、地方公務員については依然として適用になるわけであります。從つて地方公務員法が若しできることになりますれば、それによつて処置されることになると思いますが、それまでの間のことにつきましては、御承知の通りあれはいわゆるポツダム勅令でございますので、その点の上の考慮を拂わなければなりませんので、直ちに政府としてこうするということを只今申上げることが困難であると存ずる次第でございます。
○木下源吾君 実際にはそういうように困難が伴うことは私ども考えられますけれども、併しながら今出されている國家公務員法が通過した曉においては、地方公務員に対する以前の政令というもののいろいろな束縛というのは非常に桎梏になると、かように考えられるので、これに対する御意見を一つ承つて置きたいと思います。
○政府委員(高辻正巳君) 只今委員のおつしやる内容につきましては、極めて御尤もな点があろうと存ずるわけでございますが、その処置についてはちよつと一只今はつきりとこうするということをその政令の性質上申上げることが困難でございます。この点は一つ御了承を願いたいと思います。
○委員長(中井光次君) 速記を止めて……。 〔速記中止〕
○委員長(中井光次君) それでは速記を始めて下さい。本日はこの程度で散会いたします。明日は午前十時より委員会を開きたいと思います。 午後四時十一分散会 出席者は左の通り。 委員長 中井 光次君 理事 木下 源吾君 小串 清一君 宇都宮 登君 委員 赤松 常子君 大山 安君 寺尾 博君 政府委員 総理廳事務官 (臨時人事委員 会事務局長) 佐藤 朝生君 法務廳事務官 (法制第三局長 心得) 高辻 正巳君