内閣委員会 第1号
- 発言数
- 15 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1948/11/09
会議録
○工藤委員長 ただいまより会議を開きます。 ちよつとごあいさつ申し上げますが、この委員会は國会法の改正に伴つて新たにできました常任委員会であります。その関係するところは内閣官房に関する事項もあります。それから行政官廳に関する事項もあります。宮内府に関する事項もあります。その他各省に属せざる内閣に関するもの一切をこの委員会で審議するのであつて、從つてこの委員会の常任委員は、総理大臣その他の大臣の経歴をもつておる方もありまするから、相当重要視しなければならぬことは申すまでもないのであります。ゆえに私はこの重大なる責任をもつて委員長になりましたが、どうぞ委員諸君も、この委員会の性格にかんがみて、精励恪動して、十分なる審議を進められんことをお願いいたします。 —————————————
○工藤委員長 これから理事の互選を行います。
○田中(健)委員 理事の互選は、その數を三名といたしまして、委員長においてこれを指名せられんことを望みます。
○工藤委員長 ただいまの田中君の御意見に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○工藤委員長 御異議ないと認めます。それでは私より 冨田 照君 田中 稔男君 福田 繁芳君 以上三名を理事に推薦いたします。
○田中(健)委員 先ほどの委員長のお言葉にもありました通り、この委員会は、きわめて大事な委員会であります。しかるにもしこの大事な委員会が大事な場合に、出席等がなくて、もし定數その他の関係で開けないということがあると困るので、この点委員長においていかよう考えておられるか、かつ予測されるそういう問題について、いかなる運営方法をとられるか、委員長のお考えをこの際ひとつお漏らしを願いたいと思います。
○工藤委員長 田中君の御希望に対して委員長よりお答え申し上げます。この委員会には先刻も申し上げた通り、各派の大臣の経歴をもつている人が八人もはいつているのですから、みなそれぞれ重要な仕事もありましようけれども、この委員会もまた衆議院議員としてはきわめて大切な機関であると思いますから、しばしば招集して、会を重ねてどうしても出てこないという人々に対しましては、それ相当なる警告を與えます。數回重なつてなお、ゆえなく出席ができなかつた場合においては、國会法の規定に基いて、それぞれの処置をとりたいと思います。
○田中(健)委員 この委員会の会議に付すべき案件は、大体前もつて予知せられておると思うのです。そうすると仮に御出席なさらない場合であつても、その委員が委員長に対して了解し、かつ任せるということになつておれば、会議の続行上、あるいは会議の運営上差支えないと思いますので、これは他の委員会の場合においても、從來いろいろと例があることでありまするから、今後においてはさような処置をおとりになるように、この際ここできめておいた方が、今後の運営上非常によろしいのではないかと思いますので、これはいろいろと法規上の問題もあるでありましようが、差支えない限りにおいて、さような方法をとられた方がよろしいと思います。
○工藤委員長 承知しました。
○冨田委員 私はただいま田中委員からお話のございました通り、本委員会はきわめて重要であるにもかかわらず、そのメンバーのうちに出席不可能ではないかと思われるような方が比較的多いというこの事実に直面しまして、委員長が特に前もつて了解を得られて、議事の運営をなめらかにやつて行くという措置をおとりになることに賛成いたします。それと同時に一言だけ委員長に自分との希望を申し上げて御採用を願いたいと思います。それは先刻委員長からお話のございましたように、どの職務も重大ではあるけれども、特にこの内閣委員会が國会法の改正によつてできた初めての委員会でもあり、同時に國家行政機構の問題から、この委員会にかけられて参ります議案がきわめて重大である。それにもかかわらず、もしこの委員会がほかの方と比較して他の仕事が重大で、この委員会に欠席してもいいとは言わないけれども、そういう比較的軽く扱われるということは、私ども内閣委員としてまことに心外千万であります。われわれが議員としてこの席に参りましたことは、自分が議員の職責を盡すそのうちで最も大事なことは、私は國会の性格から申しまして、議会の心臓部でもありますところの委員会を軽く見られることは、國会それ自体がみずから墓穴を掘るにひとしいような氣がします。そこでどうぞ委員長が先刻御宣言になりました趣旨を強く、そうして徹底するように、万々遺漏のないようにおとりはからいをお願い申し上げます。
○工藤委員長 富田君の御意見には、しごく同感であります。委員長としては各方面とよく連絡を保つて、権威ある委員会として、この存在に意義あらしむることを希望しております。ほかに御意見ありませんか。
○田中(健)委員 本日の委員会に、第二國会に提案されました継続審議中の各省設置法案はこれを撤回するという案が出ております。その撤回の理由については十分われわれも承知いたしております。しかるところ昭和二十四年の一月一日より國家行政組織法が施行せられるということになつておりますので、この施行期日を変更するという法律上の特段の決議がなされない限りにおいては、政府において國家行政組織法施行に伴う各省設置法案を臨時國会に提案しなければならないのであります。第二回國会においては政府は臨時國会にこれを提案する、こういう言明がなされましたので、当然臨時國会に対して現内閣が提案の責任をもつている。そこでこの委員会がこの政府の意向を当然質してみる必要がある。こういうことになりますので、次会の委員会はそういうこともありますので、いつごろ次会の委員会を委員長はお開きになる御意思であるか、これをお伺いいたしたいと思います。これはきわめて大事な問題でありますので、もちろん通常國会が開かれるということになりますれば時期もありますけれども、しかしながら臨時國会に提案するという約束がなされておる限りにおいては、これをお尋ねしておく必要があるのではないか。こう思いますので、あえて委員長の御所見をお伺いいたしたいと思います。こう思う次第であります。
○工藤委員長 お答えします。もつともな御質問でありますから、第一に今度撤回された法案その他について、また新たに出す法案について政府と交渉を開いて、その意思を確かめる必要がありますから、近く理事会を開いて、この理事会の会議に基いて、それ相当の処置をとりたいと思います。
○田中(健)委員 了承いたしました。
○工藤委員長 それでは今日はこの程度で散会いたすこととし、次会についてはできるだけ早い機会において、それ相当の成案をもつて開会いたすことにいたします。 これにて散会いたします。 午後一時四十五分散会