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第3回国会衆議院1948/11/16

災害地対策特別委員会 第3号

発言数
18 件
登壇者
5 名
会派数
4
開催日
1948/11/16

会議録

椎熊三郎民主党

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。理事鈴木強平君が理事を辞任せられましたので、理事の補欠選任を行いたいと思いますが、その手続はいかがいたしましようか。

鈴木雄二日本社会党

○鈴木(雄)委員 委員長において指名せられんことを望みます。

椎熊三郎民主党

○椎熊委員長 鈴木雄二君の動議に御異議ありませんか。

椎熊三郎民主党

○椎熊委員長 御異議なければ、高橋清治郎君を理事に指名いたします。     —————————————

椎熊三郎民主党

○椎熊委員長 それでは昨日に引続き災害対策に関し議事を進めます。  本日は各委員会とも開会しております関係上、速記が本委員会につかぬとのことでありますので、委員部職員において要領筆記をしてもらうことにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

椎熊三郎民主党

○椎熊委員長 それでは建設大臣より災害対策に関し、主として建設省関係の予算の政治的折衝の経過並びに結果につき説明を願います。

益谷秀次民主自由党建設大臣

○益谷國務大臣 昨日政府委員より詳細に説明をしたことと思いますが、建設省として予算化するための要求につきまして申し述べます。  昭和二十三年は、三、四月頃から東北、北陸地方の融雪による水害を初め、六、七月と連続して局地に記録的豪雨の襲來があり、また七月には北陸地方の震災の突発があり、さらに九月にはアイオン台風の襲來がある等、被害地方は香川縣を除く四十五都道府縣に及び、被害復旧見込総額は四百五十億円と推定され、既往に例を見ない巨額の復旧費を要する地方がはなはだ多いのであります。  要求額を各別に申し上げますと、直轄河川災害復旧関係五十三億円、直轄砂防災害復旧費三十七億円、道路災害復旧関係二億二千万円、南海方面震災関係十九億円、さらに九州炭鉱陷没復旧関係約二十億に、先ほどの見込総額を加えまして五百八十一億となるのでありますがこれについてとりあえず七億、さらに二百二十五億五千万円の大藏省預金部の融資をはかるつもりでありますが、これら水害復旧費に対して現行規定による國庫補助金は概算、三百五十億円を要するのであります。來年の出水期までには、ぜひとも復旧工事の万全を期すべく予算化するよう努力している次第であります。  建設省関係の本年度内の要求は百二十七、八億と記憶しております。このうち緊急を用するものといたしまして百二十七、八億を圧縮して、とりあえず五十一億二千万円を應急の復旧費として予算化するよう要求中であります。これが内訳の概要は、直轄河川災害復旧費、北海道災害復旧費、道府縣災害土木費補助、地盤変動対策事業補助、鉱害復旧費補助、直轄砂防災害復旧費、直轄砂防災害対策費、都府縣施行砂防災害対策費補助合計五十億円、直轄道路復旧費一億二千万円、総計五十一億二千万円、これがただいま建設省の政府に対して要求中のものであります。  なお、最近問題になりました南海震災及び瀬戸内海の地盤陷没の復旧対策費、これはすでに本年と二十四年度の復旧費として八億三千万円の支出決定を見たのでありますが、新たに和歌山その他の陷没の事実を聞くので、建設省は綿密な調査を行いつつある次第でありまして、さらに十九億を予算化するよう懸命に努力中であります。

椎熊三郎民主党

○椎熊委員長 建設大臣の説明に対しまして、質疑はありませんか。

石川金次郎日本社会党

○石川委員 さきほど述べられました建設省所管の緊急予算額として要求になつておられます五十一億のうち、各被害縣別の個々の金額がおわかりでありましたら、説明を願います。

益谷秀次民主自由党建設大臣

○益谷國務大臣 ただいま私の手元にあります資料には、昭和二十三年度直轄河川災害(融雪災害)復旧費追加要求内訳といたしまして、河川ごとの昭和二十三年度の要求額が記載されておりますが、それは相当廣範囲にわたり、かつ要求額も多岐にわたつておりますので……。

椎熊三郎民主党

○椎熊委員長 それではその各河川ごとの要求予算を印刷にして、各委員に配付していただきたいと思います。  委員長より大臣に対して質問いたしたいのですが、ただいま大臣は極力努力中とのことでありますが、その要求予算は、今第三國会に提案になる予定でありますかどうか、お伺いいたします。

益谷秀次民主自由党建設大臣

○益谷國務大臣 御承知の通り、ぜひともこの臨時議会には災害復旧費だけでも提出すべく、極力努力中であります。

椎熊三郎民主党

○椎熊委員長 予算の詳細な点につきましては、事務当局と折衝する機会はありますが、いずれにしても、ぜひとも出さねばならぬのでありますし、会期も切迫している時でもありますから、一層の努力をお願いいたします。

石野久男労働者農民党準備会

○石野委員 建設省の要求予算たる百二十七、八億円と、建設省公共事業費約二百二十数億との差異について御説明を願いたい。

益谷秀次民主自由党建設大臣

○益谷國務大臣 本年度は應急的に百二十九億を要求し、他の部分については年度をかえて要求することにいたしたいと思います。

石野久男労働者農民党準備会

○石野委員 先ほど資料を要求したのでありますから、資料提出後あらためて質問をいたすことにして、後に保留いたします。

椎熊三郎民主党

○椎熊委員長 建設大臣に対する質疑はないようでありますから、この程度で打切ります。  この際お諮りいたします。本日は建設大臣のほかに農林大臣及び大藏大臣に出席を願つておつたのでありますが、ただいま本会議の開会ベルも鳴つたようでありますので、建設、農林関係の資料の提出をまつて議事を進めることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

椎熊三郎民主党

○椎熊委員長 それでは本日はこれにて散会いたします。     午後二時四十二分散会

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