国土計画委員会 第1号
- 発言数
- 27 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1948/02/05
会議録
○委員長(赤木正雄君) これから委員会を開きます。この間の打合会で大体御了承を得て置きましたが、お手許に配りました案によりまして、東海、近畿地方の現地視察に行きたいと思います。大体この案によつて行くことにして御異議ないですか。
○門屋盛一君 行程はそれで結構です。
○委員長(赤木正雄君) それではこの案にして参ることにいたします。それで御出張を願う人数でございますが、五人ぐらいにしたらどうかと、こういう考えを持つておりますが如何でございましようか。尤も決して五人と制限したわけでありませんから、まあ多少の増減はあつても、これは何でもない。仮に五人にしますと、緑風会から二人、社会党から一人、自由党から一人、民主党から一人、無所属から一人、六人になります。
○大山安君 この調査、つまり視察、どつちなんですか。いずれもこの趣旨はどういう趣旨になるのですか。仮に調査といたしましてですね……。
○委員長(赤木正雄君) これは例えて申しますと、琵琶湖の湖面低下の問題も非常に大きな問題であります。又名古屋港とか、或いは大阪港とか尼崎の沈下問題、或いは國土第一号線、こういうものも一應この委員会としては実地に調査してよく研究して置いた方が、將來のすべてのことを檢討する上にも非常に必要である。こういうのであります。
○大山安君 そうしますと、結局委員そのものにその知識を得せしむというのが目的なんですな。
○委員長(赤木正雄君) 皆さんは固よりこういう知識をすでにお持ちと思いますが、最近の事情などをこの上とも御認識を願いたい。こういうのであります。
○大山安君 これが各委員にその知識を得せしめるという目的であつたとすれば、この人員において制限をすべきか、或いは委員全体に調査をなさしめ、視察をなさしめ。知識を得させるという問題があると思います。
○委員長(赤木正雄君) 今お話の委員全体がこれを視るということも御尤もと思います。併し事実委員が全部これを視るということは果していいか悪いか等の疑問があると思います。又よし國会が休会になりましても、委員が全部それに行つてよいかということもありますからして、大体各派からして御覽願いまして、その結果をお互に聽けば、或る程度までは了解し得る。こういうふうな考えを持ちますが。
○大山安君 私としての考えはとにかく今日明日にこの委員会が解消すすべきものでなし、少くとも第一回の議員としては三ケ年はあるわけですから、この期間に、つまり短い期間でないですから、これは一般にその目的地は視察もさせ、調査もさせるというような方針で、初めよりそういう方針を立てて貰いたいと思いますが、どうでしようか。例えば今回五人なら五人派遣するという場合には、この次に五人派遣する、その次に五人を派遣するというふうに、全体の委員の方に調査或いは視察をさせるというふうな方針を置いて、そうしてやつて貰いたいというふうな考えを持つております。
○委員長(赤木正雄君) でき得れば一人の委員と申しますか、或いは全員が北海道から九州の國土に関するすべてのことは御了承願うべきことであります。併し事実そういうことは不可能であります。だから仮に今回六人お出で願えば、又適当な時期に、或いは北海道方面にお出掛けを願う、或いは九州方面にも又お出掛けを願う。そうして交互に知識の交換をするというふうにして行かんと、事実全部の委員が一時に出るということは実際問題としてどうですか。
○大山安君 勿論一時でなく、今回の場合は五人が南方ならば南方に出る。この次にはその五人の者が東北の方へ行く。東北に行つた者は、この次は南方へ行くというような根本計画を立てて、そうして調査の目的とした方がいいと思つております。
○委員長(赤木正雄君) この日程で御覽の通りに、大体今回の御調査を願う範囲は、名古屋から神戸までと限つております。だからしてこれ以外に、或いは中國方面、或いは九州方面、四國方面、東北方面、或いは國立公園の問題もありましよし、港湾の問題もありましようし、或いは道路の問題もありましようし、それぞれに應じて又適宜にお出掛け願わなければならんというふうに考えております。
○大山安君 だからその点につきまして、大体の計画を委員長の方でお立てになつて、この次に出る場合にはどうというようなことを、計画を立ててやつて頂きたい。
○委員長(赤木正雄君) 如何でしようか。
○高田寛君 國土計画委員の全員が各方面の知識を吸收することも必要ですが、全部が毎回出るわけには勿論行きませんので、一番問題の多い地方から順次に交互に五、六名ずつ調査に派遣されるという行き方が実際的であると思います。それでそういう問題の多い、こういう地方に調査團を出すことは結構なことで、人数としては今お話の五名乃至六名が適当だと思いますね。
○委員長(赤木正雄君) 今高田委員のおつしやる通りに、重要問題の起つた点から次から次に見て貰うという趣旨に從つて、大体お出掛けの人も六、七人内外の方々に考えまして、大体その方針で進んだら如何でしようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(赤木正雄君) 御異議ないと認めます。それではそういうふうに願います。そこでお出掛け願う方々には、ここに御希望の方があればそれで結構ですが……。
○門屋盛一君 その時期をいつにいたしますか。
○委員長(赤木正雄君) これもお出掛け願う方々で実はお決め願いたいと思いますが、併し余り長く先に延びてもいかんと思いますので、できれば十一日は紀元節ですから、十一日頃から……その間には或いは國会も休会になるかも知れないと思いますが、これもお出掛けになる方々が適宜にお考えになつて結構です。どんなものでしようか。
○國井淳一君 十二日ぐらいで結構です。
○委員長(赤木正雄君) そこでお出掛けを願う方でありますが、社会党の方から原口さん如何でしようか。
○原口忠次郎君 結構です。私参ることにいたしましよう。
○委員長(赤木正雄君) 自由党では石坂さんが行つてくれますが、外に民主党、緑風会、これは後刻適当の人を諮つて頂きましよう。國井さんは如何でしようか。
○國井淳一君 兼岩さんにして頂く考えですが何でも東北に行くという話ですから、その場合には私参りますが、これはちよつと留保して頂きたいと思います。
○委員長(赤木正雄君) では大体十二日頃に御出発といたしまして、尚詳しい日取はお出掛けの方々で御協議願う。こういうふうにいたしましよう。 次にお諮りいたしたいのは、國土計画に関する調査承認要求、つまり治水、利水に関する調査承認要求、つまり治水、利水、各種の港港、道路、開拓、開墾、戰災復興、國立公園その他一般の國土計画、こういうものに関する調査承認の要求書を出してありますが、別に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(赤木正雄君) 御異議ないものと認めます。ではさようにいたします。今日お諮りしたいのはそれだけであります。これで委員会を止めます。 午後一時四十二分散会 出席者左の通り。 委員長 赤木 正雄君 理事 原口忠次郎君 委員 岩崎正三郎君 安部 定君 大山 安君 高田 寛君 久松 定武君 北條 秀一君 國井 淳一君 門屋 盛一君