議院運営委員会 第47号
- 発言数
- 26 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1948/06/11
会議録
○委員長(木内四郎君) 只今より會議を開きます。議員派遣の要求がございますから、お諮りいたします。委員部長。
○参事(河野義克君) 司法委員から議員派遣の要求書が出ておりますから朗讀いたします。 議員派遣要求書 一、派遣の目的 裁判官の刑事事件不當處理の有無を調査するため。 一、派遣議員 岡部常 來馬琢道 一、派遣期間 六月十四日より二日間 一、派遣地 千葉縣 一、費 用 一・六〇〇圓(一人一日四〇〇圓) 右本院規則第百八十條により要求 する。 昭和二十三年六月 司法委員長 伊藤 修 参議院議長松平恒雄殿 これは許可漁區を越えて南方に行つた松島船長の事件を調査するために、千葉縣の木更津に議員を派遣されたいという申出でございます。
○委員長(木内四郎君) 御質問なり御意見ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木内四郎君) 御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木内四郎君) 御異議ないものと認めます。 次に議案の付託についてお諮りいたします。
○参事(寺光忠君) 昨日澤山出て参りました政府提出案のうち、疑問のありますもの五件とそれから衆議院から参りましたものについて、初めに「榮典法案」でございますが、日本國憲法の施行に伴つて新たな榮典制度を創設する必要がある、これがこの法律案を提出する理由であると理由書に書いてあります。内容は勲章とか記章とか、そういうふうなものを新たに作るというので、具體的な内容は政令に委せるということ、それから過去の勲章の取扱いというようなことの規定でございます。事務局といたしましては文化委員會が適當ではないかと考えますのと、文化委員會の方でもこの原案が文化委員會に付託されることを期待されているようであります。
○委員長(木内四郎君) 文化委員會に付託することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木内四郎君) 御異議ないと認めます。
○参事(寺光忠君) 次に事業者團體法案でございます。これは事業者團體の正常な活動の範圍を定め、且つその公正取引委員會に對する届出制度を實施する必要があるというのが理由でありまして、事業者團體の正當な活動の範團を定めるために公正取引委員會との關係、それから法律といたしましては私的獨占禁止法その他の關係についての規定を置いているのであります。鑛工業委員長からはかねて、議長の方へ本案が提出された場合には、鑛工業委員會に付託して貰いたいという要求を提出せられております。鑛工業委員會若しくは財政委員會というようなところでございますが、然るべく御決定願いたいと思います。
○左藤義詮君 衆議院はどうなつておりますか。
○参事(寺光忠君) 衆議院は未定なんであります。
○委員長(木内四郎君) 本案は鑛工業委員會に付託することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木内四郎君) 御異議ないと認めます。
○参事(寺光忠君) もう一つは港則法案でございます。これはこの前海上保安廳設置法案の際に本院で修正せられたものと關連しておる法案でございまして、港の從來ありました開港港則というようなものに代る新たな法律を作つたわけであります。港内における船舶交通の安全及び港内の整頓を圖ることを目的とするものであります。從いまして法案の内容から運輸及び交通委員會が適當であろうかと考えます。これと關連して實はお諮りいたしますことは、これに伴いまして港域法案というものが参つたのであります。港の地域の法律案、この港域法案はその施行期日が港則法案の施行と同時というような規定がありまして、港則法案と非常に密接な關連を持つておるのでありますが港域法を一應離して考えますと、港の範囲で全國のあらゆる港の地域を全部指定しておりますので、國土委員會にむしろ適切なんであります。事前に國土計畫委員會の委員長と御相談したのですが、港域法一本であれば明らかに國土委員會の方に貰いたい。港則法とも関係すれば、その點について強くも言えないけれども、議院運營委員會の決定に一任したい、こういうことなんであります。
○左藤義詮君 両方共運輸交通の方にやつてはどうでしよう。
○佐々木良作君 運輸交通の方に渡して、この間やつたように、關係の方と適當に話合つてやつたらいいでしよう。 連合委員會なんかではそういうのをやつたらよいと思います。
○委員長(木内四郎君) それでは佐々木委員等から御意見がありますように、この兩法案は運輸及び交通委員會に付託しまして、同委員會において関係委員會と緊密な連絡の下に審議して貰うということに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木内四郎君) 御異議ないと認めます。
○参事(寺光忠君) 更に一件は衆議院から提出されております自轉車競技法案であります。「本案は戰前東洋及び南洋諸國に多大の輸出をしていた自轉車輸出を、戰前以上に増大せしめるとともに、益々増加しつつある國内の需要に應じ、一面地方財政の増収に寄與することを目的としたるものである。」こういうのでありまして、「都道府縣及び別表に掲げる市は自轉車の改良、増産、輸出の増加、國内の需要の充足に寄與するとともに、地方財政の増収を圖るため、この法律により、自轉車競走を行うことができる。」、「自轉車競走の實施は都道府縣毎に設立する、自轉車振興會に、委任することができる。」、こういうふうなことを規定しておるのでございます。それで自轉車の増産、改善、振興という點だけを考えますと、商業委員會が適當であろうと思いますし、地方財政という點から考えますと治安の委員會、それからまあ單に娯楽に過ぎんということであれば文化委員會かも分りません。商業委員會か治安というようなところでお決め願いたいと思います。衆議院は商業委員會に付託すると聞いております。
○委員長(木内四郎君) 御質問なり、御意見がありますれば……。ちよつと速記を止めて。 〔速記中止〕
○委員長(木内四郎君) 速記を始めてそれでは本案は文化委員會に付託することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木内四郎君) 御異議ないものと認めます。
○参事(寺光忠君) もう一件は持株會社整理委員會令第二十三條第六項の規定に基く、持株會社整理委員會令第二十一條の規定による昭和二十一年事業年度の持株會社整理委員會経費収支計算書並びに譲受財産に關する財産目録及び収支計算書、これが昨日國會に提出せられたのでございます。この議案は先ず財政法の規定に基きまして一・四半期ごとに提出せられております報告書とはちよつと性質が違うものでありまして、國會に提出することを持株整理委員會令で決めております。ただ國會はその提出を受けて如何に扱うかということについての規定は何もございません。一般の決算についてもその取扱について特段の規定はございませんけれども、本収支計算書につきましても決算委員會に付託いたしまして、決算委員會で審査を遂げ、そうしてその結果本會議に報告し、本會議において委員長報告通りに可決すべきか否かということを諮るというような取扱にせられては如何かと、かように思うのであります。
○委員長(木内四郎君) ちよつと速記を止めて。 〔速記中止〕
○委員長(木内四郎君) 速記を始めて。只今議事部長の説明のようなふうに處理することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木内四郎君) 御異議ないものと認めます。尚この際一言國會法の改正の問題について申上げて置きたいと思うのですが、先日竹下委員からのお話がありまして、私から淺沼委員長に交渉し、且つ説明を聽取したのですが、その説明によりますというと、衆議院の方では、参議院からこうこうこういう申出があつたということは、關係方面に説明したそうです。そういうことを十分参議院の意向をも説明して置いた、こういうことであります。その點を御報告いたします。別に御發言がなければ、この程度で散會いたしたいと思います。 午後二時四十一分散會 出席者は左の通り。 委員長 木内 四郎君 理事 藤井 新一君 竹下 豐次君 委員 島 清君 松本治一郎君 黒川 武雄君 左藤 義詮君 大隈 信幸君 門屋 盛一君 木下 辰雄君 堀越 義郎君 岩間 正男君 佐々木良作君 事務局側 參 事 (事務次長) 近藤 英明君 參 事 (議事部長) 寺光 忠君 參 事 (委員部長) 河野 義克君