議院運営委員会 第5号
- 発言数
- 25 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1948/01/26
会議録
○委員長(木内四郎君) それではこれより委員会を開きます。先ず議案の付託についてお諮りいたします。議事部長から御説明をお願いいたします。
○参事(寺光忠君) 二十四日に政府から予備審査のために賠償廳臨時設置法案と連絡調整事務局臨時設置法案という二件の法案が参りました。衆議院の方では本日二時から議院運営委員会におきましてどの委員会に付託するがを決定するそうでございますので從つて今までのところ未決定でございます。で賠償廳臨時設置法案は賠償実施に関する事務の遂行に遺憾なきを期するために新たに設けられる機関であります。それから連絡調整事務局は終戦連絡事務局を廃止いたしまして、内閣総理大臣の管理の下に新たにこの事務局を設けよう、こういうのでございます。これをこちらの方でどの委員会に付託せられることにせられますか、それを御決定願いたいと思います。
○委員長(木内四郎君) 御質疑なり御質問なり……。
○松本治一郎君 衆議院の方はどうなつておりますか。
○参事(寺光忠君) 衆議院は未決定でございます。本日の議院運営委員会で決定いたすことになつております。
○木下辰雄君 終戦連絡事務局ならば主に外交と何ですか。内容は……。
○参事(寺光忠君) 連合国官憲との連絡に関する事務、及びこれに関連する各庁事務の綜合調整に関する事務、かようなことになつております。従いまして事務の内容はどちらかといえばおつしやる通り外務大臣等に直接関係があるかとも思うのでございますが、従前の例によりますると、かような官廳官制に関する事項は大体決算委員会の方で審議願うということになつておるのでございますが、その点睨み合せて御考慮願いたいと思います。
○河井彌八君 私はよく分りませんが、原則は官職の設置とか廃止とかいうことになりますから、両案共やはり決算委員会に行くべきものじやないかと思いますが、そしてその審査の必要上外交とやはり一緒になるとか、或いは財務関係と一緒になるとかいうようにしてでも運営せられるのがいいのじやないかと思いますが、如何なものでございましようか。
○島清君 只今の御質問に対しましては同感したいのでございますが、あれは設置、廃合の問題でなくして、恐らく決まつておるのでございましよう。終戦連絡事務局を今の官職に直すといううとは決まつておるのでございましよう。決まつたからどこの委員会に所管せしめるかという問題なんでございましよう。
○参事(寺光忠君) この連絡調整事務局臨時設置法案によりまして終戦事務局を廃止いたすのであります。そうして新たに連絡調整事務局を設置するのでございます。そういう法律案でございます。
○島清君 それだけです。
○委員長(木内四郎君) それでは如何でございましよう。只今河井委員からも御話がございましたように、両案共決算委員会に付託に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木内四郎君) では御異議ないものと決定いたします。尚議事部長からお諮りいたしたいことがあるそうであります。
○参事(寺光忠君) もう一件御願いしてお諮りいたしたいことがあります。それは在外同胞引揚問題に関する特別委員会から一昨々日で、ございましたか発言通告をよこされたのであります。それは旧臘二十日から大体一週間の予定を以ちまして北海道及び東北方面に議員七名が派遣せられております。その派遣の目的は北海道及び東北四県における引揚者の受入れ施設等を実地調査して今後の在外同胞の引揚問題の審議に資すると、こういうのでございます。それで派遣視察から帰られまして、先般委員会をお開きになつたようでありまして、その結果この派遣議員の中の代表者である山田節男議員から派遣調査の結果を本会議において報告いたしたいと、こういう発言通告なのでございます。委員長の要求によりまして、委員会の審査の便宜のために議員を派遣せられましたのに、本会議においてその結果を報告せられるということに、若干の疑問があるかとも思いますので、如何かと思いましてお諮りいたしたいのでございます。
○木下辰雄君 山田節男君は委員長並みとしてやるのですか。派遣委員と関係なくやられるりですか。
○参事(寺光忠君) 派遣議員七名の代表というように聞いておるのでございますが、山田さんも北海道班の一員として出ております。
○委員長(木内四郎君) ちよつと伺いますが、委員会ではすでに報告もあつたのでございますか。
○参事(寺光忠君) 一応ございました。
○河井彌八君 やはりその派遣せられた委員が委員会に報告するとして、委員長から議場に報告せられるのが筋のように思うのであります。それと出遅いまして、派遣された代表から本会議へ報告されるという何か特別の理由があるのですか。
○参事(寺光忠君) 詳細なことは存じないのでございますが、例の年末に若干問題になりました受入れ態勢の問題につきまして、特に調査に行つたので、本会議においても報告するだけの重要性がある、こういう観点からではないかと思うのであります。
○河井彌八君 どういう問題でも、その実地視察のために行くということは非常に重要性のあるということは、これはどの場合でも同じだろうと思うのです。やはり私は委員会の議を経て、委員長から報告されるのが筋道であつて、それをなさつたらどうかと思うのですが、如何でありましようか。それで若し委員長の報告が不十分だつたならば、誰か質問でもするか、そうして実際行つた人の報告にでも入うたらどうかと思うのです。そういう道はないでしようか。
○木下辰雄君 今後もなんですが、各委員会で、調査委員を派遣することもあると思います。その都度行つた人が委員会を離れて報告するということは如何かと思います。やはり委員会に報告して、委員会の議を経て、委員長又は委員長に代つて委員会を代表して報告するということが建前じやないですか。
○委員長(木内四郎君) ちよつと速記を止めて。 〔速記中止〕
○委員長(木内四郎君) それでは速記を始めて、それでは只今問題になつております在外同胞引揚対策委員会から派遣ざれた議員の報告につきましては、先ずこれを委員会において報告して頂きまして、必要がある場合には委員長の方から本会議の方に報告して頂くことにして一派遣議員が直接本会議で報告するというようなことは、これを差控えて貰うことにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(木内四郎君) 御異議ないものと認めます。外に何か議題がありましたら…。 別にありませんければ、本日はこの程度で散会いたしたいと思います。 午後二時五十三分散会 出席者は左の通り。 委員長 木内 四郎君 理事 藤井 新一君 河井 彌八君 委員 島 清君 松本治一郎君 浅岡 信夫君 平沼彌太郎君 伊東 隆治君 稲垣平太郎君 佐佐 弘雄君 鈴木 憲一君 徳川 宗敬君 佐々木良作君 委員外議員 岩間 正男君 事務局側 参 事 (議事部長) 寺光 忠君