不当財産取引調査特別委員会 第32号
- 発言数
- 15 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1948/06/18
会議録
○梶川委員長代理 これより会議を開きます。 先般來委員会の運営に関しまして、いろいろ問題を起しておつたのでありますが、この際本委員会の性格を明らかにいたしまして、今後運営上支障を來さないように、本委員会の性格に関する決議案の案文を起草し、院議をもつて確認してもらうように、先日起草小委員会を設置いたしたのでありますが、小委員会の結論を得ましたので、これよりこの決議案を議題といたします。小委員会で得ました決議案をとりあえず読上げてみます。 不当財産取引調査特別委員会の性格に関する決議案 一、不当財産取引調査特別委員会の構成員はその特別の使命に鑑み不偏不党嚴に良心に從つて愼重且つ敏速に調査を遂行すべく所属各政党はみだりに党議を以て之を拘束すべきものではない。 一、委員の更送も嚴に衆議院規則に則つて之を為すべきもので所属政党に於てみだりに為しうるものではない。 一、本院は右委員会を信頼し益々委員会設置の本旨に則り其の使命の達成に邁進せられんことを望む 右決議する。 小委員会の結論は以上の通りでありますが、ただいまよりこの決議案を議題といたしたいと思います。何か御意見がありますか。
○佐竹(新)委員 私はこの決議の第二の「委員の更送も嚴に衆議院規則に則つて之を為すべきもので所属政党に於てみだりに為しうるものではない」という一項目は、むしろきまつておることであるから、あらためてこういう決議をなさることはどうかと思う。一應申し上げます。
○梶川委員長代理 小委員会並びに理事会においても、その点相当御意見もあつたのでありますが、從來委員の更送に関しまして、衆議院規則第三十八條並びに第三十九條、この場合特に三十九條の二項があまり嚴正に実施されていなかつた、しかもそれがあたかも慣例のようになつておつたという点に鑑みまして、第三十九條二項を特に嚴重に励行するということによつて、先般並びに從來、ともすれば陷りがちであつたところの、委員会の構成の手続上の問題について、これを除去したいというような観点から、この第二項の字句を盛ることにしたわけであります。これをもう少し強く、具体的にこまかく規定してはという意見もあり、またこの規定は要らないじやないかというような話もありました。その他これに織りこまないで委員会内部の申合せというような趣旨で、もつと具体化した方法を講じてはどうかというような趣旨の御意見もありますけれども、一應こういうふうに規定しておけば、そうしてこれを実施すれば、いわゆる超党派的の運営がうまくいくのではないかという観点から、以上のようにおちつたいわけです。
○田中(角)委員 動議を提出いたします。小委員会において起草されました本決議案を本委員会において採択し、本院に送付されんことを望みます。
○梶川委員長代理 御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○梶川委員長代理 それでは田中君の動議の通りに決定いたします。ただちに議長の方へ持つてまいりまして、議長発議の決議案とするように議長に交渉いたしまして取計らいたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○梶川委員長代理 さように取計らいます。 —————————————
○佐竹(新)委員 この際土建業者の政党献金に対する問題が檢察廳においても相当調べられておるということでありますから、本委員会におきましても檢察廳の調書を全部取寄せて見ることにしたいと考えます。
○梶川委員長代理 佐竹河の提案に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○梶川委員長代理 さように決定いたしまして、この土建関係をめぐる政党献金並びに資金関係等々についての檢察廳における調書を一括して本委員会に提出してもらうように決定いたします。速やかにこれは手続をとるように計らいたいと思います。
○明禮委員 私が佐世保鎭守府内における隠退藏物資に関する不正事件につきまして、すでに提出してありまする証人、岡本梅次郎元長崎地方檢察廳の檢事正、今は最高檢察廳の檢事及び衆議院議員北村徳太郎氏、これを証人として喚問して至急お取調べを願いたいと思います。
○梶川委員長代理 ただいま明禮委員から提案がありましたことは、先ほどの理事会におきましても、先般來この佐世保事件というのは取上げるようになつておつたのでありますが、多少遅れておりましたので、本日の理事会におきましてもこれを諮りましたところ、岡本檢事の証人という方は了承を得たのでありますが、北村君の方は從來の慣例に從つて一應理事会で決定してからというのが筋道になつておるのですが、きようの理事会の通りにお願いできませんでしようか。
○明禮委員 結構です。
○梶川委員長代理 それでは最高檢察廳檢事岡本梅次郎君を次回の委員会に証人として喚問することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○梶川委員長代理 さように決定いたします。次回の委員会は二十一日月曜日といたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後二時五十五分散会