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2回国会衆議院1948/06/25

電気委員会 第5号

発言数
21
登壇者
4
会派数
2
開催日
1948/06/25

会議録

前田榮之助日本社会党

○前田委員長 これより会議を開きます。  議事に入る前に、委員の異動について御報告をいたします。去る六月九日、民主党の吉田安君が委員を辞任せられ、その補欠として同じく民主党の飯村泉君が議長において委員に指名せられました。六月十四日、民主自由党の小平久雄君が委員を辞任せられ、その補欠として同じく民主自由党の山口喜久一郎君が議長において委員に指名されました。六月二十四日、國民協同党の三木武夫君が委員を辞任せられ、その補欠として同じく國民協同党の内藤友明君が議長において委員に指名せられました。  それでは請願の審査に移ります。なお請願の審査は從前の通りいたしまして、その可否は後日一括して決することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前田榮之助日本社会党

○前田委員長 御異議なしと認めましてそのように取扱うことにいたします。なお紹介議員の御都合によりまして日程の順序を変更いたすことがありますからあらかじめ御了承を願つておきます。  日程第一、絹人絹織物業者に電力割当増加の請願を議題といたします。紹介説明を求めます。金田益太郎君。

金子益太郎日本社会党

○金子委員 紹介議員の川合君が見えられませんから、代つて御説明申し上げます。本請願の要旨は、昨年末よりの電力事情は主要産業である織物業界にも極度の制限を加えているが、先般綿スフ織物業者のみは輸出織物のゆえをもつて大幅の電力割当を受けている。しかるに同一組合員でありながら絹人絹織物業者は内需織物なるのゆえをもつて一馬力当り五十キロワツト時内外の割当しかなく、指定生産数量の一割生産もできない状態である。ついては報奨物資用並びに國民衣料切符の裏付として最も必要な絹人絹織物業者に対しても電力割当を増加されたいというのであります。何とぞ御審議の上御採択くださるよう、よろくお願いしたいと思います。

前田榮之助日本社会党

○前田委員長 本請願に対する政府の所見を質します。

玉置敬三商工事務官

○玉置政府委員 從來電力の割当につきましては、その重要性に鑑みまして、いろいろ特別の措置を講じてまいつたのでありますが、ただいまのお話の点につきましても、十分重要性を認めますので、報奨用、リンク制のものにつきましてはできる限りの措置を講じたいと思います。

前田榮之助日本社会党

○前田委員長 御意見ありませんか。——御意見がないようでありますから、次に移ります。     —————————————

前田榮之助日本社会党

○前田委員長 日程第二、電力復興に関する請願を議題といたします。紹介議員の説明を求めます。

金子益太郎日本社会党

○金子委員 紹介議員の山本幸一君が見えられませんから、私代つて御説明申し上げます。本請願の要旨は、電力は基礎産業であるが、昨冬よりの電力危機は産業の再建を阻害し、又民生の安定に多大の支障を來している、ついては(一)電源の開発促進(二)資材の確保(三)電力の天下り割当反対並びに適正配分(四)産業用電力確保のため綜合燃料対策の確定(五)電球の確保等を速かに実施されたいというのであります。これまた何とぞ御審議の上御採択あらんことをお願いいたします。

前田榮之助日本社会党

○前田委員長 本請願に対する政府の所見を質します。

玉置敬三商工事務官

○玉置政府委員 電力の復興につきましては、昨年の衆議院の決議も基きまして、われわれも一路これに邁進しておるところであります。今後におきましても電源の増強、供給力の確保につきましては、なお一層努力をいたしたいと考えておりますが、何ぶんにも需要の状況も非常に多い関係上、今後も需要の調整を公正に円滑に進めていきたいと思つております。これらの方法につきましては、政府の責任におきまして改むべきところは改め、政処していく方針をとつております。

前田榮之助日本社会党

○前田委員長 御意見ありませんか——御意見がないようであります。     —————————————

前田榮之助日本社会党

○前田委員長 次に移ります。日程第三、南那珂郡の電氣事業を公営復元に関する請願福書表第一〇二八号と議題にいたします。紹介議員の説明を求めます。川越博君。

川越博国民協同党

○川越委員 本請願の要旨は、かつて宮崎縣南那珂郡が経営いたしておりました電氣事業は、創業以來二十七年、郡民の電氣としてその経営を維持してまいりまして、農林水産業等に多大の貢献をしてまいりました。しかるに昭和十七年國策遂行上、強制的に配会会社に統合されましたが、終戰後間郡の財政は窮乏の極に沢しまして、各種緊急を要する事業は遅々として進まず、まだ六・三制の実施並びに造林事業等、多大の経費を要するが、これらに充当する財源は皆無の現状であります。つきましては配電会社解体後の今日、これが打開策として地方産業開発の原動力である本郡の電氣事業を公営に復元されたいというのであります。

前田榮之助日本社会党

○前田委員長 本請願に対する政府の所見を質します。

玉置敬三商工事務官

○玉置政府委員 電氣事業の企業形体の問題につきましては、大きく電氣事業の再編成という角度から目下商工省におきましても関係各方面の方にお寄り願いまして、委員会におきましてせつかく研究中でございます。これらの成果をまちまして、私どもとしては十分審議を盡していきたいと考えております。

前田榮之助日本社会党

○前田委員長 御意見はございませんか。御意見がないようであります。     —————————————

前田榮之助日本社会党

○前田委員長 次に移ります。日程第四、本島、廣島及び與島三村の電化に関する請願、文書表第一〇九二号を議題といたしまして紹介議員の説明を求めます。

金子益太郎日本社会党

○金子委員 紹介議員の福田君が見えられませんから、私が代つて御説明を申し上げます。本請願の要旨は、香川縣仲多度郡に属する本島、廣島及び與島三村は、瀬戸内海國立公園の中心に位し、風光明美で、その勝れた観光資源は各方面に認められております。また交通上において阪神地方と近距離で海上交通の要路に当る等、観光地区としての素地を有しております。しかるに三島には電氣施設がなく、観光事業上支障を來しておる次第であります。ついては該三島の電化を実現されたい。これが本請願を趣旨であります。何とぞ御審議の上御採央あらんことをお願いいたします。

前田榮之助日本社会党

○前田委員長 本請願に対する政府の所見を質ます。

玉置敬三商工事務官

○玉置政府委員 電氣事業の復活、電化促進というような点につきましては、われわれとしても事情の許す限り最善の努力をしておるところでありまして、ただいま御指摘の点につきましても十分調査の上許す限度におきまして至急善処いたしたいと考えております。

前田榮之助日本社会党

○前田委員長 御意見ございませんか。——御意見がないようであります。  それでは前会に引続いて電力行政の件を議題として懇談会を開きます。  次会は公報をもつてお知らせすることにして本委員会はこれにて散会いたします。     午後二時三十五分散会

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